住環境と事業部分の集客性・作業性を確保した併用住宅・アトリエ スプリング 一級建築士事務所 石原 潔さん


 
併用住宅を建てるには住宅部分のプライバシーや日当たりなど住環境をどう確保するかという部分と、事業部分の集客性や作業性をどう確保するかが大切です。
 
併用住宅についてアトリエ スプリング 一級建築士事務所 石原 潔さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー アトリエ スプリング 一級建築士事務所 石原 潔 の写真
鎌倉市扇ガ谷4-26-11
0467-40-3009

 
 

貴社が併用住宅を手がけたキッカケがありましたら教えて下さい。

 
これまで設計した併用住宅は事業部分の用途が店舗・ギャラリー・貸店舗でしたが、それぞれリフォーム・増築・建替えだったので元々事業併用が前提になっていました。
 

併用住宅の間取りを考える際に気をつけていることを教えて下さい。

 
住宅部分のプライバシーや日当たりなど住環境をどう確保するかという部分と、事業部分の集客性や作業性をどう確保するかといった部分をまず整理して考えています。
お客さんにとっては事業部分が表の顔になりますが、お施主さんにとっては住宅部分は生活の場なので動線や設えで上手く住み分けられるようにしています。
 

 

裏の裏は表の家は店舗併用のようですが外観のデザインで注意した点を教えて下さい。

 
「裏の裏は表の家」は貸店舗が前提でしたので建物の外観が入られるテナントの印象に影響するだろうと思い、上階のオーナー住居の生活感をあまり感じさせないように注意しました。
 
道路側に給排気のベントキャップ等が来ないようにしたり住居部分の窓も小さめにしています。
逆に貸店舗の窓は極力大きくしています。
 
また、前面道路は車通りも人通りも割と多いのでお客さんがゆっくりとお店を覗けるように建物内に引き込む路地を通し各店舗へはそこから入るように入口を設けています。
 
外壁については、立地が鎌倉の景観地区内である程度規制があったのとお施主さんや私の趣味から押出成形セメント板やスチールを用い素材感が感じられるような仕上げとしました。
その結果、建物の外観としてはモノトーンでまとまり、中に入るテナントさんの商品ディスプレイが際立って見えるようになったように思います。
 

併用住宅を建てる際に住宅ローンを使うことも可能なのでしょうか?

 
住宅ローンはいくつかの条件を満たせば組めるようです。
但し、住宅部分と事業部分の面積の割合等によっては、住宅ローンは住宅部分のみに適用され事業部分は事業資金融資になる場合もあるようなので、金融機関で具体的に相談されるのが良いかと思います。
また、住宅ローン減税等の優遇措置も住宅部分の面積割合によっては受けられるので事前に調べておくと良いかと思います。
 

併用住宅を建てたい方になにかアドバイスがありましたらお願いします

 
住宅部分であればその住まい方のイメージであったり事業部分であればその事業計画であったり、ビジョンを明確にしておくことが大事かと思います。
 
併用住宅に限らないですが、建物の設計をしていると様々な構想が膨らんで一番やりたいこと・大事にしたい部分がぶれてしまうこともあります。
 
色々な選択肢や最善策は設計者が提示しますが予算も限られている中で一つ一つ決断をするのは最後はお施主さんになります。
その時に立ち返って判断していただくにはやはりそもそもどんな暮らしや事業展開がしたかったのか?ということになっていきます。
 
また、ビジョンがハッキリしていると「それだったらこんなことも出来ますよ!」といったアイデアも出やすくなるので。
 

 

土地探しの段階からでも相談にのっていただけますか?

  
土地探しからの相談も積極的にお受けしてます。
土地ごとに法規制や方位・道路付けなどの特徴によってどんな建物が良いかラフプランも無料で提案させて頂いていますので、土地を見極める材料にして頂けたらと思います。
 

併用住宅のリフォーム・リノベーションの相談にものっていただけますか?

 
リフォーム・リノベーションも相談に乗っていますのでお気軽にお問合せ下さい。
 

アトリエ スプリング 一級建築士事務所 石原 潔さんの併用住宅・設計事例

  

画像 建物の名称 紹介文
「吉井忠の部屋」

お施主さんのコレクションする吉井忠の絵画を展示するアトリエとして住宅を増築した。中庭を囲んで2階に倉庫のある平天井のエリアとメインの絵画を飾る吹抜けのエリア、屋根なりの勾配天井のエリアの3エリアからなる。

裏の裏は表の家

商店街に面した貸店舗と貸家を貸店舗及びオーナー住居として建替えました。

横浜京香園

鶴見市場で親子三代にわたって営業される日本茶店のリニューアル工事である。店舗の刷新と共に作業スペースと売り場スペースの近接化が求められた。店舗のレイアウトや家具の形状ついては模型で検討しながら決定していった。着工後既存部を解体してみて補強が必要なことが判明し一部鉄骨で補強もしている。

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