飲食店を初めて開業する方は何を、どんな順番で、いくらくらいかけて、誰に頼んで良いか解らないことが多いと思います。飲食店設計に詳しい株式会社DIGDESIGN 嶌陽一郎さんにお話を伺いました。
開業当時にホームページを通じて「築50年の劣化した木造住宅を店舗に出来ないか?」というお問い合わせを頂き耐震補強と店舗設計をしたのがきっかけで今でも多くの木造耐震補強設計+店舗を設計しています。 古い建築は価格が安く購入できる為多く売買取引が行われています。新築するよりも初期投資が抑えられるメリットがあります。 テナントの家賃を長く払い続けるならば購入をお勧めしますし、もちろん現在お持ちの建物を生かして開業されるのも有効だと思いますのでご相談ください。
テナントを契約、購入する前に設計者に現地を見させるのが大きなポイントになります。お客さんが良いと思ってもプロが見ると思わぬデメリットが隠れていることがあり思わぬ出費になることが多いです。
テナント、土地が決まればまずは営業方法をヒアリングして平面図プランを作成します。客席数を決定して収支を計算します。もちろん収支の合わない計画をしてはいけません。場所を決めても購入する前に入念に計画を練っていきます。
収支が合いそうな結果が出たら料理に合わせた内装、エントランス、看板をデザインしていきます。同時に建築にかかるコストと、スケジュールを作成します。
初めて開業する方は何を、どんな順番で、いくらくらいかけて、誰に頼んで良いか解らないことが多いと思います。 仲の良い知り合いでも居ればよいですがなかなか知り合いだけでお店を完成・運営させるのは難しいと思います。 弊社の場合は建築のデザインの他にホームページ、ユニフォーム、メニュー写真、内装写真、食器、家具など全てのサポートが設計料に含まれていますので開業時の忙しいときに慌てることはありません。
最も重要なのは資金計画ですが次いで重要なのが流行のデザインに染まりすぎない、ということです。 建築のデザインの流行周期は2.3年でこれにあわせて改装をするとかなりのコストになります。営業も休む日も必要です。 雑誌などにの流行に合わせるのではなくずっと使えるデザインを施す事をお勧めしています。
弊社の場合住宅と小規模店舗を得意としています。 住宅は「住宅設計事務所」に依頼。店舗は「店舗デザイン会社」に依頼。と別れるのですが店舗併用住宅の時は依頼先が絞れずに困ることがあると思います。 弊社DIG-DESIGNであればどちらも得意で経験も豊富なので安心して住宅と店舗をご依頼頂けます。 お手伝い出来る事が御座いましたらお声かけください。
天ぷらというシンプルな料理を引き立てるような材料選定を行った。
美味しく、楽しく過ごしてもらえるような空間造り
大きな店の割に少人数のスタッフで営業する必要があるので配膳と厨房のオペーレーションを徹底的に設計した。
食堂・居間スペース(2階)
埼玉県吉川市のサービス付き高齢者向け住宅です。38室43人分の居室がある2階建施設です。食堂・居間や浴室等からなる共用部と1人若しくは2人(ご夫婦)用の個室から構成されます。
食堂・居間スペース(1階)
梅雨の合間の久々の晴れ間をねらって、今年2回目の海に行ってきました。
目的としていた場所が前の晩に強風で竿出しができなかった為、風を避けられる場所として選んだ川奈の海です。
満月と星空の下で海を堪能し、4時頃から空が白みはじめた後、日の出から刻々と変わる海を楽しんできました。
地球の青さ、美しさ、自然の大切さを肌で感じる時間です。
陽射しが強くなり始める前、朝のうちには引き上げたので、渋滞もなくお昼には自宅に戻ってくることができました。
現場に出かけることはあるものの、基本的にはデスクワークが中心の仕事ですので、自然の中で過ごすひとときは最高のリフレッシュタイムです。
(W杯初戦は残念でした)
越谷市の旧来からの住宅地です。土地購入からご相談を受け、竣工までお付き合いさせていただいた案件でとても思い入れのあるお宅でした。突き当り道路の先端で、南側は用水路という、閑静で、日照も期待できる申し分のない土地でした。
小さなお子様達3人の子供部屋、グランドピアノを置けるピアノ室、客室、広めのLDK、書斎コーナーなどの御希望。また西川杉の植林ボランティアを経験されているので、当然無垢の床材は必須条件。さらに太陽光発電など。
一つ一つの悩みを、具体的に解決策を提示したことです。また、プランの中で細々とした提案などが気に居られた様です。外観、内観とも3Dパースでイメージが伝わるようにしました。
お子様達が小さいので、リビング階段から2階に上がれるようにして、常にリビングを家の導線の要にしたことです。その甲斐あって、家族の気配が家の何処に居ても感じ取れるようになりました。また、健康に配慮して、床は杉の無垢材にひまわり油のワックス、壁、天井は珪藻土などを採用。
竣工した翌年の年賀状に家の玄関の前で、御家族で撮った写真がありました。「おかげさまで、素晴らしい新年を迎えることが出来ました」、大変嬉しい年賀状でした。「楽しい打ち合わせで、終わってしまったのが残念です」
プレゼンの時のパースです。南の用水路からの俯瞰です。
リビング上の吹抜け。リビング階段とピアノ室への全開口間仕切り扉。
リビングからダイニングを臨む。床は杉の無垢材。壁、天井は珪藻土。
細々とした工夫の一つ。階段裏、廊下の一面を利用してフックを設置。
南側外観
北側にある実家への影響を最小限とするため、ロフトのある平屋で計画しました。プラン上中廊下とせざるを得えませんでしたが、ロフトへ続く階段上部に開口部を設け、採光を確保しています。
リビング
眺望のある家
きめ細やかな監理
宝塚市の高台に建つ『売布きよしガ丘の家』は2010年5月に竣工。この建物は建築家、横河健が設計した『MEFUの家』の跡地に建っています。MEFUの家が解体され3区画に分割。2区画は分譲住宅となり、残り最後の区画を依頼主は購入されました。 MEFUの家の設計概念でもあった『東側道路へは閉じ、南面に開く』コンセプトを継承した計画としました。また、2階にリビングを配置することによって、『宝塚市街~大阪市街まで見渡せる眺望』を得ることが出来ました。
断熱材にはエコで省エネな材料であるセルロースファイバーを採用することによって、快適な住環境を得ることが出来ました。非常に断熱性能が高い材料なので光熱費の節減にもつながります。また、調湿効果も高い材料なので快適且つ健康的な住宅になります。
仕上げ材料にはサンゴで出来た左官材料を使用しています。この材料にも優れた調湿効果があります。表面の仕上げが良い風合いの材料であり、性能・デザイン共に優れた材料です。また、キッチンにはシンプルで耐久性の高いステンレス製オーダーキッチンとし、構造材(土台・柱・梁・・母屋・小屋束)は全て無垢の木を使用しています。
外観のデザインは屋根の軒を大きく出すことによって雨から外壁・建物を守り、耐久性向上を図りました。また、道路側の窓のガラスにはすりガラスを採用し、夜間に窓からもれる灯りをデザイン。全体的にシンプルで飽きのこないデザインを心がけて設計を行いました。
山梨県甲府市 介護保険の短期入所施設20室 平屋 予算12、000万円以内
上棟が終わって、家の大きさが見えてくると面白い現象があらわれます。とても大きな敷地ですと、関係ないんですが、私が依頼されるのは狭小敷地が多く、設計の段階で、ほとんどすべての方が、更地の敷地状態ですと「ここに本当に図面どおりの建物がはいるんですか?」と疑問をもたれていたのが、上棟後「本当に入りましたね。」と感想を述べられます。それは、「信用されていなかったんじゃないの。」と言われると身も蓋もないですが、その表情を見るのも楽しみです。さて、これから眼を離せないと書きましたが、上棟時は仮組みですので、柱と土台、梁などがきちんと固定していないんですね。今みたいにプレカット工場で加工してくるようになる以前は、大工がきざみをきちんとやって、接合部も継ぎ手、仕口などでやっていましたので、上棟時にはがっちりと組まれていたのですが今は、さまざまな金物で補強をしなければならなくなったのですよ。
瑕疵保証の検査員もやっていますので、こういうチェックも仕事の内ですけれど、大工も大変、設計士も大変、で結構まちがえてしまい、私のような瑕疵保証の検査員にチェックされ、駄目だしされてしまうのですよ。
仕事なので、ごめんなさいね大工さん。自分の設計の場合は他の人にチェックされて、内心「この検査員厳しくない」なんて思っていたりします。
将来に備えてバリアフリーの平屋住宅を建てたいという方が増えています。平屋住宅について岩田建築アトリエ 岩田 和哉さんに伺いました。
独立した当初から平屋を手がけてみたいという思いはあり、機会があれば平屋を提案していたのですが、なかなか実現には至りませんでした。 そんな中、建築家紹介センターを介して知り合ったクライアントから平屋の希望があり実現したのがきっかけです。
メリットとしては、2階との位置関係が発生しない為、平面構成の自由度が高い点や、木造ではよく問題になります2階の音の問題が無いという点かと思います。また、建物自体の高さを抑える事ができるので、街並みに威圧感を与えることもなく溶けこむような雰囲気が生まれます。 デメリットとしては、後にコメントしますが、コストの面かと思います。
「平屋は最高の贅沢。」という言葉をよく耳にはしますが、全てのクライアントにとって必ずしも平屋がベストとは限りませんので、よくクライアントの要望や生活スタイルを聞いた上で、平屋という選択が良いかどうかを判断するように心がけています。
各部屋(空間)の構成をバランス良く配置しないと、空間と空間を繋ぐだけの為の廊下が多くなり、床面積が増えすぎてしまうので、その点を注意します。
同規模の2階建ての住宅と比べると、建築面積が2倍近くなり、屋根とそれに伴う断熱材や基礎の量が増えていきますので、やはり割高な感じがすると思います。
平屋を実現する為には、敷地の条件や予算の条件など、色々な条件をクリアする必要がありますが、平面や空間の構成を工夫する事により条件をクリアする道筋が見えてくることがあります。 最初から諦めずに、実現する可能性を信じて模索することをお勧めします。
当初は防犯と通風を兼ね備えた格子戸を提案したのですが、実際に完成した格子戸に閉じられた空間を体感したところ、想像以上に気持ちが良く、室内にも安定した光を取り込むことができました。クライアントにもご好評いただく事ができました。 ただ、インナーデッキの奥行きをよく検討しないと、室内への光の入りが不足する可能性がありますので、その点はよく検討する必要があります。 インナーデッキ (左)閉鎖時 (右)開放時
建物南面のデッキを、プライバシー・防犯・通風の役目を果たす格子戸を設けることにより、夏の夜に窓を開けたまま寝ることを可能にしました。また、格子の効果は日中、外からの視線を遮るだけでなく、部屋の中に安定した光を採り入れる事も可能にしています。
ご夫婦による、おふたりさまの住まいです。ひとつのワンルームのような空間の中に、気兼ねなく過ごせるような居場所を点在させています。
コの字の建物配置の中に囲まれた広々としたデッキスペースと、各部屋が繋がれたゆったりとした平屋の住宅です。ご主人が車いす常用者のため、廊下も一般的な幅より広く、段差も抑えたバリアフリーとなっています。
シンプルに考え、シンプルにつくる。という事を表現しています。
建物の性能としては、かなり厚めのグラスウール充填断熱にフィルムを丁寧に施工して建物性能を上げ、第1種換気をによる空気の循環を行う事で、リビングのエアコン1台で建物全体を温めたり冷やしたりしています。
イベントホール・精細LED大型スクリーン
精細な大型LEDスクリーンをステージ背面に設置して、演者の表情をライブで表示する。また、リアルタイムで文字情報も表示可能で様々な用途展開が可能である。イベント中に流れる映像と演者のコラボレーションはイベント空間の演出に効果的である。
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