木造2階建て|建築家の設計事例
◇傾斜地した敷地をうまく使い、広がりと開放感のある建物が実現できました。 |
敷地は高崎市の郊外に位置し、周辺は昔の民家や新しい住宅が混在しています。 |
秋谷バス停のすぐ後ろ、大正末期に建った古い蔵が息も絶え絶えに建っています。その蔵の屋根越しに海と富士山を望める小さな小屋を建てました。3階建に見えますが2階建。蔵越しに海を見るため背伸びをしています。蔵が風をよけてくれて、その後ろからそっと秋谷の海と富士山、夕焼けを眺める感じ。 |
外壁後退線、北側斜線で囲われる範囲の中で最大限建てられるボリュームを確保しようと、総2階建てのような構成とした。 |
部屋を細かく分割せずに、一つながりの開放的な空間を実現しました。断熱は外断熱とし、冷暖房は壁体内の中に温風・冷風を吹き込むことで、輻射熱により温熱環境をコントロールしています。 |
郊外に建つ高住まいは、南の窓からは里山が眺められ、春は山桜がきれいだそうです。 |
冬暖かく、夏は風通しのよい、カビのない家。 |