フレミングハウス

●設計事例の所在地: 
静岡県
●面積(坪): 
43(坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

敷地の高低差を移用して、スキップフロアーとして、中二階は屋根形状に合わせた片持ちトラスから細い鉄筋棒で床を吊り下げました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

もっと自由に何気なく、細い柱と梁が木造のように軽やかで、優しく、そして鉄骨造の強靭性を兼ね備えた建物の計画です。

交通量が多い前面道路に面しているため、敷地前面の1階フロアーレベルは住環境としてはあまり適しません。しかし非日常的なパーティー等のスペースの他、日常的には駐車場や駐輪場など使い方は様々です。

そこで、庭を含めた敷地全体の有効活用を考え、柱の無いピロティーがあったら、もっと建物は庭を含めた敷地全体と一体化すると考えました。そして、あえて建物の中心となるLDKを配置することによって、各プライベートスペースが敷地の奥の落ち着いたところに配置できます。

そのために、LDKスペース(5m×5.5m)は騒音や排気ガス、プライバシー確保のため、スキップフロアーで前面道路より2500mm程度高くし、その床を、建物小屋組み内に組まれたトラスから細い吊材(40mm程度)によって床を吊り下げることにより、ピロティーから柱を完全に取り除いています。柱のないピロティーは視覚的な区切りを消し去るため、建物と庭は、一体化します。そして、スキップフロアーの室内は、階層的つながりが強く、建物全体の一体感のある楽しい住宅として、敷地全体に広がっていきます。

その他の画像: 

現しの細い鉄骨は黒く塗られた木製のカーテンボックスとコーディネートしました。

スキップフロアーの内部は各階のつながりがよく、内部空間の一体感が感じられます。

現された細い構造体は住宅の内部空間に馴染み鉄骨造であることを感じさせません。

フレミングハウス 和室
二間続きの和室は施主のご両親の寝室となっていますが、客間としてフレキシブルに活用されています。

フレミングハウス 玄関
ガラスに囲まれた玄関は一日中明るくお客様を迎えてくれます。

設計者

ユーザー 原 空間工作所 一級建築士事務所 原 一美 の写真
オフライン
Last seen: 3ヶ月 3週 前
登録日: 2012-07-24 10:23

建築家に設計を依頼するメリット・デメリット

 
建築家に設計を依頼しなくても、設計施工を一括で請け負ってくれる業者はたくさんあります。
なぜ、あえて建築家に設計を依頼する必要があるのでしょうか?
建築家に設計を依頼するメリット・デメリットは下記のページをご覧ください。
 
▼建築家に設計を依頼するメリット ▼建築家に設計を依頼するデメリット
 

 

建築家相談依頼サービス・目次

建築家紹介センターでは建物を建てたい方にお近くの建築家を紹介する建築家相談依頼サービスを行っています。
建物について相談・依頼したい方はぜひ、下記のページをご覧ください。

建築家相談依頼サービス・目次
建築家相談依頼サービス・トップページ
建築家相談依頼サービスの流れ
建築家相談依頼サービスの特典
建築家相談依頼サービス・お客様の声
建築家相談依頼サービスの料金
建築家相談依頼サービス・最近の相談・依頼事例
建築家相談依頼サービスのよくある質問
建築家相談依頼サービスの安心安全宣言