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ここ数回、おそらく日本で一番よく使われている
窯業系のサイディングについてお話ししています。

いいところと気になるところがあるので、
その辺しっかり調べてから採用ください。

そんなお話しでした。

どちらかというと、機能性やメンテナンス性が中心で、
もちろんそれは大事なのですが。。
今日は、窯業系サイディングの見た目について
お話ししようとかな思います。

これから家づくりを!という方ですと、
なかなかイメージできないかもしれませんが。
サイディングって聞いて、何か思いつきますか?

最近の新しい分譲住宅なんかをご覧いただくと、
わかりやすいかもしれません。

タイル柄だったり、木目柄だったり。
とくに、木目柄との組み合わせはよくありますね。
(2023年現在)

木目柄については、かなり見た目のクオリティが
高くなっているので、遠目でみたらわからないほど。
(プロが見たらわかりますけどね(笑))

ただ、デザインにこだわりの強い人だったりすると、
タイル「風」とか木目「風」が好きではない。
なんてことも。

もしかすると、設計士とか作り手のこだわりで
そう思っていることも。

なので。
いかにも、本物素材じゃない!とわかってしまう柄って
選ばれない方は、多いかもしれませんね。

そういう人たちがどうするかというと。。
凹凸が少なくて、フラットに見える柄をセレクトします。
結果、〇〇風には見えませんから。

さらに突き詰めていくと。。
完全に凹凸のない、フラットなサイディングに行きつきます。
板と板の目地が見た目のアクセントになり感じ。

シンプルでいいですよね。
ただ。
モダンなデザインにはフィットしますが、
そうでないと、チープに見えてしまうことも。。。

それと。
もし、モダンなデザインで!ということであれば、
コーナー部分にもこだわれるといいですよ。

通常だと、L型になったサイディングを使いますが、
純正部材で、金属のアングルがあったりします。

そうすると、驚くほどシャープなデザインが実現できます。
ただし。。
家が複雑な形状の場合は注意が必要です。
何も考えずにつくると、雨仕舞が悪くなります。。
(設計士でも知らないことも。。)

それと。
フラットな形状にはしたい。
でも、自分の好きな色がない!

もしそうでしたら。。
塗装をしてないフラットなサイディングがあるので、
それを使って、自由な色で塗装する。
そうすると、自分だけの外壁が実現できます。

ここまでフラットなサイディングのお話ししましたが。
それ以外の形状がよい場合は。。
メーカーの施工事例集なんかを参考にしながら、
ショールームで実物見るといいですよ。

サイディングで、かっこよく見せたい。
もちろんできますよ。

そんな風に言ってくれる設計士さんと
家づくりできるといいかもしれませんね。

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※和をモチーフに数寄屋を意識した タイル張りの和風住宅設計デザイン事例

和をモダンに味わいながら

優雅に佇まいを愉しむ暮らしのカタチ。

特別な越前和紙の

障子が醸し出す

優雅な和の趣を感じながら

暮らす家。

襖や障子で

緩く部屋と部屋を繋ぎ、

奥にいる人を

気遣う心を大切にしながら、

ひとつなぎの空間で

暮らす間取り。

間取りの特徴は

人と人とのつながりの再構築、

家族の居心地の良い

繋がりとなるように

デザインを考えています。

私たちは

より多くの個室を

求めてしまいがちですが、

大きな空間の中でも

家族それぞれが

自分にとっての居場所を感じ、

ある意味それで

十分に足りると思える

豊かさを実感できる

心が豊かになる空間。

住まい手さんに応じた

家族の暮らしを

提案しています。

回遊性があり

ぐるっと回る事が出来る

散策路のように、

移動の途中にも

窓の外側に景色を感じたり

暮らしを構成する

素材感の愉しみを

味わう住まいの在り方。

季節を通じて

新しい景色や光の陰影に

出会うことが出来る、

そんな間取りが

ある意味で

風通しの良い暮らしを

生み出すと考えています。

和の趣から

暮らしを心地よく

感じてみませんか?。

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※陰翳礼讃を愉しむ暮らしの提案・越前和紙を使った障子での空間提案

※陰翳礼讃を愉しむ暮らしの提案・越前和紙を使った障子での空間提案

※四季の移ろいを感じる中庭を囲うように歩く回遊性の間取り提案

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「自然の活かし方」は様々ありますが、空間へ風景を取り入れる際にはよく「借景」という手法が取られます。これは風景を絵画の代わりに額縁のように切り取って見せることから、このような名前がついたと思われますが、今回ご紹介したいのは、絵画的に「見る」ための借景ではなく、自然をより身近に感じるための仕掛けをご紹介したいと思います。

こちらの写真は崖沿いに建つ住宅ですが、リビング上空に大きく開口を取っています。ここで特徴的なのは、実は窓から奥行き方向の距離を極端に短くしていまして、要するに窓沿いにずっと続く長い廊下、という空間にすることで、風景を「見る」ではなく「体験する」ものとして扱っています。 見るだけではない「自然の活かし方」を試していきたいと思っています。

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旗竿敷地、竿に当たる部分を駐車場に使えたり、空間をうまく使えれば便利な上に割安なイメージがありますが、道路斜線については実はとても有利に働きます。 というのも、道路斜線には適用距離があり、多くは20mまでしか適用されません(まあ、それだけ離れていれば斜線的に意味がなくなる、ということだと思いますが 笑)。 逆に、気をつけたいのは旗竿敷地は隣地に囲まれた「奥」に敷地を確保するための区画の仕方ではあるので、北側斜線や隣地斜線が、道路斜線が有利になる以上に厳しくなる可能性が高いです。こちらは要注意ですね。
ご参考までに。

I-4036、寄宿舎から簡易宿泊所に用途変更(千葉県)

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外壁を何にするといいのか?

もしかすると、あまり選択肢がない。
そんな風に思っている方がいるかもしれません。

でも。その種類って、結構あります。
色とか柄だけじゃないですよ。
いろんな素材があるんです。

ということで。
昨日からご紹介しているのは。
窯業系サイディング、通称、サイディングです。

ここ数年、新築の家が外壁としては、
主流になっています。
色柄が豊富で、レンガやタイルは採用できないけど、
レンガ風やタイル風に見せることができる。
そんな特徴があるからでしょうね。

サイディングの表面は、高性能な塗装がしてあって、
汚れが付きにくかったり、色褪せがしにくかったりします。

塗装が現場でなくて、工場でしてくるので、
その精度が高いこともいいところになりますね。
(現場で塗装の場合は、施工者の技量次第なところも)

最近では、30年の変色・退色保証を出すメーカーがあります。
が。。
おそらく、みなさんがイメージする保証内容ではないので、
どういった保証なのかは、工務店やメーカーに確認ください。
(「著しい」部分的な変色が対象みたいですから)

その保証は別として。
表面の塗装は、どこまで性能が上がっても、
紫外線で劣化していくので、塗り替えは必須です。
15年くらいに一度は塗る予定で、資金を確保しておくと
安心ですね。

それと。
サイディングって、成型した板なんですけど、
3mほどの幅が規格になっているので、
外壁に張り付けていくとき、そのつなぎ目ができるので、
そこには、コーキングを打つことになります。

このコーキングが、サイディングの板に比べて劣化しやすく、
サイディングより早くに打ち換えが必要になります。
ここが、サイディングの一番気になるポイントです。

それも踏まえて、15年ほどでの塗り替えが、
いいタイミングなのかなと思います。

ただ。
気になるコーキングを、できるだけ減らした工法が
ここ数年で出てきています。
コーキングを減らすことができると、メンテナンスサイクルを
長くすることが可能ですから。

それに。
3mピッチで入っていたラインを減らせると、
横ラインのデザインの場合は、見た目もよくなりますね。

そうそう。
最近は、あまり見かけなくなりましたが。。
14mmほどのサイディングを、直接釘で止付ける。
ひと昔前は、そんな方法をよく見かけていましたが、
最近は、金具を壁に設置して、そこにサイディングを固定する
それが多くなっています。

うすいサイディングを釘固定すると。
サイディングが経年で反ったり、釘が緩んだりすることも。
なので。
釘固定なのか、金具固定なのか。
事前に確認するといいかなと思います。

それと。
外壁の中では、イニシャルコストのコスパが一番です。
なので。よく採用されているんだと思います。

いいところも気になるところもありますが、
有力な素材の一つなので、いろいと調べてみてください。

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※茶室をイメージしてデザインした玄関周辺内観

旅館に住むように
和の趣を愉しむ暮らし。

繊細な和の趣を
存分に味わう。

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数寄屋の住まいは
和の趣を大切に考えつつ
現代的な
暮らしの居心地も
繊細に提案する
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I-4035、三世帯住宅(神奈川県)

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現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

横浜市中区
三世帯住宅
 
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昨日までは、外壁の全般についてでした。

そもそも、外壁の仕上げを決めるのに、
ただ、雰囲気がいいから、おしゃれだから
なんて理由だけで決めるのではなくて、
いろんな視点から比較検討して決めた方がいい。

そういうことで、いろいろお話ししてきました。
これから、外壁を決めます!という方であれば、
参考にしていただけたらと思います。

一通り概要は話してきたので、今日からは、
外壁仕上げについて、個別でいろいろお話し
していきたいなと思っています。

カタログに記載のあるような、一般的なことについてでなく、
これまでに採用してみた見解を含めてご紹介していきます。
(経験則ですが、主観的な内容ですという意味)

外壁の仕上げっていうと、何を思い出しますか?

ひと昔前であれば、吹き付け(モルタル下地)でしょうか。
凹凸がなくて、フラットで、そこに着色してある感じ。

どこで見分けるのかというと、窓周りに亀裂が入ってる。
そんな外壁のことです。

そもそも、モルタルって、とても割れやすい素材なので、
経年で、亀裂が入っていることが多いです。

では。
ここ最近は何が主流なのか?
話の流れからもわかる通り、モルタルではありませんよ(笑)

ぜひ、近所にある新しい家をいろいろと御覧になってみてください。

おそらくですけど、レンガやタイル等の柄になっている
外壁が多いんじゃないかなと思います。

見分けるポイントは、「目地」です。
よくあるのは、3mくらいのピッチで、上から下まで、
コーキングのラインが入っています。
(一部違う種類もありますが、総じて)

それ。窯業系サイディングです。
「サイディング」って言われたら、これを指すことが多いです。

この素材は、簡単に言うと、セメントを固めて板にしたもの。
型があれば、いろんな柄が実現できるので、
タイルやレンガ、木目等、いろんな見た目になってます。

特に。
木目の外壁っていうと、この素材の場合も多いですよ。
本物の木ではないという意味です。

最近、ものすごく表面の凹凸や色合いの技術が高くなったので、
いろんな素材風にリアルな表情だったりしますね。

例えば。
レンガ張りにしたい!と思ったとして。。
それを実現しようと思うと、ものすごい金額になります。

そこまで、外壁に予算はかけられないけど、
見た目をレンガにしたいのであれば、サイディングで
レンガ「風」を実現することはできます。

先ほど出てきましたが。
木材を外部に使いたいと思っても、経年への変化を
劣化としてしか感じることができない!
のであれば、変化の少ない木目風のサイディングがよいですね。

いろんな色柄があるので、それを組み合わせて、
ユニークな外観が実現できる素材ですね。

この素材。
よく使われてるからといって、万能ではありません。

いいところと気になるところがあります。
その辺を明日お話ししていきます。

I-4034、シェアハウスが建設可能か(東京都)

ユーザー とも4034 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

実家の老朽化に伴い、隣地の売買の話もあり、建築基準法43条に関わる土地でもシェアハウスが建設可能か検討したい。
 
建築家の所在地について:
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