ちょっと不思議なアングルですが。
こちらは、外回りで使う、コンクリートブロックですね。
敷地の境界線上に積んで、境界明示をしたり、
フェンスの基礎を兼ねたり。
玄関や勝手口の階段の下地なんかにも使われます。
コンクリートの質感がいいのと、ある意味シンプルなので、
主張しないですし、コストも一番お値打ちなので、
特にこだわらない方には、オススメ。
シンプルモダンな家であれば、見た目もフィットできそう。
ただ。和風だったり、外構にもしっかりお金をかけて、
整えておきたいという場合は、大きく二つ方法があります。
一つは、コンクリートブロックを積んだ後、塗り壁で仕上げる方法。
ブロックの目地もなくなりますし、色や質感も自由自在。
特に、洋風でかわいらしくする場合やミニマルなデザインの場合で、
門柱を設置する場合には、とてもいいアイデアかなと思います。
ただ。塗り壁する分のコストが高くつきますね。
なので。
敷地全体に施工してしまうと、結構なコストアップに。。。
予算とのバランスですよね。
もう一つの方法は、化粧されたブロックを積むというもの。
手前に見えているブロック。どうですか?
いわゆるコンクリートブロックではないですよね。
わざと目地が格子状に通してあって、デザインされてます。
それと。
表面に、縦筋が入ってますよね。
こんなちょっとした違いなんですけど、
ずいぶんと見え方が違いませんか?
この化粧されたブロックも、いくつか種類があったりしますので、
全体とのバランスでフィットする種類をセレクトするといいですね。
先ほどの塗り壁に比べると、はるかにコストを抑えつつ、
見た目をよくすることも可能です。
(普通のコンクリートブロックでもキレイに見せれますが)
道路側で見える場所や門柱周りだけでも、こういったブロックを
使うっていうのもいいと思いますよ。
ユニソンというメーカーで、いろいろ扱いがありますので、
ググってみてくださいね。
そうそう。
話は変わりますが、こちらは、とある現場監督の家づくりの現場。
軒裏に張った、レッドシダーに色が塗れてました。
うん。
なかなかいい色合いになりましたね。
さて。
外壁には、そとん壁という珍しい外壁材で仕上げます。
その色は。。。
お楽しみに。
ずっと以前から暮らしていたような落ち着いた外観に
50年暮らしてきた愛着のある住まいの雰囲気を残して、暮らしやすい2世帯住宅ができるものか。大事な庭を、できるだけそのまま残したい。
「民家の再生の豊富な経験を活かして、古いものを捨てずに、大切に考えてもらえると思ったから。建て直す前の古い材料をまた、使ってもらえるから」という思いで、依頼をいただきました。
玄関に入った時に、元の住まいのままかしらと、懐かしくなるよう、ほぼ、以前の住まいの玄関を踏襲しました。板の間の床材、リビングの建具、障子、下地窓等、適材適所に配置しました。日本家屋に、長く暮らしている方にとっては、大工さんはじめ、左官、建具、襖等、職人さんの仕事が見える家が普通のことなので、手仕事の跡が楽しめるようなな住まいに。
引っ越したとたんに「元の家に帰ってきたみたい!、でも、使いやすい動線になってるし、暖かい。それに、以前より庭を見ながら過ごせる家になったわ」と喜んでいただきました。
以前の玄関と同じつくりに
親世帯の庭の見える居間、古い欄間や障子を利用
子世帯の食堂
子世帯の庭の見える茶の間
古い下地窓のある手洗い
古い玄関戸を残したポーチ
六甲山荘のリビングの写真手前の白く見えるのは白大理石のキッチンテーブルでオープンとなっております別荘建築はいかに非日常を創りだすか、パーティーなど多人数にも対応できるかまた帰ってきたときにホットするかということを視野に設計しています
一級建築士 南 俊治
六甲山荘の玄関
空き地に鉄コンテナ(10平米未満)を置きたいと思っていますが、市役所から確認申請が必要と言われました。確認申請代行依頼できる建築士と代行の費用、手順などとかちょっと相談したいと思っています。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
アーチがきれいですよね。
こういったアーチって、女性に人気があったりします。
ちょっとしたことなんですけど、これがあるだけで
空間が優しい雰囲気になるんですよね。
こちらの家では、キッチン脇のパントリーへの出入口に
アーチを採用してます。
リビングからも、そのアーチが見えるので、
かわいらしい女性的な感じに仕上がりそうです。
この写真をよくみてください。
このアーチは、壁紙で仕上がっていなくて、他の建具のように
枠があって、その枠をきれいな曲線にしてあります。
実は、インスタでいろいろ見たりしますが。。
意外にも、しっかり考えてつくってるのは、あまり見かけません。
よく見かけるといえば、こんな感じ。
一枚目とは違って、枠がなくて、壁がアーチ型に切り取られたような
見え方になっていますよね。
見た目、どちらが好きかは、さておき、どちらがいいんでしょうか。
まずは、仕上がりからですね。
壁の仕上げが、壁紙でしたら、実は、アーチの内側を
キレイに仕上げるのって、至難の業になります。
だって。
平面の紙をアーチに沿って張っていくんですから。
しわをつくることなく、きれいに仕上げるのは。。
仮に、仕上げが、塗装や塗り壁でしたら、できないことはありません。
ただ、下地の精度、塗り壁の精度が求められるため、
これまた、ハードルは高くなります。
では。
みなさんどうしてるのかって?
正直なところ、キレイに仕上がってないんだと思います。
ちなみに、枠を入れれば、枠の精度は、工場加工の範囲なので、
かなりの精度で仕上がるため、めちゃキレイな曲線が可能ですよ。
洋館なんかで使うときなんかをイメージしていただければわかるかも
しれませんね。
ちなみに。
出来た当初はキレイにできたとしても、経年のことを考えると、
枠のない場合って、無理して張ったりしてるので、しわがよったり
しやすくなりますので、ご注意あれ。
それと。もう一点。
以前こちらのブログでも書いたのですが。。
枠がない場合、人の通過が多い場所であれば、
そこにモノをぶつけたりすることもあり得るので、
その際は、壁紙が削れてしまいますよね。
その点、枠あれば、そういった心配はありませんね。
堅い素材ですから。
仕上がりを塗装にしておけば、自分でも補修できますよ。
ちょっとした部分のお話なんですけど、
長く使うことも踏まえて、しっかり考えて、
いろいろ構成しておきたいですね。
『OZONEが考えるNew Normalな暮らし 展』に【まついハウス】が展示されました。住宅であるとともに、絵本・紙芝居の展示、壁画家のステンドグラス、パントマイミストの小さな公演の場をもつ建築です。仕事における集中と生活におけるくつろぎという対照的な心の動きを一つの建築の中でつつがなく循環する空間展開をめざしました。場所 リビングデザインセンターOZONE 6F ロードサイドスクエア 2021年1/7(木)~2/2(火)) 10:30~18:30 ※水曜日休館
【OZONEのメッセージ】長引くコロナ禍、住まいについて再考される方も多いのではないでしょうか。リモートワークによる自宅のホームオフィス化や子供の自宅学習、長い時間家で過ごす中で心身の健康を保ち趣味の時間を楽しむなど、みんなが家にいるからこそ個々の快適な過ごし方が求められています。そんな新しい生活様式ともいわれる「New Normal」な暮らしをかなえるヒントは、実は十人十色の幅広い要望に応えてきた建築家や工務店の住宅事例の中にも、OZONE館内ショールームの商材の中にも、いくつも見つけることができます。この展示では3つの要素:「間取り」「おうち時間」「レジリエンス」を軸に、約30のパネルや模型で紹介いたします。これからの新しい普通の暮らし、一緒に考えてみませんか。
『OZONEが考えるNew Normalな暮らし 展』https://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/992
玄関と玄関先の床を見ています。
こちらは、とある家づくりの現場。
外構工事が進んでいて、玄関先にタイルが張れていました。
玄関や玄関先の床仕上げで、よく採用する仕上げといえば、
磁器質のタイルか、モルタル金ゴテ仕上げです。
モルタルであれば、マットな質感で、ミニマルな感じですよね。
最近は、そのミニマルさが好まれて、採用する機会もありますが、
モルタルは細かなクラックが入りやすいので、その辺は理解が必要です。
そういった懸念がなくて、よく採用されるタイル。
ほんと、いろんな種類や大きさがあるんですよね。
タイル好きの私としては、書き出したら、長くなってしまいそうですが(笑)
今日は、玄関の床の一部に絞ってお伝えしましょう。
一枚目の写真。
30cmX60cmの長方形をしたタイルを、互い違いにして張ってます。
目地を通して張るのもいいのですが、こういった長方形の場合は、
こういったランダムな張り方もおすすですよ。
こちらの玄関は、大きめの正方形タイルを目地通して張ってます。
こういった長方形の場合は、ずらして張るよりは、
目地を通して張る方が、見た目もスッキリしますね。
タイルは張り方にも、しっかりこだわりたいですね。
二つのタイルの柄を見てください。
石目柄にはなっているのですが、それぞれ違う石をモデルにしてるので
全然表情が違いますよね。
大人し目の表情で、均一な感じに見えるタイルもたくさんありますが、
二枚目の写真のように、一枚一枚で、表情のあるタイルも
最近、多く見かけるようになってきました。
最近では、同じ品番のタイルなのに、色が違ってくるような
種類もあったりして、すごいインパクトになることもありますね。
床面に表情のあるタイルを採用した場合は、
壁や天井は、控え目がオススメです。
理由は、せっかくの表情が、他で薄まってしまうから。
もちろん、チャレンジとして強いものを合わせてみることもできますが、
プロと一緒に選定した方がよいかもしれませんね。
こちらは、大理石柄のタイル。
高級感ありますよね。
玄関だけでなく、玄関ホールまでタイルを張りこむと、
それだけで、上品に見えるって面白いですよね。
写真ではわかりませんが、玄関はツヤのない
滑りにくいタイルで、ホールはツヤのあるつるっとしたタイル。
玄関や玄関先でタイルを採用する際は、しっかりとグリップが
効いているのかを調べてくださいね。
雨の日に、滑ってケガしてしまうといけませんから。
あっという間に、長文に(笑)
タイルって、ほんと魅力的な素材です。
山中の変形狭小地に建つ住宅。敷地があまりにも変形なため、壁面線には直角が1ヶ所も存在しない。3階建のように見えるが、2階建。内部は仕掛けが満載。建築中に近所の子供が「潜水艦みたい」と言ったことから「山中のサブマリン」
「破格だったので購入したが、そもそもこれほど変形な土地に、住める家が建つのだろうか?」「住めて、終の棲家にもなり得ることが希望」という妙な条件でスタートしました。
商業施設、医療施設、教育施設、そして住宅。あらゆる分野を手掛けていることから、「知識による溢れる工夫を期待している」と言っていただきました。
これほど変形は宅地は非常にレアで、ならばこの地形を最大限に利用しようと考え、地形に合わせてくさび状の平面にしました。南端での間口10mに対し、17m先の北端では間口0mという数字の約束が成り立ちにくい形状。内部もメザニンとアトリウムの組み合わせ方の工夫で3階建と錯覚してしまう。一見入り組んでいるように見えるが、歩行距離は最小限。これは老後のことを考えて。
「とにかく楽しい!」「飽きないし快適」「誰を連れてきても、まず驚き、そして皆笑顔になる」と、喜んでいただいています。
南西方向からの外観。この角度だと、3階建にしか見えない。
東面の外観。南から北へ向かってくさび状になっている。
メザニンのリビング
2階からアトリウムを抜けてメザニンを見る。
輸入雑貨販売、フラワーアレンジメント、カフェを手掛けるクライアントの、急傾斜地に建つ、ショップ・ギャラリー兼セカンドハウス
急傾斜をどう使いこなすか。(平坦に整地してしまったのでは意味がない)環境にマッチした素材選び。
キル・フェ・ボンやダルトンのように「古き良きもの、多少不便であってもデザイン性や文化度の高いマテリアルを上手に使いこなしますね」と、言っていただいていました。建築家の個性よりもクライアントの想いをブラッシュアップする姿勢にも評価をいただきました。
「自然素材と通じるものが感じられる」として、コンクリートを好まれていましたが、予算的にRCという選択肢は採用できませんでした。木造ですが、急傾斜に対応する基礎・階段の見せ方や素材感で環境とのマッチングを図りました。人工的なエイジング等ではなく、素材の選び方、組合せ手法で、以前からそこに佇んでいたような印象になるよう心掛けました。
年に2~3度は、展示会のご案内のほかに、「ここには何を飾ったらよいと思う?」「これはどこに飾ったら良いと思う?」と、ご相談をいただき、時々伺わせていただいています。コトバは少なくても、事あるごとに声を掛けていただき、毎回笑顔で出迎えてくださることが、ご満足いただけている証と、嬉しく思っています。
ギャラリー南面デッキと住宅玄関。ギャラリーと住宅では、1.5mほどの高低差がある。
東面住宅部分の全景。右側の更に1mほど低い部分は浴室。
ギャラリーのアトリウム。左側は、cafe & to go のキッチン。
ギャラリーからデッキ方向を見る。正面右側に玄関アプローチが見える。
住宅リビングからキッチンを見る。
市町村が実施している「3世代同居、隣居・近居」にかかる各種住宅支援制度を活用しない手はありません。最新の情報や、事業の詳細、必要な要件等については、各市町村の担当部署にお問い合わせください。窓口は高齢福祉課や住宅政策課となりますが、一例として下記にあげます。
高齢者の孤立防止と家族の絆の再生を目的として、現在離れて暮らしている「親と子と孫」を基本とする三世代の家族が、これから市内で同居または近隣(直線で1km以内)に居住するために必要な費用の一部を助成します。
離れて暮らす親世帯・子世帯が近居※または同居した場合に助成を行う。(建築・購入の場合:最大20万円、賃貸借契約の場合:最大10万円)。※同一の小学校区、又は直線距離で1.2km以内の範囲に居住すること。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
契約した建築家名・事務所名を教えて下さい 小島真知さん ...
お仕事を依頼した建築家: 川島建築事務所...
「こちらの建物ですが、建築家の方のご指摘があり通り調べた所、第一種低層住居専用地域のため高さ制限がある地域でした。そのことをすっかり忘れてしまっていました。...