建築家の設計事例
経堂駅から北へ徒歩6分のところにある、補聴器をメインにしているお店です。三角形の変形の空間で、しかも狭いところをいかに魅力的に作れるかがポイントでした。自然素材による、経年変化を視野に入れた温かい空間は、時代の流れに左右されずに魅力的に生き続けます。 |
“家族の触れ合いを楽しむ” |
1階は親世帯で漆喰で仕上げた古民家風に仕上げています。 |
光庭の上部にはFRPのグレーチングを設けることで、光は通しながらも隣のマンションからの視線を遮るようにしている。採光条件として一番いい位置にある1.5層分の天井高さのリビングには、明るい日差しが一日中入って来て、遠くの山々を眺めることが出来る。 |
首都圏の駅近の立地で、敷地の大きさ(約16.7坪)、前面道路幅員(約2.5m)、特殊な用途地域条件(規制条件が異なる二つの用途地域にまたがっている)、ローコスト、脆弱地盤と難しい条件が重なった計画でした。 |
最寄り駅から歩いて5分ほどの閑静な住宅地の20坪に満たない狭小地に建つ木造三階建ての住宅です。 |
住宅が密集した敷地のロケーションを考慮して、南端と北端に各部屋を、その中間にステージ(テラス)を配置することにより、各部屋が内側のステージに向かって生活するスタイルをデザインしました。部屋の内側には同じレベルのステージが融合し、9ヶ所のステージが6段階のレベルで連続しています。 |
建物の用途上、賑やかな市内中心部と言う立地条件と相反する条件がありました。外観は周囲に溶け込みながら、内部空間は外部へ解放し過ぎずに良い関係でつながる様に配慮しました。 |
複合した用途の調整だけでなく、法的な規制により外形がかなり制約を受ける中で、効率的にスペースを配置。床スラブと壁に球体ボイドを配することで、建物の軽量化を実現し、基礎(杭)の負担を減らすことで建設費の減額を実現しました |