住宅|建築家の設計事例
造成宅地の中で当敷地は一番高い場所に位置していたので、気持ちよく富士山が臨めるよう、リビング・ダイニングを2階に配置して、さらに容積率にカウントされないバルコニーにその空間を連続させることにしました。 |
土間リビングの利点を最大限に活かす為、あえて玄関は設けず、畑側のテラスから出入りするようにしました。 |
道路側や隣接する住宅側に対しては、適度に視線を遮るべく慎重に壁を配置し、一方、2階のリビングから駐車場にまで繋がる大きく軽やかな鉄骨屋根による軒空間は、敷地の北側に位置する公園への眺望をつくると共に、内外に連続する生活空間を柔らかく包み込み、敷地周辺の環境を最大限に取り込んだ、豊かな生活の場を |
木ばかりでは重く感じるため、木とそれ以外の仕上げのバランスに配慮しました。 |
定員1名の住宅です。 |
敷地周辺はまだ緑が残る環境ながら、比較的新しく住宅も増えはじめた場所での計画です |
お隣と一体で施工されていた地下駐車場を安全に切り離してから撤去する必要がありましたが、当時の資料が殆ど残っていなかったため事前に既存駐車場の鉄筋調査を行って構造安全性の検討をした上で解体工事を進めなければなりませんでした。 |
◇狭小な敷地でも、敷地内に「十分な日照、採光、通風が得られる」計画としました。 |