ユーザー 桑原建築設計室 桑原 廣 の写真

急傾斜崩壊危険区域とは、斜面の高さが5m以上で、斜面の勾配が30度以上、
被害想定区域内に5戸以上あることなどが指定される条件です。
建築する場合、都道府県知事の許可が必要です。一般的には、斜面を削り、
平らにしてから建築をします。これは、宅地造成にあたります。しかし、
この方法では、山留のため擁壁が必要なため、費用が掛かります。
建築を直接、参考断面図のように埋め込む方法の場合、費用を削減できます。しかし、この方法は、かなり経験が必要です。役所との、技術的な
打ち合わせが必要です。傾斜地には、この他に、土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域の指定もあります。これは、建築を埋め込むことはできません。最初に、擁壁等を設け、指定を解除しなければ、建築することができません。傾斜地の土地は、比較的に安く購入出来ますが、土地の地盤や、近隣の調整等様々な要件をクリアーしなければなりません。専門家の立ち合いが必要です。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家の外観です。

いくつかのハコが重なったようなカタチが

とってもユニークですよね。

もちろん。

外観の見え方について、御提案はしていますが、

見た目を優先しているわけでもないんです。

家の間取りを考えていった結果、こういったカタチになった

という言い方の方がフィットします。

建築好きということもあって、移動中車からいろんな家を見ます。

いろいろ見ていると、外観の見た目だけを意識した

装飾というかデザインが施されているのを見かけます。

それがいいとか、悪いとかじゃないですよ。

壁が斜めになっていたり。

三角形が連なっていたり。

とてもユニークなんですけど、奇をてらった、見た目だけの装飾は、

時とともに、古びたデザインになってしまうかなと思います。

だからといって、機能性だけ重視した、どこにでもある外観

というのも、せっかくの家づくりですので、寂しい気がしますよね。

その辺のさじ加減って、家づくりを設計を担当する人の感性によるので

しっかり見極めれるといいのではと思ったりします。

それはさておき。

こちらの家の外観を構成している外壁。

いくつか種類があるのって、ご覧になってわかりますよね。

ぱっと見た感じ、窯業系のサイディングでも組みあわせできそうな

印象を持たれたかもしれませんが。。違います。

チャコールグレーの壁とライトグレーの壁のアップになります。

チャコールグレーの外壁は、磁器質タイルになります。

凹凸感のある種類にしたので、陰影が生まれて、とてもいい表情。

焼き物ならではの質感がなんともきれいです。

左側は、窯業系のサイディングという素材になります。

今の日本の家では、最も採用されている外壁ですね。

セメントを固めたもので、いろんな色柄があったりします。

タイル風、木目風、石目風など多種多様です。

ちなみに。

この二つの素材の違いは、見た目だけじゃないですよ。

メンテナンスのサイクルが全く異なります。

サイディングは、15年ほどしたら、塗り替え等のメンテが必須です。

タイルの場合は、脱落等なければ、そもそも色あせも劣化もしないので、

メンテナンスの頻度をもっと減らすことが可能なんです。

そこで、一枚目の画像に戻ってみてください。

家の2階は全て、タイルになっていますよね??

そうなんです。

メンテナンスのことを考えて、そうしているんです。

1階のサイディングは、15年で塗り替えが必要になっても、

2階がないので、うまくいけば、足場が必要ありませんし、

あっても、安く済みますよね。

上の階に、メンテナンスサイクルの長いものを採用できると

そういったメリットが享受できるんです。

ちなみに。

ちらっと見えていた、木目部分。

こちらは、木目風のサイディングではなくて、

本物のレッドシダーを採用しているんです。

メンテナンスは正直なところ、大変ですよ。

色をしっかり保ちたいのであれば、3年ほどのピッチで

塗装しないといけませんから。

(逆に、グレーになってよければ、そのままでもOK)

こちらの家で採用している場所。

深い軒のある玄関ポーチ部分だけなんです。

玄関前なので、見た目を重視したということもありますが、

雨風がかかりにくく、しかも、北面なので紫外線も少ないため

変化は、ずいぶんと抑えることができますから。

手前に見えている縦格子。

こちらは、雨風が当たりやすい箇所なので、

本物の木ではなくて、アルミ製にしています。

細い木製の格子は、経年で変形してしまったりするので

採用の際は、しっかりと検討した方がよいですから。

見た目がいいのも大事なこと。

でも、外壁には、メンテナンスがつきものですので、

予算とのバランスもみながらではありますが、

自分たちにとって、最適最善を選定するといいと思います。

長く暮らす家ですから。

I-2932、確認申請と工事管理(大阪府)

ユーザー 匿名ユーザー の写真
投稿者: 
匿名ユーザー (未認証ユーザー)
現住所‐都道府県: 
大阪府
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

木造二階建て24坪。フラット35利用。間取り決定済み。
確認申請と工事管理です。開業したはかりの工務店です。
富田林市です。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ハイサイドライトが得意な建築家一覧

ハイサイドライトが得意な建築家一覧

 
ハイサイドライトというタグのついた設計事例を掲載している建築家の一覧です。
この他にも多くの建築家がハイサイドライトのある家を手がけています。
 

 

    

ユーザー アーキシップス京都 古前極 の写真

住まいと健康の深くて長い関係

住み心地がよくて、ランニングコストが少なめで、環境にも貢献できる、高気密高断熱の住宅。
国立研究開発法人建築研究所が提供している専用ソフトを使って、作品事例の省エネ性能を自社評価してみます。
今回は熟年世代のスイートルーム「はなあふ家」。
全面が庭に面した広いLDK、換気と空調を一箇所で行う全館空調、トリプルガラスの樹脂サッシを備えた、大人仕様の平屋です。
「はなあふ」の名前には、「はる・なつ・あき・ふゆを通じて快適な家であるように」の意味が込められています。

はなあふ家 アーキシップス京都

まず「主たる居室」=LDKの面積、住宅全体の床面積入力し、地域区分5を選択、外皮面積の合計は289.33m2と入力。
このソフトにもちょっと慣れてきました。
次に外皮平均熱貫流率の入力で、外皮の熱損失量の合計を外皮面積の合計で割算した数値です。
外皮の熱損失量の合計124.24w/kを、外皮面積の合計289.33m2で割ると
124.24w/k ÷ 289.33m2 = 0.429Ua
地域区分によって基準値があるこの数値、少ない方が高い評価を得ます。
5地域の基準値は0.87Uaなので、はなあふ家の外皮平均熱貫流率0.43Uaはかなりの高水準。1・2地域(北海道)の基準は0.46Ua、北海道の基準もクリア!
次に規定の日射取得量を外皮面積で割る公式に従い、暖房期と冷房期の日射取得量をそれぞれ2.7η(イータ)AH、1.62ηACと算出。
外皮の後は住宅設備機器の省エネ性能です。

はなあふ家 エネルギー消費性能

冷房や暖房の方式では、「部屋ごとか、全館か?」の選択があります。
何を指すかといえば、一般的な壁掛けエアコンか、一つの空気調整機で作った適正温度の空気を屋内すべての空間に行き渡らせる全館空調方式か、という意味です。
部屋ごとにエアコンを設置する一般的な方式と違って、全館空調はダクト方式の第1種換気にエアコンを接続して、温度調整した新鮮空気を給気ダクトで各空間に届け、排気グリルから集めた汚染空気は排気ダクトを通って排出します。
この全館空調を「はなあふ家」は採用しています。
この方式のメリットは、屋内すべての空間がいつも一定温度に保たれる快適さ、壁掛けエアコンが見えないデザイン性、エアコン特有の音や空気の流れを感じない静けさ、温度調整の副産物か湿度も安定するようです。
夏も冬も、我慢が必要な温度になる前に温度設定しておけば、室内はいつも楽園状態に保てます。ペットがいても安心ですね。

はなあふ家 BELS評価⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

換気扇はもちろんダクト式第1種換気で、給湯器はエコキュート、機種名や「JIS相当効率」などを記入します。
給湯熱源から給湯先までの配管方式や分岐先の配管径、照明器具の種類まで記入。
「はなあふ家」は太陽光発電やコージェネは装備していないので、数値の入力を終えたら計算ボタンをクリック。
すると「エネルギー消費量」の表が出現し、
「この住宅の基準値は、現行の規定で100.5GJ、H28年以降の基準なら92.3。」
「入力された数値で判定すると、この住宅のエネルギー消費量は67.2GJで、いずれの基準をも下回りました。」
「その他を除く設計一次エネルギー消費量を基準一次エネルギー消費量で割った省エネ指標のBEIは0.6、住宅の誘導基準値0.9を下回りました。」
との結果が得られました。
これらを元に「BELS」建築物省エネルギー性能表示制度で星の数を算定。
満点5つ星で、5つ星の評価を得ることができました。
この住宅では、設計一次エネルギー消費量の40%削減を達成しました。
これこそ次世代型住宅だと、ご依頼者の選択に脱帽です。
3~5kw程度の太陽光発電を設置すると、あと20〜30%評価が積み増しになります。

はなあふ家 BELS評価ラベル

環境貢献に関しては国際社会での責任も問われ、社会状況からは幸福のあり方について考えざるを得ないいま。
住宅の省エネ性能は、様々なことを考えるきっかけになりました。

京都の建築家設計事務所アーキシップス京都

このコラムは、注文住宅を計画する方の参考になることを目的に、アーキシップス京都の経験に基づいて書き下ろします。
トピックス、技術、経験の内容は、主観に基づくことをご了承ください。

ガレージハウスが得意な建築家一覧

ガレージハウスの得意な建築家一覧

 
ガレージハウスというタグのついた設計事例を掲載している建築家の一覧です。
この他にも多くの建築家がガレージハウスを手がけています。
 

 

    

コンセプト・ターゲットに合致した和食店

-----------------------------------------------------------------

このメールマガジンは建築家紹介センターの会員様と
プレゼントの応募者にお送りしているメールマガジンです。
解除方法はメルマガの最後に記載しております。

-----------------------------------------------------------------

▼お近くの建築家に一括で相談・依頼
https://kentikusi.jp/dr/irai?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaig...

最近、メルカリで本を売っている
みーくん@建築家紹介センター(59歳)です。
不要になった本を少しづつ売っています。
売れると少しうれしいですね。

6月ももうすぐ終わりです。
梅雨明けももうすぐですね。

「梅雨明けで安心していたら、大雨でびしょ濡れ・・・」 
とならないように出かける前には天気予報に気をつけてくださいね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■建築家紹介センター通信 2021/06/28

【コンセプト・ターゲットに合致した和食店】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

-----------------------------------------------------------------

■成約お祝いプレゼント

当サイトの建築家相談依頼サービスを利用して、
建築家にお仕事を依頼した方にamazonギフト券を進呈しています。
詳しくは下記をご覧ください。

▼成約お祝いプレゼント
https://kentikusi.jp/dr/seiyaku?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_camp...

-----------------------------------------------------------------

■コンセプト・ターゲットに合致した和食店

和食店と言っても、コンセプト・ターゲット・メニューは様々です。
コンセプト・ターゲットに合致した店作りが重要です。
 
和食店について
杉山デザイン室一級建築士事務所 杉山 登忠之さんに伺いました。

・和食店の内装で注意している点を教えてください
 
目的に合致していなくてはなりません。
和食店と言っても、コンセプト・ターゲット・メニューは様々です。
  
要人も訪れるような高級店・一流店であれば、
お客様自身が来店時に特別な努力をしたくなるような店創り、
一流の商品に負けない店創り、
自ずと背筋も伸びてしまうような凛とした空間創り。

お客様があらゆることを……続きはこちら↓

▼コンセプト・ターゲットに合致した和食店
┗ https://kentikusi.jp/dr/node/22938?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...

-----------------------------------------------------------------

■最近の投稿(最新5件)

▼I-2931、光と風を取り入れる住空間(神奈川県在住・建設予定地は北海道)
https://kentikusi.jp/dr/node/22969?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...

▼I-2930、リノベーションか建て替え(東京都)
https://kentikusi.jp/dr/node/22963?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...

▼I-2929、狭小住宅(平屋)がお得意の方(東京都在住・建物は千葉県)
https://kentikusi.jp/dr/node/22961?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...

▼I-2928、継続してお付き合いができる建築士の方(東京都)
https://kentikusi.jp/dr/node/22960?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...

▼I-2927、農家住宅との事で一般住宅に変更しなければ無条件で売却できない(長野県)
https://kentikusi.jp/dr/node/22959?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...

建築家に相談依頼したい内容を投稿すると
当サイトの建築家から返信をもらうことができます。
詳しくは下記をご覧ください。

▼建築家相談依頼サービス
https://kentikusi.jp/dr/irai?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaig...

-----------------------------------------------------------------

■当サイト会員建築家の設計事例

▼東京都
 東が丘の住宅
 株式会社 黒川智之建築設計事務所 黒川 智之
https://kentikusi.jp/dr/node/12812?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...

今回、紹介する設計事例は
東京都の「東が丘の住宅」です。

依頼者は家を建てる前は

「安さで勝負をするのではなく、
 地域に根付いた質の高い建売住宅を供給したい……」

と悩んでいました。

そこで

「3軒の建売住宅の設計依頼に対して、
『建物によって一つの広場を囲む』という方針を打ち出して
 頂いたので……」

と株式会社 黒川智之建築設計事務所 黒川 智之さんに依頼しました。

黒川さんは各戸の庭を出しあい、一つの大きな庭として共有し合う3棟の
建売住宅を設計しました。

「大きな敷地を3つに分割して販売を行った建売住宅プロジェクト。
 3軒の住宅で協定を結び、一つの庭を共有するスキームとなっており、
 庭を囲い込むようなアウトラインで建物を配置している。
 共有する庭のデザインは、
 青山フラワーマーケットとのコラボレーションによるもの」

と言っています。

依頼者には

「販売時の問い合わせも今までに経験したことのない程に多く、
 売れ行きも好調でした。
 入居者の方々にも非常に満足いただいております」

と言っていただきました。

建売住宅の設計を依頼したい方は
ぜひ建築家相談相談依頼サービスをご利用ください。

▼お近くの建築家に一括で相談・依頼
https://kentikusi.jp/dr/irai?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaig...

------------------------会員主催のイベント情報----------------------

▼SO建築設計 家づくり無料相談会のお知らせ
 東京都
 2021年06月02日 12:00 to 2021年06月30日 18:00
https://kentikusi.jp/dr/node/22850?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...

▼建築家による家づくり相談会vol.15のお知らせ
 千葉県
 2021年07月03日 10:00 to 2021年07月04日 16:00
https://kentikusi.jp/dr/node/22925?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...

▼7/3(土)開催|設計相談会のお知らせ(対面orオンライン) タイラヤスヒロ建築設計事務所|千葉県
 千葉県
 2021年07月03日 11:00,  2021年07月03日 14:00,  2021年07月03日 16:00
https://kentikusi.jp/dr/node/22955?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...

--------------------------------------------------------------------

■みーくんの本日のオススメ情報(^_^)v━━━━━━━━━━━━━☆▼

▼お近くの建築家に一括で相談・依頼
https://kentikusi.jp/dr/irai?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaig...

---------------------------建築家ブログ--------------------------

■このコーナーでは当サイトに投稿されたブログ記事の中から
 気になったものを紹介します。
 共感した記事があったら
 ぜひ、twitter・はてなブックマーク・google+・facebookで
 共有してくださいね。

▼建築家ブログ
https://kentikusi.jp/dr/blog?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaig...

▼あたたかな住まいづくりのために(マンション編 part3)
https://kentikusi.jp/dr/node/11647?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...

-----------------------------------------------------------------

■成約お祝いプレゼント

当サイトの建築家相談依頼サービスを利用して、
建築家にお仕事を依頼した方にamazonギフト券を進呈しています。
詳しくは下記をご覧ください。

▼成約お祝いプレゼント
https://kentikusi.jp/dr/seiyaku?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_camp...

-----------------------------------------------------------------

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

会員数2477社以上・紹介実績1075件以上・土地探し中でもOK
一級建築士が運営する建築家紹介サイト

建築家紹介センター(旧:施主と建築士の広場)
webmaster仲里実
nakazato@kentikusi.jp

建築家紹介センター
http://kentikusi.jp/

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

このメールマガジンは建築家紹介センターの会員様と
プレゼントの応募者にお送りしているメールマガジンです。
購読を解除したい方は下記のURLから解除をお願いします。

Newsletter category: 
建築家紹介センター通信[建築家紹介センター]
ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、一昨日と連日、家づくりの工事契約に立ち会いしてきました。

連日契約は、今までで初めてかもしれません。

嬉しいことが続くって、いいですね。

今まで、コツコツと設計プロセスを積み重ねてきて、

やっとたどり着いたプロセスなので、素直に嬉しいですね。

昨日のお客様。

最初にお会いしてから、実に、2年ほどになります。

2年間ずっと打合せしてきたということでもないのですが、

コツコツと打ち合わせはさせていただきました。

どうゆうこと?と思われた方もいるかも。

途中で、ご主人が繁忙期になったり、奥様のご出産があったり、

コロナの影響で、ショールームが閉館になってしまったり。

いろんな事情が重なったんです。

でも。

家づくりへの熱量は衰えることなく、濃い時間を共有させていただいた。

そんな感覚です。

毎回、しっかりと真剣に打ち合わせするのですが、

何をお話しても、笑いが絶えなくて、とってもいい空気感。

いつもあっという間に時間が過ぎた感じでした。

そういった時間を、丁寧に積み重ねてきたからこそ、

工事がスタートすると思うと、感慨深いんだと思います。

これから、カタチになっていくプロセスを共有しながら、

これまた、楽しんでいこうと思います!!

資料が散乱していますが(笑)

午後は、とある家のリノベーションの打合せでした。

実は。

こちらのお客様とお会いするのは、とっても久しぶり。

同じ愛知県のお客様ではないということもあって、

緊急事態宣言中は、打ち合わせを見合わせていたんです。

なんだか、久しぶりに旧友に会うような気分なので、

楽しみにしてたんですよね。

雑談から始まって。

キッチンやお風呂といった住宅設備の話。

インテリアのイメージについての共有。

間取りについて気になってることの共有。

というように、内容はいろいろです。

しっかりと検討していただく時間を持てたことで、

間取りやインテリアについて、方向性がハッキリできてよかったのですが、

住宅設備については。。

時間が経過することで、ショールームでの記憶が薄れてきていて、

思い出すのに一苦労ということになりました。

だって。

半年くらい前のものもあったりしますから。

でも。

カタログを片手に見ながら、何とか決めることができました。

ということで。

久しぶりの打合せは、あっという間に数時間経過して、

いい方向性を共有できました。

また、緊急事態宣言が出る前までに、

一区切りできるよう、スピード感もって進めていこうと思います。

いろんな家づくりが進行中。

毎日楽しませていただいて、感謝ですね。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

机の上に置かれているのは、無垢のフローリングです。

色がよく似ているので、みんな同じに見えますが、

実は、2枚セットで、樹種が違ったりします。

ナラ。

クルミ。

タモ。

栗。

パッと聞いても、ピンと来ないですよね(笑)

あまり明るすぎず、暗すぎず。

ほどよい色合いの樹種は、これくらいあります。

見た目はよく似ているので、差がなさそうですが、

実物を触ったり、持ち上げたりすると、結構違うんですよ。

ツルっとしている感触。

ざらっとした感触。

重厚感のある質感。

柔らかく軽い質感。

何が違うのかって、一番は、密度でしょうか。

年輪がぎゅっと詰まった密度の高い樹種は、堅くて、つるっとした感じ。

密度の低い空気をたくさん含んだ樹種は、柔らかくて優しい感じ。

になります。

肌触りがいいから、無垢材にしたいんです。

そんなことをよく耳にしますが、樹種をしっかりセレクトしないと、

希望の肌触りを実現できません。

だって。

柔らかくて、温かみのある肌ざわりが好きな方が、

密度の高い樹種を触れば、なんだ冷たいなって感じます。

下手すると、下地に合板を使ったフローリングとの差が

わからなくなるかもしれませんよ。

最近の複合フローリングは、表面の仕上げが

見た目だけじゃなくて、凹凸もしっかりついていて、

よりリアルになってますから。

自分が、どんな質感、肌ざわりが好きなのか。

いろいろ体験しながら、最善を探してみて下さいね。

ちなみに。

無垢フローリングをセレクトする際のポイントを二つ。

一つ目は、傷への考え方ですね。

柔らかい樹種ほど、傷がよくつきます。

それを「傷」と思ってしまう方は、柔らかい樹種はオススメではありません。

堅めにしましょう。

柔らかい樹種がOKな方では、傷ではなく「味」と思える感性を

持ち合わせていることが大事なポイントでしょうか。

それと。

昨日、打合せしていて、話題になったことなんですけど。。

フローリングの幅ですね。

最近は、幅の広いタイプが人気あって、かっこいいと思う時代です。

昨日、お客様が持参されたフローリングも幅広でした。

幅広でも、もちろん工事はできますよ。

でも。。。

無垢材は、生きているので、湿度に反応して収縮します。

もし、フローリングの幅が広いとどうなると思いますか??

ビックリするほど、反ってしまう可能性が高くなります。

ビックリするくらい反ると、床がめくれあがってくるかも。

貼った当初だけを考えず、経年での変化についても

しっかりと考えながら、セレクトしていただきたいですね。

もし、お客様が、幅広のフローリングを採用したいということでしたら、

私は、挽板(2mmほどの厚み)を貼った複合フローリングを

オススメします。

無垢の質感は持っていて、しかも、反りが最小限ですから。

おそらくですけど、無垢なのか、複合なのか。

一般の方であれば、見分けがつかないと思います。

見た目だけじゃなくて、質感もですよ。

無垢のフローリングっていいよね。

なんて、安易な発想ではなくて、いろんなことをしっかり

頭に入れて、自分にとって最適最善なフロアの選択ができると

いいなと思います。

もしかしたら。

あなたにとって最善は、無垢材ではないかもしれませんから。

いろいろあるんですから。

ページ

ハイサイドライト|建築家の設計事例 を購読建築家紹介センター RSS を購読