住宅を設計していく上で、エアコン室外機や給湯器などの設置場所も念頭においておかなければならない重要な部分です。
最近はオール電化やエコキュート住宅なども増えてきていて、それらの室外機サイズも大きく設置場所も基本設計の段階で十分検討しておかなければなりません。
通常の住宅地の場合、道路側を除く三方は隣家が接近していて道路面からは見られにくいので、だいたいそれら三方に室外機を設置するケースが多いですが、近年では音の問題もクローズアップされているので、この点も十分考慮しなくてはいけなくなってきています。
屋上やベランダ、バルコニーに置いたり、建物本体の一部に室外機用のスペースをあらかじめ確保したプランにするケースもありますが、いずれにしてもこれら室外機を道路側から見えない位置に設置することが設計する上で大事なことです。
しかし、住宅街を歩いているとエアコン室外機が道路側に無神経に堂々と置かれているのをよく見かけます。
こう言ってはなんですが、大体そういう家は建売住宅かあるいは大手ハウスメーカーの住宅によく見られるような気がします。
道路側にエアコン室外機が置かれているということは、すなわち室内のエアコン本体から室外機につながっているダクトも丸見えとなって、なんともみっともない気がしてしまいます。
せっかくの家がこれでは台無しです。こういったところにも気を配りつつ住宅の設計というものはしなければいけないと私は考えます。
先月、あわてて剪定したベランダのバラも、近所の草木も、もう、どんどん目を出している。あちこち、お花が咲いている。春が来るのは、本当に楽しい。 ◇ ◇ ◇ 今回の建ものは「細長い庭をもつ細長い家」。http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2015/9岸本和彦さんの作品、再び。 ◇ ◇ ◇ このお家のご夫婦は、この建もの探訪をきっかけにこの建築家と出会ったという。このご夫婦が見られたのはきっとまた別の回なのだと思うけれど、私も一昨年にこの感想を書き始めてから、既にひとつ、この建築家の作品に出会っていたのだ。建築家が名付けた建ものの名前は「Casaさかのうえ」。番組の紹介では「坂の上のピロティ式住宅」とタイトルが付けられたもの。 いいねえ!面白いねえ!やっぱりお家を建てる時は建築家と建てたいねえ!一緒にみていた夫に思わず言った。建築って本当に面白いのだなと思う。空間が生まれるって、すごくワクワクする。そういう爽快感のある高揚を、確かに、以前紹介された「Casaさかのうえ」を見たときにも感じていたと、記憶をたどった。そして、自分が書いた感想を読み直してみた。 ◇ ◇ ◇ ”このご夫婦のしっかりとしたスタイルがあってでき上がった建ものにちがいないけれど、建ものがこのご夫婦を導いているようにも思える。不思議な素敵な関係が、この家と家主との間にあるように感じた。”「Casaさかのうえ」の感想に、私はそう書いていた。それを読んで、今回のこの建ものの魅力にも当てはまることだと思った。 一緒に見ていた夫は言った。ある意味、気持ちがいい家だよね。都会に住む。だから狭くてもいい。物を増やさずスマートに暮らす覚悟はする。車は持たない、自転車で十分。年をとってもロフトのはしごを上れる体力維持はする、、、。そういうことを、スパンと割り切っているのだもの。と。 そうなのだ。私たちはこう暮らす、こう生きる、そういうスタイルを強く感じることができる。 面白くて素敵な建ものだけれど、あくまで「若い夫婦二人の生活」のための家よね。二人暮らし用だから、こんなかっこよさや面白さが実現できる。私ははじめ、そんなふうにも感じた。でも、このご夫婦も、きっといろんな未来を思い描いて家づくりをされたはず。そう思って、私も、もし家族が増えてもこの家で暮らせる家だろうかとか、年をとっても心地よく感じるだろうかとか、この家で時を重ねていくことを私なりに想像してみた。すると、「年を重ねた夫婦」の暮らしも、「こどもが一人いる家族」の暮らしも、なんだか自然に思い描けた。暮らせるじゃない。いいじゃない。 「打ち合わせの後は、毎回宴会だった」という、建築家と若い夫婦二人の家づくり。いくつもの宴を経てでき上がっていったスタイルのある建もの。この建ものが、夫婦が年をとろうが、家族が増えようが、いつでもぶれずにこの家族の暮らしのスタイルを守ってくれる、そんな気がした。 とても魅力的な建ものだと思う。もっとも、冷暖房の効きが悪いのじゃないか、という心配はあるけれども。
社会福祉法人による埼玉県内の認可保育所です(平成14年竣工)その後、平成19年に子育て支援センターを、平成27年3月に2回目の増築を行いました いずれも企画・設計・工事監理を行いました
この保育所を建設するにあたり、社会福祉法人を新規に設立し、国等の子育て支援の補助金を受けました。その際に、建築主とともの法人設立や補助金申請なども業務の一環として行いました。また、事業としての工事費などの予算管理にも気を遣いました。
たまたま、私の住まいの地元でもあり、長いお付き合いをしてゆきたいとの姿勢で業務にあたりました。できるだけ、建築主の保育方針、使い勝手などの要望に応えるようにしました。デザインについては独りよがりではなく、話し合い、その重要性などを理解して頂くように努めました。
1歳児保育室です 床は無垢フローリング 自然塗装としています
和モダンの家。高齢のご夫婦。前面道路の拡幅に伴い建替えをすることに。和モダンでバリアフリー、体に優しい家を目指しデザインしました。新たな和の表現にも挑戦。
高齢のご夫婦ということもあり、バリアフリー、体に優しい家を目指しデザインしました。2階も効果的に使えるようにホームエレベーターを入れました。
大満足の家といってもらえました。特にルーフバルコニーがお気に入りで、ここで飲むビールが楽しみとのことです。
正面道路より。
玄関。旅館のような雰囲気に。
LDK。奥様希望の対面キッチン。
和室。内縁の障子は全開放できるように。庭がよく見えます。
2階続き間。来客時は仕切って使います。借景が綺麗です。
ルーフバルコニー。ご主人のくつろぎのスペースに。
南側の光をハイサイドウインドで取り込んでいます。中庭をコの字で囲むように建つ家。くるみの木のフローリング・漆喰壁・木製サッシと自然素材たっぷりの家になりました。
建築計画中にご長男を出産されるなど印象的な期間でした。中庭をコの字で囲むように建つ家。くるみの木のフローリング・漆喰壁・木製サッシと自然素材たっぷりの家になりました。
プレゼン模型で住宅の配置・ボリュームを感じて頂きます。
中庭側より。
リビング~階段。中庭がよく見えます。
吹抜けハイサイドウインド
玄関。和風モダン。
造作洗面台。家族が並んで使えます。
「調布のガレージハウス」外観
本棚が充実した仕事室が欲しい。
南東角地に建つ、若いご夫婦2人のための住宅。
オールドミニクーパーを見ながら暮らすことのできる住まいをご希望でした。道路と敷地に高低差があったことから、1階リビングから半階下がった場所にガレージを設け、リビングから愛車を眺めることができるようにしつつ、視界の開ける南東に大きな開口を設けています。また、段差を生かして各室をスキップフロア状に配置し、各階層によって変化する視界を楽しめるよう計画しました。
1階のテラスと、中2階のテラスを階段でつなぐことで、住まいに回遊性をもたせ、暮らしに楽しみをもたらしております。
2階の奥様の仕事部屋上部にはロフトを設け、大容量の資料室としてお使いいただいております。
「ソトを取り込む家」外観
周囲を建物に囲まれた狭小土地に建つ、古い2階建て住宅からの建て替え。できる限り明るく、広がりのある空間にしてほしい。
周囲を住宅に囲まれた狭小地に建つ3階建て住宅。限られた面積に広がりを与えるため、外部空間を内部に取り込んだ構成を採用しました。それによって、広がりだけでなく、豊かな光を獲得することに成功しています。
建物南面
南に開けた高台の傾斜地に計画中の建物です。周囲の視線を気にすることなく生活できる恵まれた立地です。
南側のすばらしい眺望をいかすため、リビングの南面は両端の出入り口を除き、全てFIXガラスとしました。テラスの手すりもガラス手すりです。
水盤や小さな中庭など遊び心にあふれたお住まいです。
「杉並のタウンハウス」外観
ご兄弟家族が住む2世帯住宅。それぞれのプライバシーを守ること。スキップフロア、ロフト等を駆使して、できる限り広い空間をつくること。
住宅地における完全分離の二世帯住宅。クライアントは双子のご兄弟とそのご家族でした。それぞれのプライバシーを守りながら、光に満たされた空間を実現するために、スキップフロアを採用しました。また、床下収納やロフトをたっぷり設けることで、法定延床面積以上の広がりと便利さを備えています。
「千早の賃貸併用住宅」外観
収支が合うこと。
賃貸1戸を併設した住宅。初期費用は通常の住宅よりも多く必要となりますが、家賃収入をローンの返済に回せるということで、メリットも大きなビルディングタイプです。
詳しくは弊社HPまで。http://www.fit-arch.com/works/works117.html
賃貸部DK
賃貸部サニタリー
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