今回取り上げられている木造耐火建築物は、主に首都圏密集地の防火地域でも一定規模の木造の住宅が建てられますという意味合いが強いと推測致します。
以前、相談は何件かありましたが、まだ私の中でも現実的に木造での耐火建築物は実績がありません。確かに近年、東京都の防火地域でも実績があるというお話は聞いてます。しかしまだまだ根付いてない根拠として、予想していたよりも下がらない工事費が理由にあると思います。私が受けた相談時も予算が厳しいので、木造でやったら安くできるのではないかという考えの方が多くいらっしゃいました。ところが色々と調べてみると、さすがに木造で耐火を要求されているのでそれなりのことをやらなければならないのです。ディテールの縛り、開口の制限によるプランの縛り(融通のなさ)…等々が浮き彫りになります。内外を特殊なボードを何重にも貼って耐火性能を確保していく。そういうことが重なり工事費のアップにつながっていくのです。
合わせて、私は木造という木のメリットが全く生かされない建築になってしまっているような気がしてなりません。やはりその地域に合ったやり方というものがあるのでしょう。メリットが全くないとは言いませんが…デメリットが浮き彫りになることの方が多いと私は思います。
今のところどうしても認定工法の中での木造耐火建築物ですが、その中でも下記にあるように日本木造住宅産業協会さんが色々と検討を重ね頑張ってくれてはいるようです!私も見守っていきたいと思っております(^^ゞ
■1棟分の主要構造部の大臣認定が揃った平成18年から使用開始していますが、その後も設計の自由度を上げる為、追加で大臣認定取得を進めています。
保険診療の皮フ科に自由診療の美容形成外科を併設するクリニックです
プライバシーを守る建物形態。保険診療と自由診療のゾーン分けや門内薬局の配置などに工夫があります。
軒を低く下してプライバシーを保っている。クリニックと薬局は渡り廊下でつながれる
1階待合から2階自由診療ゾーンを見る
2階自由診療ゾーンから1階を見る
プライバシーが保たれた待合
明るいパウダーコーナー
階段下を利用したキッズスペース
クリニックと薬局の入口をつなぐ渡り廊下夜景
新しい年。今年は久しぶりにスケジュール帳を買ってみた。本当は4月始まりの方が実用的なのだろうけれど、この新しい嬉しさは、やっぱり1月始まりに勝るものはないと思う。 ◇ ◇ ◇ 今回の建ものは「築140年の蔵を移築再生」。http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2014/49「大正レトロモダン」をテーマに、見事に住宅に再生された蔵。駆使された左官、大工技術も素晴らしくて、センスのよさも光る。感動の建ものだった。 ◇ ◇ ◇ 洋風の玄関を入って正面には、手すりに素敵な彫りが施された階段がある。その階段を上ると、約28畳というワンルームが広がる。立派な棟木に見守られ、どっしりとした壁に囲まれて、温かな氣に満ちているような大空間。そしてそこには、この家の主によってひとつひとつ丁寧に選ばれ、としてここへやってきた古い家具や装飾、道具たちが、ぴたり、ぴたりと場を埋めるように置かれていた。リビング、ダイニング、台所、ワークスペース、、。素敵なものたちによって、ワンルームはそれぞれの「暮らしの場」に区切られていて、とても生き生きとした毎日が感じられた。 1階には寝室に和室がひとつ、として浴室。壁紙やタイル、襖がそれぞれの場所でとても魅力的に空間に色を添えていて、ぐっと落ち着いているのに心躍るような楽しさが素敵だった。 こうして思い起こしながら私の頭の中でリンクしたのが、ハウルの動く城の城だった。大正レトロモダンというテーマからくる内装の雰囲気、ということもあるかもしれないけれど、この建もの、そしてその空間が、生き物のような感じがした。何しろ140年も生きている建ものだから、何かが宿っていたっておかしくないし、建ものが吸収してきたエネルギーを考えたら、今にも動き出したって驚くこともないと思う。その生きた感じも、ぬおーーっというのではなくて、ごそごそ、こちょこちょ、ぐるぐる、時に楽しく生きている感じ。 素敵な「再生」がなされたのだな、と、心に迫るものがあった。 ◇ ◇ ◇ 「住みつなぐ家」この家を担当したO設計室が掲げる家づくりだ。「家は自動車のような耐久消費財ではないはずです。」とWebページの説明は始まる。 建てものや土地の味わいが格別な祖父母の家や実家には、将来もたぶん、仕事の関係で物理的に住みつなげないという残念さが今、私の心にある。そしてこれから家を建てることを考えるにつけても、娘は継がない私と夫1世代のための家になるのだろう、ということもよく考える。 家も、もっと小さくて身近なものたちも、私が手放さねばならなくなった時、私が使えなくなった時、ゴミになるのでなくて、誰かが同じようにいいね、と思って手にしてくれたら素敵だと思う。私もだれかの、いいね、をたくさん私のいいね、にできたら素敵だと思う。 「住みつなぐ家」。この家づくりの考え方は、私の心の中にある物に対する思いや、最近よく考える家のことに響くもので、時間をかけてじっくり考えてみたいと思う。
私は東京にあります防球ネットのメーカーで防球ネットの企画設計をしている者です。 これまで長年お世話になった構造一級建築士の先生が去年末に引退してしまい、目下引き継いで頂ける構造建築士の先生を探しております。防球ネットは建築物ではありませんが、屋上や壁にネットがつく際の応力などを求められたり、高さ15m以上の防球ネット柱や野球場スコアボードなどの工作物確認申請の設計図書をまとめたりするためどうしても建築士の先生のお力が必要です。現在設計図書のうち図面は弊社で作成しておりますので、構造計算書を作成していただける方を探しております。マニアックな世界ですが、これまでに作成してきた構造計算書をもとにフォーマットを作っていただければあとは設計条件(寸法相違)で使いまわせるかと思われます。 お話だけでも聞いていただける方があれば、ご一報お願い申し上げます。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
在来工法でつくるお風呂も勿論相変わらずご希望が多いですが…最近はユニットバスのご希望が本当に増えました!これは明らかに各メーカーさんのユニットバスの性能がアップしているのが要因です。
今回のお題のほっカラリ床ですが…カラリ床から始まりました。最初はやわらかいクッション性とグリッド状につくられた溝が滑りにくさと乾きやすさに効果があり、特に床に残り水が残らないのは、なかなか画期的だったのを覚えてます!それにヒヤッとしない温かさが加わったのが、ほっカラリ床です。
これはクッション性のある床の下にWの断熱構造を考えたことにあります。メーカーさんでは、冬場の一歩目が「ヒヤッ」から「ほっ」に変わります…が謳い文句になっていますが正にそんな感じなんでしょう(笑)
渋谷の家では高齢のお母さんのために…ということもあり採用させて頂きましたが、快適なお風呂タイムを満喫しているようです(^○^)
ほっカラリ床「W断熱構造」が床裏からの冷気をシャットアウト。優れた断熱性能で室温とほぼ同じ温度を実現。
東京ガスの夢のある住宅模型展に参加させて頂くことになりました!http://www.tg-showroom.com/tokyo-gas/event/?scn=result&id=3658今回は”渋谷の家”を出展致します(^^ゞ
日時:2015年2月23日(月)~3月1日(日)時間:10:00~18:00 (2月23日は13時から)
今回は1/50の模型を少し変わった見え方で展示します!是非足をお運び下さい(^^ゞ
現在、甲府市内で店舗を営業していますが、用途変更が必要なことが分かり、至急用途変更をしたいと考えています。契約面積は104坪ある物販店です。前テナントはネットカフェです。 出来るだけ経費を抑えたいのですが、いくら位かかるのでしょうか。 また、依頼する場合はどんな書類が必要で、用意できない場合など、教えていただければ。 宜しくお願いします。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
住宅エコポイントが復活するということですが…私の経験から私なりの見解でお話したいと思います。
以前手がけた物件でクライアントからの要望もあり、エコポイント制度を使おうとしたことがありました。実際、色々と調べたところ…止めた方が良いのではないかということになりました(^_^;)
裏付けはこういうことです。確かに30万円相当…もらえたりするのですが…もらうためにかかるお金があることを忘れてはいけません。断熱性を高めるのが第一のやり方ですが…まず一般的な建築よりも断熱性を高めるということは、よりそれにお金がかかるということです。一般よりもより良い性能を求めればその分お金がかかります!
合わせてエコポイントをもらうのに図面・書類等を提出しなければならないので、申請作業にもお金がかかります。この申請作業がなかなか大変な作業です。ハウスメーカーなどの中には、うちで申請しますから申請料金はいりませんという業者さんも多々いらっしゃるとは思いますが…裏側ではきちんとお金がかかってます。それらを施主さんには頂かないと言いつつ…経費に入ってたりすると私は思います。
諸々プラスマイナスすると…果たしてそれに見合ったものがもらえているのかというと…私にとっては疑問です。一般的な仕様ではなく…太陽光発電、エネファーム(東京ガス)等の一定の付加価値をつけるのと一緒で…省エネルギーな建築をつくるということは、環境貢献の気持ちがないとできないのではないかと感じる今日この頃です。
★★★あけましておめでとうございます…2015もどうぞよろしくお願い致します(^^ゞ★★★
注文住宅、注文建築をお考えでしたら、東京都国分寺市、茨城県水戸市にある大島功市建築研究所 1級建築士事務所にご相談下さい!土地探し、相続税対策…どんな風に今ある土地を活用したら良いか?…等々建築する前の悩みからお付き合いしていきたいと考えてます!これからの時代の建築家…建物を設計するだけでなく、全体を考えながらその場所に合った最高のオンリーワンを形づくる…そんな建築家になりたいと想ってます!当設計事務所・当建築家は、コンクリート打放し、カラーコンクリートを得意としております。その他、木造、鉄骨造の実績も紹介しています。まずはお話お聞かせ下さい(^^ゞ
真っ黒な外観に青い空が映える…黒と白のみで構成した住宅です!写真:小林達実
土地探しからお願いしたいとのご依頼でした。全体予算をお聞きして…東京都内から始まり最終的に茅ヶ崎に決めて頂きましたが、決まった予算のなかで全てが明確に進められたことがとても良かったと言って頂きました。
悩みも含めて色々な話を聞いてくれたこと…とても嬉しく安心してお願いできそうなところで依頼を決めました!
外壁の材料などメンテナンスにお金がかかる場所にはお金をかけ…自分たちでできる場所とのメリハリをつけた設計ができたと思います。
土地探しから根気よくお付き合い頂きまして…ありがとうございました!おかげで良い家ができました。今後とも見守ってやってください!
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この度は良いサイトに巡り会えて本当に良かったです。たくさんの問い合わせが来て、まだ全ての方とお話しできてないのですが、良い建物ができそうな予感がしています。 ...
・お仕事を依頼した建築家: H2DO一級建築士事務所 久保 和樹 様 ・建築家相談依頼サービスに投稿する前にどんなことで悩んでいましたか...
契約した建築家名・事務所名を教えて下さい 小島真知さん ...