I-2614、中古のプレハブ小屋を設置したい(埼玉県)

ユーザー まさ2614 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
埼玉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

1.土地、自己所有で地目が山林
2.現在は更地で花や野菜を栽培
3.3畳の小屋と6畳の東屋あり
 
この土地に18.5平米の中古のプレハブ小屋を設置したい。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家づくりの打ち合わせへ行ってきました。

写真をみると、いろいろと資料が出ています。

こちらの家づくり。

昨日は、基本設計の最終プロセスだったんです。

前回、予算と計画のバランスが取れたんですが、

変更した内容を図面に反映させてきて、

それを順次確認していきました。

こちらの家づくり。

狭小間口に建つ予定。

通常であれば、できるだけ隣地境界線までのクリアランスを

絞り込んで、家の幅を確保するのですが。。

こちらのお客様は、今お住まいの家が、敷地ギリギリに

建っていて、メンテナンスに苦労されたとのこと。

それゆえ、今回の家づくりでは、メンテナンスがしっかりできるように

したいというのが、根幹にある強いこだわりなんです。

その辺を貫くため、狭小間口なのですが、

隣地とのクリアランスをしっかりと確保。

さらに、足場の邪魔にならないよう、できるだけ軒の出を

なくす計画にしていました。

外観パースをもとにお話ししていたのですが。。。

打ち合わせ後に、ご夫婦で最終の検討をされたようで、

軒の出がないのは、雨仕舞や汚れの観点からやはり

厳しいので、ちょっとでいいので軒の出を出してほしい

という内容になっていました。

ちょっとをいくつにするのか。。

工務店は、すでに決まっているので、その担当者と

日を改めて、メンテナンスのできるギリギリのラインについて

協議をすることにしました。

ギリギリのラインを探します!

家づくりは、何を大事にするのかで、ずいぶんと方向性が変わります。

しっかりと、じっくりと打ち合わせを重ねて、

一つずつに納得しながら、進めていきたいですね。

大事な大事な家づくりですから。

オーディオルームのある家

●設計事例の所在地: 
東京都町田市
●面積(坪): 
35坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

敷地はもともと道路から1.5m程度高くなっていて、その高低差の分を掘削して、半地下の鉄筋コンクリート造オーディオルームを埋め込んでいます。地上部分は木造のスキップフロアの構成になっています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

「プロ仕様のオーディオ機器のコレクションを好きなだけ並べて、大音響でも近隣に迷惑を掛けずに音楽を楽しみたい。」というのが建て主さんからの希望でした。また、コンクリート打ち放しの要素を入れ、モダンアートがよく似合うシンプルなデザインを希望されていました。設計当時はご夫婦お二人、現在はお子さんが一人の3人家族です。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

依頼をいただく以前、当時私が事務所で実施していた、月一度の「住まいづくり講座」を半年間受講されて、土地探しからの家づくりについてじっくり学ばれ、その後に設計のご依頼をいただいて、一緒に土地探しを始めました。講座での話や、毎回講座の後に行っていた個別の相談で、信頼関係ができあがったのだと思います。
限られた予算での希望の家づくりに最も重要なのは、つくりたい家に適した、規模や価格を含む条件の土地を選ぶということです。そのためには、土地選びの段階から建築家を選び、一緒に検討を進めていくことが、理想の家づくりに繋がるものと私は考えています。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

一番の主要なテーマは、理想のオーディオルームをどのようにつくるか、ということでした。その事を念頭に、数ヶ月掛けていくつかの土地を実際に見て歩いた結果、たまたま道路から1.5m高くなったこの土地が見つかりました。
大音響の防音室を、この高低差を利用して半地下方式にすれば、完全な地下室にするほどのコストを掛けずにつくることが可能です。防音室と玄関まわりをRC造にして、地上部分を木造とすることで、デザイン的にもバランスよくまとまり、ご予算内に収めることもできました。
防音室の室内側には、音響と断熱を兼ねた羊毛断熱材を採用し、壁・天井の仕上材には白樺合板を用いて、コンクリートの部屋でも木の温もりを感じられるように工夫しました。
天井の高い2階のLDKには、シート状の電気式床暖房を設置しています。

依頼者の声: 

半地下のRC造と木造の混構造といことで、工事監理はかなり苦労の連続でしたが、完成後にはお客様から「お陰様でよい土地選びも出来た上、理想の家づくりができました。」と嬉しいお言葉をいただきました。
2年目の点検に伺った際には、オーディオルームには所狭しとレアな機材が並び、私もコンサートホールにいるような臨場感で楽しめる音楽を堪能させていただきました。その時のご主人の嬉しそうな表情が、10年以上経過した今でも思い出されます。
リビングルームをはじめ、あちこちに飾られたモダンアートが空間に馴染んでいて、「この作家の作品をこういう部屋に飾るのが夢だったんです。」と満足げに話して下さり、私も大変嬉しく思いました。

その他の画像: 

道路と駐車場レベルから入った玄関ホール。左側は靴とクロークの壁面収納、右側のグリーンの扉がオーディオルームの入口、正面奥から右への階段になっています。

半地下のオーディオルーム。左側の壁を背にスピーカーが並び、上部に音響のために設けた天井スリットがあり、映写スクリーンBOXを兼ねています。天井の左半分を少し傾斜させて、音響反射板の効果を持たせています。

家の中央に位置するスキップフロアの階段からリビングを見上げたところ。
天井は屋根勾配なりに傾斜していて、高いところで3.5mあります。
リビングの床下までオーディオルームのコンクリート打ち放しの壁が見えています。

約20帖のLDK。
南側から十分な採光をとるため全面開口にして、両サイドに構造上必要な筋違にステンレスブレースを採用しています。

リビングからスキップロアの階段を見たところ。
下に見えるドアは玄関から半階上がった1階の個室、右奥がお風呂などの水回り、上奥のドアが2階子ども室の入口、右側が寝室です。
天井の高いリビングを中心に、各部屋と短い動線で行き来できる、機能的な間取りになっています。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

少しアングルを変えてみました。

ただ、あまり見栄えに変わりはありませんね(笑)

でも。

家づくりで、視点を変えてみることって、実は

とっても大事なんです。

これがいい!

強く思うことはいいのですが、それば、時には、

固定観念になってしまったり、執着になってしまったり。。

そんな時に、少し俯瞰するような視点から、

自分自身を見直せると、自分が本当に必要としているものに

出会える可能性が、とても高くなります。

それには。

常に寄り添ってくれてはいつつも、客観的な意見やアドバイスを

して、軌道修正をしてくれるようなプロがいるといいですよ。

そういったプロでいるよう、いつも心がけて、家づくりに

関わらせていただいています。

そうそう。話は戻りますが。。

昨日は、とある家づくりのプレゼンがスタート!

2週間ほど、じっくりと考えて、行き着いた計画案。

前回ヒアリングさせていただいた際には、

まだまだ漠然としていた家について、

一つの形を提示させていただいたんですよね。

それがベストなのかどうかは、わかりません。

でも、形になると、見えてくることも多かったりします。

なので。

昨日のお客様も、持ち帰って、じっくりと計画案を

見ながら、ご夫婦でお話しながら、ご検討いただけると思います。

次回、どんな方向になってるのか。楽しみですね!

その後、いくつか、工事中の現場に立ち寄りました。

雨の影響で、外壁の仕上げが少し遅れていた現場もあったのですが、

のぞいてみたら、外壁の仕上げが完了していました!!

少しだけクリームの混ざった白の塗り壁!

左官屋さんが、しっかりとキレイに仕上げてくれていました。

まだ足場があって、全貌は見えていませんが、

この仕上がりでしたら、外観は、すごいことになってるはず。

足場の解体が、待ち遠しい。

こちらは、パインの無垢フローリング。

柔らかくて、肌触りが最高なんですよね。

特に、この時期は、ベタベタした感じがなくて、

さらっとしてるので、素足で歩いても気持ちいいんです。

つい寝ころびたくなります。

さて。夕方からは、こちらの家へ。

いくつか調子の悪いところがあったので、

その是正のため、工務店と一緒に訪問しました。

問題点については、お話うかがいながら、

どういった対応がいいのかを協議して、

どれくらいの時間がかかるのか、

いつ頃がいいのかをすり合わせ。

しっかりと調整することができました。

来月早々には、しっかり是正してもらいます。

アフターでうかがいつつも、近況報告があったり、

久しぶりにお会いして、なんだか楽しい時間となりました。

こういった時間って、楽しいです。

プレゼン、現場、そしてアフターへ。

いろいろありますね。

でも。毎日家づくりに関われてありがたいです。

南俊允建築設計事務所

●設計事例の所在地: 
東京都杉並区阿佐谷北6-21-24-106
●面積(坪): 
10
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

中目黒の美容室 自然とまちに開かれた開放的な空間

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

クライアントは自宅のように一日を過ごす美容室を、閉じた室内空間ではなく、屋外のように開放的で中目黒の街に開かれた空間を望んでいました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

私が以前担当した建築を見て、光や空気など自然環境を最大限活かした空間を気に入っていただき依頼していただきました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

山手通りに面した5階建てマンション1階を改修した美容室です。この美容室の間口は、前面の歩道幅よりも小さく、奥行は、前面の車道幅よりも小さい。クライアントからは最初に二つの要望がありました。一つは、3セットの置き鏡と椅子、2台のシャンプー台、2脚の待合椅子、収納など、この店舗の広さにしては多いであろう家具やものを置きたいということ。もう一つは、屋外のようなスペースにしたいということでした。
まず、大きな通りに面して大きな開口をとることで、奥行きの深い空間に、一日の風景のうつろいが刻々と現れるようにしました。さらに、既存建物の4本の柱を手掛かりに、入口側から順に待合、カットスペース、シャンプースペースとした。柱にかかるシャンプー台や待合など、各スペースが隣のスペースに少し滲むようにすることで、屋外のようなおおらかさをつくり出そうと考えました。
一部銀膜を残した特殊なガラス置き鏡は、正面に座りカットする時には自分だけが映り、全反射する角度ではガラス部分全体に風景が映り込みます。奥行き方向に3台並べられた置き鏡は、立ち位置によって刻々と室内風景にうつろいます。
反射やスペクトルといった現象、それらを生む太陽の光やまちの風景、日々の営みなどが、自然に混ざり合う豊かなインテリアランドスケープを目指した。この小さな美容室が、まちの風景に豊かさと彩りを与えてくれることを願っています。

依頼者の声: 

「コロナ禍の今、自然換気ができ、開放的な空間であることで、いろんな方を招くことができ、コロナ前と同じように、美容室の営業を安全に快適に行えています。」(クライアント)

その他の画像: 
ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 道路側に対してのプライバシーの問題は、都市部のように小さい住宅の場合には常に付きまとう課題です。特に南側が道路の場合には、玄関も南側になることが多く、さらに日本人の気持ちとしては窓も大きくしたいなどと考えますから、いろいろと悩ましいところではあります。
 窓は外部に開かれた開口部ですから、外部からの視線や音、さらに内部からの音などがここを通して伝わるわけで、プライバシーということではこの外部からのプライバシー保護、内部から外部への保護ということを考えなくてはなりません。南側は大きく開かれるように設計すれば、それだけプライバシーという観点からは問題が出てきます。視線に限れば、ガラスを工夫して外部から見えにくくするということができます。熱線反射ガラスのようなものを用いれば内部が見えにくくなり、さらにブラインドのようなものあるいはケースメントやレースのようなカーテンを取り付ければ一層効果的になります。窓の外側にいくらか庭のようなものを作れるようでしたら、植え込みや生垣のようなもので囲ってあげると佇まいもよくなり、プライバシーの観点からも効果的になります。これは音の問題も幾分か解消できるので一石三鳥くらいの方法です。窓の大きさを腰窓にして窓の下に腰壁があるようにすればこれも少しはプライバシーの保護、安心感につながりますし、家具の配置も楽にできるようになりますので、南だから掃き出しの大きい窓にしなければという考えを今一度見直すことも必要だと思います。余談ですがアメリカ映画での住宅は道路側に塀はなくて、芝生が広がっていて、窓は腰窓になっているものがほとんどです。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

木造を前提とした話になりますが。

昨日、問い合わせいただいた方や、

ここ最近お会いさせていただいた方々から

共通して聞かれたことがあります。

その辺を少し、まとめてお伝えしておきます。

話のポイントは。。

「耐震性」についてです。

みなさまに共通しているのは、

これから、この地域で、大きな地震が起きる可能性は、とても高い。

せっかく家づくりするのに、地震で壊れてしまってはいけないので、

大きな地震にも耐えうる家にしたいということ。

耐震3が必須だとか。

制振がいいとか。

免震がいいとか。

構造計算してるからいいとか。

何がどう違って、何が最善なのかわからない。

そんな感じです。

いろいろお伝えしたいこともありますが、いきなりだと

わかりにくいので、昨日のお客様の場合を事例にしていきます。

「今、検討している工務店が、構造計算をしてくれるみたいで、

しかも、地震に強い〇〇工法を採用しているんです」

(〇〇はご想像にお任せします)

「〇〇工法だから、耐震性は問題ないんですよね?」

という流れでした。

そもそも。

この質問を私に投げかけることからして、

不安に思ってるのかなと思って、こう問いかけました。

「納得されてるんですよね?」

「実は。。何も計算しないよりは安全なのは、なんとなくわかりました。

 でも。それが、一番いいのかわからないんです」

疑い出したら、切りがないのですが、

一生に一度のことなので、最善にしたい気持ちもわかります。

ということで、少し簡略化してますが、

こんな風にお伝えしました。

木造2階までの家は、構造計算の義務がありません。

なので、何も意図しなければ、超簡易な計算をもとにして

家の構造が決まります。(怖い。。)

もう少しグレードがあがると、簡易な計算はします。

地震に耐えうる壁の「量」が足りてるかどうかといった程度の

計算で、耐震等級が決まります。

でも。

まだまだ簡易すぎて、何も決まりません。。。(まだ怖い)

さらに詳細な計算をすれば、ちゃんとした根拠のもと、

いろんな骨組の大きさまで含めて、決めることができます。

〇〇工法は、詳細な計算になるので、ある意味安心です。

ある意味っていったのは。。

計算したから、すごいんじゃないからです。

その計算をする人に基準がないといけませんよね。

よくお伝えしますが、建物ってバランスが大事です。

そのバランスの基準があるんですが、

その基準に納まるだけで安全なのかということなんですよね。

国が定める基準は、厳しいというより、最低限なことが多いんです。

国が定めた基準だからいいというだけでなくて、

もう少ししっかりとした基準が持てると、より安全になりますよね。

どこまで求めるかによりますが。。

私は、自分がかからせていただいた家が、

大きな地震でも性能を保持できることを目的にしてるので、

仮にオーバースペックになっても、納得して

その結果で工事していただいてます。

ちなみに。私がよく現場で言われること。

「この基礎、鉄骨造みたいですね。」

「耐力壁がやたら多いんですよね。」

無駄につくってるわけではないので、私としては自然ですが、

裏を返せば、構造計算していても、それなりの建物も多いって

ことを意味しています。

大事なのは、計算するだけじゃなくて、詳しい人に相談して

しっかりとした基準で家づくりをしてもらうことなんだと思います。

そんな流れで説明差し上げました。

納得していただけたようでよかったです。

家族が、安心に暮らしていける。

それって、一番大事なことですので。

また機会をつくって、もう少し突っ込んだ話もしていきますね。

Y邸

●設計事例の所在地: 
愛知県名古屋市
●面積(坪): 
40
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

店舗併用住宅の玄関部分

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

お客様からの融資条件の緩和のため、耐震等級3を取得した物件になります。

その他の画像: 
ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

桜を臨む南道路に面する府中の家を紹介したいと思います!
http://ohkokk.boo.jp/futyu.html

南道路のプライバシーはせっかくの日の光を採り入れられることとの勝負ネタです。
府中の家では南には日を取り込むバルコニーを設けましたが…腰壁をコンクリートでつくることにより下からの目線を遮るように考えました!
合わせて建物の真ん中には中庭をつくって全面をガラスにすることでプライバシーが保たれた空間ができました!
あくまでも一例ですが…クライアントには喜んで頂いてます(^^)/~~~

プライバシーが確保された中庭・株式会社 佐野修建築設計事務所 佐野 修さん


 
中庭を設けることで,プライバシーが確保された屋外でもなく室内でもない中間領域が生まれます。
 
中庭について株式会社 佐野修建築設計事務所 佐野 修さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー 株式会社 佐野修建築設計事務所 佐野 修 の写真
文京区水道2-13-2 前田ビル501
03-3941-7051

 

貴社が中庭のある家をてがけるようになったきっかけがありましたら教えて下さい

 
近年,2世帯住宅を希望される方も多く,親世帯と子世帯を中庭で緩やかにゾーン分けするプランを提案したのがきっかけです.
また,平屋建てを希望される方にも中庭のあるプランは非常に相性がいいと思います.
 
中庭を設けることで,プライバシーが確保された屋外でもなく室内でもない中間領域が生まれます.
この中間領域が住空間に豊かなシーンを生み出します.
 

中庭のある家の費用はどれくらいでしょうか?

 
中庭の広さや形状によりコストが大きく変わりますので具体的な金額は算出できませんが,金額以上に効果や魅力があると言えるでしょう.
天気のいい日はセカンドリビングやセカンドダイニングにも使用できます.
建築本体工事に含まれない外部空間が住空間となるわけですから, 考え方によっては非常にお得と言えます.
 

中庭のあるアパートなども設計していただけますか?

 
はい,もちろんです.
アパートを計画する際に必ず求められる「窓先空地」を中庭に面するようにすれば,合理的で魅力あるプランが出来る可能性があります.
 

中庭にウッドデッキを設ける際の注意点がありましたら教えて下さい

 
方位,建物の高さ,屋根の形状,軒の出,窓の形式や大きさ,雨樋の位置など気を付けなければならない点がたくさんあります.
その中で特に注意が必要なのは建物の高さです.
一年を通して太陽の光がどのように注ぎ込み,気持ちのいい空間になるかをシュミレーションすることが非常に大切です.
 

中庭の大きさがどれくらいがいいのでしょうか?

 
コの字型の中庭の場合,1800mm×1800mm以上,
ロの字型 の中庭の場合,2700mm× 2700 mm以上は必要だと思います.
(※ 建物の高さ等諸条件は考慮していません)
 

中庭にオーニングを設けることも可能でしょうか?

 
オーニングを設けることは可能です.
ただ,使用用途や建物の意匠に合っているかを十分吟味する必要があると思います.
 

「中庭のある家」で工夫した点を教えて下さい

 
施主は定年間が間近に控える夫婦で,平屋を希望されました.
防犯意識も高く,外部から覗きこまれなないようなプライバシーが守られるプランを計画しました.
また,建物が主張しすぎない抑制の効いた意匠を心がけ,控えめな和モダンとなるようにデザインしました.
 

「大屋根の家」で工夫した点を教えて下さい

 
「大屋根の家」 は2世帯が同居する住宅です.
子世帯は若夫婦2人+子1人の3人家族,親世帯はお母様1人です.
水回りなどの設備は基本的に共有ですが,中庭を挟んで緩やかにゾーン分けをしました.
 
中庭を中心に回遊できるロの字型としたため,閉塞感や暗いイメージが付きまとわないように風の流れや光の導き方に細心の注意を払いました.
中庭を囲むように大きな屋根を掛けることにより,シンプルでおおらかな住宅となりました.
 

株式会社 佐野修建築設計事務所 佐野 修さんの中庭・設計事例

   

画像 建物の名称 紹介文
葉山町 中庭のある家

構 造:木 平屋建て
用 途:専用住宅

豊川市 大屋根の家 

建物の中央に中庭を設けたロの字型プランで,親世帯と子世帯が同居する2世帯住宅です.
中庭が各世帯を緩やかにゾーン分けすることで,気配を感じつつもプライバシーが確保できるようにしました.

 

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