マンションの設計者の探し方


 

マンションを建てるメリット

 

安定収入

 
競争力のあるマンションを建てることができれば、空き室も少なく安定した家賃収入を得ることができます。
 

節税効果

 
更地にマンションを建てると土地にかかる固定資産税が1/6に軽減されます。
また、更地の場合に比べて、相続の際の評価額も下がるので相続税も安くなります。
 

生命保険の代わり

 
マンションを建設する際にローンを申し込むと、ローンには銀行の指定する「団体信用生命保険」が組み込まれています。
オーナー様に万一のことがあった場合、ローンの残額は生命保険によって完済され、ご家族には無借金のマンションと毎月の家賃収入が残ります。
現在、加入している生命保険を解約して保険料を節約することができます。
      

マンション経営の注意点

 
マンションの建設業者はマンションの建設工事を受注して利益をえることが目的です。
そのため、上記のようなメリットを説明して熱心にマンションの建設をお薦めしてくるでしょう。
しかし、当然、注意すべき点もあります。
 

甘い事業計画書に注意する

 
マンションの建設業者の作成した事業計画書はマンションの建設を薦めることが目的になっています。
そのため、リスクを過小に評価して、上記のメリットを強調するような内容になっています。
 
マンション経営のリスクは簡単に考えただけでも下記のようなリスクがあります。
下記のリスクにそれぞれ対策を考えているとそれなりの費用がかかり、利回りは少なくなります。
マンション建設業者の持ってきた事業計画書が下記のようなリスクに対応しているかよく確認することが大切です。
      

  • 空き室リスク
    マンションを建ててから何十年も満室が続くということはほぼないでしょう。
    空き室が多いと家賃収入が少なくなります。
    マンションを建てようとしている地域の賃貸住宅の空室率を調べて見ることをオススメします。
  •  

  • 家賃下落リスク
    空き室が多くなってくると家賃を下げてでも入居者を確保する必要があります。
    近隣の家賃相場を調べて、将来的には家賃が下がる前提で事業計画書を作成する必要があります
  •  

  • 金利上昇リスク
    低金利の時に変動金利のローンを借りた場合、利率が上がって毎月の返済金額が上る可能性があります。
  •  

  • 老朽化リスク
    老朽化は避けられませんので、設備を新しくしたり、修繕費にかかる費用も見積もっておく必要があります。
  •  

  • 災害のリスク
    地震などの自然災害や火災などもリスクと考えて対策を立てておいてください。
    火災保険に加入する事である程度、カバーできると思いますが、万一の時にどの程度の補償があるのか確認しておく必要があります。
  •  

  • 家賃滞納リスク
    家賃の滞納者が出る可能性もあります。
    すぐに退去してもらえば被害は少ないのですが、なかなか退去してもらえず、裁判などで費用がかかる可能性もあります。

     

一括借上・家賃保証・サブリースに注意する

 
マンション建設業者が一括借り上げシステム(家賃保証・サブリースと言われる場合もあります)を薦めてくる場合があります。
 
一括借上げシステムとはあなたが建てたマンションを建設業者がが丸ごと借上げ、入居者募集から、管理・運営まで行うシステムです。
空室の有無に関わらず毎月、約束した一括借上げ家賃をお支払いするシステムです。 
入居者募集から管理・運営までを建設業者がやってくれてあなたには毎月、決まった家賃が支払われる夢の様なシステムです。
 
しかし、一括借上げシステムにもいくつかのデメリットがありますのでご注意ください。
一括借り上げシステムについては下記のページに詳しくまとめてありますのでお読みください。
 
賃貸住宅建設+一括借上げシステムを勧められているあなたへ
      

マンションの得意な建築家を探すなら建築家依頼サービスへ

 
当サイトではマンションを得意とする建築家に依頼できる建築家依頼サービスを行っています。
現在、マンション建設を考えている方はぜひ建築家に設計を依頼することもご検討ください。
     

建築家依頼サービスとは

 
建築家依頼サービスは一般の方が簡単に設計を依頼できる建築家を探せるサービスです。 
建築家依頼サービスに投稿すると、マンションの設計をしてもらえる建築家を簡単に探すことができます 
マンションの設計を依頼したい方はぜひ建築家依頼サービスに投稿をお願いします。 
 

建築家依頼サービスの流れ

 
建築家依頼サービスの流れ
 
依頼を引き受けてくれる建築家を探すまでたったの2ステップ 
依頼したい仕事の内容を書きこむだけで 
依頼を引き受けてくれる建築家を探すことが出来ます 
  

  1. 依頼を記入する
    下記のフォームに建築家に依頼したい仕事の内容を書いて下さい。
  2.  

  3. 返信がメールで届く
    あなたの依頼を引き受けたい建築家から返信がサイトに掲載され、メールで届きます。
    返信を書いていただいた建築家にはプライベートメッセージを送ることができますので
    連絡をとりあってください。
    お断りする場合もお断りのメッセージを送っていただければ幸いです。

   

建築家依頼サービスの料金


 
建築家依頼サービスは会員建築家が支払う参加料で成り立っています。 
そのため、一般の方は無料でサービスを利用することができます。 
なので、参加していただいた建築家には誠実な対応をお願いいたします。 
    

マンション関連の依頼事例一覧

 

    

マンションが得意な建築家一覧

 
当サイトにマンションの設計事例を掲載している建築家の一覧です。
他にも多くの建築家がマンションの設計を手がけています。
 

ユーザー 星設計室 一級建築士事務所 星裕一郎 の写真
千葉県

心地よいこと、楽しいこと、ワクワクすることを大切に設計をしています。
ローコストや狭小敷地にも積極的に取り組んでいます。

ユーザー 株式会社ヨシダデザインワークショップ 吉田明弘 の写真
東京都

 株式会社ヨシダデザインワークショップは、これまで戸建て住宅、集合住宅、診療所、高齢者施設から小学校、橋梁、駅舎、景観設計などの公共施設まで、様々なジャンルの施設を実現してまいりました建築家吉田明弘によって設立され、これまで実現した作品は建築賞などで高い評価をいただいております。

ユーザー 株式会社SHEaP Archi Labo 戸塚治夫 の写真
静岡県

・「スタイリッシュで人と地球にやさしい住まいづくり」をコンセプトとして、丁寧なヒアリングとメリットデメリットのわかりやすい説明を心掛けて設計しています。
・専用住宅はもちろん、店舗兼用住宅や、福祉施設(特にこどもの施設)を得意としています。

 
マンションが得意な建築家一覧のページはこちら
  

マンション・設計事例

 
当サイトの建築家が手がけたマンションの設計事例をほんの一部だけ紹介します。
  

約4m×10m×2層のボリュームに、家族4人の生活空間と仕事場を共存させるため、可能な限り間仕切りや建具を作らず、既存の構造体と設備配管の位置を手掛りに、最小限の機能空間を住戸ユニットの中に配置し、それぞれの居住空間を分けました。

「わかたけの杜」神奈川県青葉区の緑豊かな保存樹林に隣接した、全66戸の戸建て風のサービス付き高齢者住宅です。工事中に全ての住戸が予約で埋まる大盛況でした。

マンションのリノベーションは、新築住宅のように、外観デザインがありません。その分住まい手の意識はインテリアに向きます。楽しい、快適な住環境を作る為に、より遊び心のあるデザインを希望されていました。

マンションの設計事例一覧ページはこちら
    

マンション関連の依頼事例一覧

 

  

投稿する前のご注意

 
 
建築家依頼サービスは一般の方は無料で利用できますが、下記の点にご注意ください。 
  

冷やかし半分での投稿はご遠慮ください

 
  
当サービスは真剣に建築家に仕事を依頼したい方のためのサービスです。冷やかし半分での投稿はご遠慮ください。 
  

できるだけ返事をしてください

  
  
建築家依頼サービスで返信を頂いた建築家にはできるだけ返事をするようにしてください。お断りする場合でもプライベートメッセージなどを使って連絡いただければ幸いです。 
  

京都M邸リモデル

●設計事例の所在地: 
京都市下京区
●面積(坪): 
23
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

マンションの、防音スタジオ付住戸へのリフォーム
→詳細http://www.masakunst.com/archmasa/kyo-m-tei/kyo-m-tei.htm

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

京都市内のマンションの、防音スタジオ付住戸へのリフォームである。施主は以前から新しい生活と音楽の為の場所を探しておられたが、一般の新築マンションでは防音の為の備えが無く、空間の自由度も低い等の理由から、中古マンションを購入して思い通りの空間を造る事を決断された。
 防音スタジオについては、防音技術的にはピアノと歌の遮音に最低限必要な性能を確保した上で、元々の開口部も生かして開放感を残している。ここでレッスンするだけではなく、普通の部屋としても機能する。プライベートゾーンは、空間をスライディングウォールで仕切り、それぞれの境界を曖昧にした。キッチンもアイランドタイプとし、広がりのある空間とした。
 防音室を使う音楽家にとってのそれは楽器の一部である。何よりもその空間を使う人が満足するものでなければならない。 使う人の身体の一部になるような空間を、これからも創っていく事が出来ればと思う。

その他の画像: 

防音スタジオ

キッチン

和室

I-0463、現在住んでいる家のリフォーム、または改築(京都府)

ユーザー 山本0463 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
京都府
現住所‐郡市区町村: 
京都市北区
依頼内容: 

■依頼したい仕事
 
現在住んでいる家のリフォーム、または改築
 
■建設予定地
 
京都市北区
 
■土地・テナントの所有・賃貸状況
 
約10坪の土地あり
 
■建物についての希望
 
高齢の両親と同居のため、バリアフリー化したい
家の前の階段5段程度を解消したい
できれば1階に軽自動車がとめられるガレージが欲しい
就寝中の両親の部屋を通らないような動線を確保したい
狭くても自分のプライベートスペースを確保したい
 
■ご予算
 
1500万円程度の予定
 
■希望する地域
 
現在の居住地(京都市北区)
 
■建築家に依頼したいと思った理由
 
なにから手を付けていいかわからなかったから。
いろいろ相談に乗ってもらえると助かります。
 
■その他・・・など)
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





I-0462、賃貸併用住宅希望(東京都)

ユーザー KAZU の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
足立区
依頼内容: 

賃貸併用住宅希望 。
平成7年の不動産屋との契約書には(土地のみ)
都市計画法 市街化区域
建築基準法等 第2種居住専用地域
建築面積の限度(建ぺい率制限) 200%
60%(2段に分けて書いてありますが何故2段なのか分かりません)
敷地等と道路との関係
敷地の南側が幅4mの公道に8.58m接している
と、あります。
面積約113.60㎡
この土地には2階建ての建物が建っていて(築約50年)解体撤去しなくてはなりません。
床面積 1階30.29㎡ 2階31.39㎡
(1階に義父が自分で勝手に約6畳分の登記されていない建て増した所が有ります。)
地盤がユルいのでそれも何とかしないと駄目だと思います。
電信柱が公道に接している部分の中途半端なところに立っています。移動できるものなのでしょうか?
住宅密集地なので日照権等の問題もあるかと思います。
土地に関してですが、この依頼を書いている私の物ではなく
私の子供の物です(一人は成人していますが、もう一人は学生です。相談等は一任されておりますが)
とにかく、問題(特に金銭面)がヤマズミなのです。
現状はアパートの部分で儲けようとは思っていません。
かかった費用を返済できればよいのです。
次の世代でリノベ?リフォーム?をして多少の利益が出るように、基盤をしっかり作りたいと考えています。
大手の会社ではなく(勝手な思い込みかも知れませんが大手の会社は押し付けるイメージがあるので)住む人建てる人の立場で相談にのってくれる設計家に依頼したいと思い
サイトを探して このサイトにたどり着きました。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





I-0461、セルフビルドにご協力いただける設計事務所様(兵庫県)

ユーザー 谷口 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
兵庫県
現住所‐郡市区町村: 
神戸市
依頼内容: 

こんにちは。よろしくお願いします。平屋を建設予定です。約20坪
早速ですが。セルフビルドにご協力いただける設計事務所様を探しています。
平面図、立面図は友人に作ってもらいましたので、プランはできてます。
そのプランにて。確認申請等事務作業を行っていただきたいとおもいます。
2x4や在来工法など指定はありませんがプレカット工場のご紹介等も
お願いしたいとおもってます。
よろしくお願いします
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー 建もの探訪ファン の写真
建もの探訪ファン
感想: 

今年ももう、梅仕事の季節。
去年1kgだけ漬けた自家製梅干しの美味しさに味をしめ、今年は5kgに挑戦予定。
今週は、まずは梅酒と梅シロップ。
 
            ◇ ◇ ◇
 
今回の建ものは「上下ダブル”ロの字”ハウス」。
http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2015/22
 
             ◇ ◇ ◇
 
南、東、北を隣家に、西を擁壁に囲まれた旗竿地。
そんな敷地に建つ5人家族のための家。
普段着みたいな建てものだ。
 
男の子3人が元気に動き回る。
たっぷりのごはんを作って、大騒ぎの食事をして、
がしがしお洗濯をして、どんどん片付けをして、
たくさん笑って、たくさん声を出して、、、、、。
エネルギーに満ちた賑やかな毎日が想像できる。
頭も体もフルに使って立ち向かう暮らしを、確実に支えてくれるお家だなと思った。
とにかく、使いやすそうだ。
 
             ◇ ◇ ◇
 
まず何より、光がちゃんとお部屋に注がれ、風がちゃんと抜けてとても健やか。
リビングの高い天井、プライバシーが守られたルーフテラスはとても伸びやか。
 
そして、タイトル”ロの字”は、とっても効果的だ。
2階のロの字は半分がテラス、半分が居間と食堂・台所。
L字になった居間と食堂は、ゆるやかにそれぞれのエリアが区切られる。
それでいて、中庭を介して気配を感じ合える一体感もある。
ロの字のおかげで家事の動線や目線もとてもスムーズ。
台所、食堂、そして洗濯物干しにも使うルーフテラスが直接繋がっていて、
台所からは、居間にもちゃんと目と気を配れる。
そして、グルグル回れる楽しさ!
 
土間が広くとられた玄関は、みんなで出かける時も込み合わない。
 
3人の息子たちにはどーんと1部屋。
3人で自由にのびのび使えて、そしてゆるやかに主寝室やお風呂に繋がる。
 
毎日の暮らしやすさ、動きやすさ、楽しさをたくさん感じることができた。
とっても、居心地のよい家だと思う。
 
             ◇ ◇ ◇
 
13mのアプローチの先に見えるのは、明るい色の四角い箱。
上の角にぽちょんと四角く切り取られた穴があるだけで、
大きな窓は見当たらない。
そんな建ものの姿から、内部にこんな伸びやかな空間が広がっているなぞ、
なかなか想像できないだろう。
 
イギリスに行った時、プライバシーが守られた裏庭のある長屋が、
ひとつの住宅の形としてとても一般的だったのが印象的だった。
そんなお宅をいろいろ訪ねる機会があったけれど、
どの家も、それぞれに個性的な庭作りをしていて、
そこで自分達の大切な時間を楽しんでいた。
道路に面した玄関からは、こんな素敵で個性的な庭が広がっているなぞ想像できなくて、
いつでもとってもワクワクした。
その楽しみを、この建ものを見ると鮮明に思い出す。
 
居心地のいい家、それはやっぱり、「自分たちの空間」が
ちゃんとあるということだなあ、と改めて思った。
 
その一方で、外に開いていない家、街との関係が希薄な家はいやだなぁとも、
私はやっぱり思う。
今はまだ、このお家も周りのお家も新しく、
敷地の境界も整理されきっていない様子だけれど、
それぞれにいい関係になるようなお庭作りがされると素敵だと思う。
 
             ◇ ◇ ◇
 
このお家の空間は、とても健やかで健康的だ。
そして、「家は暮らしのベースです」というふうに、シンプルだ。
そんな様相が、ちょっと色気がないような、ちょっと心地悪いような、
そんな感じもした。
そこは、好き好き、のところだけれども。

減築で家族構成の変化に対応したプランに改修・森建築設計 森健一郎さん


 
減築によって通風性能の向上、耐震性の向上、建て替えよりも小さな予算で家族構成の変化に対応したプランに改修できる・空調費減などのメリットがあるそうです。
子供が独立して、家が大きすぎて困っている方に最適な方法です。
 
減築について森建築設計 森健一郎さんに伺いました。
 
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー 感共ラボの森 森健一郎 の写真
神奈川県横浜市中区海岸通4-22-302
045-263-6674

 

減築とはどのようなものですか?

 
改修工事の一種なのですが、既設建築物の一部を撤去する建築行為が減築です。
 
減築リフォームというと、既設建築物の一部を撤去しながら行う改修工事という意味になります。
 
例えば、既存2階床を撤去して吹抜け空間とする、2階を撤去して平屋とする、不要となった部屋を撤去して庭にするなど、床面積が減少するような改修工事を減築と呼ぶことが多いです。
 

貴社が減築を手がけたきっかけを教えて下さい。

 
定年近いご夫婦からのリフォーム相談で、お子様たちの独立により不要となった部屋の利用方法を相談されたのがきっかけです。
子供部屋を撤去して、屋根を半分残しながらルーフバルコニーとする減築案を提案させていただきました。
 
また、お客様用の駐車場を確保したいというご要望から玄関近くの納戸を減築して玄関ポーチを拡大しながら臨時駐車スペースを確保する減築案を提案しました。
 

減築のメリット・デメリットを教えて下さい。

 

メリット

容積減少や吹抜けなどによる通風性能の向上、上階の撤去による耐震性の向上、建て替えよりも小さな予算で家族構成の変化に対応したプランに改修できることなどです。
床面積の縮小による空調費減もメリットですね。
 

デメリット

一般的な改修工事と同様のデメリットですが、既存住宅の構造体や建築状態がベースになるので、自由なプラン変更や形状変更が出来ないことです。
減築特有のデメリットとしては、外壁や屋根の撤去を伴う工事となる事が多いので、仕上げのみの改修工事と比べると面積当たりの改修費用が高くなる傾向があります。
 

減築の場合、確認申請は必要なのですか?

 
減築方法によって確認申請の有無は変わります。
建築面積及び延床面積の増加が無く、また建物高さの増加もない場合は確認申請不要です。
 
2階建て住宅を3階建て扱いの住宅に改修する、延床面積は減少するが建築面積は増加する場合などは確認申請が必要となる場合があるので確認検査機関へ事前確認してください。
 
また確認申請不要な場合でも外壁や開口部などの防火仕様は遵守しなければいけませんので注意しましょう。
 

 

減築する際に気をつけている点を教えて下さい。

 
構造的な安全性の確保、防水性能の確保、劣化防止対策を特に注意しています。
この3点は減築に限らず住宅を作る上で最重要項目ですが、減築という特性から特に注意が必要です。
 
外壁や屋根を撤去、柱は梁の撤去を伴う工事となることが多いので、必要耐力壁の確保・耐力壁のバランス確認・水平構面の強度確保・柱梁の仕口(接合部分)の強度確保などの構造的な安全性を確認する必要があります。
外壁や屋根を撤去する場合は当然ですが防水性能の確保が必要ですね。
 
最後の劣化防止対策ですが、基礎形状の変更がある場合は床下通気ルートの確保をしなければいけませんし、外壁を撤去する場合は、壁の表面温度低下による結露が発生しないように必要な断熱材を施設したり、室内湿気が壁内に入り込まないよう防湿層を施設するなどの工事が必要です。
 

減築の費用はどれくらいかかるのでしょうか?

 
工事内容により大きく変わります。床を撤去するだけならば50万円程度で可能ですが、大規模な工事では1000万円を超える費用が必要です。
ちなみに「自然派住宅の大規模リノベーション」の工事費は1550万円でした。
 

 

「自然派住宅の大規模リノベーション」では2階寝室を減築してルーフバルコニーにしたそうですが防水はどのようにされたのですか?

 
2階寝室を撤去後にルーフバルコニーとなる床面にFRP防水を施しました。
また屋根撤去部分は防水紙の張替を部分的に行っています。
 
 

自然派住宅の大規模リノベーション・減築前の平面図

減築前

 

自然派住宅の大規模リノベーション・減築後の平面図

 

減築後

森建築設計 森健一郎さんの減築・設計事例

  

画像 建物の名称 紹介文
自然派住宅の大規模リノベーション

建て主様は造園業を営む50代半ばのご夫婦です。行動も会話もゆったりとしたご夫婦でスローライフという言葉がよく似合う方でした。そんなお二人のため、緑に囲まれた自然派住宅をご提案しました。
・旧和室を玄関と連続した広い玄関土間へ改修→大きな鉢植えを置いても負けない空間

 

ユーザー 株式会社スタジオ・ノア 森 信人 の写真

地下1階地上3階の建物にホームエレベーターを入れました。
3階といっても屋上に上がれますから停止階は4階に相当します。
1階から屋上まで合計4層に停止できるものです。
押入れより小さいスペースに二人乗りで車いすも入れます。
居住者はお年寄りご夫婦ですが上下移動のストレスが無いのはやはり助かります。
間取りも自由度が増すので狭小地を立体的に活用することが可能になります。
一基200万円程度ですが、高齢者にとっては自動車より必需品かも知れませんね。

玄関入ると正面にあります。

最上階の入口脇のちょっとしたスペースには洗濯機も置けます。

屋上に上がれるとこんな夜景も楽しめます。

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

昨日の夜水戸へ前のりして…今日は菅谷の現場へ!
午前中は地盤調査…担当の方もよく説明してくれました!
東海村の家でお世話になった渡辺建工さんと現場で久しぶりにお会いして現場をお見せしお昼ご飯をご一緒させて頂く…久しぶりに色々なおしゃべりに花が咲く!
その後、茨城県庁へ…建築指導課で気になる場所の法規確認をする!
終了後…茨城事務所へ!
有意義な盛り沢山の一日でした(^^ゞ

善行の家

●設計事例の所在地: 
藤沢市本藤沢
●面積(坪): 
延べ床面積176.2m2(53.3坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観(夕景)

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

外壁後退の協定、高度斜線の厳しい規制の中で、敷地高低差を上手く取り入れてスキップフロアとして、内部空間も広く心地よく、外部の庭も思った以上に広く取れたと言って下さいました。
また、古い分譲地の町並みに新しい息吹を感じさせる外観が出来たと喜んで下さいました。

その他の画像: 

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