建築家の設計事例

ローコストでデザインとご要望を両立した案件の例です。
リノベーション(リフォーム)で住みながらの工事ができる工夫をして施主様の
ご負担をかけない工夫をしました。
リノベーション前はペットと暮らしている部屋が別だったことが一番の問題でした。

動線の無駄をなくし、廊下をダイニングにとりこむことで広い空間を確保しました

郊外の住宅地の一角、10数本の梅の木が植えられ土地に出会われた
クライアントからのご要望は梅の木を残す事。
そこで、梅の木を取り囲む形で計画がスタートしました。

安全性・耐久性では断熱性能UPと結露による劣化を防ぐために外断熱に樹脂サッシを使用し開口部の比率や耐震壁と禅窓の取付位置など構造とデザインのバランスも考慮しました。深刻な環境問題、化石燃料のコストアップを考慮し、Q値1.6、C値0.7以下の次世代省エネ基準のレベルに対応。

明るさとプライバシーの両立を目指した都市型住宅です。リビングは2階に、個室を1階に設けています。南側には1・2階にプライベートテラスを設け、採光・風通しを確保しています。

住み慣れた土地での建替えを希望され、また、定年され家で過ごす時間が長くなることを踏まえ、
緑が大きく育った庭と、目の前が公園という豊かな環境を享受する事ができる住まいをご提案しました。

離れの屋根は瓦(南洋風の赤い瓦)その為、外壁は白州土を使い瓦の色に合うものとした。

外壁には、日本建築の伝統文化である焼き杉(墨付きの焼きっぱなし)を使用しています。また、玄関や廊下を含めて和室の化粧木部は全て、柿渋、べんがら、わびすけ(椿の一種)といった伝統的な塗料を使って古色に仕上げ、壁は本漆喰塗りとなっています。

建物の内外の仕上げに宮崎産の杉とヒノキを採用し室内の壁は漆喰で仕上げました。

厳しい都市環境の中で、快適な居住スペースを確保する為にどうしても立体的な空間構成を取らざるを得なかったのですが
図面はもちろんのこと、模型やCGを利用し設計者・施主の相互間で意思の共有を計りながら計画を進めて行きました。

敷地は10軒ほどの新興住宅地にある。音楽室で音楽を楽しむのに遮音壁を30cmとりついでにそこを断熱層とした。沢山文庫本があるが本棚を壁の柱の内側に作りつけと収めた。南北に長い不利な土地だったが卍型のブランとし採光を最大限取りいれる工夫をした。

中庭のある二世帯住宅。

南北に細長い敷地。地区の規制が厳しい中、形態制限いっぱいに建っています。
内部空間では動線と光や風を南北に通すこと。光に向かう視線の抜けをつくることで、面積よりも広く感じられる空間に仕上がりました。

のどかな風景に囲まれた高台に建つ住宅です。田舎のようでありながらも、建蔽率30%、容積率50%という法規制のため、敷地に空地が必然的に生まれるのが特徴的な場所でもあります。その敷地に南側隣地が建築前ということも考慮しつつも、「南側の風景を大事にした家」をコンセプトに計画しました。

若いご家族のためのマンションリノベーション。建主様は新居を探すにあたり、利便性や資金面、コンパクトに生活できさえすれば良いとの割り切った考え方から、戸建や新築マンションではなく都市部のコンパクトな中古マンションを購入してリノベーションを行うことになりました。

敷地周辺は芦川渓谷など山並みに囲まれており、その風情に融けこむような形態や色調の要望に呼応しまた、集会場など地域に開かれた施設としてユニバーサルデザインやバリヤフリーなどに配慮しています。

札幌市豊平区に建つ、30代ご夫婦と子供2人の4人家族のための住宅です。 敷地は閑静な住宅街。周辺には教育施設や郷土資料館のある、地区の中心として栄えた歴史のある地域です。ご家族は街の落ち着いた雰囲気と 、子育て環境の充実、南面接道で日当たりの良いこの土地の購入を決めました。

新しく転入され方々の多い分譲地。似たような住宅が増えてくる中、あまり目立たないデザインで馴染むものという形で地域のつながりを考慮しました。

ちいさな子どもには、ゆるやかな階段と手すりを、防音室には断熱・仕上げ仕様に工夫を、たくさんの趣味の陶器には居間の出窓に飾り棚を設け、季節ごとに陳列する楽しみをもたせる仕掛けを用意しています。

六甲の自然環境は湿気と寒さ対策にあります・・・

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