1階に大きなカルチャースクールを備えた併用住宅です。写真は全て、竣工直前のもの。住宅部分のインテリアは天竜杉を中心にデザインしました。リビングのアクセントとなる枝付き柱2本はヒノキです。
カルチャースクール併用という特殊な用途との併用住宅を限られた予算の中でうまくコスト配分し実現すること。遊び心のある自然素材を効果的に取り入れること。
鉄骨構造ですが、自然素材をたくさん使った山小屋のような柔らかいデザインとしました。2階部分の外壁は、ウエスタンレッドシーダーのヨロイ張りです。
写真は住宅部分のリビングです。
住宅部分の南面、東面をぐるっとウッドバルコニーが囲います。2階を生活空間としながら、地上に居るような開放的な生活ができます。
1階のベリーダンススタジオ部分です。音楽の生演奏が外部に漏れないように強固な防音仕様となっています。
住宅部分の玄関と階段室です。
毎年、河川敷で盛大に行われる花火大会。この大きな開口とそれに繋がるバルコニーはその特等席でもあります。
家づくりを始めるにあたって、まずハウスメーカーをたくさん見て回ったのですがピンとくる家に巡り会えませんでした。ある時、二人が家に望むことを別々に紙に書き出してみました。何となく似通ってるはずだと思ったいたのに、まったく違っていて、愕然としました。よくあるパターンかもしれませんが、機能に注目する夫と、見た目重視の妻、という二人でした。その後、雑誌や本、インターネットにある写真や情報を材料に、私たち二人が望む家像を探っていきました。
提案して頂いたプランが際立っていたのは、住むイメージが強く湧いたという事です。図面と模型を見ると、家が実際に建ってそこで自分たちが生活する様がありありと思い描けました。そこには、私たちの考えるかっこ良さと住み易さが、完全に両立しているように思えました。その時のプランから大きく変更することなしに完成にこぎつけています。そして、プランもさることながら、実際に会ってお人柄がお話しやすく、信頼出来そうだったということも決め手になりました。ホームページも拝読してしていて、建築に対する情熱もよく知っていましたので、親近感のようなものも抱いていました。
LDKと水周りを2階に配置した逆転型のワンルーム空間で、階段を中心に据え、その両側に居室を配置しています。階段を単なる通過交通の場と考えずに開放的に造り、光の伝達経路と言う意味を持たせるために、これらのスペースとはポリカーボネート板を使用して仕切り、外壁面に設けた開口部から差し込んだ陽射しがポリカーボネート板を通して拡散し住まいの内部を明るく照らし出します。狭小住宅は出来る限り仕切らない事が空間を広く感じさせるポイントにもなります。
木は、構造でも意匠でもあります。木の、合理的に使えるところをとても気に入っていました。心配していた木の表面の傷も、気になったのは最初だけでしたね。以前は、ここよりも狭いハイツに住んでいたので、光熱費が心配でしたが、実際は2割ほど少なく済んでいます。花火が見える大きなデッキは、たっての希望で、竣工後、初めて夏、身内とともに満喫することが出来てとても幸せでした。しかし、去年は雨で川が増水して中止になったので、とってもガッカリしました。外壁については、随分早い段階で素材についても調べて決めていました。黒い家って熱くないですか?ってよく聞かれるんですが、実際はそういうことは感じません。冬場、帰ってくると本当に我が家は温かいな、と思うのですが、2階がリビングだからかもしれませんし、光や熱、空気の流れなどの設計がきちんとなされているのだと思います。夏は風がよく抜けるので、少しクーラーを掛けるだけで過ごせます。
生活の主体となるLDKを2階に配置しました。
写真の奥には階段室を配置しています。階段室の屋外面に設けた開口部からも明るい陽射しが差し込みます。
階段室の両側に居室を設け、階段室から射す陽射しをお裾分けしています。
LDKの大きな開口から望む河川敷の長閑な風景
3階建鉄骨造事務所併用住宅になります。外部にはコンクリート、ガラス、をテーマに設計・そして内部には床には木の香漂うスギ厚板を使い特に3階住居部分には、中庭を採用し、光と風の取り入れには工夫を施しました。
中庭を中央に配置した木の香り漂うリビングルーム光と風のご提案!!
3階部分で実現した天窓採光を利用した光廊下です。とかく暗くなりがちなこの部分にも快適生活のご提案を!!
中庭からの採光たっぷりなDK。
家事作業にも一段と力が入ります。
LDK 開放的な間取り、大きめの吹き抜けには、バルコニーへ続く木製のキャットウォークと間接照明の柔らかい光が、インテリアデザインのキーとなっています。
特にインテリアデザインにおいて、イメージしている素敵なものを実現できるか?
デザイン性には特にこだわりつつ、同時に、長期優良住宅を取得し、断熱性、耐震性などの性能面にも配慮しています。お客様のデザインイメージをより良い形で実現するため、工事中にも、設計である私と監督、大工、お施主様とマメに打ち合わせを行っていきました。
寝室からバルコニーに通じる「キャットウォーク」。空間の楽しさと、利便性を兼ねて。
固定式の階段を設けると、ロフトの便利さが一気にアップします。
居間から和室を見る居間と和室の一体利用を重視し、 開口部の襖は幅も高さも大きく取っています。両室は仕上げも共通の大壁・けいそう土塗り。調湿効果に配慮しています。
台形のような変形の形状の敷地に、最大で3世帯8人が住まう計画。盛り沢山の要望をふまえ、デザイン性と機能性の両立が課題でした。
木造2階建て、バリアフリーに配慮した二世帯住宅です。外装、内装共に自然素材を多用し、塀にも木を使うことで周辺の景観にも癒しを与えています。
OMソーラーを利用した省エネ住宅。平成13年度静岡県住まいの文化賞 優秀賞をいただきました。
南側外観耐久性と機能性を確保しつつ自然素材を多用した飽きのこないデザイン。 木塀と植栽は周囲の景観に癒しを与えています。屋根にはOMソーラーパネルを搭載。
玄関ホール畳敷きのホールと障子入りの出窓で和の空間を演出。出窓には郵便受けがあり、外に出なくても新聞が取り出せます。出窓両側には高齢の家族が使用できる手すりを設置。
居間 南面障子を全開にすると、採光と通風を存分にできる大きなサッシが。吹抜け周りにはスノコのキャットウォークがあり、カーテンや窓の開閉に使用できます。
玄関アプローチ道路から玄関までの距離が十分に取れない敷地条件を、アプローチを曲げることで解決。玄関の中が直接見えることはありません。和モダンの世界観を踏襲した、敷石と敷き砂利のエントランスです。
物干しバルコニー物干し場は、気候の良い日にはアウトドアリビングに。 夏祭りの花火も、絶好のポジションから観覧できます。
寝室障子を開けると、窓の外の木々が絵画のように現れます。
寝室の窓に納めた障子が、この住宅のシンボルです。フローリング貼りの利便性と、塗壁・障子による心身へのリラックス効果を兼ね備えたインテリアをベースに設えました。
歳を重ねたご夫婦は、時に寄り添い、時にお互いの生活スタイルを尊重できる、可変性のある住まいをご希望されました。寝室の中央には建具を入れ、独立した個室としても利用できる作りとなっています。
寝室は南面の道路から一番遠い、北側の静かな空間。暗いイメージを持たれがちな北側の部屋は、実は寝室に最適な空間に創り上げることができるのです。北面窓の前面の擁壁に反射する日差しから採光することで、この部屋には一年を通じて柔らかく均一な光が差し込み、いつも静かで穏やかな時間が流れています。
外観日本の自然素材で落ち着きを持たせながらも、軒や庇の出方に工夫を凝らし、表情豊かな外観となるようデザインしました。各部屋に明るい光が差し込むよう、中庭も確保しています。
玄関ホール正面の窓から中庭が見えます。この中庭に面して食堂の窓もありますが、それぞれの窓の高さを変えることでお互いの視線が合わないようになっています。
食堂食堂側からは、居間と隣接する和室が見えます。 和室の入口は1間(1.8m)幅の大きな襖で仕切られ、開けておけば一体として利用できます。
階段塗壁や木の素材が優しい階段。 老後の生活を考え、内装の色合わせや手すりの位置にも工夫を施しています。
洋室勾配天井と化粧梁の空間には、時間帯ごとに異なる表情の光がやわらかく差し込みます。
屋根深めに出した軒は、雨天時も窓の開放を可能とし、夏には直射日光を遮ることができます。
生活感のない白い箱
緑に囲まれた家
敷地は南北軸に沿って長い形状です。建物を南北に敷地の中心に置くことで東西に庭を配置しました。こうすることで太陽光が東西均等に当り、明るい庭に挟まれた居住空間が生まれました。塀を白く塗り、庭に面する開口を連続させることで広がりを演出しています。プライバシーが高く、豊かな緑に囲まれた開放的な家になりました。
外観夕景
アプローチ
LDK
LDK2
和室
勉強コーナー
ブリッジ
浴室
37坪ほどの土地を購入しました。南側すぐに隣の家があり、日当たりが悪いです。盛り土をして日当たりを確保したいのですが、見積もりをもってきてくれたハウスメーカーさんから盛り土には250から300万ほどかかると言われました。土地を安く買えたので、せめてもう少し安く抑えたいです。日当たりが悪いので少しでも明るい家にしたいと思っています。よろしくお願いします。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
クライアントの要望は、広い敷地の有効活用と高いセキュリティと二世帯住宅を要望されました。敷地全体を利用し居住スペースの用途ごとの分節化を図ると共に、5つのコートを挿入し外部空間により各居住ゾーンを優しく分割しました。二世帯住宅でありながら家族それぞれの気配が感じられる構成としました。夏期はコートにあるプールがリビング空間を演出し、冬季には薪ストーブが団欒を与えてくれます。敷地周囲を建物と壁により囲む事で安心に暮らせる形態を具現化しました。
敷地の有効利用とセキュリティ面です。
プレゼンテーションをさせて頂きました。
7つの中庭をもうけ周囲に対して閉じ、内部にむかって開く形態としました。
随所に中庭を配置することで開放的な空間を生み出すことが可能になりました。
2戸の賃貸スペースを備え、上階にクライアントの住まいがある集合住宅です。デザイナーズマンションとして設備関係をユニット化し、キッチンはコンクリートで造作しました。ファサードは対面する市役所からの視線をコントロールするために有孔折版で覆い、室内との間に外部空間(コート)を配し二重のフィルターとしました。コンクリート外断熱工法を採用し、冬季暖かく夏期涼しい建物です。
賃貸スペースとオーナー住宅の距離感について。
プレゼンテーションをさせて頂いたこと。
エントランスの方法について検討し分割したこと。
外断熱工法により、快適に暮らせているとの事です。
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今住んでいる家がハウスメーカだったので、住み替えに際して再びとは思いましたが、制約なく土地探しをしたくていろいろ模索した結果、建築家のアドバイスが聞けるこのサービスに出会いました。...
この度、16日に委託検査業務の掲載をしていただきまして誠に有難うございます。弊社が東京と言うこともあり、東京都・横浜市・神戸市の方から、ご連絡いただき、現在委託業務の説明を...
お仕事を依頼した建築家:本多建築設計事務所 ...