建築家の設計事例
お施主さんの要望でもあった「無機質な印象の家」を叶えるために、極力、外部に直接的な開口を減らしつつも、光あふれる建物を目指しました。外壁についても、左官仕上げによってマットな印象を与える工夫をしています。内部はプライベート感を保ちながら広がりある空間を確保しているそんな清潔感あふれる住宅です。 |
敷地は一画が300坪前後のゆとりある別荘地にあり、南側に小高い山(大室山)が見え、北東側には海(初島)を臨みます。現在の住居は過密した工業地帯の中にあるので、ここでは週末住居として自然を充分に味わうための別荘としています。また、幼稚園や保育園の研修所としても使用できるものとなっています。 |
山口市内に建てたケアハウス、グループホーム、デイサービスステーションの複合建築物です。私自身の以降の高齢者施設設計の原点となるアイデアが詰まっています。敷地が農業用水で分断されていたことから、行政と水利権者への説明会を開いて移動させるとこができました。これにかかる申請業務も私達で行いまいした。 |
コンクリートと木だけの室内は半永久的に変化しないコンクリートと味をかもし出していく木が年月を重ねる中でとても良い感じになってきてます。法規制も厳しいなか…4階建てを実現させました。 |
一階をコンクリート造とし、二階は木造としています。これは将来の増築・減築に容易に対応できる構造で、家族構成の将来における予知できない変化に対応できる形式だと思います。また環境負荷を低減するために外壁はすべて遮熱塗料仕上げとしています。 |
近隣からの視線を気にせずに |
計画地内に3棟の建物を建て、その建物の壁で微風をつかみ取る計画です。 |
2014年3月、大規模木造の体育館を建設した。これら建築群は、学園の目指す元気な子ども達の育成のため、すべて木造でつくられた。体育館は、県産材を利用したスパン17メートル×27メートルのトラス組みとして、ミニバスケットボールコート1面を内包する。 |
「玄関を広くしたい」・「和室を一部屋欲しい」・「リビングを広くしたい」・「シューズクロークが欲しい」から始まったT邸は、クライアントと設計者共打ち合わせを重ねる度に夢が広がり、1,000万円前半という予算が重くのしかかってきました。 |
建主ご夫妻はアメリカでの暮らしを経験されており、そこでの生活感は独自のものがありました。昔ながらの日本の家の良さにも共感をもたれ、それでいて自分たちにとって暮らし易いスタイルを取り入れる!コンパクトにローコストで!これらが今回の家造りの主題となりました。 |
田川市後藤寺に建つ クリニック (内科、循環器内科)です。大きく包み込むような庇を持たせることで、建物に横長のプロポーションかつシャープな印象を与えています。待合室にはカーテンウォールを使用し、開放的で明るい空間に仕上げています。中待合には中庭を設け、植栽を積極的に取り込んでいます。 |
昔ながらの長屋的な良さを現代版に進化させた新旧の良さをミックスさせた 地域に開放性ある住まいの提案。集まって住む楽しさ、集まって生まれる新たな可能性、出会い、別れ、発見、コミュニケーションが活性化する様々な個性ある入居者になじめる空間とした。 |
まずは交錯している動線を整理し、保護者・運営者が使いやすい建築になる様に心掛けて設計しました。また、既存を活かすと言う要望から、基礎・土台は触らずに外壁面を外側に向かって傾斜させ、面積はそのままでありながら空間を広げる手法を用いました。 |