コンクリート打ちっぱなし|建築家の設計事例

敷地形状に合わせた半円アールが有るデザインを採用しています。

「2014年住まいの環境デザイン・アワード LiVES賞」

この建築は、4世代4世帯の住居と仕事場、及び賃貸住居3戸からなる複合建築です。家族構成は20代の兄家族・弟・50代の親夫婦・70代の祖母です。高密度に積層する建築の中で、住まいが閉鎖的にならずに広がりが感じられるためには、ゆとりある外部空間が重要です。

賃貸住宅の「旗艦物件」として要求スペックも高く、とくに最上部のご自宅は、仕上げなど細部までかなりこだわった仕様になっています。また1階のアプローチは、4台の駐車場を確保するために大きくそれを迂回し、かなり長い距離になりました。

飲食店舗、事務所、専用住宅と言う、3種の用途を高度にまとめるのに苦労いたしました。
全面道路が計画道路で将来拡幅されることとパーキングの確保の為、また2階住居の必要面積確保の為、

無機質なコンクリート打放しではなく、タイルや石を使ってクラッシックテイストなデザインを合わせる。
奥様はエレガントな雰囲気のデザインが好きで旦那様はクールなイタリアンモダンがお好みのご夫婦。家のデザインの話をすると口論となるののが悩ましい。

外部に対して閉ざされた典型的な都市型のコートハウス。

太平洋を見下ろす高台に建つ、鉄筋コンクリート造(RC造)の2階建て住宅です。
眺望を確保するため、2階にリビング空間を配置し、1階には就寝スペースと2台分のビルトインガレージが設置されています。

敷地は瀬戸内海を望む新興住宅地にある。
設計にあたっては海への眺望がいいだけの家でなく、瀬戸内海に漂うのどかでおおらかなひろがりがそのまま室内空間に持ち込まれたような住宅を目標とした。

沖縄らしい別荘をというリクエストに対し、民家の間取りを参考にし、セメント瓦を使用しました

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