sunny side

●設計事例の所在地: 
大阪市
●面積(坪): 
35
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

右に玄関、左にキッチン、上部に吹き抜け。
キッチンの窓からは外部が、玄関の地窓からはテラスが見えて、奥へ奥へと視線を誘導することで、現実の床面積より空間を広く感じさせます。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

3度目の家づくりで、完璧な環境づくりにチャレンジした80歳を超えたご夫妻。
C値0.56、空調からセキュリティまで、24時間、完全にコントロールされた究極の家が実現しました。

その他の画像: 

古家を解体して一旦更地に戻し、新築した立替プロジェクト。
駐車場と将来を見据えたスロープ動線、サービスヤード、ゴミ出しスペースの確保など、敷地の使い方に工夫を凝らしました。
要所に監視カメラが配置され、セキュリティも万全です。

アプローチのスロープを上がると、テラスの光が差し込む玄関。
正面にリビング、左手に大きな吹き抜けを臨む玄関ホールです。
柔らかな間接光と大きい開放感が、来客を出迎えます。

フィックス窓から光が差し込むsunny sideなリビング。
玄関からリビング、キッチンまでがワンルームで構成され、扉や仕切りのない空間は、面積より広く感じられます。
大空間を実現できるのは優れた断熱性能と、家中の室温を丸ごと、年間通して制御できる空調システムのおかげです。

ウォールナットの面材が美しい造作キッチン。
シンクと食器洗い機、ゴミ箱までセットしたアイランド、コンロと引き出し式の食器棚、吊棚を備えたカウンター。
高さはもちろん吊棚のハンドルまで、依頼者の体感サイズで設計しました。

窓の向こうのテラスは、キッチンのもう一つの空間。
テーブルやデッキチェアを出して、家族や友人と、ゆったりした時間を楽しむスペースです。

キッチンから見たリビングスペース。
吹き抜けのウォールナット壁面が視線を受け止めて、縦横に広がる空間に彩を加えます。
同じウォールナットの面材を、キッチン、壁面、天井に柄ゆきを変えて展開し、室内に一体感をもたらします。
テレビボードも造作し、質感と色調をまとめました。

リビングから見上げる階段吹き抜け。
上昇する空気を循環させるシーリングファンは
全館空調の必須アイテムです。

横に見える大きな格子は全館空調の排気グリル。
吹き抜け上部のロフトに機械室を設置しました。

一転してクールな印象のスタジオは、著名な音楽家である依頼者の仕事と趣味を兼ねる空間です。
壁・天井とも防音下地で被覆し、扉はスチールの防音仕様、窓はペアガラスサッシの内側に内窓を取り付け、床も窓も吸音素材の厚い布でカバー。
本棚兼CD・レコード収納、アンプやデッキを設置する棚、カウンターデスクは造作。
間接照明が映える壁面はプロジェクターのスクリーン。徹頭徹尾、依頼者の意思が反映されたスペースです。

モザイキタイルが美しい洗面カウンター。
カウンター、三面鏡の吊棚ともに造作家具を採用。
水栓、ボウル、カウンターの高さ、引き出しの仕様、トップと面材の材質まで、依頼者の要望を反映したオーダーメイドです。

新しい家に新しい光が灯りました。
時代に合わせて変化する表層と、変わらない本質。
変わらない大切なことを新しい包装で提案するのも、クリエイションを職業とする表現者の仕事です。
家族という古い仕組みを深める、新しい場所が生まれました。

設計者

ユーザー 有限会社アーキシップス古前建築設計事務所 古前極 の写真
オフライン
Last seen: 1週 5日 前
登録日: 2012-07-24 10:21

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