建築家の設計事例

建坪9坪の中に、玄関・LDK・寝室・水回り・階段と多機能が納まる様収納などを立体に利用してシンプルにスッキリ生活出来るように工夫。
自然素材と調湿する壁・天井の仕上。木造3階建のしっかりした骨組み。防火性能にも注意した造り。

建物の安全性にはかなり神経を使っています。崖地そのものを建物で抑える構造としているために、その土圧を強固で自重のある鉄筋コンクリートの基礎だけではなく、30本余りの鋼管杭にも負担させることでこの基礎を構造的に成立させています。崖地や傾斜地での建築では一番神経を使うところです。

廻りには高いビルも多く存在し、日照も決して良い条件ではないが、
全ての住戸には、中央に配したコートから光・風・水の自然要素を取り込む計画とした。
建物は、吹き抜けを持つコートを挟んで2つのコンクリートの箱が建つ形状を持ち、外階段がつなぐ構造となっている。

狭い敷地にどのように、2階を住居とし、広間と小間、路地、玄関、寄り付きを配置するか、鎌倉といえどもハウスメーカーの建物が建ち並ぶ環境にあって、どのように茶の別世界を構築するかに大変苦労した。

事務所として使われていた建物を住宅として作り替えてみるプロジェクト。

南欧風に改修してほしいという要望と、趣味のワインセラーを地下に設けた改修です。

本計画は平成22年度 神奈川建築コンクール住宅部門優秀賞を受賞いたしました。

会社の建物ですので、会社のイメージにあった重厚感のある建物を要望されておりました。

奇を衒わないシンプルな家にすることを心掛けた。
また、ご実家とのかかわりも配慮。
建設は2013年だが、断熱は現在の基準でheat20に準ずる断熱性能を有している。

昔の洋館のイメージを持った住宅でした。それを生かして使いやすい全体リフォームをしました。

自然に近いかたちでのすまい

初めてお会いした時から、住まいに対する明確な思いを持っておられ、その思いは設計途中でもまったくブレることなく持続されていました。
そのおかげで、打合せもとてもスムーズに進められる事が出来ました。

水平線の家 コンセプト
この計画地は長崎佐世保市内の佐世保湾沿いに走る道路に面しており、前面道路と高低差がある海に向かって開かれた傾斜地です。
今回の計画はこの素晴らしい自然環境を最大限に活用し、環境と建築が調和することがコンセプトとなりました。

もともと1軒の平屋の住宅が建っていた300坪の敷地に、4軒の戸建て住宅を建てる建替えプロジェクト。

埼玉県春日部市に計画した木造2階建、計8戸の若いファミリー向けの賃貸集合住宅です。

各個室とユーティリティからなる1階と3階の天井高さは必要最小限とし、LDKのある2階の天井高さを最大限に確保しました。

敷地は北南東2階建住宅に囲まれ、また西は袋小路の突当りの道路があることから、条件が良いとはいい難い土地であります。そんな条件からお施主様の一番の希望は、開放的で光と風を感じられる明るい空間がほしいとのことでした。

しゃらこども園は、霧島連 の麓にある財部町の中心部に位置します。夏は 児島の強い日差しが照り、冬には霧島連山から吹く通称「霧島おろし」という寒風にさらされる 地です。

現しの鉄骨とむくの杉板で構成される開放的なスペースを、木造のような小さい鉄骨の骨組みで構成することをテーマとした、狭小住宅です。

3世代4人家族が住む、延床面積約60m2の小さな住宅。木造2階建て+ロフトの構成。大きな吹抜のある家族室を中心に左右に個室が並ぶ。吹抜はロフトの天井レベルまであり、最大高さは6mを超える気積を持つ。

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