ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

採光には、トップライトやハイサイドライトは大変有効な手法です。前者は3倍の光の量があり、後者は奥行きのある部屋にもバランスよく配分できるメリットがあります。ハイサイドライトの方角は、南側や西側は夏の厳しい時にマイナス要因となり注意が必要です。北側採光が安定した光量を確保できお薦めします。

一級建築士、南俊治

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家のダイニング+キッチンです。

素敵ですよね。

こちらの家。

奥様のこだわりが詰まっています。

いくつかご紹介してみたいと思います。

ドシッと鎮座するキッチン。

対面式でI型のアイランドキッチンですね。

アイランドキッチンなので、キッチンの周りをぐるぐると

回遊できる動線があって、行き止まりがないので、

家事動線がとってもスムーズです。

2.55m幅のキッチンをアイランドにするためには

LDKの幅を4.55mにしないといけないのですが、

こちらの家では、キッチン周りだけその幅を確保して

リビングダイニングは、3.64mにしてます。

なぜかって?

敷地の幅に制約があるので、リビングダイニングまで4.55mにすると

玄関幅が確保しにくくなったりするためでした。

次に、キッチン拝見を御覧ください。

キッチンの背面には、カップボードが来ることが多いのですが、

こちらの家では、半透明の引き戸になってます。

普段は、オープンにして使って、来客の時には、

家電や食器などを見せないよう、隠してしまえるんですよね。

半透明なのは、少し透けることで、広がりを感じれるからです。

最近は、家電もデザインがかっこよくなってきたので、

露出させてもいいのですが、隠してしまうというのも一つの方法です。

キッチンの左奥をご覧ください。

何やら引き戸があって、縦のストライプ柄が見えてますよね。

こちらは。

そうなんです。食品庫(パントリー)なんです。

シンク側で、キッチンのすぐ脇にあるのがポイント。

食材をササっと取り出せて、キッチンに載せることができます。

しかも、たくさんの可動棚にしているので、

食材に合わせて高さを変えれて、たっぷりと収納できますよ。

次は、ダイニング上の照明。

ライン状のコンセントになっているので、照明の位置を自由に変えれます。

しかも。

気に入った照明を見つけたら、気軽に取りかえできますから。

ちなみに。ぶら下がっているペンダント照明。

真鍮色で、電球型のデザインですが、とってもいい雰囲気。

この辺は、お客様のセンスが出てますね。

もっと、いろんなポイントがあるのですが、長くなりそうなので、

この辺にしておきましょう(笑)

家づくりって、こんな風に、いろんなこだわりを重ねていって、

密度を上げていくといいと思います。

結果、住まう方のらしさが表現された家になりますから。

そうそう。

昨日、一級建築士の定期講習で、一日カンヅメでした。

めんどくさいなんて言葉も聞いたりしますが、

私にとっては、とてもいい情報収集になりました。

普段じっとしてないのに、一日じっとしてたので、

いつも以上につかれましたが(笑)

柏の葉の家

●設計事例の所在地: 
千葉県柏市若柴
●面積(坪): 
43.8坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

比較的駅に近い、人通りの多い道路に面した共働き夫婦の住まいです。
外観はモダンな外形の中に杉板の外壁材と和テイストの庭を配し、癒やしと和モダンを追求しました。駅前の喧噪が残る地区に、周囲を安息の雰囲気で包み込み、周囲の景観作りに貢献した住宅です。
周囲には3階建が多いことから光をいかに居室に導くかということが大きな課題でした。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

周辺のにぎやかな雰囲気と室内空間は切り離し、癒しと安らぎを感じる住まいを希望されました。また共働きという事から、家事が負担にならない動線の工夫と、子供の成長に追従できる室内空間を求めていました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

ご主人から:「高いデザイン性を提供してもらえそうだから」
奥様から:「家事と育児の経験を活かし、現実的な提案をしてもらえそうだから」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

光をいかに居室に導くかという点に対して、2階リビングと『3つに分散させた庭』を提案し、全ての居室に2面以上の採光を確保しました。
また、家事・育児に対する配慮として、『家の中心にキッチン』を配置する事で、子育て世代にとっての家族の司令塔であるママが家全体を見渡せるようにし、家族の交流をいつまでも保てる家造りを目指しました。

このふたつの工夫により、3つの庭に向かって設けた大きな開口部から、時間が経過しても光が角度を変えながら室内に注がれ続け、様々な場所で家族の視線が交わり合い気配を感じることができる家になりました。また、ファミリーライブラリー(家族の書斎)を設け、子供達が成長しても机を並べて共に過ごせる場所をつくり、プランのもつ回遊性によってもいつまでも家族の交流が続く家としました。「柏の家」はこれらの効果により、潤いと安らぎと楽しさを感じながら心地よく生活できる住宅となりました。

依頼者の声: 

外部と内部の切り離しは絶妙かつ完全で、一歩室内に入ると安らぎに満たされます。
室内空間が中庭に面して開かれているので、隣家2軒が3階建てということを忘れてしまうほど光に満たされています。
また、室内のどこにいても家族の気配を感じることができるプランなので、子育ても楽に楽しくすることができ、キッチンがセンターにあることで、家族全員がキッチンを取り囲むようになり家事の負担も軽減されました。
何より本物の杉板を張った外壁や、ハウスメーカーにはないデザイン性を持ち、ハウスメーカーと同じ価格帯で建てたとは思えないほどの良質感と品格のある住まいができました。

その他の画像: 

玄関ホールに畳を敷き、い草の香りと中庭の静寂さで帰宅時の心をほっとさせます。また外観の持つ和モダンな雰囲気を内部にも連続させています。

1階の子供室は主寝室ともつながりを持ち、完全に一人部屋を持つ前の移行期間に臨機応変に利用できるようにしました。

2階のセンターに配置されたキッチン。左手にはリビング・ダイニングがあり、右手にはファミリーライブラリーがあることで、家族の様子が見渡せるようになっています。

ダイニング側から見たキッチン

キッチンの上のロフト空間。

I-2775、別荘利用を前提とする倉庫(ガレージハウス)(神奈川県)

ユーザー 小野寺 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

昨年神奈川県三浦市内の東京湾、伊豆大島、城ヶ島一望の眺望がある土地 宅地)約70坪(測量前)山林)約45坪(測量前)を取得しました。市街化調整区域内ですが、線引き前より倉庫及び朽ちた居宅が存在しており、神奈川県土木事務所では現存する倉庫であれば改築可能との回答を取得済みです。眺望がとても優れているため為、別荘利用を前提とする倉庫(ガレージハウス)として建築可能かどうか伺いたいと思い投稿致しました。尚、風致地区建蔽率20%容積率100%及び崖条例がかかりますが、両隣には住宅が建築されています。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





十余二の平屋

●設計事例の所在地: 
千葉県柏市十余二
●面積(坪): 
30.5坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

柏市の郊外に建つ、中庭タイプの平屋です。
外部からの視線を遮りながらも、中庭に面しては開放して光と風を導き、自然や四季を感じられる住まいとしました。
家族全員が1階フロアで過ごし、互いの気配を感じながらも穏やかな時間を過ごせる住まいで、各部屋をできるだけ仕切らずに、次のお子さんや将来の親の同居に対して、さらには自分たちの老後の介護にまで対応できるプランとしました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

クライアントは「平屋に憧れを抱いているおり、中庭やデッキを積極的に採用したいがメンテナンスには手間をかけたくない」とのことでした。また、「ハウスメーカーに足を運んだものの、魅力を感じるプランを提案頂けなった」とのことでした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

ご主人より「ニュアンスでしか伝えていない自分たちの想いを上手く汲んでくれていると感じました。また、その上でいろいろな意図を持った提案を頂けたことも非常に良かったです。」
奥様より「私が上手く表現できない考えを上手く取り入れてくれました。」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

ご夫婦と未就学の二人のお子様をもつ、キャンプが趣味の明るいご家族の住まいです。

メインのLDK空間を南側の中庭に面して配置し、天井高さのある広い空間としました。
リビングの上にロフト、キッチンのとなりに子供室を配置することにより、遊んでいる子供を常に親が見守ることができるようにしました。また、キッチンの裏に洗面・浴室という水回りを集約させることで設備的な効率を良くすると共に、夜間に集中しやすい家事と育児の負担を軽減させました。
そして、キャンプ道具などの大きなものを収納するために、主寝室の床を上げ、その床下空間に必要なスペースを確保しました。

打ち合わせを重ねながら、クライアントの要望を丁寧に設計に織り込み、様々な工夫と提案をして行き、子育て期間は楽しく、老後は不自由を感じないようなプランを提案していきました。

依頼者の声: 

プランの提案について
「ハウスメーカーさんなどに行って情報収集やプランを聞いてきましたがなかなかピンとくるプランに巡り合えずにいました。しかしMiu建築工房さんとお会いしてヒアリングをしてもらい、次にプランを見せてもらった時、何も変更するところがないのではないかと思うくらいのプランで驚きました。今までこうしたいああしたいとは思っていましたが、形に出来ずにいた家があんなに大雑把にしか説明していないにも関わらず理解してもらえた喜びが大きかったです。こういう家が欲しかったんだと感動しました。」
女性建築家について
「家事の動線や掃除のし易さなど女性ならではの気づきや、共感が得られてよかったです。また、育児と家の間取り材質などの関係についてもアドバイスをもらえて助かりました。」

その他の画像: 

高い天井のLDK空間
リビングの上のロフトは子供たちのお遊び空間や家族のお昼寝空間にもなります。

南側の中庭
四方を建物に囲われた完全なプライベート空間です。
プールにBBQと様々な用途に活用しています。

ユーザー アーキシップス京都 古前極 の写真

住まいと健康の深くて長い関係

省エネにも住み心地にも貢献する、高気密高断熱住宅。
高気密の指標となるのが「C値」です。
気密性能の指標「C値」は、住宅の総隙間面積を延べ面積で割った数値。
低いほど気密性能に優れます。
では、どのくらいの数値なら、高気密住宅と言えるのでしょうか。

前回コラムでは高気密住宅の比較としてとして、気密度が低い昔の家を考えました。
風通しの良い昔の家は、冬には寒い家だったのです。
昔の家はC値12程度と言われ、その換気回数は真冬(室温20℃で外気温0℃、風速5mの条件)なら、35分に1回は室内の空気が入れ替わる計算でした。
古家特有の、暖房を消した途端に寒さが侵入する現象は、断熱性能の低さを考慮するまでもなく、気密性能だけで説明できました。
真冬も快適な家にするために、高気密高断熱の家が望ましい理由です。

今回は実在する弊社の作品事例で、C値と換気回数の関係を確認します。
まず、断熱気密性能がもっとも問われる、真冬の気象データを探します。
立地エリアの1月の平均気温は3.4℃、最低気温は-3.2℃。
同じく1月の平均風速は1.2m/h、日照時間は月83.3hで1日約2.7h。
冬は穏やかな北風、日照時間が少なめの、ちょっと寒い立地です。
室温20℃キープを目指して、内外の温度差は最大20℃と仮定。
その物件の、建築工事当時に検査したC値は0.48でした。
事例2のチャート右グラフで、一般的な住宅地、温度差20度、風速1.2mをマークしてから、続いて左グラフC値0.5の線を見ると、換気回数は0.1の約半分の0.05回のあたりと読めます。
同じ条件でC値12程度の昔の家の換気回数を見ると、ちょうど1くらいで1時間に一回、自然換気される計算です。 高気密住宅と昔の家を気密性能だけを比較すると、実に20倍の性能差が確認できます。

ところで、建築基準法で定められた換気回数は1時間に0.5回。
2時間に1回は室内の全ての空気が新鮮空気と入れ替わることが必須、と考えます。
事例2の真冬の最低気温時に自然換気される回数は1時間に0.05回、法律で定める換気量の1/10。
自然換気だけだと20時間に1回しか換気できないので、機械による24時間換気は必須ですね。
気密性が高いほど、常時換気も求められます。

ちょっとわかりにくい、C値と換気回数を示すチャートの左のグラフ。
下のメモリC値と、曲線が示す換気回数で、両者の関係を表します。
よく見ると、C値は2の半分「1」のあたりから、換気回数の曲線はほぼ垂直です。
C値は「1」以下なら、自然換気の回数はゼロに近づく=外気の影響は受けにくい、つまり「温度保持効果は充分に高い」。
「C値は1以下でOK、0.5ならばっちり!」と言ってよさそうです。
経験から来る実感とも、一致する結論でした。

ARCHSHIPS kyoto

このコラムは、注文住宅を計画する方の参考になることを目的に、弊社の経験に基づいて書き下ろします。
トピックス、技術、経験の内容は、主観に基づくことをご了承ください。

調布の家Ⅱ

●設計事例の所在地: 
東京都調布市
●面積(坪): 
84.86㎡
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

既存の空間はキッチンの配置や間仕切壁、そして無駄な凹凸が眺望を遮り煩雑な印象を受けました。キッチンの配置方向を変え、小壁や垂壁など空間を構成する要素を一つ一つ整えていくことで、大きく間取りを変更することはせずとも空間に広がりと静けさを作り出しています。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

交通量の多い幹線道路から、一本路地に入った先に建つマンションリノベーションの計画です。
建物に入ると外の喧騒は遮られ近くの木々を望むことが出来きました。そこで隣地の緑を日々の暮らしに取り込み、穏やかな時間の流れを感じることが出来る空間にしたいと思いました。しかし既存の空間はキッチンの配置や間仕切壁、そして無駄な凹凸が眺望を遮り煩雑な印象を受けました。
キッチンの配置方向を変え、小壁や垂壁など空間を構成する要素を一つ一つ整えていくことで、大きく間取りを変更することはせずとも空間に広がりと静けさを作り出しています。光と陰影の移ろい、そして眺望を素直に受け止めることができる空間となりました。

その他の画像: 
ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

白くて、少しわかりにくいでしょうか。

こちらは、インテリアで採用した塗り壁(漆喰)です。

私でも、採用する機会は、さほど多くありません。

家づくりのインテリアとして、よく使われる素材。

それは、日本では、ビニルで出来た壁紙ですね。

そう。ビニルクロスって言われてます。

多彩なデザインがあって、撥水機能があったり、

比較的簡単に施工ができるので、よく使われます。

個性的な色のクロスを使って、アクセントにしたり、

石目やレンガ柄を取り入れたり、いろいろ遊べます。

いざ、本物のレンガにしようと思うと。。

重さの対策が必要だったり、張るために、熟練の職人を

呼んでこないといけないですし、時間もかかります。

手軽に、キレイで、いろんな仕上がりができるという意味では、

ビニルクロスも、一つの選択肢なんだと思います。

ただ。昔ながらの塗り壁っていうのも、いいもんです。

一枚目の写真をよくご覧いただくとわかりますが、

クロスにはできない凹凸感や質感が表現できます。

それに、漆喰であれば、消臭効果があったり、

調湿してくれたりするんですよね。

例えば。

トイレの壁や天井に漆喰採用すると、効果は歴然です。

即効性はないのですが、時間とともに、低減していきますから。

それと、梅雨時期に、漆喰で囲まれた部屋に入ってみると

カラっとしていることに、ビックリすると思いますよ。

これ。私が実体験としてあるので、間違いないです。

ただし。

漆喰や珪藻土といっても、純度が低いと効果は低くなります。

その辺はしっかり、専門家と相談しながら見極めてください。

そうそう。

壁紙に比べると、漆喰は、金額が高くなります。

その分の効果を得られると思いますが。

採用するのであれば、ご予算とのバランスを

考えながらにしましょう。

こちらは、とある現場監督の家づくりの現場。

外壁が塗り壁なんですけど、昨日ちょうど下塗りが

完了していました。

下塗りのラフな感じも、いいなって思いましたが(笑)

こちらの家では、火山灰のシラスという素材を使った

すごい塗り壁を採用します。

ほんと楽しみです。

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

建築士の依頼費用…なかなか答えが難しいお題です(≧∇≦)
建築は色々な要素が絡み合い…多種多様な内容での依頼が現実的にあります。
なので私に依頼して頂くことが決まっている時はその都度その都度内容を丁寧に聞きながらご相談させて頂きながら費用を決めていってます。
依頼が決まってない時は内容によって受けるかどうかを決めさせて頂き…ある程度は無料でやらせて頂いてますよ!

通常の一般的な設計監理に関しては下記リンクで説明させて頂いてますので宜しければ見てやってください^ ^

http://ohkokk.boo.jp/sekkeinosusumekata.html

I-2774、ヨドガレージの車庫を設置したい(埼玉県)

ユーザー 由紀夫 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
埼玉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

所有する土地にヨドガレージの車庫を設置したいのですが、建築確認が必要と知り引き受けてくださる方を探しています。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





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