既存建物の建築基準法上の用途の調べ方

既存建物の建築基準法上の用途を調べるには下記のような方法があります。

確認申請書・検査済証などの書類で調べる

建物を建てる前には基本的に確認申請書を特定行政庁または指定確認検査機関に提出する必要があります。
(地域や建物の規模などによって確認申請が不要な場合もあります)
また完成した際には完了検査を受け、検査済証という書類をもらいます。
確認申請書・検査済証には建物の用途が明記されています。
書類をみつければ、建物の用途を知ることができます。

特定行政庁で建築計画概要書を閲覧する

確認申請を提出する際には、必ず建築計画概要書を同時に提出します。
建築計画概要書は特定行政庁に行くと閲覧することができます。
特定行政庁というのは、都道府県または市区町村のどちらかです。
 
建物のある場所の役所にいって
「建築計画概要書を閲覧したい」
と言えば、対応していただけると思います。
 
役所に行く前には建物についての資料をできるだけ揃えていく事をオススメします。
下記のような資料です。
・建物の所在地
・建物の図面など
・その他・不動産業者や建物所有者からもらえる資料

建物の設計者に確認する

基本的に建物を建てる前に建築士が上記の確認申請などの手続きを行います。
確認申請書の控えなどを保管している場合がありますので、建物を設計してもらった設計事務所に問い合わせしてください。
工務店・ハウスメーカー・建設会社が設計・施工で建てた場合は建物を建てた工務店・ハウスメーカー・建設会社に問い合わせしてください。

自分で調べることが難しい場合

何らかの理由でご自分で対応できない場合は「建物の用途を調べる仕事」を当サイトの会員建築家に依頼することも可能です。
ぜひ、建築家相談依頼サービスに投稿してください。

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