保土ヶ谷・F邸

●設計事例の所在地: 
神奈川県横浜市保土ヶ谷区
●面積(坪): 
97.70m²(29.55坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

横浜郊外に新しく造成された住宅地の一角に計画された家。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

高台からの眺望をいかしつつも、開放感とプライバシーのバランスに配慮した。

妻が子育てと両立してデザインの仕事を自宅でできるように、LDKの一角 にワークスペースを計画。 大きな家ではないが、子どもの遊び場にもなるロフトをバッファスペース とすることで、必要になればデザイン事務所のSOHOオフィスも併用でき るだけの将来的な自由度を持たせた平面計画とした。

高台にあって相当の風圧力を受けるが、ニスクボード(金属断熱サンドイ ッチパネル)を屋根・壁の構造下地に採用することで、在来木造で不可欠 であった通気層が不要となり、その厚さや工程を省きながらも、耐震性・ 耐風圧性・防火性・断熱性・施工性に優れる。

長期優良住宅認定を取得。

その他の画像: 

上大岡の長屋

●設計事例の所在地: 
神奈川県横浜市
●面積(坪): 
222.96m²(67.45坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

線路沿いにある高低差の激しい住宅地に計画した完全分離型の二世帯住宅。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

線路沿いにある高低差の激しい住宅地に計画した完全分離型の二世帯 住宅。建築基準法上の用途は長屋となる。

東側と西側の2方向に接道があるため、ある程度の距離感の確保と将 来の賃貸スペースへの転用なども考えて、アプローチから別にした完 全分離型の二世帯住宅を提案。勝手口を兼ねた通用口によってお互い の行き来をしやすくもしてある。

1階は親世帯。レベル差を少なくし、LDKとつながる庭と廊下を兼ね たギャラリーを持つ。2階はわんぱく盛りの子どもがいる子世帯。庭 代わりの広いデッキを持ち、高台のメリットを活かした眺望を得る。

2階デッキには階下にある親世帯リビングに光を落とすトップライト を設けた。これは夜になると、逆に1階の親世帯リビングのあかりが もれて、2階デッキのガーデンライトとなる。 このあかりが消えれば、就寝の合図。子ども達に「おじいちゃんもお ばあちゃんも寝たから静かにしようね」と下階への配慮を促すことが できる。

このように住み手側の「気づき」によって、木造ではどうしても不足 しがちな重量音に対する防音性能を、ソフトウエア面で補うことがで きるようにと考えた。

竣工
2012年09月
所在地
神奈川県横浜市港南区
構造
木造 2階建て+ B1階既存 RC車庫
延床面積
222.96m²(67.45坪)
敷地面積
291.83m²(88.28坪)

その他の画像: 

八王子の家

●設計事例の所在地: 
東京都八王子市
●面積(坪): 
116.30㎡(35.18坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

郊外の見晴らしの良い高台にある、別荘地にでもいるかのような 気分で過ごす事ができる家。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

郊外の見晴らしの良い高台にあり、南側に対して広く視界が抜けて目の 前に山林の景色が広がる。ここにまるで別荘地にでもいるかのような 気分で過ごす事ができる家を計画した。 高低差があって庭が広く取れることから十分な開放感とプライバシーが 期待できるため、1階に開放的なLDKを配置した。 リビングは間仕切ることで客間を兼 ね、遠い将来には老後の寝室としても 利用可能。北側は古い隣地擁壁が崩壊したときの防土堤を兼ねた高基礎を 天井付近まで設けたため有効な窓が設置できず、 螺旋階段の吹抜け部分を介して光と風を採りいれる。

2階には個室と廊下を兼用した共用のワークスペースを配置。 個室から南側の眺望はもちろん、さらに朝夕の光や隣家の屋根越しに 八王子市内や遠くの山々の景色まで望むことができる。 高低差のある敷地において、既存古家解体や既存RC半地下車庫、 複数の既存擁壁、職人不足や建設費高騰などの難しい条件であったが、 土地取得コスト、改修新築コストとも様々な工夫で抑えた。

竣工
2015年3月
所在地
東京都八王子市
構造
木造 2階建て
延床面積
116.30m²(35.18坪)
敷地面積
141.18m²(42.71坪)

その他の画像: 
ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

木質プラスチック複合材WPCフロアとは、Wood Plastic Compositeを使用した床材のことを指します。木粉や竹粉とプラスチックを混ぜ合わせて成形した材料で、天然木の質感を持ちながら、耐久性やメンテナンス性に優れています。

WPCフロアの特徴は、耐水性が高い、天然木よりも水に強く、湿気の多い場所でも使用可能。
風呂場やキッチン、屋外デッキにも適しています。

WPCフロアは天然木の温かみを残しつつ、メンテナンスの手間を減らしたい方におすすめの床材です!

I-4739、傾斜地で建築を検討しております(神奈川県)

ユーザー やなぎ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

はじめまして。
大磯の傾斜地で建築を検討しております。
ハウスメーカーさんに現地確認いただき、見積もりいただいたところ擁壁、造成で1000万以上かかるためトータル6000万以上はかかるとお話しいただきました。予算は5000万前後で検討しておりますため、どうにか土地の傾斜を活かし安全性を担保しつつ予算を抑えた建築が出来ないかと思い相談させていただきました。
土地の売主様ともお話しし、傾斜地に強い建築士さんに相談するのが1番とのことで、あてもなくこちらに相談させていただきました。
見れるか分かりませんが土地のリンクも貼らせていただきます。よろしくお願いいたします。
https://***************
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





I-4738、意見書作成可能な方(千葉県)

ユーザー ひらい の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

一級建築士で千葉県の方で意見書作成可能な方探しております。
 
注文住宅の請負契約のトラブルにあっていて、一般的ではない契約の進め方なので、違法に該当するのかの内容になります。
 
よろしくお願いいたします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

ここ最近は、家の中にある、いろんな当たり前
について、お話しています。

ずいぶんと長いシリーズになってしまったので、
ここらで、少しブレイクタイムにしようと思います。

この「当たり前」シリーズ。

これから家づくりをされる方々にとって、
考えるきっかけになってるようで
いろいろとメッセージをいただいています。

参考にしていただけて、ありがたいですね。

何かを見直して、新しくすることって、
最初はストレスになってしまうかもしれないのですが、
長い目で見ると、その方にとっては最適最善な暮らし方に
つながっていくんだと思います。

そもそも。
なぜ、そんなことを考えようと思ったのか。
そんなお話をしようかなと思います。

最初は。
この業界に入って、修行中の設計事務所で、
賃貸マンションをよく設計していたんですよね。

企画でいえば、年間300棟以上で、ほぼ毎日。
設計や工事は、私だけで年間で10棟以上ありました。

そのマンションって。。
間取りは金太郎あめみたいに、どこも似たような感じ。
違うのは、大きさとか外観のちょっとしたデザインくらい。

外観デザインはさておき。
間取りは特殊な内容を求められることはありません。

特殊な間取りにすることで、入居者が付かない
ということになると、すごくリスクになるためです。

つまり。
賃貸マンションとかアパートって、似通っていることが
当たり前だったんですよね。(今もそうですけど)

どこかで見たことあるような間取りに、
自分たちの暮らしを合わせるという感じですよね。

もっと個性があってもいいんじゃない?
って思っていたんですよね。

その反動か、注文住宅の設計を始めてからは、
暮らす方の個性を最優先し、家に暮らしを合わせるのでなく
暮らしに家を合わせてつくるという考え方になりました。

そのスタンスを続けながら、いろんな方々の暮らし方を
知っていったら、暮らし方って千差万別なんだなって
思うに至りました。

そのプロセスの中に、「当たり前を疑う」という問いが
自然と生まれたんですよね。

丁寧にヒアリングしていくと、いわゆる「普通」な
間取りやカタチでない方が、その方に最適と思うことが
多くなっていきました。

どこかで見た間取りを参考にしながら家を考える際、
なんとなくの違和感に気が付くといいのですが、
そうでもないと、実は最適じゃないカタチになったり
していることもあったりしますから。。

住まう方の個性をしっかりと引き出してくれる
設計士さんとの出会いは大事かもしれませんね。

そうそう。
もう一つ、「当たり前シリーズ」を書くに至った
きっかけがあるので、明日はその話です。

聖蹟桜ヶ丘の家

●設計事例の所在地: 
東京都多摩市
●面積(坪): 
169.67m²(51.33坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

多摩市・聖蹟桜ヶ丘にある見晴らしのよい丘の上に建つガレージハウス。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

人気アニメの舞台としても知られた坂の頂上にあり、とても眺望がよい。特にこの一帯は地名のとおり桜が多く植樹されており、計画地の目の前にも立派な桜の木がある。 プライバシーに配慮しながらも、眺望を満喫できるように2階にリビングを配置し、中庭型のデッキを設けた。 また、同居型二世帯住宅であることから必要になればホームエレベータが設置できるようにスペースが設けられており、将来にわたってフレキシブルに暮らせるように配慮をした。 中庭型のデッキを挟むことで長い時間をこの家で過ごす親世帯にとっても、働き盛りの子世帯にとっても、程よい距離感ですごせるように考えた。

夫婦の職業が出版関係ということもあり、家族共通の書庫とそれぞれにひと部屋ずつ仕事場と趣味室も兼ねた書斎を持つ。 駐車スペースはオーバースライダー形式のガレージドアをもつビルトインガレージとデッキを屋根代わりとした玄関アプローチも兼ねたオープンエアなガレージの2カ所に加え来客用のスペースも設けた。 建物の内外に木をふんだんに使い、かつ単調にならないようアクセントとして一部を左官仕上や大谷石張りを採り入れた。 趣味のガーデニングが楽しめるようにし、目隠しも兼ねる植栽を予定しおり、ほどよく落ちついた雰囲気のなかにも地域のランドマーク的な存在となれば幸いである。

その他の画像: 

桜台の家

●設計事例の所在地: 
神奈川県横浜市青葉区
●面積(坪): 
75.76m²(22.92坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

「桜」と「名建築」を借景した吹き抜けのあるガレージハウス。ロフト付き。
将来は二世帯住宅にも対応。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

学生時代に集合住宅の設計製図課題の類例調査として訪れた「桜台コートビレジ」(設計:内井昭蔵、1970年 竣工)。そこに植えられた象徴的な桜の木を望む場所に 計画地は位置する。

クライアントからは築20年程の古家付きの 状態で売りに出されていたこの土地の購入にあたり意見を求められた。古家をスケルトンの状態から 間取りを変えてフルリ フォームやリノベーションするとすれば費用面では新築 同等のコストがかかることが予想され、面積規模からも 「形見のポルシェをビルトインガレージにいれる 」など の要望や理想とするライフスタイルの実現は困難 であり 費用対効果の面から 土地は購入するが建物は新しく更新 することで、計画がスタートした 。

新しく計画した住宅は隣接する名建築を借景した吹抜け のある2階リビングのガレージハウス 。 1階には玄関と一体化したビルトインガレージ、奥に独 立した個室を設けた 。
2階にはロフトに面した吹抜けのあるリビングを配置 、 プライバシーのバランスを取りながら 、大きな開口部か ら「桜」と「名建築」を借景し 、光と風を採り入れる 。 ガラスはLoe-Eペアガラスとし、熱と紫外線を大幅にカットする。 水廻りも2階キッチンの近くに配置、家事動線をコンパ クトにまとめ、バスルームは南向き。
ガレージは将来的には間仕切って部屋にすることも可能。さらにロフトがあること でライフスタイルの変化にも柔軟に対応し、オーナーチェンジの際にも使い方の自由度 が高まることで、同時に資産価値としても高くなるであろう。

日本では解体された建物の平均築年数が約25年と短く、ここでも築20年程度で解体する事は胸が痛む 。 せめて、新しく建てたこの住宅は世代が替わっても、 「桜台コートビレジ」のように、長きに渡って愛されて 使い続けられる建物となってくれることを切に願う。

その他の画像: 

中村自邸+2つのアトリエ

●設計事例の所在地: 
神奈川県横浜市青葉区
●面積(坪): 
95.32m²(28.83坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

~LVL木造薄肉ラーメン構造 + RC造 によって実現した、多目的ギャラリー兼ガレージと仕事場のある家。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

建築家の自邸です

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

横浜郊外の間口4.0m、奥行13.6m,敷地面積54.07平米(約1 6坪)という細長い狭小地。
ここに建築家自身のアトリエと陶芸 家である妻のアトリエを持つ職住一体型の住宅を計画した。

建物の短辺スパンはわずか2.77m(一間半)。この幅で玄関兼用の ガレージを設け、ここを時には街に開かれたギャラリーやイベ ントスペースとして、あるいは将来の事務所拡張や店舗にも転 用できる多目的なバッファゾーンと考えた。

狭さを克服するために薄肉ラーメン構造によって耐久性を高めつつ、開放的で自由度の高いシステムを採用、長きに渡り柔軟 な可変性を持ち合わせる事を試みた。
用途や時代に応じて設えを更新しながら、200年先までも持続再生可能な建築となることを願っている。

(新建築住宅特集 2016年9月号掲載)

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