バリアフリー|建築家の設計事例
建具を全て障子にすることで、室内に柔らかい雰囲気を創りました。 |
車椅子を常時使用するご主人と、介護をなさる奥さまの老夫婦の家です。設計するに際してご主人の症状や奥さまの具体的な介護の動きを理解するため、お宅へ泊り込んで一緒に生活しました。介護、家事のために、徹底的に回遊動線を導入しています。常時車椅子使用のため、段差の解消、スロープの設置を徹底しています。 |
敷地はゴルフ場に面して分譲された170坪の土地です。周りには会社の役員や芸能人などの富裕層の豪邸が建ち並んでいます。そこに夫婦2人だけの家の設計を頼まれました。ご主人の実家は山武杉の山を持つ林業家で、ご本人は古い平屋の日本家屋にお住まいでした。 |
スペースの有効活用をするため玄関は1ヶ所ですが、階段の向きを変更して玄関から直接それぞれの生活空間へ分離できる動線計画とし、2階にキッチンと浴室を増設して、それぞれの世帯が独立した生活ができるようにしました。 |
縦格子の間仕切を使って、空間どうしで気配を感じられるような配慮をしました。 |
強い構造にするために、1階は頑丈な壁式構造のRC造とし、 |
閑静な住宅街の一角に建つ4人家族のためのコンパクトな住まいです。 |