ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

平屋建て住宅を考える際の

間取りのポイント。

※数寄屋をイメージじた和風モダンの平屋住宅外観提案CGパース

収納多く考えておくこと

同時に動線を短く。

平屋を考えるときに、

建物を大きくしないようにすることで、

建築コストを

抑えることができます。

その際時に、

考えを整理しないといけない

物事があります。

それは、「収納を削らない事」 です。

平屋は2階建てと違って、

2階のホール、

納戸といった、

来客時に「ひとまず避難」という、

階を切り替えることで、

来客者から、「隠したいものを避難する」ということが

できにくいのが平屋のデメリットです。

そのため、

2階建てよりも「収納計画」が

しっかりとしていないと、

使いにくくなります。

ここが設計の

重要なポイントであり、

「設計力(ヒアリング力)」が問われる要素です。

同時に、

収納を確保すると、

そこに向かうための「動線」が増えてしまい、

「廊下が増えがち」というのも

平屋の設計の時に注意するポイントです。

今回は、

そんな「収納」と「動線」について

書いてみたいと思います。

収納を確保して、

動線を短くする・・・・・。

各部屋に収納が

配置されていることは

もちろんですが、

リビングなどの

家族が集まる空間の「収納」を

どうやって計画するのか?。

ここを具体的に

検討しておく必要があります。

間取上では

リビングでしまうものを計画して、

きちんと収納を計画することが

重要です。

リビングの広さに

気を取られてしまい、

収納が無いと

広いけど荷物が溢れてくるリビング

という結果になります。

それよりも、

しっかりと収納があるから

ちょっとコンパクトだけど、

すっきりと使える平屋という事の方が、

暮らしていくうえで、

心地良いものに

最適化されるものだと思います。

もちろん、

それぞれの家族に応じて

パソコンスペースやワークスペース、

家事スペースなどの

ゆとりもも重要。

動線が長いと「廊下が増える」という事。

最適化できた動線計画が

出来ていないと、

用途をなさない「廊下」が

どうしても増えてしまいます。

もちろん、

廊下を「ゼロにする」ということは、

なかなかできません。

限りに無く少なくするという

考え方と、

廊下を移動だけではなくて

多種多様な空間として

居住空間に取り込む考え方も

取り入れるということが重要です。

間取りのつながり方や、

「共有できるスペース」を

しっかりと見つけることが

重要です。

そして、「さりげない収納」というのも

デザインに取り入れることで、

邪魔にならないで、

すっきりとデザインされた収納が

成立して

収納だけど、

インテリアの一部という

デザインが生まれます。

何かの動作の中に、

「そうそう、ここに収納がほしい」ということが、

平屋の設計では

特に求められていきます。

リビングから

アクセスしやすいレイアウト。

動線を短くするうえで、

最適化出来ていくと、

必然とリビングから

アクセスしやすい間取り

となります。

こうなると、

良い間取りに仕上がってきます。

しかしここで、

注意しなければいけない事は、

家具の計画をしているか?

ということ。

いつも間取りの計画や

設計段階から、

家電や家具類の位置を計画して

打合せを進めていきます。

家具の配置=動線のスペースを計画する。

ということにつながるので、

住まい手さん任せにしないで、

今までの暮らし方の標準に対して

これからの暮らしの標準に

生活が変化する事を可視化する、

ここも提案しながら

ある程度の想定をもって、

間取りを考えていくことが重要です。

平屋を検討される方には、

こういった点を

二階建て計画よりも、

勿論三階建て計画よりも

注意深くヒアリングさせていただきながら、

提案を具体化していきます。

暮らしやすい平屋を

自分たちなりの住みやすいサイズに

計画されたい方は、

考え方を参考にしてみてください。

勿論設計のご依頼も・・・・・。

設計とデザインで

未来に繋がる

お手伝いができるかもしれません。

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※ビルトインガレージのある和風住宅の提案プラン間取りイメージ図

ユーザー 石井設計事務所/Ishii Design Office 石井 保 の写真

日本の住居では室内と庭を緩やかに繋ぐため、掃き出し窓と縁側が屋内では廊下のように、屋外の軒下では腰掛のように設けられてきました。

この古民家では縁側が庭に面して幅広く設けられていますが、その建物中央の板の間前面は屋外の軒下、建物西側の座敷前面では屋内として使えるように仕切られています。
そのため、板の間では障子戸の外側に雨戸が設けられて縁側が屋外に、座敷では縁側の外側に雨戸が設けられて屋内になっています。

現代の住宅は外部に向かって開放的な縁側を計画することが難しくなっていますが、この事例では中庭の軒下を濡れ縁で囲むことによって、プライバシーを守りながらも屋外との繋がりを持たせています。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、土地探しから家づくりをされる
ご家族から、よく聞くお話しをしました。

土地を探すことから始めるって、
実はとても大変なんです。

今日はその辺のお話しの続きをしていきます。

家づくりを進めていくために、
土地を探し始めるとします。

だって。
間取りを考えるためには、土地がないと
なんともならない。
って思うじゃないですか。

こだわりの詰まった家にしたくて、
設計士さんに依頼したい!
でも土地がないと計画してもらえない。
って思いませんか?

実際。
土地探しは、設計士の職域ではないので、
設計士によっては、土地を購入してから、
相談に来て下さいっていうケースも。

土地を一緒に探してくれる設計士さんも
いるので、その辺は確認してみるといいですよ。

よくお話しするのですが。
土地探しの段階から、設計士さんがいると、
安心して、土地を購入できますから。

ということは。。
土地を探す前に、設計士さんを探すってこと?
絶対ではないのですが、そうだとスムーズですよ。
ってお話しです。

ここまでお話ししておいて何なのですが。

家づくりを考え始める。
その前に、もっと大事なことがあります。

土地を探すでもなく。
設計士を探すでもなく。。

なんとなく、ピンときました?

その通り。
資金のことについてです。

なんとなく、資金のことって、
難しそうだし、よくわからないし。
あまり深く考えたくないなって思う方って
結構多いみたいです。

銀行のサイトなんかにある借入の簡易計算で
ササっと借り入れ額を確認するくらいだったり。。

その気持ちも、わかります。
まずは、楽しいイメージを膨らませたいですしね。

でも。。。
すごく大事なことなので。
土地探しをされる前には、把握しておきたいです。

そう。
この家づくりでかけていい上限を知っておきましょう。

この上限って。
借り「れる」金額を想定するのではなくて、
借りて「いい」金額にするのがポイントです。

家がすべてではないはずですから。

その家で、今後ご家族が豊かに暮らしていく。
そこに無理のない金額設定がいいと思っています。

それってどう調べるの??
って思った方。

独立系のファイナンシャルプランナーに相談するのが
オススメです。

客観的な視点から、今後の暮らしを見据えた
資金計画を提案してくれるはずです。

ちなみに。
「独立系」がオススメです。
その辺は、またの機会にお話しします。

I-4233、工務店が倒産するようです(奈良県)

ユーザー ちい の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
奈良県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

現在、注文住宅建設中で工務店が倒産するようです。
ちょうど工務店の社長と外構や最終決済のことで話をしている最中で突然連絡がとれなくなり、携帯電話が解約されておりました。
もちろん会社も営業しておらず、設計士の方には突然出勤停止と社長から言われ状況がわからないとのことで、後日我が家の建設中の下請け業者の社長に連絡したところ、倒産手続きをしていて週明けにでも弁護士から通知がくると従業員から聞いたそうです。
まだ弁護士からの通知も届いていないのですが、
ただただ待つしか出来ないのでしょうか?
もちろん、工事はストップし、材料も撤去されている状況です。
建設途中のところは、私のところ以外にもまだ4件あるそうです。
我が家の場合、つなぎ融資をしていて
中間金も12月に入金され、今月末か来月上旬には、最終決済と引渡しがされる予定でした。
つなぎ融資の期限もあるので、どうすればいいのかわからないです。
建設状況は、外壁のサイディングはすべて終わっていて、内装工事が電気工事が中途半端で終わっている状況です。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





I-4232、インスペクションを実施いただける方(京都府)

ユーザー June の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
京都府
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

現在京都の実家(ほぼ大阪です)の建て替えをハウスメーカーで予定(既に契約済み)しています。
設計打合せ段階からエラーが多く、信頼できる家を建てていただくため建築途中で
インスペクションを実施いただける方を探しております。
経験のある方にお願い出来ればと思います。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

外構のお話しがずいぶんと続いたので、
少し違ったお話しをしたいと思います。

ここ最近ですが、家づくりをするために、
土地を探すところから始める方からの相談が
増えてきています。

重なる時は重なりますね。
それはさておき。

お会いした方からご相談いただいたこと
について、今日はお話ししようと思います。

家づくりを始めるとしたら、
皆さんは、どういうことから始めますか?

もちろん、人それそれではありますが、
まずは、ネットで検索したり、YouTube見たり、
ブログを読んだりする方が多いかなと思います。

情報は、探せばどんどん出てくると思いますが、
いろんな人が、いろんなこと言ってますよね。

もちろん、予備知識として、勉強するということで
あれば、ほどほどによい内容があるとは思います。

ただ。
いざ、自分が動いてみようとすると、
参考になるようなならないような感じみたいで、
誰に何を相談して、何をしないといけないのか
までは、わからない。
そんなことになるそうです。

特に。
土地を探して、こだわった注文住宅を希望する場合は、
困ってしまうかもしれません。

ハウスメーカーや工務店に相談すれば、
土地情報から設計、工事までサポートしてくれます。

ただ。
まずは、土地探しをしたくて、建設会社は後でじっくりと。
そんな場合ですと困りますよね。

だったら、土地探しをある程度自分でしていこう。
そんな風に思うかなと。。

その際、スーモやアットホームといったサイトを
日課のようにチェックしながら、情報を探していくことに
なるそうです。
対面せずにチェックできるので、営業されずに
チェックできるのはいいですよね。

でも。
土地を切り離して考えるって、結構大変かもしれません。

ポータルサイト経由で、取り扱いのある不動産屋さんに
問い合わせすると、情報提供とともに、営業してくれます。

不動産屋さんって。宅建の免許を持っていたりして、
土地の売買等については、プロなんですけど、
家を建てたりすることは、仕事ではありません。

あれ?
よく考えてみてください。

土地買う目的って、家を建てるためですよね。

理想とする暮らしをしたいから、家を建てる。
その家が建つ土地を探す。

それがすべてです。

土地の利便性がいいだけでは、なかなか手に入れにくく
ないですか??

大きなお金が動くのに「なんとなく」いい土地という
だけでは、なかなか手が出ないはずです。

参考にプランを入れてもらったとして。。
これくらいの規模ができそうだまでわかるくらいで、
そのプランが自分の暮らしにフィットしていなければ
あまり意味がないかなと思います。

実は、東西長手にしないと成立しない要望なのに、
南北長手の土地だったら。。

なので。
いきなり、不動産屋さんに相談して、土地を探す。
一つの方法ですが、少し注意が必要かなと思います。

おっと。長くなってしまったので、
続きは明日へ。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※やまぐち建築設計室のInstagram画面

今はSNSも発達して

たくさんの情報を

入手しやすくなりましたね。

僕自身も

「おいしそうなお店あるかな」

「楽しそうな場所や施設はないかな」など

時々検索ツールとして活用しています。

SNSは家造りでも活用できます。

家アカウントと

呼ばれているものもありますが

専門家も色々な情報を発信しています。

実際に今も

住宅新築やリフォーム等

打合せをさせていただいている

住まい手さんも

blogもそうですが、

InstagramやPinterestが

キッカケとなり、

山口先生の世界観が好きで

相談したいと思いましたと

新規でご相談に来られたり、

こんなイメージにしたいと

見せていただくと

SNSからお調べ頂いたものもあります。

僕が建築家として独立後

設計を始めたころは

WEB上では

まだホームページやブログが

企業や個人の情報発信の主軸で

ここまでSNSが発達しておらず、

最初の段階での

イメージの共有には

住宅雑誌や

住宅訪問のテレビ番組の話し等

またはお知り合いの家の写真などが

多かったように思います。

注文住宅による家造りは

何もないところから「カタチ」にしていく為、

なかなかイメージしにくいものも

多いかと思いますが

実際にそういった写真を見ることで、

共通認識を

持ちやすくなっている事は

確かです(真似をするのではなくてイメージです)。

やまぐち建築設計室も

SNSやってるので、

もしよろしければご覧ください。

ホムペ―ジからは

旧Twitter・XやInstagramへのリンクがあります。

やまぐち建築設計室ホームページ
https://www.y-kenchiku.jp/

世の中のSNSの発達は

良い意味もありつつ

反面・・・間違った情報や

勘違いしてしまう情報も

世の中には溢れています。

「この情報はほんとなのか?」

「これってどうなんだろ?」と思った際は、

色々なあふれ出ている情報を

鵜吞みにせずに

考える習慣を持つことが

大事だと思います。

どのような情報も考え方も

全員が同じ考えを持っている訳ではありません。

それぞれ好みも考え方も

またそれぞれの正義も異なります。

どちら側から「それ」を見て、

考えるのかによっても変わります。

日常生活の中にある「リアル」と同じく

道徳ある行動と意識を

大切にと思います。

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※間取り検討時にはCGなどによる外観図提案等によりイメージの共有

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※焼杉板の外壁使用を計画した和モダンの古風な外観での住まい提案CG

焼杉(外壁)のコストパフォーマンス。

外壁は大事、

そして悩まれると思います。

外壁は家の外観の

大部分を占めるものです。

家の印象を大きく左右します。

「家は見た目じゃない、性能だ」

その気持ちは分かりますが、

ちょっと考えてみてください。

毎日、家路につく。

帰ってきたあなたを

最初に出迎えるのは家の外観という佇まいです。

「いい家だなぁ」と思える外観で、

その窓には温かい光が灯っている。

そんなシーンは素敵だと思いませんか?。

外壁は大事。

けれど、

実はそんなに選択肢がありません。

家のカタチで考えるケースもありますが

外壁の仕上げ

そのものを考えるように。

ガルバ・サイディング、

タイル・吹付け・塗壁・・・・・。

焼杉板という選択肢があります。

焼杉板とは?。

近年、にわかに注目を集めている

外壁材「焼杉(やきすぎ)」。

その名の通り、

杉板の表面を焼き、

炭化させたものです。

この“炭化させる”というのがポイントで、

炭化層があることで、

通常の杉板にはない耐久性が

プラスされます。

通常の杉板を外壁に使用すれば、

木目の柔らかい部分(夏目)が

風雨にさらされることで

痩せてしまったり、

日に当たりにくい部分から

腐ってしまうことがあります。

焼杉の場合、

表面の炭化層は腐ることはありません。

腐食のリスクはぐっと下がります。

例えばバーベキュー用の

炭があまってしまって、

ずっと物置に放置してしまっていても、

腐ってしまったりしませんよね?。

それと同じで、

焼杉は腐食に強い外壁材なのです。

ですが屋根があるほうがより良いです。

伝統工法としての

焼杉木材なのに腐食に強い焼杉は、

最近生まれたものでしょうか?。

いいえ、違います。

もともと、

西日本で古くから伝わる手法なのです。

貴重な先人の知恵ですね。

西日本の一部の地域では、

伝統的に外壁に使用されていましたが、

それは、

今のように情報伝達が

容易でない時代の話しで

全国的には広がらなかったようです。

焼杉のつくり方では、

伝統統的な作法として「三角焼き」があります。

杉板3枚を三角柱になるように

合わせて紐で固定。

できた三角柱の一端に、

かんなくずや新聞紙をツメて着火。

火が完全に着いたのを

確認したら垂直に立てます。

すると煙突効果で

三角柱の内部がゴウゴウ燃えだします。

※YouTubeなどで検索すると作業風景も出てきます。

火柱も高く上がりますし

音もすごくなかなかの迫力です。

5分ほど焼いたら三角柱を開いて、

水をかけて鎮火&冷却。

これで完成です。

「三角焼き」の良いところは、

杉板自体が火種となって、

強い火力で燃えることで

生まれる厚い炭化層の存在です。

しっかりとした

厚みのある炭化層があることで、

耐久性が上がります。

もっと手軽に焼杉を

作る方法として「バーナー焼き」

というのがあります。

文字通り、

バーナーで杉板の表面を焼く方法です。

この方法だとバーナーの火で

「あぶる」という感覚に近いため、

厚みのある炭化層が形成されません。

焼き目の美しさが

欲しいときには「バーナー焼き」でも

構いませんが、

外壁に使用する場合には「三角焼き」で

作った焼杉がおすすめです。

焼杉を外壁にするメリット。

耐久性は前述したとおりです。

焼杉を使うメリットは、

優れた耐久性にもあります。

焼杉は30年から50年もつ、

とも言われます。

炭化層にしっかり厚みがあり、

考えたうえでの採用と

丁寧な施工がされた場合、

という条件付きになりますが、

これは大きなメリットと言えます。

「バーナー焼き」のほうは

すぐに炭化層がツルツルになります。

やはり耐久性では「三角焼き」が優れているようです。

比較的メンテナンス費も抑えられる杉板は

木材の中でも手に入りやすく、

使い方を工夫すればモダンにもなります。

高い意匠性。

「黒の外観」に憧れる人も

多いかと思います。

黒の外壁で仕上げることで、

家全体がシャープな印象になります。

ですが、

そのシャープさは、

人によっては近寄りがたい

印象を受けることも。

その点、

焼杉は黒に「深み」があります。

木材の持つ優しい風合いや、

炭独特の鈍い光沢、

表面の凹凸によって、

複雑な表情を持った黒になります。

自然素材の温かみも加わり、

同じ「黒」でも、

人を引きつける魅力を持った

黒になっているのです。

とはいえ、

カラーバリエーションはありませんので

「真っ白の外観がいい」という方には、

最初から選択肢に入りません。

黒でまとめた外観に

興味がある方は、

焼杉板を検討材料に加えても

損はないと思います。

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よく考えた住まいは暮らしが楽しくなる。

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

橿原アトリエ住まい手さんと

住まいの新築計画打ち合わせ。

※間取り計画イメージをアトリエにて吟味中

(仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家

住まい手 Mさま

設計・監理 やまぐち建築設計室 建築家・山口哲央

施工・管理(工事会社) 設計完成後に価格だけではなく資質・要素を含めて適切な施工会社を選ぶ予定

見積もりの調整段階で

少し間取りに工夫を施して

使い勝手の部分で

道路から玄関アプロ―チの周辺要素を少し。

それに伴い家の間取りの中にも

提案として

少し変化を施しました。

家の玄関に入ってから

人が移動する動線の考え方を

あえてもう一度「質問」するという問いかけの時間。

考え方を時間を経て整理する事で

日々の暮らしのシーンも

現実の暮らしも

判断材料が見えやすくなります。

水回りと呼ばれる

キッチン、洗面、洗濯(ユーティリティー)、脱衣、浴室、

そしてトイレの位置関係。

その中間領域にプランを考えた

WICL(ウォークインクローゼット)のある間取り。

日中の家事をする時間と

朝の支度、

夜の家事時間を

それぞれの暮らしの時間を一度分解したうえで

片づけ、ゴミの分別、

ゴミ出し迄の

連続した動きを考えてみると

こちらのプランのほうがより「生活に馴染む」

のでは?

という打ち合わせの時間。

暮らしと家事時間。

どのように考えて計画するのかで

過ごしやすさも変化します。

理想と現実を程よくつなげる事で

暮らしはより充実度を増しますよ。

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?。

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伊丹の倉庫

●設計事例の所在地: 
兵庫県伊丹市
●面積(坪): 
75坪
●建物の種類(大分類): 
その他
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

倉庫兼事務所建築の正面。地元で長く経営されている会社の倉庫兼事務所を新築。作業する社員の方や来訪される方々にも見て楽しんで貰えるような建物を目指した。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

使いやすさと大きさの確保。「事務所としても使うので行ったり来たりしやすく、使い勝手の良いものにして欲しい」というのが一番の要望でした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「思っていたような建物ではなく、存在感のある計画をしていただいた。しっかりと対応して頂いている。」とお話を頂き、設計契約を行って詳細の設計を行いました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

特に詳細までのご希望はなく、使い勝手を気にされておられました。建物に関してもこだわりの注文はありませんでしたが、「せっかく作るのですから、かっこいいものを作り、街になじむような建築をしましょう。」と話をさせて頂いて計画を進めました。

依頼者の声: 

「きっちりと最後まで対応して頂いてよかったです。」「正面の壁の色がとても気に入りました。」と特に意匠についてはこだわりのなかったお施主様に喜んで頂きました。

その他の画像: 

建物横外観。場所が伊丹市ということで、何か飛行機格納庫を思わせるデザインを目指した。

倉庫内部。クレーンを設置。照明がなくても日中は作業が出来るようを開口を複数計画。また暑さ対策で大き目の換気扇など設備もこだわった。

事務所兼応接室。天井の勾配をそのまま生かして開放感のある事務所を計画した。

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