ウナギの寝床で思い浮かべるのは、京の町屋ではないでしょうか。一般には、間口の大きさで税をかけるため、細長く奥行きの敷地になったとの説があります。また、商売をするため、奥にプライバシーの部屋を配置できる利点があります。都市部では、土地の価格が高騰しているため、分割するときに、間口が小さくなる傾向があります。間口が小さくなると、通風、採光に問題がでます。昔の町屋は平屋が多く、後に、2階になったものが多くあります。そのため、採光をどのように確保するか考えなければなりません。写真の作品のように、上部のトップサイドライト、あるいは中庭を設けて、採光、通風を確保します。構造的には、間口が狭いので、細長い長方形平面になりますので、バランスが重要になります。排水計画も道路まで長くなりますので、排水管の充分な勾配が求められます。ウナギの寝床の敷地の計画には、専門家のアドバイスを受ければ、快適な住宅にすることも出来ます。
外観
トップサイドライト
今や待機児童対策は大きな社会問題となっています。ご自分の子供の待機児童だったという一級建築士事務所 野口直樹建築設計事務所 野口直樹さんは、このような事態をなにか自分のもつ能力で少しでも解消するために、社会に貢献することができないかと考えて保育園の設計に取り組んでいるそうです。 一級建築士事務所 野口直樹建築設計事務所 野口直樹さんに保育園について伺いました。
今や待機児童対策は大きな社会問題となっています。私に子どもを授かった時はまさか自分の子どもが待機児童になるなんて思ってもいませんでした。 女性の働きたいという社会進出問題だけではなく、子育て中の母親にはとても大きな悩みやストレスがあります。特に乳児期には外に買い物に行くことすらままなりません。 少しの時間だけでも預けて買い物をしたり、お茶をしたりと、束の間でもリラックスする時間が母親たちには必要なのです。「完璧な母親でいなければならない」と、いつのまにか母親たちにとっては子育てが重責となり、子どもたちにとって逆に良い結果ではないこともあると思います。 保育所に預けたくても受け入れてもらえない。働いていなければ預けられない。働くためには預けなければならない。 面接に行くにしても子どもを見てもらえる場所がいる。これらは多くの母親たちの叫びなのです。 まさに私の家族が当事者として、この問題に直面しました。私は、このような事態をなにか自分のもつ能力で少しでも解消するために、社会に貢献することができないかと強く思いました。 そんな折、関東の社会福祉法人の第10園目の監修コンサル業務を受け、毎週福岡から羽田へフライトしました。そこで幼児施設の制度や現状の問題点、手続きなどを学び、夢のある園舎づくりがいかに子どもたちの過ごす空間として、また生活するうえで大切かに気付きました。 私は、ただ建築で箱を作るだけでなく、『夢のつまった空間づくり』を、『世界に一つだけの園舎創り』のお手伝いがしたいと強く思いました。 園舎の創設や老朽度調査による建て替えなど、行政上の制度や補助金などの申請や工程管理などを一元的に管理し、イニシアチブをとることが私の使命だと実感しています。園舎創りは建築家として、二児の父親として私の天職であり、責務であると強く思います。
ポイントはいくつかありますが、園の保育方針を空間に反映させることがとても大切で、それをベースにプロとしてスパイスを加えていくことが大切だと思っています。 お客様の要望に応えつつ、新たな提案をし、新しい発見や試みを入れていくことで、ただ箱をつくるだけではなく、園の教育方針、保育方針を具現化しブランディングに寄与することが大切だと考えています。 保護者や保育者の視点はもちろん、あくまで子どものためにつくるという姿勢が大切です。 また保育者同士が交流できるようなスペースも大切だと考えています。母親たちはとにかく忙しく、送って、迎えに来るだけでも精一杯だったりします。5分でもいいから子どもたちの様子を保育者とお話しするような空間・時間が創出できるとよいと考えています。
園の保育方針をさらに引き出すような空間創りを行うことです。設計段階から子どものスケール感を意識してつくっていくと単なる箱とは違ったものができます。それは、お城のような、秘密基地のような、もう一つの「お家」のような空間創りです。 今、英語に特化した幼児教育をネイティブの環境で提供する計画が進行中です。またよき日本文化を教育に取り入れた幼稚園の計画も進行しています。 その他、裸足教育を実践されている園には腐食しにくい木を選定頂くなど材料や素材でも差別化が図られています。このように、これからは、ソフトもハードも選んで頂けるようなブランディングが必要だと考えます。
すでに老人ホームや幼児施設、医療施設などを運営されている法人などでは、新たな取り組みとして異世代間の交流が自然と創出されるコミュニティーをつくることで他との差別化を計り、新たな付加価値を創出しています。 なによりも子どもと触れ合うことでお年寄りの生きる活力となります。また子どもたちにはとてもいい経験となり、優しさや思いやりの気持ちが育まれます。 子ども、お年寄りを見守る「医療施設」が併設されることで、安心安全な交流と生活がおくることが可能です。
私たちは単に設計デザイン、監理をするだけでなく、現在においては安心こども基金や市長村の単独補助申請、林業再生交付金申請など設計以外の手続きを、事業収支シミュレーションしながら設計を行います。これらのサポートが社内で対応が可能な体制となっています。 私をはじめ、設計デザイナー他、コンサルティングチームがありますので、開園後の補助金申請及び、施設整備に関する監査まで安心してお任せいただけます。
可能です。例えば、学校法人が新たに社会福祉法人を設立し保育園運営をしたいというお客様に社会福祉法人設立のお手伝いを全面的にサポートさせていただきました。また、株式会社の代表者が社会福祉法人格を取得されるケースもあります。
もちろん、ほとんどのお客様がそのような状態で相談されますので、ご安心ください。 最近では、小規模保育所を開設したい、認可外保育所を開設したい、学校法人で幼稚園を開設したい、認定こども園を作りたいなどの案件もあり、実際にサポートさせていただいています。規模の大小にかかわらず、真摯に対応させて頂きますので、まずはご相談だけでも遠慮なくしていただきたいです。
個人的な見解ですが、コンサルタントには実際は様々な専門家に仕事を振ってプロジェクトを遂行するイメージがあります。 しかし設計に関して素人であるため、巨額の出資をして建てる園舎に対して、思い入れは設計者ほどに情熱を注ぐことは少ないと感じています。お金が合わなければバサバサと仕様を削っていき、自己の利益を最優先するようなコンサルタントもいるため注意が必要だと感じています。 また建築基準法や児童福祉法、都市計画法など法律面に精通していない場合も多く、場合によっては実際の設計者の顔が見えないなどもあるようです。 血の通った園舎作りをするためにも情熱をもった建築家(一級建築士)に依頼されるほうが安心できると思います。もちろんそういうコンサルタントばかりではないと思いますが。 弊社に依頼されるメリットとしましては、まずは一級建築士事務所であり情熱と使命感をもって園舎創りに取り組んでいます。そして何よりも子どもが大好きです。また、社内で様々な書類作りなどのコンサルを行います。弊社は一括して『想い』を『カタチ』にしていただけることが可能ですので、コンサルタントに頼むよりも費用を抑えつつ、いいモノづくりができる自信があります。
まずは誰のための園なのか?を真っ先に考えることです。また、そこに通っているであろう園児たちの笑顔を思い浮かべ、理想の園舎作りに取り掛かることです。私たちは、理事長先生、園長先生、保育士、園児たちの想いをカタチにします。
私たちは福岡市創業支援認定事業者として、福岡市から認定を受けて子育て支援事業を推進しています。 「ワクワク、ドキドキ、発見」をコンセプトに次世代を担うこどもたちの環境を創造することが私たちの使命です。顧客の幸せ、社員の幸せ、社会の幸せを追求し、私たちは常に成長し感動を創りだす集団となります。 私たちと同じ理念を持った顧客を増やし続け、社会の流れを良い方向に導いていくとともに、社会において不可欠な事務所となります。
とにかく丘の上に計画地があり、地域のランドマークとしての保育所を目指すと同時に、狭い敷地を感じさせない空間づくりを心掛けました。風と光を取り込みランニングコストを抑え環境負荷を低減したエコ保育園を実現しました。
鉄筋コンクリート造ですがエントランス外壁や内部は木質空間とし、施主の要望のシックで落ち着いたデザインにアクセントをくわえた全体デザインとなっています。
新築 個人住宅を依頼します。島根県松江市 近隣商業 準防火 東道路 3方建物あり間口4m 奥行25m 建ぺい率80% 容積率200% 50代夫婦2人で住みます。車2台(普通車・軽自動車) 採光の工夫をして欲しい高気密・高断熱 総予算2200万円です。 難し過ぎてハウスメーカーや工務店では設計依頼できないと思いました。 なんで ここ買ったの?と思われそうな土地ですが、よろしくお願いします。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
各務原の大きな公園に面したロケーション豊かな敷地にたっています。敷地はなだらかな丘状の公園につながっているので、構成はスキップフロア形式となっています。30帖ほどの高基礎(高さ120センチ)内はすべて収納に使えるので、ここだけでも収納は十分あります。居間のレベルは公園を歩く人の目線より高くしてるので視線が合うことはありません。この敷地は母屋の敷地ともつながっていて、玄関を経ずに母屋との行き来はバルコニーを使ってできます。その母屋との間に12帖ほどの大きな庇のついたデッキ空間をつくりアウトドアの楽しみを満喫できます。薪ストーブに無垢の木と漆喰の自然住宅です。
敷地に高低差があり、高基礎と擁壁を採用せざるおえなかったのですが高基礎は高さ1,2mの18坪の収納空間にありました。擁壁との間のドライエリアは薪ストーブ用の薪置き場(幅10メートル高さ2メートル)になりました。
多目的室、中庭と一体になったピロティを駐車場、スケートボード練習、等々…有効に利用している茅ヶ崎の家をご紹介したいと思います。
まずピロティとは…建物を高い位置に支え、地上面(通常の1階に相当する部分)の全部または一部を開けてつくる空間のことを言います。住宅では1階を車庫に利用するケースなどにみられます。設計に関しては…耐震性を損なわないために、建物を支える構造に注意が必要で、茅ヶ崎の家では壁で取り囲むことで耐震性のある建物をつくってます。
天空吹抜の中庭を間に挟むことで明るいピロティにもなりました!ピロティは外部のような内部のような…色々な使い方ができるのでクライアントも重宝しているとのことで大変喜んで頂いてます。
合わせまして建築の法律の中では、ピロティを庭のような外部空間や、単なる通路に利用する場合には床面積から除外できますが、車庫や自転車置場、倉庫などに使用する場合は、その部分の面積を床面積に算入しなくてはならないので計画する際には注意が必要です。
あいまいな何とも不思議な空間もつくれるので部屋をつくらずピロティにするのも良いのではないでしょうか(^^ゞ
渋谷の家でトーヨーキッチンの3Dシンクを採用しました。
写真と共にご紹介したいと思います。
まずキッチンを決める際にクライアントが興味のあったトーヨーキッチンを検討することになりました。ショールームに出向き順番に見ている中で今までにないシンクも決定の要因だったようです。3Dシンクは、シンクを立体的に活用…シンク内で「調理台プレート」「まな板」「マルチプレート」という3枚のプレートを同時に使って、流れるようにスムーズに料理を楽しめるように考えられたようです。
元々お料理が好きだったクライアントは3Dシンクを最大限活用して…更にお料理を楽しんでいるようです!
トーヨーキッチンの説明を掲載しておきます!たとえば、上段の調理台プレートでドレッシングをつくり、まな板で茹でた野菜を切り、中段のマルチプレートで湯通しした野菜を水切り。底面には汚れた鍋などを一時的に置いておくということも可能です。
シンクスペースで料理ができるので、左右への体の動きが軽減されることも魅力。人間工学をもとにした画期的な設計です。「3D-sink」は、シンク内部に段差をつけ、奥にいくほど広がるフラスコ型の三層構造。他に類のない複雑な形状のため、設計と開発には数々の難題が持ち上がりました。試行錯誤を繰り返した末、長年培ってきたステンレス加工技術を生かすことで、不可能を可能にしたのです。
なかなか完成までは大変だったようですね。人それぞれだとは思いますが、評判が良かったのでご検討されてみてはいかがでしょうか(^^ゞ
<中古住宅購入に伴うリフォーム・増築工事の設計>中古住宅を購入するにあたって、設計・監理をお願いしたく投稿しました。築約20年程度、建て坪約50坪程度の店舗兼住居、現状の図面無・現状の店舗部分を間仕切り、間取り変更・現在のリビングの間取り変更・6畳程度増築・キッチン位置変更など、を考えております。できましたら、5月中には引っ越しまで済ませたいと考えています。予算に限りはございますが、引き渡しまでお付き合いして頂ける建築士様、よろしくお願いします。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
防火の規制がありますが、スイス漆喰と杉板という自然素材で外観を構成したモダンな住宅です。駐車スペースと門扉を覆う様に設けられたガラスの庇越しに建物のファサードを眺める事ができます。
高断熱住宅の実績が豊富だったこと。
高密度な住宅街、旗竿状の敷地の奥に計画された木造3階建ての住宅です。「街を眺めたい」という要望に従い、外に開きながらもプライバシーが守られる様に考えられた住宅です。 構成は1階に主寝室と和室、2階にLDK、3階に子供部屋と浴室、ユーティリティを設けています。主寝室と浴室が離れているので、主寝室に専用のシャワールームを設けていますが、週末はゆったりと浴室から街の夜景を楽しむ事ができます。
旗竿状の敷地のため、長いアプローチの奥に白い建物が映えます。
ekreaで作った真っ白い鏡面塗装のオープンキッチン。背面キッチンの壁は、名古屋モザイクのガラスモザイク。ダイニングにぶら下がる風船を束ねた様な照明は、カナダのBocci Design。明るくモダンなダイニングキッチンです。
リビング床はカバの無垢フローリングに自然塗料。壁はホタテ貝を原料としたチャフウール塗り。外壁もインテリアも自然素材を用いています。
DKは明るい空間ですが、リビングはあえて腰高の窓とし、落ち着いた雰囲気を演出しています。天井はアルミの角パイプを並べ、その上にポリカの複層板を乗せてLEDの光を拡散させた建築化照明をデサイン。
木造の吊り階段。階段は蹴込み板を一枚一枚、角材で吊っている。1階から見上げると、木の縦格子の中を登って行く様、、、
客間であり主人の思索の間として設けられた1階の和室。ここはあえて異空間として、ひび割れた土壁と網代天井という「和」の伝統的な素材を用いています。
眺めの良い3階にはバスコートに解放された浴室があります。
シラスそとん壁とエステックウッドという杉板を用いた自然素材による外観
30坪の床面積が取れない土地に、2つの子供部屋を設けてどうやって広々とした生活空間が演出できるのか?できるだけランニングコストをかけずに家中、暖かい生活がしたい。
依頼者は以前から住宅関係の仕事をしていた知り合いで、高断熱住宅についての信頼を得ていました。
4人家族のための小さな家。リビングが6帖しかないという狭小住宅ですが、スキップフロアで空間を連続させることで広々としたダイナミックな生活空間を演出しています。外観はそとん壁とエステック・ウッドのスノコ張りという独特の表情を持たせ、内部も無垢のフローリングとホタテ貝の貝殻を原料としたチャフウォールという塗り壁材を用いるなど、自然素材をフル活用した家です。また、エアコン1台による全館暖房を実現している高断熱住宅です。
建て売り住宅の並びに建つ家を遠景から
スキップフロアにより空間が連続しているので、狭さを感じさせない。子供達の部屋がダイニングから半階下に見渡せるので、子供達の様子が分かってとてもいい、と奥様の感想。
インテリアはチャフウォールというホタテ貝を原料とした塗り壁で、白一色の世界。部屋の狭さを感じさせない様、壁際にライン照明を流した間接照明をメインとしている。ダイニングの白い照明も、夜、点灯するとほのかにその輪郭が浮かび上がってくる。
小さな家だからこそ、小さな庭に解放された浴室を計画しました。サワラの板張りと大理石にホーロー浴槽、ちょっと高級旅館の様な雰囲気を持たせています。
京都の木津川に築30年の中古物件を購入します。犬2匹と楽しくくらすためのリフォーム考えています。どうしたらいいのかわかりませんので、投稿しました。家のお金がかかっているので、予算があまりありません。2人とも50歳過ぎているので老後の生活も含めてゆったりと暮らしたいです 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
こんばんはご連絡ありがとうございます!御社を含め数件のご連絡を頂き、まだはっきりと家族間ではまだ話し合いも進んでいません。ご依頼する、...
お仕事を依頼した建築家:加藤哲也建築設計事務所 建築家相談依頼サービスに投稿する前にどんなことで悩んでいましたか?:...
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