設計と施工、一緒の方がひとつの会社に頼めばいいのだからラクなのではないか、と思われていませんか? 確かに、ラクかもしれません、しかし、デメリットが大きいので分けたほうが、良い家が出来ると思います。 1.一緒ですと、設計の方法、図面が、施工し易い方法で行われます。つまり、実際の形になる時、生活優先の便利さ、気持ち良さ、デザインの良さよりも、建物の造り易さのほうが、どうしても優先されてしまいす。工事費が直にその施工会社の売り上げに関わってくるからです。 2.工務店は施工はプロですが、設計は素人です。いろいろと思案しなければならない設計を素人に任せていいのでしょうか。また逆に、設計事務所は、設計はプロかもしれませんが施工は素人です。それぞれの役割を最大限生かすためには、分けたほうが良いということです。 3.今時、極端に安い建売でもない限り、手抜き工事のようなことはありませんが、施工会社とは別の立場で設計事務所が公平に工事をシッカリ監理しますので安心ということです。 設計と施工が別会社であっても、設計事務所が工務店の下請けの場合、たとえば、設計料が工務店から支払われている関係は、設計と施工が別とはいえません。
遠藤浩建築設計事務所 遠藤 浩e-mail byw01013@nifty.comhp http://homepage2.nifty.com/h-endoh/
人によっては、「図面の通り工務店に造ってもらえばいいのだから、図面があれば監理なんかいらないよ。」と言われる方もおられます。 一方、監理に理解を示されている方で、「手抜き工事をされないためにも、設計士に見てもらわなくてはならない。」と思われている方もおられます。 それは、強ち間違いではありませんが、監理というのは、そういう意味だけではないんです。監理の大半を占める作業とは、図面のいろいろな個所を “どうしてこのように書いたか” を施工者に逐一説明することが一番多い作業と言えます。 それをしないとどうなるか? 職人さんは、理解できてないまま、図面とは違う自分達のやり方で造ってしまいます。全く、図面の意味がなくなってしまうのです。 では、分かりやすい詳細図を書いておけば、いいのではないかということにもなりますが、詳細図があっても、どうしてこのような納まりになっているのかは、その場面々々で一々説明していかないと、なかなか伝わらないし、理解してもらえなんものなです。もちろん、詳細図は、たくさん書きます。 更にある時には、別の納まりに変えた方がいい場合も出て来ますので、その辺りも再検討します。 サラっと設計していれば、こんなことまでする必要ないんですが、やはり、ちょっとでも、いいものを創りたいという思いからでしょうか、こんなことをしていかないとなりません、そのためには、当然の作業なんです。 例えると、料理のレシピを基に、それを作る人によって解釈の違いで全く別の料理になってしいますね。 料理のようにレシピ(設計図)を創った本人が創れば、考案した人の考えそのものの料理が出来ますが、建築は別の人、工務店が造ります。現場で逐一レシピを説明しなくてはならないのです。 何処をしっかり説明するかによって、出来上がりも違ってきます。 監理業務がどんなものか少しはお解かり頂けましたでしょうか。
建築家と建てる家はものすごく高いと思っている方が多いようですが、決してそんなことはありません。このページではその理由についてまとめてみました。建築家に依頼すると高くなるから・・・という理由で、最初から検討さえしていない方はぜひ読んでみてください。
建築家に依頼すると設計監理料を工事費とは別に建築家に支払う必要があります。だからその分が高いはずだ・・・という方がいます。 しかし、ハウスメーカーも実際には社内に建築士がいて図面の作成や確認申請・監理業務などを行っています。一般的な建築家がおこなう設計監理にくらべて作業は簡略化されていますが決してハウスメーカーに依頼した場合でも設計は無料になっているわけではありません。工事費と一緒になっているので一般の方にはいくらかかっているのかわからないようになっているだけです。
ハウスメーカーは大量生産だから安いはずだ・・・という方がいます。もちろんテレビや車のように工場で同じものを大量に生産すればその分安くなると思います最近は自由設計を謳っているハウスメーカーがほとんどです。住宅の場合は工場で同じものを効率的に作れるテレビや車と違って、職人さんが現場で1棟1棟建てていかなければいけません。テレビや車と違って大量生産のメリットは少ないと思います。
ハウスメーカーには本社があって、モデルハウスがあって多くの広告宣伝費を使って営業マンが営業に走り回っています。そのため、ハウスメーカーの工事費の中には本社経費・モデルハウス建設費・維持費・広告宣伝費・営業マンの給料などが含まれています。それに対して建築家が設計する場合はそのような費用はほとんどかかりません。
本当のことをいうと、どちらが高いかどうかは敷地に状況やお客様が建てたい家によってケースバイケースです。また、建築家に依頼する場合はハウスメーカーとは別のメリットもあります。 建築家に依頼すると高くなるから・・・という思い込みだけで建築家を候補から外している方はぜひ比較検討してみることをオススメします。 建築家依頼サービス
さいたま市中心に業務を拡大いたしました、分譲住宅の確認申請取得をお願いいたします。10棟/月程度こなせる設計事務所様、ご応募お待ちしております。
茶の間のロフトからの見下ろしです。ウッドデッキと段差なく繋がり、外部を部屋の延長として使います。
建具を全て障子にすることで、室内に柔らかい雰囲気を創りました。外観は、瓦を載せたいという要望から和のテイストになりました。道路から2M近く上がった敷地にご夫婦2人だけの平屋建てを作りました。
室内の建具は全て障子の引戸。ほんわかした柔らかい雰囲気を作っています。そして、障子を全て開けると茶の間を中心にすべての部屋がひと繋がりに・・・
道路面より2M近く上がった高台にあるウッドデッキは、陽当りもよく、風も通り、素晴らしく気持ちのいい空間です。
キッチンは、全て製作。スッキリ清潔感のあるものになりました。
浴室の壁は、ヒノキの香り。外には、しっかりバスコートを作りました。出入口は、3枚引戸でフラットな床、車椅子でもゆったり使えます。
南側外観です。道路から2M近く上がって、見晴らし最高!!
浅草橋駅の近くに「木造耐火」で3階建てのワンルームの共同住宅を建てました。一般的には鉄筋コンクリート造か、重量鉄骨造に耐火被覆をしたものになります。木造で作る利点は、第一に建設費が安くなるという事です。建物本体が安く作れるだけでなく、建物が軽いので、基礎が簡単になります。杭など殆ど不要で、地盤改良で殆どすみます。工事も簡単で、クレーン等の重機が入るの回数も、普通の木造住宅と同じです。要するに殆ど普通の木造住宅と同じだという事です。もう一つの利点は、面積が広く使えるという事にあります。鉄筋コンクリート造や、鉄骨造で邪魔な、部屋の隅にでてくる柱型がなくて済むという事です。その分、面積は広く使えます。そこも普通の木造住宅と同じということになります。今回は木造では、耐震性抜群のSE構法を採用しましたので、必要な耐震壁(筋交いの入った壁)も少なく押さえることができています。
防火地域でしたので本来100㎡(30坪)以下でなければ木造では建てられません。しかしながら、2004年から防火性能をあげれば木造でも建てられるようになりました。今回は「木造耐火建築」を初めてたてて見た訳ですが、気配りは普段より必要でしたが、とくにこれという問題もなく完成しました。
3階建て上棟時の写真です。ひっそりと静かな上棟です。
完成時です。これで屋根を平らにすれば、木造とは見えないかもしれませんですね。
階段は鉄骨で作りました。溶融亜鉛メッキという仕上げです。浅草橋にはちょっと珍しい感じになったかと思います。
ワンルームのアパートにも、心に残る物語が生まれることを期待して細部にもかなり気を使いましたが、どうでしょうか。
かなり小さなワンルームです。それでもできるだけ暮らしやすいように考えました。近くにお勤めの方の寝るだけの場所という考えです。シャワーだけで良いという割り切りをしました。キッチンのレンジフードも既製品で良いのがないので、ちょっと工夫してみました。収納の扉はガラス戸の前に引けるようにした工夫はちょっと自慢です。
エントランスの大きなウッドデッキでは、親世帯、子世帯がみんなでBBQをやったり向ぼっこをしたり、コミュニケーションをとる場として活躍します。車椅子利用時には、このデッキから、直接、1階居間へ入っていけます。
1階、親世帯(夫婦)、2階、子世帯(夫婦+子供2人)の完全分離の二世帯住宅。ホノルルマラソンにも参加されたことのある、ご夫婦(2階子世帯)が、1階玄関 を通らず、2階洗面脱衣室から直接外階段を使って、ジョギングに行って帰って来 て、直ぐシャワーが浴びられる動線を創ったことがポイントです。
1階は、居間+食堂を中心に玄関、タタミの間、洗面脱衣室、寝室、 厨房が接していて、それぞれの引戸を開けると部屋全部が繋がる使いやす広々空間です。
ちょっとゴロンとなったりするのに、こんなタタミの間があると重宝します。
2階は、対面キッチン。基本的に1階と同じように、引戸を開けると、それぞれの部屋が全部繋がります。
一間の奥行のある大きなバルコニーは、居間と一体で使えます。
2階洗面脱衣室(子世帯)突き当たりに外部バスコートが見えます。
2階浴室を一番南側に配して、昼間でも気持ちよく、お風呂に入れ、どこからも覗かれない広々バスコートを設けました。
インナーガレージが、家の一番手前に。
私たちの事務所兼自宅です。
敷地面積が16坪の狭小地において、どうしたら広さ・解放感を得られるかを考えて設計しました。また、狭小住宅は収納をいかにうまく作るかが重要です。部屋に物が溢れないように、最適な場所に最適な大きさの収納を計画しました。
リビング・ダイニングルームです。ダイニングはリビングより80cm上がったところに設置しています。
リビングから80cm上がったダイニングの床下部分は収納になっています。約4畳の大きな収納です。
キッチンは機能性を考えて設計した、オリジナルキッチンです。
3階のルーフバルコニーです。周りからの視線が気にならないように、壁で囲っています。このルーフバルコニーに面して寝室を配置しました。
断面図
◇依頼内容:契約済の土地で店舗兼住宅の設計をお願いしたいです。特に1階は賃す予定なので魅力的に見えるような外観設計を希望です。初期費用だけでなく建てた後のメンテナンス費も考慮して設計して頂ける方。 予算:土地改良、設計料込で3000万以内希望 (解体費と店舗の中身の設計は含まない)地域:防火地域、建蔽率80%、容積率500% (耐火建築物だと建蔽率の制限はないとのこと) 【土地について】・約15坪・間口5.4メートル 奥行10.6(左)メートル、7.2(右)メートル・場所:東京都台東区浅草3丁目 【建物について】・鉄骨3階建て・1階店舗(スケルトン)・2階3階は住居・天井は高め(特に1階)・1階と2階は入り口が別(1Fは賃貸を想定)・駐車場なし 【住居部分の希望間取り】・3LDKor3DK・電気代節約を考えて吹き抜けはなし・床暖房2階のみ・風呂、洗面台、カウンターキッチン、洗濯機は全て2階・シンク広め・トイレは各フロアに1つずつ・浴室乾燥機 【備考】・場所は商店街に面しています。・歩道の柵と商店街アーケードは一部取り外し可能・現状古家が建っています。
横浜の実家がある土地の裏手に急斜面のスペースがあり、このスペースと庭や駐車場を改修して狭小ハウスを建てたいと思ってます。某大手ハウスメーカーに相談したところコストがかかりすぎて、現実的ではないとのことで別の提案をされています。シンプルでローコストにこの地形を上手く利用出来るか確認したいと思ってます。実家が横浜のため、出来ればエリア的に近い方などが良いかもしれません。
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難しい依頼だと思うのですが、話を聞いて頂けるとお二人から返事をいただきありがとうございます。お盆には帰省するのでその時に、...
新規事業の立ち上げに際して、建築家紹介センターのサービスを利用させていただきました。経験も豊富な建築士の方々より多くの反響を頂き、現在お話を進めさせて頂いている方も含め...
福岡の人が立ち上げたサイトのようで、県外の建築士等は相手にしてないかな?福岡県内限定のレベルだと思う