建築家の設計事例
計画地一体は周囲をすり鉢状にぐるりと建ち並ぶ谷地にあり、朝陽が東側傾斜地の、夕陽が西側傾斜地の家陰となり、光の差す時間が制限されます。ここでは2階に設けたハイサイドライトから吹抜けを介して落ちてくる反射光を室内に取込み、ここで営まれる生活に光の濃淡を与えることを考えました。 |
定年を迎え、余生を送りたい夫婦ふたり暮らしの家。 |
母世帯、子供(兄)世帯、子供(弟)世帯の計10人が生活する3世帯住宅です。 |
中央の円形部分は職員室で、180度、子供たちにいつも気配り・目配りができるよう考えました。また、毎日の送迎時に父兄の方々と気軽にあいさつされていらっしゃるようです。 |
ローコストであったため、施主とともに話を重ね、この場所での暮らしの豊かさを考えました。 |
患者さんがクリニックにアクセスしやすくオープンな外観デザインとしました。 |
よみがえった蔵造り |
「米粒」 |
家族に長年親しまれてきた南側の庭園を生かし、室内側からも緑を最大限享受できる家としています。南側は大きな木製建具とし、緑・光・風を十分に取り込み、庇を大きく出すことで日射や雨から外壁を守っています。 |