建築家の設計事例

中庭、平屋、焦げ茶というキーワードが最初からありました。各部屋が中庭に面しており明るく風とおしのいい家になっています。外壁と内壁に使用した木材料への焦げ茶の塗装は、何度も色のイメージを確認しながら決めました。

鉄骨造を採用することで大きな開口部を可能にしました。

期待以上のものを提案するよう心掛けています

敷地は南側と東側に高低差(約80cm)のある道路角地で、北側と西側には住宅のある住宅密集地です。

クライアントの要望:
・近隣への音を配慮したピアノ教室
・膨大な数の蔵書・CD等の保管スペースの確保
・老後のことを考えたバリアフリー空間

自然素材を中心に木材、漆喰、ゼオライト(天然鉱石)由来の建材(天井材)・・・調湿、消臭効果あり・・・床は全面的に天然木を使いました・・・経年変化のある材料です。

古家付きの土地を購入し、建物を解体して新しい家を建てるプロジェクト。
アプローチのの石橋や玉石・踏み石は、旧家屋から引き継いだ街の記憶そのもの。

この住宅は、仕事を引退されたご夫妻が、愛犬と共に郊外の住宅地に移住してゆったりと暮らすための住まいです。

比較的広い敷地であったことから、愛犬を放す庭を可能な限り大きく残しながらも、1階に生活の場の大半を設けた住宅です。

要望の庭のイングリッシュガーデンと建物を、如何にミキシングするかが最大のキーワードでした。
そこで問題になったのは狭い敷地での内部と外部の視線のズレ高低差、夕なれば「床の高さ」でした。

大きな一つの勾配屋根により建物全体を覆う構成とし、小さな園児を大きく包みこんでいます。シンプルな切妻屋根は雨漏りのリスクを最小限に抑え、夏季の直射日光を遮り、降雨時においても窓を開けることが可能になっています。

宿場町として栄えた街並みを崩さぬよう、和の要素を現代の要望にちりばめながら、和モダンの建築を提案できるよう考慮し、ピーラー材を外観に多く用い、自然素材を取り込む様に心がけました。

構 造:SRC造
用 途:マンション

第一種低層住居専用地域の中で、賃貸とオーナー住戸をどう組み合わせるか検討し、最大ボリュームを確保するために半地下1階+地上3階の建物としました。

オーナー3住戸+賃貸2戸+アトリエからなる集合住宅です。
戸建住宅のもつ独立した趣きと、
集合したことから生まれる「共に生きる共感」とを合わせて感じることができる建築をめざしました。

 家の中に入ると、広々とした玄関、明るい雰囲気のリビングが迎えてくれます。そして、リビングの高い吹抜が解放感を感じさせます。

間取りについては、風通の良いものを。そして、湿気対策は、調湿建材の使用で、問題解決。
構造については、当事務所で問題点、方向性も決められるので、後は、意匠面の強化で、様々な意匠についても提案しました。

傾斜の大きな土地が石垣で造られた擁壁と斜面によって造成された土地は絶景!その絶景を利することと傾斜地でもうまく将来バリアフリー化出来るようすることがプラン作りのキモとなりました。ご要望はシンプルでスカッとしたネオジャパネスクな小さな平屋。細かなご要望はたくさんたくさんあります。

間取りもそうですが、中庭に立つシンボルツリーの提案をとても気に入ってもらえました。

大きな川の北側に堤防道路の下に面して建つお宅を建て替えることになりました。

外貼断熱工法を採用した。無垢材をたくさん採用した。

シラス壁の1階外壁。庭に面した深い庇、フルオープンする大ガラス戸、簾の様な風合いの雨戸兼用網戸の開閉操作の融通性。自然に対して開放的な伝統的日本家屋の在り方を強く意識すると同時に、スリット状のトップライトにより、室内の奥まで自然光を採り入れ、明るく浮遊感のある空間としました。

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