建築家の設計事例

埼玉県上尾市に建つ住宅です。

オープンシステム+新住協+SE構法

分離発注+高断熱・高気密+スケルトンインフィルに対応

昭和34年に建てられた木造2階建ての住宅の改修です。我々建築家は新しい建物をつくることはできますが、時間を経た空間をつくることはできません。この住宅の改修にあたり、既存の建物に敬意を払い、丁寧に読み解くことを意識しました。

ガラスカレット入りの現場配合の左官外壁と桁行方向に流れる片流れ屋根が内部空間の特徴を象徴しています。内部もオリジナル左官、チーク無垢フローリング、自然塗装等で仕上げています。

総工事費1400万円で循環式床下暖房や外壁の塗り壁も出来るだけ採用しました。もともと物を減らして大変スッキリとした生活をされていたので造作家具も収納も最低限で済ませることができ、24坪程弱の家でも広々とした生活空間が生まれました

名古屋市昭和区の八事富士見は、雑木林など多少緑が残りますが、起伏が激しい地域でもあります。いわゆる高級住宅地の少し外れにあります。
敷地は、山の北斜面のほぼ谷の部分に位置しています。

屋根の形をシンプルにする(片流れ)ことにより、コストと地震等の安全性を守る。窓の配置を工夫して。壁量を臆して、耐震性を高めました。建築主がネットで購入した、設備を支給品で工事しました。洗面器、エアコン、物干し等

「2世帯のより良い関係性を築くことができる家」
「家族それぞれがゆったりと自分の時間を過ごせる家」
「機能性や耐久性の高いしっかりとした家」
「明るく風通しの良い家」
「ワンランク上の性能を有する家」

「そのままに」
今回は、菊川で営業されていた美容室の移転であった。
改装ではなく移転、そして既存のお店から徒歩2分という立地。
改装であれば、空間のどこかにお店の歴史が残り、新装では全く新しい空間となる。

山の林の中の敷地に案内されて初めて感じたことは、日本独特の仄暗い静かな美しさでした。この環境の中に明るく静かな抽象的な空間が作れないだろうか・・といったことが計画の中心となりました。

フィットネススタジオ  FIT:S(フィッツ)

・耐震等級3
・熱損失係数 Q値2.00W/m2K
・夏季日射取得係数 μ値0.034
・エネルギー性能 親世帯:50.84GJ、子世帯:47.26GJ
・年間ランニングコスト 親世帯:84000円、子世帯:97000円

扶桑町の閑静な住宅地に建つ、木造2階建て住宅です。

アプローチのコンクリートブロックの壁が、そのまま室内へと続いているのが特徴です。

傾斜地に逆らわずに建築をし、伸びやかな空間を実現しました

分離発注を採用し、総工事費をおさえられた。
土台、柱は4寸(12cm)角の桧、梁は大断面の松、室内は漆喰、木、和紙等の自然素材を使いモダン和風にした。

間口が狭いL型敷地で、採光・消防・避難など難問山積みの法規クリアでした。

眺めるだけの庭ではなく、洗濯物や布団を干したり、日曜大工をしたり、食事をしたり“生活の場”として “部屋の延長”として 庭を楽しむ家です。

都内に建つ築20年の住宅のリノベーションです。サッシの交換、断熱材の交換により断熱性能を向上させ快適に空間としています。自然素材を多用し気持ちの良い内部空間、屋外空間を創出し、建具により仕切る事で開放的でありながらプライベートも確保できる計画としています。

狭く、限られたスペースの中で、プランニングにちょっとしたアイデアを積み重ねていき、図面で見るのとは違う空間の広がりを持たせるデザインとしました。

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