建築家の設計事例
この住宅を計画する地域は旧市街で、周囲には既存の住宅が密集して立ち並んでいる。 |
周囲のオフィスビルや道路からの視線等からプライバシーが守られる家とするため、 |
周囲と高低差がある敷地に建つ、混構造の小住宅です。隣地の崖からの悪影響を受けないように1階部分を鉄筋コンクリート造とし、上部は木造としています。敷地面積に余裕が無いのでまず法規上許される最大限の容積を箱として確保し、それを効率的に覆うために捩れた屋根をかけています。 |
§ 設計コンセプト § 幸福に溢れたコミュニケーションを永続的に提供する飲食店 |
二世帯で住むので、見る見られるという関係を良好に保ちつつ、高齢の親の見守りが出来るよう |
敷地の東側には田園風景が広がり、西側には幹線道路が走っている為、音や視線、そして西日対策として西側は閉じるデザインとしました。そして、東側には大きなバルコニーを設けリビングから眺望を楽しめるようにしています。 |
総工事費1400万円で循環式床下暖房や外壁の塗り壁も出来るだけ採用しました。もともと物を減らして大変スッキリとした生活をされていたので造作家具も収納も最低限で済ませることができ、24坪程弱の家でも広々とした生活空間が生まれました |
①依頼者からの希望イメージを基本に、新たなデザイン提案を行った。 |
昭和34年に建てられた木造2階建ての住宅の改修です。我々建築家は新しい建物をつくることはできますが、時間を経た空間をつくることはできません。この住宅の改修にあたり、既存の建物に敬意を払い、丁寧に読み解くことを意識しました。 |