建築家の設計事例
海岸沿いであるため、地盤調査を綿密に行い基礎を決定しています。このため、東北大震災の際、高台の小学校に非難命令が出された地域にもかかわらず、幸い建物自体にはまったく被害はなく、お施主様にも大変喜んで頂きました。 |
今回はご希望と予算と性能を考慮し、木造耐火構造という仕様、木造で高性能・品質が確保できるSE構法に挑戦しました。クライアントと長い時間を共有し、施工者と共につくり上げる楽しさを実感した住まいです。 |
大屋根の建築として、周辺の環境と調和するようにデザインした。 |
この住まいのシンボルともいえる正面の格子は、軒の水平ラインに対する垂直ラインを表現すると共に、内外の視線を柔らかく遮りつつ、通す役目も持っています。この格子と敷地と道路の高低差を利用して塀の一部をカットしたことにより、公園で遊ぶ子供達の様子を住まいの中から確認できます。 |
将来的に家族の人数が増えるかもしれないとのことなので、部屋を増やせるように構造的・法的規制を問題なく満たせるように準備をしてあります。 |
湘南鵠沼の海から5分程の旗竿状の敷地。家族構成は夫婦2人と子供1人。設計当初は2階建てを希望されていましたが、緑豊かな庭と一体となり、快適に暮らせるよう小さな平屋を提案しました。心地良い南風をリビングに取り入れるため、南側を木製建具で全開できるようにしています。 |
一度リフォームしたのですが、荷物があふれてきて、限界を感じられたそうです。 近所の私は、犬の散歩の時、畑で作業しているお客さまと顔見知りでした。 |
私たちは良くコートハウス形式(中庭型)を採用しますが、住宅地や密集市街地ではそれが、安心して過ごせる庭とカーテンを閉めなくてもすむ窓を作るための最良の方法の一つだと考えているからです。 |
本物件は設計だけでも1年以上かかりました。基本設計も固まり、実施設計にかかっていたものの、依頼者の都合による大幅な計画変更にも都合を察し、常に依頼者と同じ視線で悩み考え模索してきました。 |
玄関に入ると土間のギャラリ-室がお客様をお迎えします。突き当たりの地窓からは中庭のや |