木造|建築家の設計事例

昭和初期の佇まいに暮す

連続した水平窓と外部の螺旋階段、水盤が特徴の2世帯住宅です。

敷地の特性上奥まった旗竿状の土地をできるかぎり解放的にするため、狭いアプローチから建物が来訪者を
受け止めるように、南東に大きく開き、水盤のある中庭に面して生活をするスタイルとしています。

建物南面のデッキを、プライバシー・防犯・通風の役目を果たす格子戸を設けることにより、夏の夜に窓を開けたまま寝ることを可能にしました。
また、格子の効果は日中、外からの視線を遮るだけでなく、部屋の中に安定した光を採り入れる事も可能にしています。

以前からその場所に存在していたかのような周りに溶け込む建物を意識しました。
外壁には木を使い、建具は木製建具を採用してレトロ感を出しながらも、
ガラスにペアガラスを使用するなど最新の機能性を持たせています。

岐阜市北部の山に囲まれた地域にあります。 くの字状に折れた敷地形状に合せて、建物も玄関部分と居住部分とを折り曲げた形で配置してあります。南側には遠く岐阜城を望むことができ、住宅内部からもその景色を取込むことができるよう配慮してあります。

土地の大きさの制約があり、3階建ての計画となっています。
大好きな車の見せ方、仕舞い方などを考慮しつつプランを練っていきました。
狭小でありながらも吹き抜けなどを使い上下の広がり感をもたせ、
実面積以上の広さを確保できたのではないかと思います。

高台に建つこの住宅はビーチリゾートが好きな建築主の趣味を取り入れたデザイン。週末住宅のような落ち着きのある雰囲気である。

愛知県稲沢市の住宅地に建つ木造平屋の長期優良住宅です。
リビング・ダイニングの大きな窓を開けると庭の木々の香りや心地よい風が室内へと流れ込みます。

交通量の多い東道路側は駐車スペースとすることで住居との距離を取りながら、建物をコの字に配置し、中庭を作る、南境界沿いには目隠しと通風の両方を満足させる板塀を作ることで中庭を完全に囲みプライバシー、通風、採光を確保しました。

冒頭の写真の、炭化コルク断熱パネルを使用した木造高気密高断熱住宅で設計し、屋根には太陽光発電パネルを設置し、太陽光を利用した暖房装置のソーラーウォールを設置し、雨水をトイレの洗浄水に利用したり、照明器具、電化製品、コンセントを電気制御しました。

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