初めまして千葉県で古屋つきの土地の購入を検討しています。土地は20坪、2m接道です。ボリュームチェックを依頼できる建築士さんを探しています。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
何だかすごいインテリアですけど。
はい。
トイレなんです。
奥の壁と天井に貼ってあるのは、木目柄の壁紙ではなくて、
レッドシダーです。
贅沢な使いっぷりですよね。
側面の塗り壁。
きれいに、コテで押さえた左官仕上げ。
トイレなんで、消臭効果にも期待してますが、
それ以上に、見た目も表情を演出してくれてます。
洗面カウンターは、主要メーカーの既製品ではなくて、
ウォルナットの耳付きの一枚板ですから。
この小さな空間の中に、しっかりとこだわった
素材をセレクトして、空間を構成しています。
ペンダント照明は、お客様こだわりの器具。
これまた、この空間に、とても馴染んでます。
それと。
トイレに、縦スリットの窓って。
思い返してみると、今までで初めてかもしれません。
奥に便器がある場合は、どうしても腰より上に
窓を設置することが多くなりますから。
実は、とってもユニークな窓配置だったりします。
その窓。
片側で、しかも、塗り壁側に寄っています。
そのおかげで、塗り壁の表面が照らされて、
いい表情をつくりだしてくれてます。
ここまで、トイレにこだわりを詰め込むって、
それはそれで、お客様の心意気が素敵だなって思いますね。
トイレは、白でシンプルに。
清潔感があっていい。
それも一つの考え方なんですけど、少し遊び心が
あってもよいかなって思います。
ただ、一枚目まで、こだわり抜いて、コストもかけてもよいのですが、
もう少し違った方法でもいいですよね。
こちらのトイレ。
正面に見えている壁は、ジャングルを想起させてくれる柄。
実は、とってもインパクトのある柄だったりします。
でも。
そこで敢えて、色のない柄のみのデザインにしながら、
その周りに、原色のグリーンで取り囲むって、とてもいいセンス。
グリーンに着色された葉の壁紙をアクセントにして、
それ以外を白にする方法もあったりしますが、
隠喩的な組み合わせにしているのは、すごいですね。
そうそう。
この色って、原色のパキッとしたグリーンなんです。
とてもきれいな色ではありますが、センス良く取り入れるには、
なかなか難しかったりします。
それをさりげなく、うまく取り入れたのは、お客様のセンスですね。
こういったインテリアのコーディネートも、しっかりと
関わらせていただいてます。
ただし。
私から一方的に提案したりすることはありません。
もちろん、チグハグになっていないかといったバランスについては
アドバイスはさせていただいてますよ。
だって。
私の家ではなくて、お客様の家ですから。
自分らしく。
自分の好きで囲まれた家で暮らしていただきたいですね。
最後に。
昨日の打合せの最後に、出していただいたお菓子と珈琲。
とってもおいしくいただきました!!
いつもこういったお心遣いをしていただいて、
ありがたいです。
道路側からのプライバシーを確保するためコンクリートの壁で目隠しをしました
道路側からのプライバシーを確保しながら南側に大きくテラスをつくり明るい環境をつくりました。周囲に圧迫感を与えないためにコンクリートと吹付の壁を切り替えて意匠をつくりました。
左官の外壁と中庭のシンボルツリー
中庭を中心に階段室でつながるスキップフロアの住宅です
町並み保存地区の入り口にある、築180年の古民家をリノベーションしました
築180年の古民家をゲストハウスにリノベーションしました。設計者自ら運営にも参加して、まちづくりの拠点になるような計画です。180年の間に住み手が何代も変わりその間に様々な改修が行われてきました。まずは本来の建築に戻すために仕上げを剥がして、地元にある資源を活かしながら地域の人とDIYで改修を行いました。
道路よりも3mほど高いため、敷地の一部を掘り込んで車庫を設けています。概ね3m前後の高低差があれば、車庫全体を埋めることができて、車庫の屋根を防水して土を載せれば、上部は庭と続けて植物を植えたりすることも可能です。
敷地より3mも低い道路に面して、大谷石積による土留めの擁壁でできた造成地だったため、擁壁の老朽化による傷みや、もともとあった堀込車庫への漏水もあり、多額の費用がかかる擁壁の改修と、上部敷地に建つ古家の建て替えをどのように進めたら良いかというご相談でした。 建て替えた家は、いずれ年老いた両親との同居も考えたいので、バリアフリーの家にしたいというご希望もありました。
堀込車庫と土留めの擁壁を、建物と一体化して設計することで、建築コストを抑える工夫をしました。道路に面した地下部分に玄関を設けて、住宅用エレベーターを組み込み、バリアフリー化を図りました。
地下階を鉄筋コンクリート造でつくり、その上に木造の2階建てを載せた構造になっています。
車庫だけでなく家の一部も同じように掘り下げて、玄関と内部階段、それにご主人の書斎と書庫を設けています。 車庫と同じレベルに玄関を設けているため、車を車庫に入れた後、雨に濡れずに玄関から家に入れるというメリットがあります。
玄関の内観写真です。道路と同じレベルなので、道路側には採光の窓を設けることができます。また、植木を植えて玄関周りに潤いを与えています。
玄関ホールです。階段の隣に住宅用エレベーターの乗り場があります。
3階のエレベーター乗り場、奥にキッチンがあります。
3階にあるリビング・ダイニング。
屋根裏を利用したロフト。正面の窓は屋上テラスへの出入口を兼ねています。
ギザギザ。
ノコギリみたいな形してますね。
もちろん。
遊びでつくってるわけではありませんよ(笑)
こちらは。
階段の一つのパーツです。
どこに使うの?という声が聞こえそうなので。
こちらの階段がよく似てます。
階段の踏み板を支えているギザギザ。
ありますよね。
階段を構成するパーツとしては、とっても重要です。
踏み板からの荷重をしっかりと受け止めないといけませんから。
完成した画像では、スッキリして見えますが、
一枚目をご覧いただくと、結構分厚いのって
気が付きましたか?
鉄骨の階段ですと、ずいぶんと薄くできるんですけど、
木の場合は、それ相応な厚みが必要なんです。
鉄骨の場合は、踏み板の側面に鉄板を取り付けるような
階段が多いんですけど、それもそのはず。
構造的に薄くできるので、側面に見えていても、
野暮ったくなりませんから。
一枚目の分厚い板が、踏み板の側面についてたら。。。。
ゴツイ階段が好きな方にはピッタリなのですが、
スッキリ見せたい方には、有効ではありません。
二枚目の画像をご覧いただくとわかると思いますが、
踏み板の下に設置していて、踏み板の方が前に出てますよね。
踏み板の方が薄くできますから。
そうすることで、スッキリ見えますよね。
木が好き!
という方であれば、このままでもいいのですが、
木でも、もっとスッキリさせたいということでしたら、
支えているギザギザを、黒く塗りつぶすといいですよ。
当たり前なんですけど、黒くすることで、締まって見えるので、
木目の時より、スッキリしてみえます。
間違っても、白に塗らないように(笑)
膨張して、より存在感が増してしまいますから。
鉄骨を使った階段は、結構人気があるんですけど、
木を使っても、スケルトン階段はできますし、
作り方しだいで、スッキリも見せれるので、ぜひご検討ください。
ちなみに。
コストは、鉄骨の方が高くなりがちです。
鉄骨屋さんの工事が増えますから。
関わる人が増えると、コストも連動して上がりやすいです。
話は変わりますが。。
昨日、こちらの現場では、ビックリするほど、
木のいい香りが充満していました。
建て方はずいぶん前だし、ギザギザは、集成材なので、
そこまでの香りしないはずだし。。
ふと見てみたら。。
ドドーンと立てかけてあったのは、天井に張るレッドシダー。
近寄って、香りをかいでみたら。。
はい。こちらからでした。
やっぱり、自然の木が放つ香りって、いいですね。
香りがあるだけで、すごく癒されます。
いずれは、香りは、薄くなっていきますが、
当面は楽しめると思いますよ。
レッドシダーの天井は、ご主人の一番のこだわりなんです。
素敵なリビングに仕上がりそうで、楽しみですね。
シェアハウスの個室の板張りのボリューム
北鎌倉にある築44年のコンクリート造の住宅の一部をシェアハウスにリノベーションしました。既存の住宅は転売時に改装されていてシェアハウスにするには十分の部屋数がありました。既存のまま内装を活かすのか、新たに内装を造り替えるのか、色々検討をした結果シェアハウスの共用部をより魅力的にする為に新たな内装を造る事にしました。既存の内装を解体した廃材は今後建物背後に広がる森に住民の居場所を造る為にストックしてあります。リノベーションによって大きく間取りが変更され、中央に配置された円形の居住スペースが創り出すひとつながりの空間ができました。シェアハウスの住人はみんなで集まることはもちろんお互いの存在を意識しながら1人にもなれるシェアハウスの魅力を最大限に活かした共用部になりました。森に足を踏み入れて楽しみながら生活をする様に、住人が手を加えてこの空間が魅力的になっていくのが楽しみです。
家具で満たされた空間
北欧のアンティーク家具を取り扱う施主のためのリノベーションです。リビングの横に和室があるような普通のマンションの間取りを壁を壊して一室にし、素材感や開口の高さを整えていくことでデザインの統一を図りました。壁のラワン合板はアンティークのチークやローズウッドに色合せをして、家具との調和を目指しています。主張しない家具は既製品で壁の白と溶け込ませてコストコントロールを行い、素材感のあるモルタルの壁にはストリングファニチャーのシステムを取り付け、可変性のある飾り棚としています。LDとともに大きくリニューアルしたのは玄関を広く土間とし、趣味室と一体で使えるように可動間仕切りで仕切っています。施主自ら塗装した深緑の壁に色と歴史的な作曲家の直筆の手紙が美術館のような緊張感のある空間になっています。ここで趣味の楽器を演奏するのが目に浮かびます。
味噌樽をモチーフにしたカウンター
秋田県の横手市増田伝統的建造物群保存地区の中に存在する有形文化財の元酒蔵「勇駒」のリノベーションです。酒蔵を地元の麹屋さんが引き継ぎ、味噌を使った食事処として使用してきましたが、有形文化財のため外観をいじれないなど視認性の部分や寒冷地ならではの室内環境の改善のためにリニューアルを行いました。古民家を活かしながら現代の高気密工断熱の環境をつくるために建物の中に味噌樽を模した「ウチイエ」をつくり夏も冬も快適においしい食事を楽しむことができるお店になりました。秋田杉を大工さんが丁寧に張り上げた「ウチイエ」により、外からも視認性が向上して町並みの中で存在感を示しています
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直接ご連絡いただき、更に具体的で分かりやすい解答に、ご提案感謝致します。事前に考え期待していた内容以上の対応にありがたいです。もっと言わしていただければ、...
こんばんはご連絡ありがとうございます!御社を含め数件のご連絡を頂き、まだはっきりと家族間ではまだ話し合いも進んでいません。ご依頼する、...
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