建築家の設計事例
既存の保育所の床レベルが、現状より2m近く高いため、園児のアプローチをいかにスムーズにするかが課題 であった。鉄骨造で、床レベルをあげ、園児が階段も数段は利用することができるよう、床レベルを設定し た。中間には中庭を設け、テラス場の広場を設けました。 |
既存と同じグレードのキッチンを付けると、予算オーバーになるので現在あるものを使ことにしました。扉は無垢のナラ材で濃いごげ茶色は暗く・・・、かと言って明るい色の不透明な塗料を上掛けすると、木目の美しさが損なわれる上に、健康被害の懸念もあります。また塗料を削るにも曲面部分が汚くなります。 |
物理的には厳しい設計要件を2次元平面での設計に囚われず、限られた空間の立体利用や時間軸利用を、工夫したことが良かったと思います。間取りが変更できる家は、夏はワンルームで通風を確保し、冬は2LDKにして暖房効率をあげることもできます。 |
T字路の正面にある住宅街に位置しており、遠くを見渡せる立地を見出し、元の閉鎖的な形態を開放的にリノベーションした。 コスト面は吹抜けを設けたり、一部を外部にすることで施工面積を減らし調整。 |
旧中山道の風情の残る街区に計画した50代鋼板のご夫婦の対の住まいです。 |
地震に強い家を実現するために、居室を総二階建てのコンパクトな外形にまとめ、南北を縦断する吹抜けの階段室を沿えることで豊かな空間を実現しました。コストを抑えるため、OSBの耐震要素を内装仕上げとしたり、遮熱塗料を外装に塗布して断熱性能を高めるなどの工夫を凝らしました。 |
閑静な住宅地に建つ“和モダンテイストの住宅” |
地下一階、地上4階、ロフトの大規模な別荘を改築するプロジェクト。既存の状態は階段室とエレベータがコーナーに固められ、完全に上下の関係が分断されていた。そこで上下階の関係性、つまりここで過ごす家族の関係性をより強く繋げる事を目標に計画を進めた。 |