築約150年の茅葺古民家再生

●設計事例の所在地: 
千葉県東金市
●面積(坪): 
46
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

築約150年の茅葺古民家を再生した外観です。
屋根は十数年前に瓦型金属屋根に改修されていましたが、外壁、内部はほぼスケルトン状態にしての、全面改修したものです。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

大変厳しいコスト条件の中で、耐震改修を含めて可能な限り次世代に引き継げる状態にリノベーションしたいとのご希望でした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

私が設計事務所勤務時代にお付き合いのあった企業にお勤めだったため、その後独立した私の事務所にも信頼を寄せて下さり、ご依頼をいただきました。
京都から千葉の現場へ、遠距離の仕事でしたが、歴史ある古民家の全面再生ということで、意欲的に取り組ませていただきました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

小屋裏の茅葺き屋根構造は、途中で手入れがされており、比較的きれいな状態でしたので、お客様と相談の上、玄関土間空間の天井は全て撤去して、小屋裏を現しにした仕上として、この時代の古民家の美を再現することができました。

その他の画像: 

正面外観

玄関土間。近隣の寄り合いで、10人程度の会合が開けるスペースになっています。

玄関土間の現しにした小屋裏。太い小屋梁と美しく組まれた茅葺き屋根の構造を見ることができます。

連続した座敷と仏間。

土間に隣接した仏間。

土間と可動間仕切りで仕切った食堂。
食堂と台所の床には、温水式床暖房を設置しています。

シンプルなシステムキッチンを設置し、高窓から光を入れたキッチン。

お客様の強いご希望で、昔からある五右衛門風呂の浴槽を交換して、窯も再建しました。壁と天井は桧の羽目板張りです。

築約100年の古民家再生

●設計事例の所在地: 
京都府亀岡市本梅町
●面積(坪): 
27
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

築約100年の茅葺古民家のリノベーション事例です。
私の事務所の隣にあり、2年前に外壁と屋根の断熱と屋根に窓を設けて採光と通風を確保するなどのリフォームを行いました。
現在は、古民家再生の実例として見学いただいたり、醤油づくりや草木染めなどのものづくりのスペースとして利用しています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

歴史ある日本建築の良さを残しながら、古民家特有の暗い、寒い、使いにくいという欠点を克服して、現代の生活に不自由なく使えるようにリノベーションすることがテーマでした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

これは私自身の仕事ですが、依頼をいただく方のご希望を細かく伺って、示されたご予算内で、最大の成果を実現することを常に心がけています。
満足できる住まいを実現するためには、設計監理が最も大切ですが、ご予算を無駄にすることなく、良い仕事をしてもらうためには、工務店の選び方も重要です。
私どもでは、信頼できて技術力もある工務店をご紹介したり、ご予算が少ない場合には、設備機器などをネットなどで直接購入して支給する、直営方式も採用することができます。
また、できるところはご自分で工事に参加する、セルフリノベーションを採り入れることも可能です。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

築100年の木造住宅は、伝統工法という構造でできていますので、リフォームの際はそれを踏まえた耐震改修を同時に行うことが求められます。また、雨漏りや床下の湿気から来る構造材の腐食、シロアリの被害なども、リフォームの際に点検して、必要な補修を行っています。
昔の家は、今では手に入らないような貴重な木材や、美しい建具が使われているので、できる限りそれを残し、空間の良さを損なわないように機能的なデザインを加えていくことを心がけています。

その他の画像: 

玄関土間は傷んだ部分を補修した程度ですが、たたき土間だった床は、淡路の敷瓦を貼っています。

屋根に設けた窓からの光を1階に落とすため、小屋裏を吹抜にして丸太梁を現しにしています。

6畳の間は畳敷きだったところを杉の無垢板張りにして、植物系のワックスをセルフで塗りました。

小屋裏はもともと蚕を飼っていたようですが、吹抜にして、6帖と4帖のロフトスペースになっています。来客用の寝室にも使っています。

昔からある里山の風景に溶け込んだ、茅葺き屋根のシルエットと、窓から漏れる明かりは、ご近所のみなさんにも親しんでいただいています。

フルオーダー・自由設計の注文住宅を建てたいあなたへ

ハウスメーカーの自由設計とは?

自由設計というキーワードを広告に掲載しているハウスメーカーは多いです。
しかし、ハウスメーカーの場合、実際には自由設計と言っても使用する建材などは標準仕様の範囲内で選ぶという場合が多いです。

もちろん、追加費用を払えば標準仕様以外の建材を使うことも可能ですが、その場合はかなり割高になります。
ハウスメーカーの言う自由設計というのは「間取りは自由になります」くらいの意味と思ったほうがいいと思います。
それではフルオーダー・自由設計の家を建てたいという場合はどうしたらいいでしょうか?

「自由設計」「フリープラン」というキーワードの広告に注意

 
「自由設計」「フリープラン」というキーワードを使って新築建売住宅や建築条件付き宅地を販売している不動産会社も多いです。

そのような建売住宅・建築条件付き宅地を購入して
・自由設計のはずなのになかなか思い通りにならない
・希望通りのプランにするとオプション費用がかさむ
・解約しようとしたら違約金を請求された
などの場合があるそうです。
 
「住宅のプランは契約をしてから決めればいいので、とりあえず契約を結ぶ必要がある」
などと言われる事例が多いようです。
住宅の請負契約を結ぶ際には間取り・仕様・価格などが決まってからにすることをおすすめします。
 
大阪府の公式サイトの上記のような事例を紹介したページがあります。
興味のある方はご覧ください。
 
要注意!「自由設計」「フリープラン」をうたう契約のトラブル
 

フルオーダー・自由設計の注文住宅の注意点

 

  • 予算をはっきりさせる
    予算がはっきりしないまま、ハウスメーカーや工務店に問い合わせをすると、あなたが住宅ローンを組める最大限の予算で家を建てることになりがちです。
     
    できればファイナンシャル・プランナーなどに相談して無理のない予算を立てることが大切です。
  •  

  • 設計者とのコミュニケーション
    自由設計であるため、自分がどのような家に住みたいのかを設計者に伝えることが必要です。
    そのため、設計者とのコミュニケーションを密に行い、イメージを共有することが重要です。
     
    ハウスメーカーの場合、営業マンが設計を行ったり、設計者と直接、打ち合わせができない場合もあります。
    できれば建築家に直接、設計を依頼することをおすすめします。
  •  

  • 将来の増改築も考慮する
    間取りは、家族構成やライフスタイル、将来のライフプランに合わせて検討する必要があります。将来の増築や改装の可能性を考慮することも大切です。
     
    ハウスメーカーの場合、型式適合認定という制度を使っていることが多いため、、他社では増改築の際に確認申請が通らない可能性が高いです。
    その場合、新築の際に依頼したハウスメーカーに依頼せざるを得ないことになります。
    比較検討がされない場合、価格は相手の言い値となり、高くなりがちです。
  •  

  • 土地を購入する場合は事前に専門家に相談する
    土地の形状や地盤、法規制など、注文住宅を建てる上での土地の条件を確認することが必要です。
    建築基準法や都市計画法などの法規制にも十分に注意してください。
    購入前に建築家に相談していただければ、アドバイスすることが可能です。
     
    土地探しの段階から建築家に相談するメリットは下記をご覧ください。
    土地探しの段階から建築家を活用するメリット
     
  • 土地を購入する場合は予算のバランスに注意する
    土地を購入して、注文住宅を建てる場合は土地と建物の予算のバランスも重要です。
    不動産業者はできるだけ高い土地を売りたいため、不動産業者の勧める土地をそのまま購入する事はやめてください。
    高価で広い土地を買ったために、建物の予算が少なくなってしまう場合があります。
    事前に建築家に相談して、土地と建物の予算のバランスを考慮した上で最適な土地を購入することをおすすめします。
  •  

  • 特殊な条件の土地の場合
    狭小地、変形地、傾斜地など特殊な土地の場合は、ハウスメーカーでは対応が難しく工事費が高くなってしまうことがあります。
    そのような場合はぜひ建築家に相談することをご検討ください。
  •  

  • 施工会社の選定
    施工会社を選ぶ際は、実績や技術力、保証内容などを十分に検討することが必要です。
    また、施工中のコミュニケーションや工程管理、施工後のアフターサービスなども重要なポイントとなります。
     
    建築家に設計・監理を依頼した場合、詳細な図面を作成した上で各社から見積もりを取ることができます。
    品質を確保した上で比較検討することが可能になります。
  •  

  • 建築基準法や法規制の遵守
    注文住宅を建てる際には、建築基準法や法規制を遵守することが必要です。
    これには、耐震性や断熱性などの基準をクリアすることも含まれます。
  •  

  • 完成後のメンテナンス
    注文住宅の完成後も、定期的なメンテナンスが必要です。
    外壁や屋根、水回りなどの設備機器など、各部位の点検や修繕を行い、長期間にわたって住み続けるための環境を整えることが大切です。
     
    極端なローコスト住宅はメンテナンスに費用がかかる場合がありますので、ご注意ください。

ほんとうの意味でのフルオーダー・自由設計・注文住宅を建てるなら施工業者から独立した建築家に依頼することが大切

 
工務店・ハウスメーカーは設計と施工を同時に請け負います。
設計・監理などは社内の設計部門の担当者が行います。
 
自由設計・注文住宅と言っても、少なからず施工部門の得意な構造・工法・建材・仕様などを考慮しながら設計を行う必要があります。
 
建築家は設計・監理のみを受託します。
依頼者の立場に立って、設計・監理を行います。
構造・工法・建材・仕様なども依頼者の希望に沿って設計していくことが可能になります。
 
本当の意味での自由設計・注文住宅を建てるには施工業者から独立した建築家に依頼することが大切です。
建築家に設計を依頼する場合、下記のような点を心配される方が多いようです

フルオーダー・自由設計の注文住宅を建てたいなら建築家に設計を依頼するのがおすすめ

フルオーダー・自由設計の注文住宅を建てたい方は建築家に設計・監理を依頼することをご検討ください。
建築家に設計を依頼する場合、下記のような点を心配される方が多いようです。

下記のような心配は不要です

建築家に依頼する際に下記のような点で心配される方が多いようです。

費用が高くなる

建築家に依頼すると設計料の分だけ高くなると思っている方がいらっしゃるようです。
しかし、下記のような理由で必ずしも高くなるとは限りません。

  • ハウスメーカーでも内部に建築士がいて設計などの作業を行っています。
    そのための費用は必ずかかっています。
  • ハウスメーカーは多くの営業マンを抱え、大量の宣伝広告費用を使って集客を行っています。
    そのような費用も住宅の価格に上乗せされています
  • 建築家は少人数の事務所で、宣伝広告に大きな費用をかけることはありません。
  • 建築家に設計・監理を依頼した場合、複数の工事業者から見積もりをとって一番安い工務店を選ぶことができます。
  • 複数のハウスメーカーから見積もりをとって比較する場合、もともと違う家を比較するだけなので「安かろう悪かろう」という結果になりがちです。
    建築家に依頼すると詳細な設計図を作成し、その設計図で見積もりをとって比較するので一定の品質を保った上で価格を比較することができます。

そのため、どちらが高くなるかはその都度比較検討してみたいとわかりません。
比較検討した上で設計依頼するかどうかを決めていただければ結構です。

相談しただけでお金がかかる

相談しただけでは料金を取る建築家はほとんどいません。
当サイトの建築家依頼サービスを利用すれば、事前にかかる費用を確認することができます。

プランを作成しただけでお金がかかる

プラン作成は有料の場合と無料の場合があります。
プランを依頼する場合は事前に有料か無料か伺ってから依頼するようにしてください。

奇抜な設計になる

多くの建築家は奇抜な設計よりも住みやすい住宅を設計することを心がけています。
当サイトでは建築家の設計事例も掲載していますので、建築家を選ぶ際の参考にしてください。

小さな住宅など設計してくれない

当サイトの建築家依頼サービスには小さい家を建てたい方からの投稿も多いです。
小さい家をてがける建築家も所属していますので、ぜひ投稿してみてください。

断熱や構造などの基本性能が悪い

多くの建築家は断熱性能や構造強度なども十分に確保する設計を心がけています。
住宅性能表示制度を使えば、住宅の性能を把握することができます。

土地がないと相手にしてくれない

当サイトの建築家依頼サービスに投稿することで、土地がなくても建築家に相談することができます。
土地探しの段階で建築家の意見を聞くことで、土地選びの失敗を防ぐことができます。

建築家依頼サービスの料金

 

 
建築家依頼サービスは会員建築家が支払う参加料で成り立っています。 
そのため、一般の方は無料でサービスを利用することができます。 
なので、参加していただいた建築家には誠実な対応をお願いいたします。 

注文住宅が得意な建築家一覧

当サイトに住宅の事例を掲載している建築家を紹介します。
実際にはもっと多くの建築家が注文住宅を手がけています。

ユーザー 磯村建築設計事務所 磯村隆幸 の写真
愛知県

愛知県名古屋市近郊の設計事務所です。何年住んでも飽きない、愛着の増す建物づくりをめざします。設計監理はもちろん、建設資金の借り入れ、コストプランニングのご相談も承ります

ユーザー 一級建築士事務所 group-scoop 安河内 健司+西岡 久実 の写真
福岡県

ウチとソトとの関係性を大切に、敷地のもつ力を最大限に引き出す設計を心がけています。
青い空、鮮やかな緑、柔らかな光、爽やかな風に満ち、素材感あふれる、飽きのこないシンプルな空間と
プラスαの遊び心をもちあわせた建物が好きです。

ユーザー 株式会社 深田環境建築デザイン 一級建築士事務所 深 田 晋 の写真
福岡県

建物づくりとは建築物という「形」をつくるだけではなく、その空間によって生まれる『生活スタイル』や、そこで過ごす『時間』、『家族の絆』や『感情』、『感覚』までも創造していく事だと思います。

その他の建築家を見る

注文住宅の設計事例一覧

当サイトには多くの建築家が登録しています。
当サイトの建築家と建てた注文住宅の事例を紹介します。

画像 設計事例の名称 建物の紹介文
傾斜地の家

住居専用地域で防火の制限や、傾斜地の規定、道路斜線制限などがある中、「無垢材の使用」や「オーソドックスな切妻屋根」「必要最小限の居室」などご希望を可能な限り実現した、施主と共に作り上げたミニマムハウスです。

ナガヤネ ー 長い屋根と土間の家 ー

敷地が細長い形であったこともあり、全長約20mのなが~い1枚屋根で家族の様々な生活シーンを緩やかに繋ぐオープンでシンプルな平屋の家を提案しました。

ウッドデッキで繋がる空間 姫路の家

敷地は姫路市の古い民家と新しい住宅が混在する地域にあり,角地で隣接する家は北側のみ,旧集落の入口にあたります.



他にも多くの事例があります。こちらをご覧ください。

投稿する前のご注意

建築家依頼サービスは一般の方は無料で利用できますが、下記の点にご注意ください。 

冷やかし半分での投稿はご遠慮ください

 
当サービスは真剣に建築家に仕事を依頼したい方のためのサービスです。
冷やかし半分での投稿はご遠慮ください。 

できるだけ返事をしてください

  
建築家依頼サービスで返信を頂いた建築家にはできるだけ返事をするようにしてください。
お断りする場合でもプライベートメッセージなどを使って連絡いただければ幸いです。 

建築家紹介センターの安心安全宣言

・条件が悪くても大丈夫です
・しつこい営業はありません
・個人情報を入力する必要はありません
・設計士に依頼すると高くなるとは限りません
・リフォームでも依頼可能です
・土地がなくても申し込み可能です
・小さい仕事でも依頼可能です
 

I-2312、築100年位の母屋をリフォームしたい(福井県)

ユーザー きよみ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
福井県
現住所‐郡市区町村: 
小浜市
依頼内容: 

築100年位の母屋をリフォームしたい。
土地ともに個人資産
平家を希望
予算はよく分からないが1000万位で

建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





I-2311、3台分のカーポートを建てるにあたっての建築確認申請(栃木県)

ユーザー 山田2311 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
栃木県
現住所‐郡市区町村: 
宇都宮市
依頼内容: 

3台分のカーポートを建てるにあたっての建築確認申請

建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日の空ですね。

見た目はきれいなのですが、うだる暑さでした。。

東海地方は、最高気温が38℃だったそうです。

今後は下がっていくかもしれませんが、来年はもっと上がるかもと

想像すると、思いやられますね。

暑さ、そして寒さをより多く軽減するため、

断熱、気密はもちろんですが、日射をコントロールすす手立てや

西日対策等を、しっかり盛り込んでおくことをおススメします。

昨日のAMは、完全にオフ。

毎年、この日のAMは、お墓参りと決めているんですよね。

県内なのですが、いろいろとお世話になった方のお墓が

点在しているので、半日かかりになったりするので。

先祖含めて、友人まで、しっかりとお参りできてよかったです。

さて。

昨日の午後はというと。。

結局、家づくりのことをしていました(笑)

といっても、結構深い内容だったりしました。

建築家との家づくりって、どんなイメージをお持ちなんでしょうか。

見た目をかっこよくしてくれるデザイナー?

図面を書いてくれる人?

サプライズな提案をして設計をしてくれる人

実は。

私とは別の建築家との家づくりをされている方からの

ご相談がありました。

概ね設計が完了していて、見積もりをとったところ。

想像を超える予算オーバーにビックリ。

設計の内容を見てみると。。

全てではないのですが要望したことは盛り込まれていない。

なぜか聞いてみると、それは、好ましくないので、

よりよい提案をさせてもらっていますとのこと。。。

今までにお会いした回数は、なんと4回!

メールでのやり取りもあったようですが、

いつも返信が遅くて、忘れたころに返答があったり、

返答が遅い分、こちらの問い合わせメールがたまって、

全てに返答されないこともあったそうです。

ビックリしました。

相談された方は、弊社のHPやこちらのブログを読んで

くださって、もっとすごいかかわり方をしているのでは?

と思ったそうです。

回数が多いからいいという単純な話ではないのですが、

私は、お客様と一緒に家づくりをしていくことを大事にしているので、

ついついお会いする回数は増えていってしまいます。

なので。

4回の打ち合わせだけでは、家を構成するすべてについて

説明もできませんし、納得も、意思決定もしていただけません。

ご相談いただいた方が、求めていた家づくりは、

私のようなじっくりと一緒につくる建築家だったのかもしれません。

でも。

建築家にお任せで、素敵な家をつくってほしいと

思われてる方には、私との家づくりでは、大変なだけで、

途中であきらめてしまいそうです。

どんな家をつくるのか。

それも大事なことなんですが、自分がどんな関わり方で、

家づくりをしていきたいのかを、しっかりとお持ちになって、

それをどんな風に実現してくれるんですか?と

候補になっている建築家に聞いてみるといいのではと思います。

ここを見過ごしてしまうと。。

せっかくの家づくりが、楽しくなくなってしまうかもしれませんので。

ちなみに。

ご相談いただいた方には、こうご返答差し上げました。

まずは、今の建築家の方に、気持ちをそのままぶつけてください。

どう思っているのか。どうしてほしいのか。

納得の家づくりをしたいです。

せっかくご縁があって、家づくりをされているので、

腹を割って話しをして、いいカタチになるといいなと思いました。

こういったご相談は、自分の家づくりに対する姿勢を見直す

意味で、とてもいい機会をいただけました。

感謝!

屋根のラインが印象的な、心地よい平屋の家

●設計事例の所在地: 
愛知県名古屋市
●面積(坪): 
48
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

リズミカルに展開する屋根のカタチ。
そのおかげで、表情豊かな外観デザインを実現できています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

せっかくの家づくりなので、建築家にお願いして、自分だけの家をつくりたいと考えていた。
いろんな建築家と会って話はしてみたものの、なかなかこの人!という建築家に出会えず。
家づくりへの要望を伝えて、計画案を提案してもらったが、要望が全く盛り込まれていなかったり、今までの事例と同じようなデザインだったり。自分たちの家をつくりたいと考えていた。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

他の建築家にも提案をしてもらってはいたものの、自分たちの家ではなく、建築家の個性が表現された家だった。その中で、唯一、自分たちの要望をしっかりと聞き入れてくれて、それを家としてカタチにしてくれたのが、ナイトウさんだけだった。
しかも、見た目のデザインに限らず、心地よさや使いやすさもしっかりと考えられていたのも、他の建築家には見られない、素晴らしいところでした。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

ゆったりとした敷地に、その敷地を最大限有効に活用した平屋の家。
規模の大きな平屋の場合、内部まで光が届きにくくなるため、家の中に3つの中庭を内包させることで、家の隅々まで光と風が行く届く、明るく開放的な家を実現している。
屋根のラインを生かした、表情豊かな外観は、他では見たことのない個性的なデザイン。
断熱。気密をしっかり確保することで快適さを確保すると同時に、生活スタイルのフィットした機能的な間取りを実現している。

依頼者の声: 

とてもかっこよい、自慢の家になりました。
ほんと、毎日を快適に暮らしています。
見た目はもちろん気に入っているのですが、使い勝手がいいのも満足しています。
たくさんの光と風を感じることのできる、素晴らしい家になりました。

その他の画像: 

入り組んだ屋根のラインが印象的な、個性的な外観デザイン

光庭には、たくさんの光が差し込んできます。

伸びやかに展開する、開放感抜群のリビング

ウォルナットの質感が美しい、落ち着いたダイニング

シックな色合いで落ち着いた雰囲気の和室

直線状に展開する渡り廊下。ゆったりとした幅を確保しています。

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 塗料のことを少しずつお話ししようと思います。私どもでは、主に自然な素材を使いますので、塗料も自然なものを使うようにしています。
 柿渋というのは渋柿から製造した塗料で、昔から日本で使われていた塗料です。防腐性もあり、また薬剤としていろいろな治療にも使われてきました。私の子供のころは押入れの襖の裏側の紙はほとんどこの柿渋が塗られた紙だったように記憶しています。
 色は赤褐色といったらよいでしょうか。日本の伝統色の弁柄に近い色合いです。写真は和室仕立ての寝室に使っています。柿渋を塗った和紙の壁とそれを使った収納の扉がとてもよい趣を醸し出しています。
 いろいろなメーカーから販売されていますし、ネットでも簡単に手に入れることができます。現液のままでもよいですし、水で薄めて使っても良いです。色むらも気にせず使うということでよいと思います。写真の和紙も一枚ごとに色合いが違いますし、一枚の紙の中でも色むらがあります。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

サボテンのオブジェ。

このバランス感覚。

センスいいなって思います。

とあるマンションのリノベーションでディスプレイされました。

背面に見えているアート。

奥様が製作されたそうです。

家自体も大事なんですが、こういった小物やアートって

家の空気感をつくりだすのに、とっても貢献します。

モノ自体もそうですし、

どう見せるのか、大きさや色合いも大事にしたいですね。

といっても。

あまり難しく考えると、飾れなくなってしまうので、

住まわれる方のお気に入りであればOKだと思いますよ。

もちろん。

相談していただければ、アドバイスさせていただきます。

こちらのリノベーション。

ほんと。すごいんです。

やりたいことは、すべてやり切ったそうですよ。

見た目はもちろんなんですけど、

マンションとは思えない大胆な空間構成や

使い勝手は驚くほどよいそうです。

マンションなのに、断熱は相当気を付けているので、

快適さも、全然すごいんですよね。

このマンションリノベ。

まもなく、ホームページで公開となりそうです。

これからリノベを考えている方には、参考になると思いますので

オススメです。

毎日楽しく家づくりに関われて感謝!

ユーザー ARKSTUDIO一級建築士事務所 茶之木宏次+羽木みどり の写真

家はその時その時の生活を内包する場です。
家族の在り方も時間とともに移り変わります。

結婚して子供が生まれ、その子供たちもいずれ家から巣立って、また、老夫婦二人の暮らしが始まるというのは、現代社会の大多数の家族像ですが、
子供たちと賑やかに暮らしていた大きな家は、老夫婦にとっては、毎日の掃除や維持管理も負担となって、もてあます、お荷物ともなってしまいます。

そこで、合わない空間に無理に合わせる暮らしを止めて、思い切って、お二人の生活に合った空間を造りなおし、新たな場所で毎日を心豊かに快適に過ごすことは、その後のお二人の人生にとって、とても有意義なものとなるでしょう。

T様のお宅は、築百年以上経た伝統的な2階建ての住宅で、庭に面した南の位置に四間取りの座敷を構え、日常の大半を過ごすダイニングは北側の暗い場所にありました。

その家は隙間だらけで、冬はとても寒く、暖房をつけても、あまり温まりません。
また、阪神大震災で緩んだ構造体に、いつ地震が来て倒れるかも知れないと、とても心配しながら過ごしておられました。

そこで、その大きな家を改築することを止めて、庭の片隅に平屋のコンパクトな離れを造り、その場所で日常生活が完結できるようにしました。

冬は温かく、夏に涼しい家での機能的な暮らしを手に入れられたお二人は、毎日、これまで生活から切り離されていた庭の木々を眺めながら、健康に心豊かな時を過ごしておられます。

ページ

建築家紹介センター RSS を購読