I-0237、大正ロマン風のレトロな戸建住宅(茨城県)

ユーザー ミドリ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
茨城県
現住所‐郡市区町村: 
つくば市
依頼内容: 

■大正ロマン風のレトロな戸建住宅を設計してくれる方
■建設予定地は茨城県つくば市(90坪)で、出来れば地元工務店も紹介して欲しい
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー 建もの探訪ファン の写真
建もの探訪ファン
感想: 

この時期になると、ずらりと見事な菊が並ぶお家がある。
前を通るたびに足をとめ、しばし見入る。
雑木林、野原、そこに生える素朴な植物たちも素敵だけれど、
仕立てられ魅力を引き出された花や木の、その存在感や美しさにも、
やっぱり感嘆する。
 
             ◇ ◇ ◇
 
さて、今回の建ものは「雑木林の庭とつながる家」。
http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2014/32
建築家ご自身の名刺代わりのようなお家。事務所・自宅兼モデルハウス。
シンプルで、そして外との関係が本当に気持ち良さそうな建もの。
 
             ◇ ◇ ◇
 
アトリエ、台所、食堂、居間は一続き。
中庭に面した玄関の扉も食堂・居間の開口部も、ぱああ!と開け放たれていて、
縁側に面した障子を開け放つような、そんな感じだ。
和室でないのに、昔からの日本の家が持つよさをまとっている。
パタンとドアで閉じたりしない部屋と部屋の柔らかなつながり、
外を感じられる内、内の安心感が漏れ出す外、
天然の素材が作り出す、温かみのある空間、
柔軟性のある間取り。
日本の家って、こういうふうに賢く健やかなのだよなあ。
そんな余韻が心に残った。
 
            ◇ ◇ ◇
 
新井アトリエ一級建築士事務所。
この家を「モデルハウス」と位置づけている。
確かに。暮らす家族の生活スタイルや趣味趣向はなんだかさらりとしているのだ。
そういうことより、住まいづくりで大切にすること、
それを丁寧に、丁寧に盛り込んだ作品なのだと納得がいった。
「住まいづくりのコンセプト」として新井氏がWebページ挙げている5つのことを、
ひとつひとつたどりながらこの家の紹介を思い返してみると、
とてもしっくりと心に入ってきた。
この家がどういう家か、この建築家がどんな作品をつくるのか。
 
            ◇ ◇ ◇
 
 今回のタイトルは、「雑木林の庭とつながる家」。
この家づくりで大切にされたことは複数あれど、やっぱり外と家とのこの関係が
この家の一番素敵なところだと改めて思う。
「外部空間を心地よくつくる」
そう新井氏は挙げている。
内も外も合わせて建もの。
 
心細いだろうけれど、森の中に住めたらなあ、
土砂崩れがあるかもしれないけれど、山の中に住めたらなあ、
と常々思っている私。
こんな小さな雑木林だって、この建ものでの生活には存在感たっぷりだ。
こういう形での庭や自然との関係性も、なかなかいいものだなあと思った。

板倉工法・インタビュー・有限会社矢田義典設計室 矢田義典さん


 
板倉工法は壁材に横板を用いた簡素な木造建築の伝統工法です。
板倉工法を採用することで木の良さを最大限に活かすことができます。
板倉工法について有限会社矢田義典設計室 矢田義典さんに伺いました。

お話を伺った建築家

 

ユーザー 有限会社矢田義典設計室 矢田義典 の写真
愛知県名古屋市名東区社台1-187
052-771-2592

貴社が板倉工法を手がけるきっかけがありましたら教えて下さい

 
「八幡山の家」と「配津の家」の二棟を板倉工法で手掛けています。
 
最初に八幡山の家で板倉工法を採用することになったのですが、このきっかけは少し不思議な感じで、お施主様が購入予定の土地に、「板倉工法で住宅を検討される方にお売りします。」といった建築条件が付記されていました。
それ以外には条件はなく、設計者、施工者は自由に決めてよいことになっていました。
お施主様から少し不思議な条件が付いているのだがどうしてもその土地を購入したいので、「板倉工法を調べて下さい。」と相談を受けたことが板倉工法に取り組むきっかけとなりました。
 
偶然にも名古屋には板倉工法に積極的に取り組んでおられる設計者がおられ、その方は知り合いでもあったので相談や実作を見学させて頂き、板倉工法の良い点、イマイチな点などを研究し、十分にお施主様に満足頂ける住宅が設計出来ると判断し、板倉工法の採用を提言致しました。

板倉工法のメリット・デメリットを教えて下さい

 
板倉工法のメリットは、「木の良さを最大限に活かせる。」点にあると思います。
木造の良さ、木の持つしなやかな構造が特徴ではないでしょうか。
 
デメリットは少し野暮ったいデザインになりがちなところでしょうか。特に気にならない方は板倉工法で十分かもしれませんが、洗練されたものを望まれる方には難しいのかもしれません。
また、構造認定、防火認定を板倉工法では取得されている点もメリットかもしれません。

板倉工法の価格は一般的な木造在来工法に比べてどうなのでしょうか?

 
一般的な在来に比べ割高だとは感じませんでした。
 
ただ、一件目の八幡山の家は手刻みで行ったため少し高かったと感じています。
工法のみの比較は難しいですが建設場所や望まれる住宅の雰囲気で価格は変わるのではないでしょうか。
 
八幡山の家は傾斜地に建設しているので地盤補強にお金がかかりました。
また、お施主様が望まれている住宅は少しモダンなものであったので、素材や板倉工法以外の施工にお金がかかっています。
板倉工法と在来工法では金額差はないと思います。
 

板倉工法の壁倍率は一般的な筋交いに比べてどうなのでしょうか?

 
板倉工法では構造認定を取得されており、壁倍率は2.2倍でした。
なので、片筋交いの2倍よりも倍率は優れています。
 
また、柱、梁が表しになることが多いので、無粋な金物は使用出来ません。
そのため、少しだけ特殊な金物、八幡山の家ではコボットのDボルトや引き抜き力に対応した込み栓を採用しています。
八幡山の家は正方形の単純な平面形で配津の家は平屋なので、特に構造で頭を悩ませたことはなかったです。
 

Dボルト

↑左柱にDボルト使用

込み栓

↑込み栓
 
 

板倉工法の場合、断熱はどのように行っているのでしょうか?

 
「八幡山の家」は壁には板倉工法の防火認定を取得した工法を採用しています。
この工法は板倉材(t=30mm)の外周部にさらに板材(t=25mm)を全面に張らなければなりません。
なので板材が合計でt=55mmの厚さになります。
 
その外側に通気層を取り、漆喰仕上げを(下塗り+中塗り+仕上)施しています。
ですから検討の結果、十分に断熱性能が確保されていると判断し断熱材は入れていません。
 
屋根には野地板の外側にスタイロフォームEX(t=45mm)を使用しています。

「配津の家」は板倉材(t=30mm)の外側にスタイロフォームEX(t=45mm)で断熱をしています。
屋根には普通にグラスウールを使用しています。
 

↑板倉材の直行方向に板を張っています

↑野地板の外側に断熱材を使用しています
 
 

板倉工法の場合、プレカット工場でプレカットできるのでしょうか?

 
プレカット工場で加工出来ます。
「八幡山の家」は大工さんの意向で手刻み加工しています。
柱、梁から板倉の加工まで手刻みで行っています。
 
「配津の家」はプレカット工場で加工し施工しています。
施工上の違いは特にはありませんでした。
ただ、出来具合は「八幡山の家」の方が良いです。
丁寧な仕事や材料の吟味がなされているため見た目が違います。
コストの問題もありますが、構造材がダイレクトに仕上げとなるため施工者、設計者の考えが直に反映される手刻みが良いかもしれません。
 
また、「八幡山の家」では柱、梁も産地(吉野)までお施主様と出向き、天然乾燥材を使用しています。
プレカット加工の場合も工場まで出向き、材料の吟味は行いました。
板倉工法の加工はプレカットでも手刻みでも問題ないですが、一手間かけることが仕上げの善し悪しに反映されると思います。
 

手刻み

↑手刻み

手刻み

↑手刻み
 
 

板倉工法の家を建てたい方に何かアドバイスがありましたらお願いします。

 
板倉工法で設計と施工監理をし、特に難しい工法ではないですし、コストが高くなるとも感じませんでした。
ただ、一手間かけること、手間を惜しまない施工者や設計者に依頼されることが大事かと思いました。
このあたりはあまりコストに反映されない部分なので重要です。
 
また、お施主様の努力も欠かせません。
労を惜しまない設計者、施工者といろいろと吟味しながら進めることをお勧めします。
 

有限会社矢田義典設計室 矢田義典さんの板倉工法設計事例

  

画像 建物の名称 紹介文
八幡山の家

板倉工法を勉強し採用しています。木の温もりが伝わる暖かな家が出来たと感じています。外壁は漆喰を採用し周囲の景観にマッチさせることを心がけました。

配津の家

中庭(テラス)を取り囲むように各部屋を配置することで、どの部屋にも十分な採光がとれています。天然木や珪藻土仕上げの壁・床で調湿・蓄熱効果等があり一年中快適に過ごすことができます。

   

I-0236、旗竿地のローコストリフォーム(愛知県)

ユーザー ms-360 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
愛知県
現住所‐郡市区町村: 
稲沢市
依頼内容: 

重視はローコスト、予算は 600万。
 
物件は、築35年木造の5LDK。
建物面積は、85m2
旗竿地(南向き)
 
外装や造りはしっかりとしていると言われたのですが、中身はくたびれています。
よって、リフォームは水周り入れ替えと壁張替え一式。
あと、トイレ2F増設と和室→洋室変更。
 
1件見積りしてもらい、約600万と見積もり頂きました。ただ、このままリフォームしてもらうと、現状維持の気がします。もうひと工夫できないかと思い、ご相談しました。
希望は2点です。
 
・1Fを広く
(高齢の両親が1Fだけで暮らせるように。居間と寝室というスペースあるとベスト。今は1LDK)
 
・明るい家に!
(やはり旗竿地なので、暗い感じが否めず、中に入ると陰気くさい。それを払拭したいです。)
 
予算もかけれず、土地も狭いので、リフォームの自由はあまりないかと思います。
 
ただ、両親にとっても、初めての持ち家であり、予算がないからといって、狭い暗い家で我慢して暮らしてもらいたくないなあ…という思いです。
 
結果、予算がローコストなら、普通にリフォームするだけで限界だということならば、それが分かるだけでも、良いと思います。(または、それ以外では、取捨選択方法などとか)
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





ユーザー 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人 の写真

突然ですが、皆さんのお宅には雨戸はありますか?
それはどんな雨戸ですか?

ここ最近住宅街でよく見かける雨戸は、上下に開閉するシャッター式のものですが、私は個人的にどうも好きではありません。
特にシャッターボックスと呼ばれるシャッターの収納される部分が大きくて目立つのが、その理由です。

もちろん、シャッター自体も意匠的に気に入りません。
かと言って、ちょっと昔の住宅で多く見られたアルミ製の戸袋タイプの雨戸も戸袋自体がこれまた大きくて目立つので、いいとは思えませんし、毎日一枚一枚出し入れするのが大変という話をよく聞いたりもします。

私が幼少の頃は、祖父母の家をはじめ多くの家が戸袋式の木製雨戸で、ガラス戸も網戸も木製建具だった記憶があります。

昨年に引き渡しをしました「中庭のある二世帯住宅」は、築40年の木造二階建ての建て替えで、同じように戸袋式の木製雨戸が付いていました。

ご家族の方から「新しい住まいにも防犯を考慮して大きな引き違いサッシに雨戸を付けてほしい。」とのご要望がありました。

シャッター式でも戸袋式でもない、使い易くてデザイン性も優れた雨戸はないものかと、いろいろ探してやっと見つけたのが、今回採用したジャバラ式の雨戸でした。

これですと、全開した際に窓の横に折り畳んでスッキリ納まりますし、閉めた時でも目立たずに綺麗です。
また、上部にローラーが付いているので、開閉がスムーズで楽ですし、枠と雨戸の羽根も厚みのあるアルミで頑強に出来ているため、建て主家族にも好評でした。

「雨戸」と言っても最近は、雨風をしのぐというよりも防犯を考慮して取り付けることのほうが多いようです。

実は、私の設計した住宅で雨戸を付けたのが今回がはじめてだったのです。
今まで建て主さんから雨戸の要望もありませんでしたし、今回のこの住宅も含めて大きな窓は出来る限り外部から見られない場所にしか設けませんでしたし、飛散防止フィルムを貼ることで防犯性能は確保していました。

でもやはり、私自身が今まで優れた雨戸に出会わなかったという点が大きかったのかも知れません。

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

吉祥寺…進行中の住宅の2階部分の打設に立ち会いました…
今回はカラーコンクリートを使用しているため…色々な意味で気を使います(>_<)

現場にプレーンコンクリートが到着…スランプを目視で確認…コンプラスト投入…粉体を投入…しばらく回転してカラーコンプラストコンクリート完成(^^ゞ

コンクリートは生もの…奥が深い(>_<)

I-0235、吹き抜け部分を利用して床面積を広げるなどの一部改築(静岡県)

ユーザー つるたろう の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
静岡県
現住所‐郡市区町村: 
浜松市中区
依頼内容: 

今から5年前にこちらのサービスで決まった設計士さんにお願いし、新築した家です。
吹き抜け部分を利用して床面積を広げるなどの一部改築を考えています。
予算は500万円、来年の夏ごろまでにできればと思っています。
 
近くの工務店や設計事務所にお願いすることも考えましたが、新築時に頼んだこのサービスで一度相談してみようと思いました。
 
リフォームではあまり面白くないかもしれませんが、御相談に乗っていただける方がおられましたらお願いしたいと思います。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





I-0234、4人家族の家・土地探しから建築設計までできる方(東京都)

ユーザー ひろあき の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
府中市
依頼内容: 

4人家族の家(府中市)
 
1. 現住所 : 東京都府中市片町
2. 依頼したい仕事
現在会社の借り上げマンションに居住していますが手狭で一軒家を建てたいと考えています。 所有している土地はないので土地探しから建築設計までできる方を探しております。 妻(44)、本人(44)、長女(13)、長男(9)ですが、長期に住める住居がほしいです。 過去に海外駐在2回しており、家財道具が多いので考慮してほしいと考えます。
 
3. 建設予定地
府中市内(府中市立第一中学校校区)を希望。 
4. 土地・建物の所有・賃貸状況
3の地域内で駅歩10程度圏内を希望。 駅に近ければ土地代金が高くなりますが、建蔽率、容積率が高くなり
効率的に住居が建築できると考えます。 駅近ならば100m2以内、それでなければ100-120m2程度を希望します。
 
5. 建物についての希望
1)
明るく日当たりが良い、中庭、吹き抜け、天窓などを駆使して部屋が明るくなるような工夫
2)
オーソドックスな建築設計で白を基調としたモダンな家、奇抜ではないがほかにない家
3)
3階建てがいいと思っていますが、場所により制限あれば二階建ても検討可。 屋上希望
4)
一階は駐車場1台分(できれば屋内)と夫の部屋、風呂、脱衣場、2階はリビングダイニング、3階は子供部屋(2部屋)、寝室、ウオークインクローゼット
5) 家財道具が多いので2-3畳程度の地下室希望
6) 白を基調として、ナチュラルな木の床、シルバーなど
7) キッチンには収納多く、収納食器をすべて隠す
8) 子供部屋、夫部屋には壁埋め込みの本棚
9) ソーラー発電
 
6. 予算
土地、建物、諸費用すべて込で8500万円上限。 
 
種々希望ありますが、まずは土地探しからかと考えています。
以上、よろしくお願いします。
 
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





I-0233、福祉サービス施設の採光換気計算書の作成(神奈川県)

ユーザー サブロ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
川崎市
依頼内容: 

大阪市内で障害者への福祉サービス施設の開設を検討しております。
既存ビル内で100㎡未満での開設です。
行政より、採光換気計算書の提出を求められました。
計算書の作成をして頂ける、建築士の方を探しております。
よろしくお願い致します。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





メディカルコミュニティきみさらず

●設計事例の所在地: 
千葉県木更津市
●面積(坪): 
98坪
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

3つのデザインコンセプトのシンプルモダンな建物です。

・未来志向の先進的な素材と外観
・開かれたイメージとしてのシースルーな階段室
・木更津の風土としての海を感じるウエーブした屋根

1階はシックモダンな調剤薬局「ファーマシーきみさらず」

2階はシンプルモダンな医療・医薬を通して地域貢献するコミュニティ施設です。

木更津の町に風土に確かな存在として溶け込んで行ければと思っています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

地域に恥ずかしくない建物

依頼者があなたに依頼した決め手: 

デザイン力

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

風土として存在感のある建築

依頼者の声: 

どこに出しても恥ずかしくない建物

その他の画像: 

ページ

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