中原町の家

●設計事例の所在地: 
熊本県熊本市西区中原町
●面積(坪): 
54.5坪(ガレージ含む)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

写真は南側外観ですが、人通りのある生活道路に面しているので、プライバシーを守る為に開口部を極力設けず、閉鎖的な外観にしています。中央のくぼんだ部分が玄関ですが、ドアを開けると、閉鎖的な外観から一変して、視線が抜けて開放感を感じるようなサプライズ的な演出をしています。
この面だけ見ると窓が少ないので、中は暗そうなイメージを持たれると思いますが、室内はどの部屋もとっても明るくなっています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

ご両親が高齢でお世話が必要なこともあり、ご両親の住む母屋とのつながりは考慮してほしいとのことでした。また、ご主人の趣味がオーディオなので、ゆっくり音楽が聴けて音質のいい空間をご希望でした。奥さまは、家事がし易くて、収納の多い片付く家をご希望でした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

住宅展示場などに行ってハウスメーカー各社を検討されていたみたいですが、なんとなくプランにご納得されてない様子でした。ご相談をいただき、いくつか計画案を作成して、ご提案したところ気に入っていただき依頼していただきました。打合せの度に記録も作成し、真摯に対応したことも好印象だったと思います。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

この住宅は、熊本新港に程近い静かな田園地帯の集落の中にあります。定年退職を数年後に控え、これまで転勤族だった建て主さんが、これからの人生を豊かに幸せに暮らすために、また年老いたご両親のお世話をする為に自邸の新築を考えられました。
敷地はご実家の広い庭を利用し、南面と東面が道路に面した角地となっています。
配置計画としては、生活道路として人の行き来きがある南側道路面をできるだけ閉ざし、北側に建っているご両親の住宅に向って開く形をとしています。また敷地に沿って建物をL型にし、西日を遮りながら中庭をつくり、新旧の住宅でコートハウス的な空間を創ろうと意図しています。既存樹木であるハナミズキを中心とした中庭を囲んで、家族がいままで以上に仲良く幸せに暮らすことを期待しています。
内部空間としては、朝日や南西からの海風の取り込みを意識しながら必要最低限の部屋を作り、統一感のあるシンプルでプレーンな仕上げとしています。特に一日の大半を過ごすリビング・ダイニングは、吹抜けや大きな開口部を造り、開放感のある気持ちのいい空間となっています。またこの空間は音楽を聴く事が趣味の建て主にとってリスニングルームでもある為、吸音の為の有孔建具や除湿型放射冷暖房システム(HR-C)も採用しています。HR-Cは、除湿を行なうだけでなく音が一切しないシステムなので快適に音楽を聴く事ができます。その他、太陽光発電パネルやIHヒーター、エコキュートなどを採用したオール電化住宅でもあります。
 大満足されている建て主さんが、この家でこれからの人生を幸せに暮らしていただくことを願っています。

依頼者の声: 

たまにお伺いするんですが、この家族はこの家をとっても大事にされているのが伝わってきます。いつも片付いていますし、掃除も行き届いています。不具合の発見も早いですし、メンテナンスもされています。ご主人は単身赴任が多いのですが、「早くこの家に帰りたい」「この家でず~っと暮らしたい」と会うたびにおっしゃいます。私が設計した家に、こんなにも愛着を持っていただけるのは、本当にありがたいことです。

その他の画像: 

南側外観の夕景です。

中庭側の外観です。正面のガラスの多い部分がLDKです。朝日が存分に差し込み、明るい空間となっています。中央の樹木は、以前からあったハナミズキです。この木を囲むようにして、母屋と共にコートハウスのような配置としています。

玄関ホールです。サプライズ的な演出として、玄関ドアを開けると、閉鎖的な外観から一変して、視線が通り開放感を感じられるよう意図しています。
右側の茶色の引き戸を開けると、玄関収納になっています。ご家族は、そこで靴を脱ぐことで玄関はいつもすっきりできます。収納もたっぷりあり、靴はもちろん、ゴルフバックやコート類、屋外で使用する道具類を収納できるようにしています。

リビング&ダイニングです。右に見えるリブ状の物がHR-C(除湿型放射冷暖房システム)です。
壁天井の仕上げを珪藻土とすることで、調湿や消臭機能を持たせています。

寝室です。東側の高窓から朝日が差し込んでいる様子です。

階段室です。

リビング東側のウッドデッキです。

木もれ日yulala

●設計事例の所在地: 
熊本県阿蘇郡小国町
●面積(坪): 
75.81㎡(22.9坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

LDK 床=杉板張り蜜蝋ワックス 腰壁=杉板張り 壁=珪藻土塗り 天井=屋根下地、小屋組み見出し
天井は無く、小屋組みをそのまま表しとしました。そのおかげで平屋だけれど大きな吹き抜け空間が現れています。
ハイサイドライトを設けて、光を取り入れ、空気の循環をはかっています。
自然素材をたくさん使うことで室内空気の湿度の調整ができ、四季を通じて快適な室内環境になります。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

「夫婦で住む、可愛くて明るい小さな家を建てて欲しい」
ご実家の離れという形で計画をするため、大きな家は必要がないということで、小さく可愛らしくまとめて欲しいということでした。さらに家中が明るい家にして欲しいということもお伺いしました。
「快適に住めるように然素材をたくさん使った家が良い」
裸足で住める家がご希望で、心身ともに疲れを癒すため自然素材を使って欲しいということでした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

契約の前に依頼者ご夫妻と簡単なプランを元に沢山お話をさせていただきました。そのことで依頼者が何をご希望されているのかを確認でき、私の設計に取り組む姿勢をご理解いただけたようです。
さらに計画図だけでなく1/100、1/50の模型、透視図などで説明を繰り返し、私が提示させていただいてプランを気に入っていただいたようです。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

「夫婦で住む明るくて小さな家を建てて欲しい」というのが一番のご希望でした。広い(16帖)のリビングを中心に生活する平面計画にし、寝室、予備室、水回り、収納をコンパクトに配置しました。全体の天井をやめて、小屋組みをそのまま表すことで、平屋だけれど大きな吹き抜け空間を作ることができました。そこにハイサイドライトを設置して採光と、痛風を確保しています。
「自然素材をたくさん使った家が良い」という条件もいただきました。地元産小国杉を構造材や仕上げ材に使い、壁も木以外の部分は珪藻土塗りとしています。室内空気の湿度調整がきっちり行われ、四季を通じて快適な室内環境を確保できました。外壁も杉板張り+漆喰塗りとしました。

依頼者の声: 

完成直前親戚の方から、依頼者が「センスよく設計してもらってありがたい。」と言っていたということをお聞きしました。
引渡し後、奥さまから「素敵な家を作ってくれて本当に感謝しています。」と私と施工者にお礼をいただきました。
何よりのお言葉だと嬉しく受け止めました。

その他の画像: 

南側外観 斜面下からの撮影
外壁は杉板+漆喰塗り、屋根はガルバリューム鋼板縦はぜ葺き

寝室 LDK出入り口方向を移す
間仕切り壁の上部はガラスの欄間にして、南からの採光を確保しています。また、欄間の一部を開閉できるようにして通気をはかっています。

玄関吹抜け
左側のスリガラスの奥は洗面・脱衣室及びトイレです。

泗水町の家

●設計事例の所在地: 
熊本県菊池市泗水町
●面積(坪): 
66.4坪(ガレージ含む)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

鉄筋コンクリート造平屋の住宅のリビングです。画像右側(南側)に広い庭がある為ガラス張りとし、天井も高く勾配天井とすることで、開放感を感じられるよう意図しています。また、リビングから段差を設けずウッドデッキを作り、壁の仕上げも内外同じとし連続性を持たせることで、室内に居ながらも外に居るような感覚を持ってもらえたらと意図しています。屋根の軒の高さや出寸法は、太陽高度を把握することで、季節に応じた日射が入るようにしています。写真は冬の写真ですが、室内に深く陽が指しています。夏は、ガラス窓辺りまでしか入って来ないようにしています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

鉄筋コンクリート造で、シンプルモダンな家をご希望でした。
環境も良く、敷地面積も十分広かったので、開放感がありつつ、プライバシーを保てる家をご希望でした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

以前からの知り合いで、設計に対する姿勢や人間性をご存じで、デザインの好みも合っていると感じられた為

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

この住宅は、菊池市郊外の豊かな自然が残る丘陵地に建っています。この豊かな自然を、建て主からの要望であるコンクリート造の建物の中にできるだけ取り込み、明るく幸せな生活がおくれる家が創れればと考え設計しました。
 配置計画としては、高さを出来るだけ押えた平屋とし東西に伸びる配置としています。比較的交通量の多い接道側(西側)は限りなく閉ざしてプライバシーを保護すると共に騒音や西日も遮るようにし、南側は芝張りの広い庭に向けて開く形をとっています。屋内に関してはリビングを吹抜け空間とし『木』を使用することで、アプローチ&エントランスから続くクールなイメージとは違う伸びやかで温かい空間を創り出そうと考えています。コンクリート打放しの内装であっても、光がふんだんに入るこのリビングは住人に安らぎと開放感を与えています。さらにリビングから屋外へ伸びる木製デッキを設けることで、屋内外の境界を曖昧にし、自然をより感じてもらえるよう意図しています。
この家は雨の日でも昼間は全く照明が必要ないほど明るく・開放的であり、自然の変化を存分に体感できる家だと感じています。

依頼者の声: 

お伺いした時の話ですが、
「開放感があって、いつも明るいリビングに家族が集まってきます。プライバシーを保ちつつ、光がふんだんに入ってくるし、風通しも十分なので、快適に暮らしています。」とのことでした。

その他の画像: 

西側道路面の外観です。最低限の開口部とガレージを設けています。ガレージ右側の赤いドアが玄関ドアです。隣地は高低差があったので長いRC塀を設けて、アプローチとしています。

アプローチです。

玄関ホールです。屋根をコンクリートのキャンティレバーとすることで、昼は光が差し込み、夜はガラスから漏れる光が行燈のようになり、主の帰宅を待つ目印になるように意図しています。

ダイニング&キッチンです。ガラスブロックのトップライトは、晴れの日は光を、雨の日は水の揺らぎを室内にもたらせてくれます。天候や季節によって、いろいろな表情を見せてくれる場所です。

子供部屋です。

リビング南側のウッドデッキです。

I-0143、2.5世帯‐個人宅の設計、建築、施工 (東京都)

ユーザー ささのり の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
品川区
依頼内容: 

■依頼したい仕事
2.5世帯 個人宅の設計、建築、施工
 
■建設予定地
100坪ほどあるが、その半分 50坪ほど
■土地
所有者
■建物についての希望
【夫婦30代 子供2人(男、女)未就学】1世帯【義理の父、母 70代】1世帯 【義理の祖母90代】05世帯
玄関二つで、3階建て、家の中はつながっている
■ご予算
3000万
 
■その他
2.5世帯がほどよい距離感で暮らせる家
もう片方の50坪は将来義理の兄が家を建てる予定を想定した外構も提案して欲しい。
無印の木の家、みかんぐみ、スタジオムーンが好きです。
ビフォーアフターで出てくるような、緻密且つ無駄のない収納
バリアフリー
無垢の床
冬暖かく、夏涼しい
エコキュート
太陽光発電
屋上
見た目はシンプル
 
【夫婦30代 子供2人(男、女)未就学】の家を売り
【義理の父、母 70代】2階建て 【義理の祖母90代】平屋を壊し建てる予定です。
 
いただいた案をもとに、オゾン等でも図面を見ていただく予定です。そいったことを嫌がらない方であればうれしいです。
 





大分市府内五番街商店街振興組合事務所

●設計事例の所在地: 
大分市府内町2-2-1
●面積(坪): 
16.27
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 


建築家・山口隆史氏(-2013)の設計により、府内五番街として誕生(リニューアル)して20周年となる2014年、大分市府内五番街商店街振興組合事務所をメーンストリートに面して、移転オープンさせることとなりました。

大分市府内五番街商店街のインフォメーションオフィスとしての機能とともに、 府内五番街を訪れる人々の休憩スペース、ミーティングスペースとしての機能、 加えて、各種イベントに使用する備品の保管の為の大きなバックヤードが求められました。

故・山口隆史先生の緩やかな曲線を描く府内五番街の通りのデザインへのオマージュとして、 建物内の間仕切り壁を曲線のラインとすることで、通りを歩く人々をやわらかく導き入れ、包み込むような空間を目指しました。 季節の移ろいを魅せてくれる府内五番街の街路樹のハナミズキを、 ミーティングテーブルからエントランスを通した正面に眺められるように設計しました。

オフィス内には、府内五番街から誕生した画家・北村直登氏の作品が 寄贈・展示されています。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

大分市府内五番街商店街振興組合事務所 | 5th Avenue INFORMATION OFFICE

その他の画像: 

大分市府内五番街商店街振興組合事務所 | 5th Avenue INFORMATION OFFICE

( 写真: Shusaku Matsuda & Associates, Architects )

大分市府内五番街商店街振興組合事務所 | 5th Avenue INFORMATION OFFICE

( 写真: Shusaku Matsuda & Associates, Architects )

大分市府内五番街商店街振興組合事務所 | 5th Avenue INFORMATION OFFICE

( 写真: Shusaku Matsuda & Associates, Architects )

大分市府内五番街商店街振興組合事務所 | 5th Avenue INFORMATION OFFICE

( 写真: Shusaku Matsuda & Associates, Architects )

大分市府内五番街商店街振興組合事務所 | 5th Avenue INFORMATION OFFICE

( 写真: Shusaku Matsuda & Associates, Architects )

大分市府内五番街商店街振興組合事務所 | 5th Avenue INFORMATION OFFICE

( 写真: Shusaku Matsuda & Associates, Architects )

大分市府内五番街商店街振興組合事務所 | 5th Avenue INFORMATION OFFICE

( 写真: Shusaku Matsuda & Associates, Architects )

府内五番街事務所 ミーティングテーブル | meeting table for 5th Avenue INFORMATION OFFICE

( 写真: Shusaku Matsuda & Associates, Architects )

大分市府内五番街商店街振興組合事務所 | 5th Avenue INFORMATION OFFICE

( 写真: Shusaku Matsuda & Associates, Architects )

大分市府内五番街商店街振興組合事務所 | 5th Avenue INFORMATION OFFICE

( 写真: Shusaku Matsuda & Associates, Architects )

F邸 キッチン改修

●設計事例の所在地: 
大分市
●面積(坪): 
5.5坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 


1967年に竣工した大分市内のRC造の戸建住宅のキッチンの改修です。

明るくて、居心地が良くて、家族との対話が生まれる場、 茶道の生徒さんとのお茶事の際、水屋に隣接する共同作業の場としてのキッチンが求められました。

北側の庭に面した大きく水平にひろがる窓からのやわらかい光が、キッチン全体の空間をつつみます。 カウンター前の開口部から眺める様々な樹種の庭木や植物の日々の変化に、季節の移ろいを感じます。 オープンになったキッチンは、居間にいる家族との関係性も生まれ、そのむこうの南側の庭の景色を愛でることが出来ます。

凛としていながらも、あたたかみのある空間を目指しました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

F邸 キッチン改修 | HOUSE F Renovation I

( 写真: Shusaku Matsuda & Associates, Architects )

その他の画像: 

F邸 キッチン改修 | HOUSE F Renovation I

( 写真: Shusaku Matsuda & Associates, Architects )

F邸 キッチン改修 | HOUSE F Renovation I

( 写真: Shusaku Matsuda & Associates, Architects )

F邸 キッチン改修 | HOUSE F Renovation I

( 写真: Shusaku Matsuda & Associates, Architects )

F邸 キッチン改修 | HOUSE F Renovation I

( 写真: Shusaku Matsuda & Associates, Architects )

F邸 キッチン改修 | HOUSE F Renovation I

( 写真: Shusaku Matsuda & Associates, Architects )

F邸 キッチン改修 | HOUSE F Renovation I

( 写真: Shusaku Matsuda & Associates, Architects )

江津の家(Shipな家)

●設計事例の所在地: 
熊本市
●面積(坪): 
約30坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

熊本城のエレメントを分解し内外に盛り込みながらも、南に先細りする敷地に接する道路と水路に沿った2本の軸で構成されたこの家のフォルムは、様々な流れに向かていく船のようであります。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

「近隣の住居と目線が合わない光と風がたくさん入る広がりのある空間が欲しい」
「ご主人は「黒い家・ソファーで生活・趣味室はこもれる部屋がほしい。」
「奥様は「白い家・畳など床座での生活・趣味室は、白く明るい全体を意識できる部屋がほしい」
「たくさんの収納スペースがほしい」

依頼者があなたに依頼した決め手: 

基本設計の内容が第一でありますが、それまでの打合せの流れが我々のモットーである「親切・丁寧・誠実」を感じ取っていただけたからだと思います。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

敷地は江津湖近郊にある約35坪で細長い先細りしている三角形の土地であります。問題も多い中、一番の懸念することは、豪雨の際の水路の氾濫でありました。様々な制限の中で、基礎を防水処理し船底のような基礎の器を作りました。また敷地の奥行のない長い方向に道路が接しているため、騒音対策に、室内に面する外壁は重厚なモルタル塗りとし、プライベート確保のための塀の高さは内部に閉塞感を抑えた最小限の高さとしています。

依頼者の声: 

私の感想になってしましますが、引渡から数か月後お伺いしたとき、様々な場所に創意工夫した施主オリジナルの空間に彩られて感動しました。何よりも家の完成したときよりも生き生きしたまさに施主オリジナルの空間になっていました。
私が設計するとき気を付けていることは、引き渡した時が完成でなく施主オリジナル空間造りの始まりと考えています。つまり施主各々が描こうとする絵の為にキャンパスのような空間を作ることです。
今回そのことが私の想像を超えた施主のすまいへの思いをを実感できた次第です。

その他の画像: 

白の部屋から見る視線は、夫人の目線であり、希望でもある明るく視線の抜け全体を意識できる白い空間を見つめて作業しています。又大階段は板間とテラスがより近い繋がりとなり、アプローチ動線・生活動線や空間の多目的活用性を向上させるアイテムであります。さらに夏には、エントランステラスに昔ながらの気化熱を利用した打ち水をし、風を引込みます。

パースペクティブな空間をより内部にも感じさせるため、フローリングの目地を2本の軸に合わせて、全フロアー・窓台・テレビ台を統一し張り上げています。板の間の床高は大塀の高さから80cm低い位置にあり、道路対して座ると干渉されず視線が周辺環境にも抜け圧迫感のない広く明るく風通しの良い空間になっています。道路との境界大塀は道路から3m40cmの高さであるが、エントランステラスで2m40cmと上に上がるほど開放され、明るく広がりのある空間になります。

夫人の希望である床座での生活と主人のソファーの生活が同スペースで可能にするためソファーの高さと畳の間の高さを同じにしています。又、ローテーブルも畳の間の高さに合わせ製作しました。このテーブルは、座卓であり、畳の間の延長とした地板・腰掛台にもなるなど空間の多目的機能を持たせています。

ユーザー ❨有❩米戸建築工房 米戸 誠治 の写真

 

間取り(プランニング)のセカンドオピニオン
 

最近、間取りに関するセカンドオピニオンのご依頼を頂く事があります。
ハウスメーカーや工務店に依頼する事が決まっていて
第3者の専門家からの意見が欲しいと言う方が多いです。

何件もの依頼を受けて、セカンドオピニオンの意味が大きい事を実感しています。
セカンドオピニオンの前と後では、全く違った間取りになる事が多く
手直しされた間取りは、とても住みやすい間取りになります。

アドバイスをもとに、何度もハウスメーカーと打ち合わせをして
理想の間取りに近づける事が出来ます。

間取りに関する事だけでなく、一緒に全般的なご相談にも乗りますので
多くの不安な事が解消され、軌道修正できます。
素人の方がハウスメーカーなどの専門家と話をする場合
客観的な意見を言ってくれる人がいないため不安になります。
何が一般的で常識的な判断なのか、わからないご様子です。

A様は、アドバイスを参考に、何社ものハウスメーカーを比較し、
理想の仕様、間取り、価格、構造、を見つけ出し、契約、着工されました。

B様は大手リフォーム会社でマンション全面リフォームの時に依頼され
アドバイス後には、全く違う間取りになり、住みやすいと大変喜ばれました。

ハウスメーカーは無難で一般的な提案しか、しませんが
設計事務所のアドバイスは、その人に合った、本当に住みやすく
大胆なアドバイスを行う事が出来るので、想像もしなかった
良い間取りになったと、たくさんの感想を頂いています。

間取りの大きな変更ではなく、客観的な意見を聞き、
安心を得るだけの方もいらっしゃいます。

遠方から、メールのやりとりのみで、依頼される方もいらっしゃいます。

検査、診断、立会い同行、土地調査などを行っている会社もありますが
客観的意見はもらえても、暮らしやすい間取りは得られない様です。
実際に設計をしている設計事務所に依頼される事によって
本当に暮らしやすい間取りになります。

建築家紹介センターでも下記の依頼を受けました。
建築家依頼サービス
http://kentikusi.jp/dr/irai/7508

ハウスメーカーなどで住宅を検討される方は、セカンドオピニオン
を利用されると、とても有意義な結果になると感じます。

米戸誠治  (有) 米戸建築工房
TEL03-5315-7158 FAX03-5315-7157
〒157-0062 東京都世田谷区南烏山4-23-4
Email :s@yoneto.com
http://yoneto.com
http://www.aurora.dti.ne.jp/~yoneto/opinion.html

ユーザー 中庭のある家づくり|水谷嘉信建築設計事務所 水谷 嘉信 の写真

三つの中庭のある家|藤沢台の家
Casa of Hujisawadai, Tondabayashi-shi, Osaka

・中庭と水盤のある家.
既存の擁壁くり抜いて出来たコンクリート打ち放しの地下室のある家.

この建物特徴は,三つの中庭があるだけでなく,既存の造成地の擁壁を利用した地下室があります.
そのコンクリート造の上に木造二階建てを載せたような形の混構造の家です.

フラットな屋根の上は屋上テラスとなっていて,その大屋根の雨水をこの水盤に溜めれます.

薪窯キッチン ペロッタ

●設計事例の所在地: 
滋賀県大津市
●面積(坪): 
24坪
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

目の前に琵琶湖を望める素晴らしいロケーションを愉しみながら、手作りの薪釜で焼いたピザやパスタをいただけるお店です

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

当初のテナント物件選びの時点からオーナー様より相談を頂き、施設側との調整からデザイン、施工まで一括して当社にて担当させて頂きました

その他の画像: 

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