児童デイサービスの目的 『障害児の生活能力の向上のために必要な訓練を行い、および社会との交流を図ることができるよう、当該障害児の身体および精神の状況ならびにその置かれている環境に応じて適切かつ効果的な指導および訓練を行うもの』 を実現するため、運動を中心に学習を指導する施設として計画されています。ムラのある木目やランダムな照明器具の配置は、児童それぞれの個性を尊重する姿勢を表しています。
NPO法人として、ゆとりのある予算が組めない中、他の施設との差別化をいかに実現できるか、という点を重視されていました。
数社の競合の中、デザイン面を気に入っていただいたこともありますが、最も重要視した点は「施設の目的や施設利用者について、設計者がいかに理解を深めているか」であったと聞いています。
施設利用者のメインエリアとスタッフエリアは、内装デザインのベース色を変えることで、感覚的に異なると意識できるよう意図しました。またムラのある木目やランダムな照明器具の配置は、児童それぞれの個性を尊重する姿勢を表しています。
医院を開業する際に医院併用住宅とすることで、地域への密着度が高く、地域住民にとって安心感にもつながります。また、通勤時間を少なくすることができます。 医院併用住宅について更田邦彦建築研究所 更田邦彦さんに伺いました。
中学時代の同級生から、「親世代から開業している歯科医院と併用住宅を建て直して、歯科医院+二世帯住宅としたい」という依頼があったのがきっかけです。
患者さんの動線と医院スタッフの動線を明快にして、医院部分の表となるエリア(患者さんが使うエリア)と裏になるエリア(スタッフが使うエリア)を色分けします。住宅のエントランスは医院の裏エリアから連続する動線上に設けられることになるので、その時点で医院部分と住宅部分の基本的な配置が決められます。それら、動線とエリア分けの初期設定を最後までブレないようにすることがポイントだと思います。
住宅ローンは、住宅部分だけしか対象にならないと思います。医院部分は事業資金扱いですので、別融資になると思います。取引金融機関に相談されることをお勧めします。
クライアントの提示する条件や要望に対して、できるだけ多くのプランを提示して検討するということはもちろんですが、その過程で、提示された条件を疑ってみるといったことまで、踏み込んでいけることでしょうか。 プランを検討する中で、与えられた条件が保守的すぎると思われる場合、少しでも革新的な方向に舵をきったものを提示していく・・そんなところが、アトリエならではの取り組み方だと思っています。 例えばシノハラコンプレックスの場合、歯科診療室は道路から離れた、奥まった場所に設けてほしいという要求がありましたが、それでは、子供の頃に記憶された、あの痛くて辛い陰湿な空間イメージそのものを再現することになるような気がして、私の計画では、はじめから外光の入る道路(+駐車場)に面した位置に診療室を設けることにしました。 部屋が明るく、外の景色が見えることで、患者さんの緊張感を和らげることができると思いましたし、歯科用治療機器がロボットアームのようにメカニカルでカッコイイものでしたので、それが外から見えてもいいのではないかと思ったのもその理由の一つです。 幸いクライアントにも納得いただき、結果的にはこれまでにない、少し革新的な新しいタイプの歯科医院にすることができたと思っています。
敷地が商業地域内にあるため、周辺は全て高密度なビルに囲まれているという環境でしたが、さらにこの場所の風景として、周辺と同様に高密度なビルの中に人が暮らすとか患者さんが通院するという姿は避けたいと考えていました。 クライアントからは必要以上に床面積を利用したいという要望もなかったので、1階の歯科医院、2・3階の二世帯住宅のヴォリュームを設定し、その周辺にはできるだけヴォイドとなる空間が意識できるよう形を決めてセットすることにしました。 全体の形は、1階の四角い台座の上に、2・3階の直方体が少しズレながら斜めに置かれているというものになったのですが、二方向が道路であり南側境界からも大きくセットバックさせたため、この建物だけが周りと切り離されて佇んでいるという風景を作ることができました。 周辺の高密度感から開放されたことによって、商業地域の中にホッとするような良好な住環境を作り得たのではないかと思っています。 それから、二世帯住宅である2・3階の直方体ヴォリュームのほぼ中央に、世帯間を最短でつなぎさらに屋上まで移動できる螺旋階段を設置するため、一辺1.8m角の筒状のヴォイドを設けましたが、それは大きな量塊の中に通風を確保するものでもあり、天空から光を取り入れるための有効な外部空間となっています。
敷地から検討できれば、計画全体の道筋もたてやすいので、もちろん対応いたします。
医療施設には、様々な医療機器や道具が設置・導入されますし、レントゲン室のような特殊仕様となる部屋も想定されます。そのようなもののデータはできるだけ早い段階で、全て設計者に提示することをお勧めします。 機器周辺のスペースなど細かい寸法の押えが、機能的な診療室となるかどうかの決め手になりますし、建物の全体計画の善し悪しにも関わってくる可能性があります。
敷地が、JR宇都宮駅近くの商業地域にあり、もっと大規模な計画(賃貸部分を設けるなど)とすることも考えておられましたが、必要最小限の規模とすることになり、周辺の大きな建物に囲まれながらも、敷地全体に余裕を持たせる配置計画となったことが、この環境において魅力的な建物になったように思われます。
二世帯同居の秘訣これは一言で表現するのは非常に難しいお題です。ただ良く耳にする「スープの冷めない距離」とか「つかずはなれずの関係」という言葉は、結構的を得ていると思っています。夫婦同士でも意見の相違や考え方が違うわけですから、その同士が2組になれば当然いろいろな問題が生じてきます。
意見の相違や価値観の違いをどのように解決していくのか、二世帯同居のひとつのかたち、完全分離型の二世帯住宅の場合を取上げて書いてみようと思います。完全分離型とは、玄関、お風呂、台所、リビングなどなど各世帯独立した住戸です。今回紹介する二世帯は分離された二世帯がひとつ屋根の下、おなじ建物のなかに住んでいます。
通常の完全分離の二世帯住宅の玄関は横並びにすることが多いですが、この住まいは、玄関があっちとこっちを向いています。なぜそんな形なのでしょうか?
計画時の家族間の打ち合わせヒアリングで・夜食事に出かけて遅い時間に帰ってくることもある・片方の世帯の来客時に出かける、帰ってくることもある・外出時、帰宅時に顔を合わせることもあり、毎回気分が良いとも限らないという理由から、玄関を別々の位置に設置して欲しいという要望がありました。
はじめはそれほど頻繁に起こらないことを理由に別々の位置に玄関を・・・とも思いましたが、家族間の要望でもあったので別の位置に別の表情の玄関を設置しました。玄関とは外部との接点となる場所であり、プライバシーを守る扉でもあります。プライバシーを守るというと、外部からの保護する、守ることをイメージしますが、二世帯住宅の場合は家族間のプライバシーやそれぞれの世帯の友達や近所づきあいという多様なプライバシーを守る必要も出てきます。正確にはひとつの世帯では気にしないプライバシーを守ることで、二つ世帯が上手く同居することができるようになるのだと気付きました。「玄関版つかずはなれづの関係」がこの二世帯住宅のキモとなりました。 家族間で何回も話し合いを行い、いくつかの計画案を元に生まれたキモでもあります。
二世帯住宅の形は千差万別、どれが正解であるとは言えません。二世帯住宅の秘訣があるとすれば、やはり家族間での話し合いであり、コミュニケーションであると思います。納得の行く話し合い、上手なコミュニケーションができれば二世帯同居は上手くいくでしょう。
カルチャーセンターの9月始まりのチラシが入ったり、夏休みにお休みだった保育園の遊び場が再開したり、私も少し、新学期な気分。今学期もとにかく笑顔でゆきたい。どんなに散らかし、いじける子がいたとて。 ◇ ◇ ◇ 今回の建ものは「20年ぶりの再開 息子が建てた家」。http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2015/31 20年前に番組で紹介された家で大きくなった長男が、その家の前隣に建てた家だ。今回の建主である長男は、お父さんの後を追った大工さん。義理のお兄さんが設計し、建主自らが施工に携わったという。 紹介を見終わった時、この番組で紹介される家にしては印象が薄くて、よくありそうだけどな、と思ってしまった。ただ、のびのびと広くて、でもその広さがとても心地よく生かされていると思った。そして、大工さんの家らしいなとも思った。自分で必要に応じて手を加えながら建物を育てられる自由さがある。 ◇ ◇ ◇ 20年ぶりの再開 息子が建てた家今回のこのタイトルは、すごくぴったりなのだと思う。 番組では、冒頭から20年前の映像が盛り込まれていた。渡辺さんは、あの大空間は圧巻だった、と懐かしそうに話され、お父さん、息子さんとの再開を楽しんでいらした。今回取り上げられた息子世帯の家の原点といえるような実家は、番組内でちらっと映っただけだったけれど、とても印象的なものだった。まさに圧巻の大空間で、家の中に大きなスロープが架けられていて、真っ白な螺旋階段が立ち上っていて、、、、、。これが一般の家庭の生活空間なのだといわれても、なかなかその暮らしのイメージがつかないようでさえあった。葛西潔氏による設計の、「大きい木箱」という作品とのこと。葛西潔設計事務所のウェブページから、作品をじっくりみてみる。(http://www.kasaikibako.com/ookii/ookii.htm)すると改めて、今回の息子世帯の家は、この実家の建物の子供みたいなものだなと思った。いろんなアイディアや感覚が継承されている。大空間、シンボルのような螺旋階段、レベル差のあるLDK、そして、大工さんとしての建主が、生活の中で建物を作り込んでいける自由さ。 空間に対する感覚や家族との時間はこうありたいという思いは、育ってきた家が育ててくれる部分が大きいと思う。私もいろんな感覚の下地は、やっぱり生まれ育った家だと思う。「大きい木箱」で育った少年が建てた家。とてものびのびとした、美しい家だと思う。 ◇ ◇ ◇ さて、この息子世帯の家、広々として開放的な空間が魅力的だ。1階は1部屋になったLDK。2階は寝室が1部屋と、吹き抜けに面した開放的な子供たちのあそびば。 広ーいけれど、1階も2階も、床にレベル差があって、ただ広い、というのではない心地よさがあった。
1階は、玄関からつながる部屋の手前が舞台のように高くなっていて、螺旋階段がオブジェのように、舞台のセットのように据えられている。この舞台は、一段下がったリビングスペース、キッチン・ダイニングスペースをゆるやかに区切るものであるし、また、腰掛けにもなる。リビングのソファーと並んで座ることができるし、キッチン・ダイニングスペースの食卓では、掘り炬燵のように舞台が椅子になる。1部屋だけれど、リビング、キッチン・ダイニング、ホールと大空間をうまく3つに区切ってあって、そして心地よくそれぞれが繋がっている。
2階のあそびばも、奥は舞台になっている。この舞台は天井を低くした風呂場の真上。舞台の下と風呂場の上に、6畳ほどの物置が作られている。舞台は子供にとっては特別な遊び場。滑り台も楽しめる。将来は3人の子供たちそれぞれの個室に作り替える予定とのこと。こうして広々したオープンな一部屋にしてある時期でも、想像力、創造力豊かに、遊び倒せる場所だと思う。 実家の「大きな木箱」あってのお家。そのことを、楽しませてもらった。
住宅の心臓部ともいえる分電盤配線がたくさん重なっている先が「バン」です。
配線の集中する箇所や、配管の通る箇所はなるべく断熱層とは別に設置します。そうすることで、断熱の欠損も少なく、配線や配管の施工もしやすいからです。
K HOUSEは高気密高断熱の仕様で設計をしています。設計上の性能を発揮するには、現場の施工がとても重要です。断熱と気密これはどちらか一方のみができているだけでは、性能を発揮しません。断熱はセーターのような物で、風がなければ暖かいのですが、風が吹くと風が通り寒いです。だからウィンドブレーカーのような物で風を遮断する必要があり、それが気密となります。気密工事は、窓周りや壁や床、天井の端部、コンセントボックスなどの細かな処置と丁寧な施工の積み重ねが大変重要です。
今回は気密性能を確認するために気密測定を実施しました。測定には写真のようなバズーカーのような機器を使います。簡単に説明すると室内の空気を外に送り出すと、隙間から空気が入ってきます。その時の内外の圧力差から隙間面積を割り出します。測定の目標値は1.5cm2/m2 これは1平米あたりの隙間を表しています。小さいほうが隙間が少ないことになります。また以前あった国の省エネ基準では北海道・東北などの地域で2.0cm2/m2なので、それよりも気密性が高いことになります。
さあ、いざ測定...結果は2.0cm2/m2、決して悪い数値ではないのですが、目標値に達していないので現場に緊張の空気が張り詰めます。その後、玄関が木製建具なのですが仮に合板でふさいでいる箇所からの漏気が大きいのを見つけそこをふさぎ、他の小さな気密シートの破れも処置をして計測すると...
相当隙間面積C値1.5cm2/m2 クリアです!監督さん大工さんの表情も晴れやかになりました。気密よしっ!
目に見えるデザインはもちろん、室内の温熱環境もデザイン(設計)しています!!
今日は前回に引き続きの現場でのコンプラストコンクリート打設監理で五反田へ(*^^*)
夕方からの雨が心配ですが…あまり量は多くないので大丈夫でしょう!とりあえず晴れは味方しました(≧∇≦)
今日も世界最高のコンプラストコンクリートを良い状態で現場へ!気合い入れていきます(*^^*)
名古屋市内で就労継続支援A型を開設しようと思っています。現在、RC・5階建ての2階フロアーで136㎡の施設があり検討しています。築18年の物件ですが用途変更しなければなりません。ただ費用が結構掛かると聞きました。費用的にはどれぐらいかかるものなのでしょうか?教えてください。金額によって、この物件にするか検討したいと思っていますので。自分の思っている予算内であれば、お願いすると思いますので。よろしくお願いします。 用途地域は近隣商業地域で検査済証には主要棟の用途は寮になっています。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
昨日は、一日現場DAYでした。 写真は、現在工事が進んでいる家創りの外部仕上げの見本です。 黒い屋根。ダークなブラウンのサッシ。淡いベージュ+グレーの入った外壁。そして、ゼブラ模様を思わせる、木目の際立つ目隠しルーバー。 この組み合わせで、和モダンな家に仕上げていきます。 外壁は、もう少し濃いグレーやグレージュの候補もあったのですが、この二つのいずれかで進めていくことになりました。 大人な雰囲気の和モダンな家になりそうです。
その後、雨の中でしたが、現場へ。 ちょうど、基礎の立ち上がりのコンクリートが打ちあがっていて、養生中。 じっくり見てみると、何だかミニ迷路のようです(笑) ここまで来ると、いよいよ建て方!ですよね。大きな屋根が特徴的なフレームが建ちあがってきます。愉しみです。
その後、別の現場へ移動しました。 こちらも、ちょうど同じ工程になっていて、養生中。やっぱり、迷路みたいです(笑) こちらも、いよいよ建て方!! 先ほどの和モダンとは違って、シンプルでモダンなカタチ。こちらも、上品な雰囲気の外観になりそうです。 いずれの現場も順調に進行しているようで、何よりでした。 今月は、二つの建て方に立ち会うことができます。図面や模型ではなく、本物。家の外形が一気に出来上がっていくプロセスなので、ワクワクは相当です。 たまたまですが、そんなワクワクなタイミングを一カ月に二度も体験できることに、幸せを感じます。 何とかスケジュールを調整して、朝、昼、夕方の三回は見に行けるようにしようと思います。 お客様とも、ワクワク共有したいですからね! 家創りって、ほんと愉しい。 そんなワクワクをずっと感じられる家創りをしていきたいと思います!
キッチンは料理を作る場所"はもちろんの事ですが、ゾーニングの工夫によっては、「もてなす」「くつろぐ」「憩う」「見守る」「育む」・・・時々で多彩な暮らし方を演出してくれる。
和室で遊ぶ子ども達を見ながら食事を準備する。キッチン、洗面所を通して勝手口から顔を覗かせるワンちゃんに声をかける。デッキテラスから広がる庭は癒しのスポットとなり、時にはコーヒーの香りに包まれながら友人との語らい・・・。"キッチンを中心に、楽しい多彩な暮らしが広がります。"
デッキテラスから広がる庭は癒しのスポットとなり、時にはコーヒーの香りに包まれながら友人との語らい・・・。"キッチンを中心に、楽しい多彩な暮らしが広がります。"
和室との繋がりは一体感を重視しました。欄間無し+天井同仕上げ+床レベルが同じで完成です。そして我社の名物こだわりのコーナーサッシ!ヌレエンとの繋がりは全然違います。
住宅街に建つ。通りに存在感をもたらす外観。アプローチは県産瓦で縁とり、和を意識した外構。
ご両親の代から引き続き今回で3回目の設計依頼。家族との繋がりを大切にするN様一家。リビングと2階とを吹抜けでつなぎどこにいても家族の存在を感じられるよう各部屋とのつながりを意識。また外の光を部屋の奥まで取り込めるよう吹抜けの部分に高窓を設置。
リビングから庭への段差を最小限に抑えることで室内空間の広がりを。こども達も気持ち良く勉強できる空間に。
中城湾を一望できる一角に1階を駐車場2階に住居空間を計画した戸建住宅。ファサードにもなっている木ルーバーは干場空間。外部の視線を遮り 光と風を取込む。
建物そばの遊歩道は元旦に初日の出を見に多くの人が集まる場所でもあり2階の各部屋から初日の出や中城湾など自然の風景を特等席で楽しむ事が出来る。
那覇新都心の新しいランドマークビルの RUCAFU OMOROMACHI・5階 大和リース株式会社 沖縄営業所・4階 ビーンズラボ・3階 焼肉 叙々苑・2階 Kanon カフェ、 割烹 安仁屋、 emni hair make・1階 ケイ・ウノ jewelry、 イバノ(株) IVANO SELECTお誘い合わせの上、 お出かけになって下さい。
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