中庭|建築家の設計事例

プライバシーを確保しつつ大人数が集まれて、
光が降り注ぐ家とするためにリビングと一体につながる中庭(縁側)を提案
変形敷地を趣のあるアプローチ(露路)とした。
御近所や友人など40人が集まって露路の竹を結った

中庭(テラス)を取り囲むように各部屋を配置することで、どの部屋にも十分な採光がとれています。天然木や珪藻土仕上げの壁・床で調湿・蓄熱効果等があり一年中快適に過ごすことができます。

周辺環境との調和を考え、和風モダンの外観としました。
屋根は平瓦、壁は内外とも天然漆喰で仕上げられています。

木造らしさを感じさせない無機質な外観と内観、
庭廻りなどのエクステリアまで無機質にこだわられた施主様のこだわりがカタチになりました。
コの字型の間取りからプライベートな中庭をつくり、外部の視線を気にせず開放的なLDKからの眺望を得る事ができました。

構 造:木 平屋建て
用 途:専用住宅

■建物を全部変えるのではなく、段階的な再生としました。
「①保存・再生部分②改修部分③増設部分」
◇①建物の老朽化への基本的な対応②設備への基本的な対応③快適な生活への基本的対応

高齢の依頼者のため平屋とし、室内はバリアフリーとなっています。

中庭をコの字型に建物が囲み、ビルトインガレージの上にダイニング・キッチンを配置。
1m下がった場所にリビング、さらに1m下がった場所に就寝スペース・水廻りを計画することで、廻遊性と高低差を活用した巨大な床下収納が設置でき、面積以上の空間の広がりが感じられる住宅です。

この建築は、4世代4世帯の住居と仕事場、及び賃貸住居3戸からなる複合建築です。家族構成は20代の兄家族・弟・50代の親夫婦・70代の祖母です。高密度に積層する建築の中で、住まいが閉鎖的にならずに広がりが感じられるためには、ゆとりある外部空間が重要です。

木彫の制作過程において発生する音を遮断するため、アトリエと住宅を中庭を設けることによって分離し、緩衝帯としての役割と、木彫作品の発表の場、家族や友人が集まることができるコートハウスとして提案。

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