ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

■ いつからか、家の中ですれ違っていた
「仲が悪いわけじゃないんです。
でも、会話は減っていました。」

50代のご夫婦から、こんな言葉をよく聞きます。

子育てが終わり、
夫婦二人の生活に戻ったはずなのに、
なぜか一緒にいる時間が噛み合わない。

リビングにいても、それぞれ別のことをしている
家の中で、無意識に距離を取っている
話しかけるタイミングがわからない

原因は、気持ちではなく、
“暮らしの舞台”が変わっていなかったことでした。

■ 子育て時代の間取りのままだった
このご夫婦の家は、築25年。

子ども中心に設計された間取りは、
当時はとても合理的でした。

でも今は、
子ども部屋は使われず
夫婦の居場所が定まらない
キッチンも洗面も、一人で使うには無駄に広い

「二人で暮らす家」になっていないことで、
自然と生活リズムも、気持ちも、ズレていたのです。

■ リフォームのきっかけは「会話の減少」
最初の相談内容は、
「水回りが古くなってきたから」でした。

でも話を重ねるうちに、
本当のきっかけは別にあることが見えてきます。

・家で一緒に過ごす時間が減った
・リビングが落ち着かない
・それぞれ自室にこもりがち

これは設備の問題ではなく、
空間が“今の関係性”に合っていないサインでした。

■ 家を変えたら、自然と会話が増えた
リフォームでは、
夫婦それぞれの「一人の時間」と、
二人で過ごす「共有の時間」を
無理なく両立できる間取りに整えました。

・キッチンからリビングが見渡せる配置
・並んで座れるダイニング
・リビングの一角に、気配を感じられる居場所

特別な仕掛けではありません。

でも暮らし始めると、
不思議な変化が起こりました。

「お茶飲む?」
「今日どうだった?」

そんな一言が、自然に生まれるようになったのです。

■ 家は、夫婦関係を“映す鏡”
リフォーム後、奥さまがこう話してくれました。

「家を直したというより、
これからの二人の関係を整えた感じがします。」

家は、ただ住む場所ではありません。

どこに座るか
どこを通るか
どこで顔を合わせるか

その積み重ねが、
夫婦の距離感を静かに形づくっています。

■ 夫婦関係を変えたのは、話し合いの時間
今回のリフォームで一番大きかったのは、
間取りよりも、対話の時間でした。

・お互い、何がストレスだったのか
・どんな時間を大切にしたいのか
・一人になりたい瞬間はいつか

こうした話を、
“家づくり”というテーマがあるからこそ、
素直に言葉にできたのです。

■ 50代のリフォームは、関係を整えるチャンス
若い頃は、忙しさで見過ごしていたことも、
50代になると、きちんと向き合えるようになります。

リフォームは、
壁や床を直すだけのものではありません。

これからの夫婦関係を、もう一度デザインする機会。

家が変わると、
暮らしが変わり、
関係も、少しずつやさしく変わっていきます。

家は「過去の記憶」を守る場所であり、 これからの「人生の舞台」にもなります。そろそろ、自分たちのための家に“暮らし替え”しませんか?

ナイトウタカシ建築設計事務所では、 50代・60代のご夫婦が安心して次の暮らしを描けるよう、 「建て替え or リノベーション」判断をサポートしています。

▶ 詳しくはこちら → 暮らし替え相談ページへ

建てる前に、“どう暮らしたいか”を一緒に整理する。
そんな家づくりを、大切にしています。

ナイトウタカシ建築設計事務所の全プロジェクト一覧
設計の世界観・悩み別サポート・テーマ別の住まいなど、
すべての家づくりプロジェクトをこちらにまとめています。
→ https://lit.link/ntaa

ご相談・ご質問はこちらから
家づくりの不安やテーマづくりについて、気軽にお問い合わせください。
→ 公式サイト(https://www.ntas.info/)

終の棲家フルリノベ

●設計事例の所在地: 
堺市
●面積(坪): 
51.20
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

生まれ育った実家の雰囲気を残しながら新しいデザインを施しました。左の玄関収納のドアや正面の突き出し窓のガラスは既存の家のガラスを利用しています。玄関床はそのまま使用しました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

古い家なのでとにかく寒い、また地震も心配なので耐震改修をしたい、動線上使い勝手が悪いのでなんとかしたい。ただ和の家の雰囲気は気に入っているので変えたくない。風が通るので遮りたくないなど具体的にイメージを持たれておられました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

耐震性を加味しながらお施主様の想定を超えるプラン(動線計画)をご提案したところ、とても気に入っていただき、デザイン的な方向性も賛同していただきました。また打合せが長くなっても親身にお話を伺わせていただいたところも信頼して依頼していただけたのではないかと思います。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

耐震構造上抜きにくい柱や梁も柱を移したり、梁を重ね合わせたりしてご希望の間取りに合わせていきました。簡易耐震診断では出来ないことを耐震計算をすることでプランを大きく変えることなく設計しました。また既存の家に使われていた昭和型板ガラスはとても味があり、残したいとのことでしたので内部の建具にできる限り使用させていただきました。床はヒノキの無垢板、土壁を剥がしながら断熱材を仕込み、温かみのある空間を心がけて設計しました。

その他の画像: 

外観は気に入っておられたのでほとんど変えていません。屋根瓦を軽いセラミック瓦に葺き替え、窓シャッターと既存雨戸を使い分けながら自然な形で残しました。

ダイニングキッチンは現代風に使いやすさを考慮しました。オープンキッチンのダイニングから続く奥の部屋は昔増築をされた和室をリビングに仕立てました。構造上どうしても抜くことが出来なかった柱は化粧柱として残しています。右のドアはパントリーです。キッチンドア横の窓方向からはとても良い風が入るとのことで、カップボードと冷蔵庫・パントリーの位置は何度も時間をかけて打合せを行いました。

奥のリビングは天井が低かったので抜き、既存の梁を現しにして広い空間としています。北に中庭、南にデッキと芝生が広がる心地よい部屋に生まれ変わりました。カーテンはバーチカルブラインドにして閉めていても風が入るようにしています。

キッチンに立って見た写真です。左の風を通す窓と正面和室の間に入るFIXガラスは既存の家の昭和型板ガラスを使用しています。やわらかい表情が安心するそうです。和室の障子は2枚引込でFIXガラスの前に引き込むと一間の開口が出来、広縁先の芝生の庭まで見えます。

ダイニング奥の6畳和室は天井を張り替え、別の和室にあった堀込天井をしつらえました。大きくは変えていませんが広縁奥のサッシはダブルガラスの樹脂サッシで一間半の引違い(シャッター付)が入っているのでとても明るく、良い風が通ります。

1階のトイレは将来のことを考えて、廊下からの開きドアと別に洗面所からの引戸を設けました。年齢を重ねて車いすなどになった場合も使いやすいよう配慮しています。

2階は今のところ仕様が決まっていないので、階段をあがったところを将来自由に変更できるようフリースペースとしました。リビングと同様に既存の梁をそのまま残し、気持ちの良い大きな空間にしています。

階段手摺にも既存の家にあった引違いの飾り窓を、正面個室には2枚引込のガラス障子を取り付けています。右の大きな窓は家の正面の象徴的な顔になっていたので、既存の窓と雨戸を利用して内側に2重サッシをつけました。階段の踊り場で高い位置に窓があるので個室の引込障子をあけて窓を開けれるようになっています。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

家づくりのご相談を受けていると、
最近とても多く聞く

ご要望があります。

「回遊動線のある間取りにしたいんです」

SNSや住宅情報サイトなどで

目にする機会も増え、
「家事が楽になりそう」
「なんとなく暮らしやすそう」
そんな印象を

持たれる方が多いように感じます。

確かに、

回遊動線には多くのメリットがあります。

ただ、

設計の立場からお話しすると、
回遊動線は“誰にとっても正解”

という間取りではありません。

今回は、
「回遊動線って実際どうなの?」
と感じている方に向けて、
暮らしの目線から、

丁寧に書いてみたいと思います。

家事が楽になる、

という言葉の本当の意味

回遊動線のメリットとして、
よく挙げられるのが

「家事効率の良さ」です。

キッチンからパントリー、ダイニングへ。
洗濯室からクローゼット、各部屋へ。

行き止まりがなく、

ぐるりと回れることで、
無駄な往復が減り、

体の負担も軽くなります。

ただ、実際に暮らしが

楽になる理由は、
単に移動距離が短くなるから

ではありません。

家事の流れが止まらなくなること。

これが、とても大きいのです。

洗濯、片付け、料理。
ひとつひとつの作業が分断されず、
自然につながっていく。

その結果、
「終わった後の疲れ方」が変わります。

家事が“作業”ではなく、
生活の一部として、無理なく流れていく。
回遊動線には、

そんな力があります。

空間は、広さより「感じ方」で決まる

回遊動線には、
空間を広く感じさせる効果もあります。

廊下が少なくなり、
壁が減り、
視線が奥まで抜ける。

それだけで、

住まいの印象は大きく変わります。

実際の帖数以上に、
「のびやか」
「開放的」
と感じられる住まいになることも

少なくありません。

リビング・ダイニング・キッチンが
緩やかにつながり、
家族の気配を感じながら過ごせる。

こうした空間のつながりは、
日々の安心感や、

心のゆとりにもつながっていきます。

それでも、

回遊動線が合わない暮らしもあります

ここで、少し大切なお話をします。

回遊動線は、

人の動きをスムーズにします。

一方で、

人の動きや音、

視線も増えやすくなります。

・静かに過ごしたい時間
・一人で落ち着きたい場所
・来客と家族の動線を分けたい暮らし

こうした価値観を

大切にしたい方にとっては、
回遊動線は

落ち着かないと感じることもあります。

行き止まりのある間取りや、
動線をあえて

シンプルにした住まいの方が、
心地よく感じられるケースも、

実は多いものです。

大切なのは、
流行っているから選ぶのではなく、
ご自身の暮らしに合っているかどうか。

回遊動線が向いている暮らし、

向いていない暮らし・・・・・。

回遊動線が特に向いているのは、
次のような暮らし方です。

・家事を家族で分担している
・在宅時間が長い
・家の中をよく動き回る
・効率と開放感、どちらも大切にしたい

こうした場合、
回遊動線は暮らしをとても

楽にしてくれます。

一方で、
静けさや区切りを

大切にしたい方には、
別の答えがあるかもしれません。

間取りに暮らしを合わせるのではなく、
暮らしに間取りを合わせること。

それが、

後悔しない家づくりにつながります。

動線は、

便利さではなく「暮らし方」で

決めるもの。

やまぐち建築設計室では、
間取りを考えるとき、
「便利かどうか」だけでは判断しません。

どんな一日を過ごしたいのか。
どんな時間を大切にしたいのか。

その答えを一緒に整理しながら、
動線や空間を考えていきます。

動線は、
毎日、無意識に体がなぞるもの。

だからこそ、
その人らしい暮らし方が、
自然と表れる部分でもあります。

正解を探すより、相性を大切に

回遊動線は、

とても魅力的な間取りです。

けれど、万能ではありません。

大切なのは、
「正解かどうか」ではなく、
自分たちの暮らしに合っているかどうか。

家は、暮らしの器。
日々の時間を支える場所です。

だからこそ、
間取りを決める前に、
一度立ち止まって考えてみてください。

その答えを、
一緒に探していくことができれば、
これほど嬉しいことはありません。

‐‐----------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
気軽にご連絡ください
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I-5139、築50年木造住宅のフルリフォーム(兵庫県)

ユーザー NOB5139 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
兵庫県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

築50年木造住宅のフルリフォームを希望
 
建物面積108㎡の古家の購入を検討しています。
廃屋に近い状態のため、耐震補強や断熱を含めた全面リフォーム/リノベーションが必要です。給排水管などの劣化も心配です。
 
建て直しも選択肢としてアリかなと思いますが、外観の雰囲気が良く非常に好みであるため、出来ればこのままを生かしたいと考えています。
 
お力添え頂ける専門家の方からの返信お待ちしています。
 
物件所在地:芦屋市
リフォーム予算:~2500万程度
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





I-5138、公園改修の中でトイレの改築(埼玉県)

ユーザー こうえん の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
埼玉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

こんにちは 埼玉県東武東上線沿線の市役所より、公園改修の計画設計を受託している、土木系の設計事務所です。
公園改修の中で、トイレの改築があり確認申請(計画通知)業務をお願いできる建築士を探しています。
敷地約400m2、トイレメーカー既製品(RC造)だれでもトイレ1部屋(7m2程度)の1階建てを計画しています。
期間が1月からスタートで、3月末に申請予定なのですが、ご関心ある建築士事務所の方はいらっしゃいませんか。
よろしくお願いします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

二世帯住宅を検討していると、必ず話題に上がるのが
「住宅ローン控除は使えるの?」という疑問です。

親と子、二つの世帯が一緒に住む家だからこそ、
「どちらも控除を受けられるのか」「一部だけなのか」
分かりにくく、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、二世帯住宅で住宅ローン控除を受けるための基本条件を、
できるだけシンプルに整理します。

1. 住宅ローン控除の大原則
まず押さえておきたいのが、住宅ローン控除の大原則です。

住宅ローン控除は「借入者本人が居住している住宅」が対象

つまり、

ローンを組んでいる人

実際にその家(またはその一部)に住んでいる人

この2つが一致していなければ、控除は受けられません。

二世帯住宅では、この「名義」と「居住実態」のズレが、控除不可になる最大の原因です。

2. 二世帯住宅のタイプ別・控除の考え方
● 完全分離型(二つの玄関・水回り)
完全分離型の場合、
親世帯・子世帯それぞれが自分の住戸部分にローンを組んでいれば、双方が住宅ローン控除を受けられる可能性があります。

ポイントは、

住戸として明確に分かれていること

それぞれが自分の住戸に居住していること

名義・ローン・居住実態が一致していること

この条件がそろえば、二世帯でも「それぞれ一戸分」として扱われるケースがあります。

● 部分共有型(玄関共有・水回り一部共有など)
このタイプは、判断が少し難しくなります。

建物としては一戸扱い

住空間は世帯ごとに分かれている

というケースでは、
ローンを組んでいる人が居住している部分のみが控除対象になります。

親子でローンを分けている場合でも、
「どの部分に誰が住んでいるか」を明確に説明できないと、控除が認められないことがあります。

● 完全同居型(すべて共有)
完全同居型では、
原則として“一戸の住宅”として扱われます。

そのため、

ローン名義人が複数いる場合

親子でペアローンを組む場合

でも、
実際に居住している全体住宅に対して控除を按分する形になるのが一般的です。

3. よくある「控除を受けられない」ケース
実務でよくある失敗例も知っておきましょう。

親名義でローンを組んだが、親は別の家に住んでいる

子が返済しているが、名義が親のまま

親の持分があるが、親は実際には住んでいない

住戸の区分が曖昧で、税務署に説明できない

これらはすべて、「名義と居住実態が一致していない」ために控除対象外となるケースです。

4. 設計段階で決まる“控除の可否”
二世帯住宅の住宅ローン控除は、
間取りが決まったあとではなく、間取りを決める前から考えるべきテーマです。

玄関を分けるか

住戸として区切れるか

将来、どちらかが住まなくなった場合はどうするか

こうした設計判断が、そのまま税制に影響します。

5. 制度は変わる。だから「最新情報の確認」が前提
最後に大切な注意点です。

住宅ローン控除の制度内容・条件は、税制改正により変更されることがあります。

そのため、
必ず最新の制度内容を確認し、税務署・税理士・FPなど専門家に相談することが安心です。

まとめ
二世帯住宅で住宅ローン控除を受けるためには、

ローン名義人が実際に住んでいること

建物の分け方(完全分離か共有か)

名義・ローン・居住実態の一致

設計段階から税制を意識すること

これらが重要になります。

二世帯住宅は、暮らしだけでなく「お金の設計」も含めて考える住まい。
早い段階で整理しておくことで、後悔のない選択につながります。

二世帯住宅は、家族の距離を「近づける」だけでなく、
心地よい関係を「長く続ける」ための設計が大切です。

私たちは、10年以上二世帯住宅で暮らしてきた建築家として、
“実体験”に基づいたリアルな設計提案を行っています。

家族に合った二世帯住宅を考えたい方へ
\無料相談はこちらから/

I-5137、工房の外装・屋根の葺き替え(福井県)

ユーザー ウッディ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
福井県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

福井県で家具工房を経営しているものです。
 
現在工房の外装・屋根の葺き替えを検討しています。
都市計画区域外で工房は昔のプレハブで100m2超えています。
 
以前なら、確認申請なしで出来ていたのでそのつもりでしたが
2025年の4月から確認申請が新しくなり、
確認申請が必要なのかわからずこちらに投稿しました。
施工は自分でやります。
 
確認申請が必要なのかを調査する費用や、
実際に確認申請代行まで行っていただける方がいましたら
大変助かります。
 
お忙しいところ大変恐縮ですが
皆様の知見を頂けますと幸いです。
 
よろしくお願いいたします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





造作家具で中古マンションの住み心地はここまで変わる。建築家のアイデアで叶える理想の住まい

「決まった間取り」に、暮らしを合わせるのはもう終わりにしませんか?

これからは、家の方があなたの暮らしに合わせて変わる番です。
部屋数の不足も、邪魔な梁(はり)も。建築家の柔軟なアイデアと造作家具があれば、すべての制約は「あなただけの個性」になります。

造作家具で間取りを変更した事例

 

せっかくリノベするのに、やることは「壁・床・設備の交換」だけ……?

中古マンションを購入して、理想の住まいづくり。
しかし、一般的なリフォーム会社からの提案を見て、こう感じたことはありませんか?
 

  • 壁紙(クロス)とフローリングを張り替えるだけ
  • 古くなったキッチンやユニットバスを、新品に入れ替えるだけ
  • 和室を洋室にするだけで、基本的な間取りはそのまま

 
確かに、内装や設備はピカピカになります。
しかし、あなたが本当に変えたかったのは「内装や設備の古さ」だけでしょうか?
 
表面を綺麗にしても、あの「邪魔な梁(はり)」や「使いにくい動線」、そして「窮屈な暮らし」は何も変わりません。

 

建築家のアイデアで、マンションの制約はここまで変えられる

  • マンションだから仕方ない
  • ここは我慢するしかない

そう思っていた制約も、建築家の発想次第で別の答えが見えてくることがあります。
決められた選択肢の中から選ぶのではなく、暮らし方そのものから考え直す。
それが建築家のリフォームです。

壁面に収納できる可動式の個室

「子供部屋は必要。でも、リビングはできるだけ広く使いたい」
この相反する要望に対して、建築家が考えたのは
“部屋を固定しない”という発想でした。
子供部屋は将来的に常時いるものではないので、
ノビルームという壁面に収納できる可動式の個室を設けました。

↑ノビルーム・壁面に収納できる可動式の個室

 

天井高さ2.3mのなかに立体的に重ねる

マンション特有の低い天井(2.3m)の中で、空間を「立体的」に設計。
お子様が成長した時の寝る場所として、「2段ベッドの上の段だけのベッド」を造作。
ベッドの下は、小上がり側からは「遊び道具」、ウォークインクローゼット側からは「衣類」を入れる場所として、方向によって使い分けられる収納にした事例

↑立体的に設計されたベッド・収納などの複合造作家具

天井をスケルトンにすることで立体的な広さを生み出す

天井スケルトンにして高さの広がりを生み出しつつ、個室には二段ベッドを造作して立体活用。

↑個室にセットされた二段ベッド

天井や不要な間仕切りを取り払って大きなLDK

限られた予算とスペースの中で充分な生活空間を確保するため、天井や不要な間仕切りを取り払って大きなLDKをつくり、必要最小限のキッチンと多目的な可動棚のみを合板で製作した事例

↑リビングに設置されたシンプルな可動棚

 

既製品にはない価値を。建築家とつくる「造作家具」3つのメリット

 
市販の家具を置くだけでは解決できない悩みも、空間に合わせて設計する「造作家具」なら解決できます。
単なる収納道具ではなく、あなたの暮らしを豊かにする「家の機能」の一部です。
 

  1. 隙間ゼロ。空間を100%使い切る「収納力」
    「梁(はり)の下」「柱の横」など、既製品では必ず生まれてしまうデッドスペース。
    造作家具なら、スペースに合わせて製作するため、隙間なく大容量の収納スペースに変わります。
  2.  

  3. 地震でも倒れてこない「安全性」
    建物と一体化して固定されるため、地震の揺れで家具が転倒する心配がありません。
    高い位置の収納には耐震ラッチをつけるなど、防災面でも家族を守る安心の設計です。
  4.  

  5. 複数の機能をひとつにまとめる「多機能性」
    「テレビ台」と「デスク」と「本棚」を別々に置くと部屋は狭くなります。
    造作家具なら、それらを一体化して壁面にまとめることが可能。
    床が広くなり、掃除もしやすいスッキリとした空間が手に入ります。

建築家相談依頼サービスを使えば、マンション特有の「間取り」や「収納」の悩みを最短で解決できます

 
相談・依頼を引き受けてくれる建築家を探すまでたったの2ステップ
相談・依頼したい仕事の内容を書きこむだけで
相談・依頼を引き受けてくれる建築家を探すことが出来ます

1、相談・依頼を記入する
 
こちらのフォームに建築家に相談・依頼したい仕事の内容を書いて下さい。



 

2、返信がメールで届く
 
あなたの相談・依頼を引き受けたい建築家から返信がサイトに掲載され、メールで届きます。
返信を書いていただいた建築家にはプライベートメッセージを送ることができますので
連絡をとりあってください。
お断りする場合もお断りのメッセージを送っていただければ幸いです。



 

安心してご利用いただくために(建築家紹介センターの取り組み)

マンションリノベのご相談は、「構造的な制約」や「管理規約」、「見えない費用」など不安が多いものです。
建築家紹介センターでは、初めての方でも安心して相談できるよう、以下の取り組みを行っています。
 

  • 制約の多いマンションでも相談できます
    「梁(はり)が多い」「変な間取り」「配管が動かせない」など、難しい条件でも対応できる建築家が多く登録しています。
  •  

  • しつこい営業行為は禁止しています
    当サイトの会員建築家には「お客様の迷惑になる営業行為」を禁止しており、安心してご利用いただけます。
  •  

  • 個人情報を公開せず相談できます
    メールアドレスだけで利用でき、建築家とのやり取りもサイト内メッセージで行えます。
  •  

  • 設計を依頼しても費用が高くなるとは限りません
    建築家は、予算配分のプロでもあります。
    メリハリをつけて工事費を調整し、トータルの予算内で造作家具や理想のリノベを実現できるケースが多くあります。
  •  

  • 物件探し中・購入前でも相談できます
    「この物件で希望のリノベができるか?」などの判断や、購入とリノベを合わせた費用感の相談も可能です。
  •  

  • 小規模な相談でも歓迎します
    小さな改修・部分リフォームなどでも依頼可能です。

 

マンション関連の相談・依頼事例

 

このページでは建築家相談依頼サービスの依頼事例のうち、マンションというタグのつけられたものを表示しています。

タイトル
I-4177、建築費を3,500万円くらい(税込・設計費込)に……(大阪府在住・土地は兵庫県)
I-4160、共同住宅から旅館,ホテルへの用途変更につきまして(東京都)
I-4128、マンション運営で一級建築士と顧問契約したい(東京都)
I-4124、計画概要書、各階平面図、日影図(愛知県)
I-4118、素早くボリューム出しをしていただける建築士さん(東京都)
I-4099、疑問点の相談や申請業務をサポート頂ける方(埼玉県)
I-4071、認定長期優良住宅建築証明書の発行(東京都)
I-4045、就労継続支援B型事業所開業の為、用途変更の相談(大阪府)
I-4040、居住するマンションにおいて駐輪場を新設(埼玉県)
I-4013、シェアハウスとしてリノベーションしたい(東京都)
I-4009、顧問のような形態で関わって頂ける方(福岡県)
I-3958、マンション5階建ての大規模修繕(東京都)
I-3953、ボリュームチェックだけでもお願いできるところ(東京都)
I-3947、建物設計と併せてお願いしたい(福岡県)
I-3918、準防火地域で建築確認申請が必要(東京都在住・建設予定地は神奈川県)
I-3899、マンションやアパート、戸建などのボリュームチェック(東京都)
I-3828、平面図を作成して頂ける設計士(東京都)
I-3782、認定長期優良住宅建築証明書を発行してほしい(東京都)
I-3645、マンション建築について相談したい(東京都)
I-3622、ボリュームチェックを作成頂ける建築士の方(東京都)

ページ

 

リフォーム関連の相談・依頼事例

 

このページでは建築家相談依頼サービスの依頼事例のうち、リフォームというタグのつけられたものを表示しています。

タイトル
I-4172、いい案が出てこない為 設計など違う方へ……(東京都)
I-4161、木造建築の平面図の作成を依頼したい(千葉県)
I-4145、意見書を作成してくださる一級建築士さん(茨城県)
I-4139、ピアノ教室と小さなイベントができるスペースを持つ住宅に……(静岡県在住・建物は神奈川県)
I-4092、古民家のゲストハウス化のリフォーム設計及び……(岡山県在住・建設予定地は兵庫県・京都府など)
I-4091、新築住宅の設計及び確認申請(福岡県)
I-4024、建物の一部で飲食店ができないか(青森県)
I-4018、基礎をやり直すか、基礎を修正してリフォームもしくは新築(静岡県在住・建物は愛知県)
I-4014、バルコニー付カーポートの確認申請手続き(神奈川県)
I-4009、顧問のような形態で関わって頂ける方(福岡県)
I-4004、空き家を購入しリフォーム(香川県)
I-4003、旅館業の簡易宿所にリフォームすることを検討中(山梨県)
I-3989、木造3階建て共同住宅の物件計画を進行しております(東京都)
I-3986、古民家で喫茶店と民泊をしたい(福井県)
I-3971、デイサービスを経営しています(静岡県)
I-3961、倒壊の恐れがあり早急なリフォームを検討(神奈川県)
I-3930、堀込駐車場の容積率について(大阪府)
I-3908、5mの擁壁もしくは間知ブロック(奈良県)
I-3897、売却したり賃貸しできるようになるか……(愛媛県)
I-3893、新築も検討しようと思い……(北海道)

ページ

リノベーション関連の相談・依頼事例

 

このページでは建築家相談依頼サービスの依頼事例のうち、リノベーションというタグのつけられたものを表示しています。

タイトル
I-2763、機能性に優れかつデザイン性もある住宅へのリノベ(東京都)
I-2744、建物の用途を集合住宅から住宅に変更(東京都)
I-2698、寄宿舎から共同住宅への用途変更、居室のコンバージョン(千葉県)
I-2685、倉庫の中をリノベーションして2階も利用できるようにしたい(愛知県)
I-2677、一戸建てをリノベーションしたい(埼玉県)
I-2674、民家、納屋のリノベーション(香川県)
I-2630、構造や申請などの部分をサポートしていただける人(栃木県)
I-2609、実家の建て替えまたはリノベーション(神奈川県)
I-2577、築32年木造住宅のリノベーション(群馬県)
I-2569、古民家 土間のリノベーション(山梨県)
I-2529、適合証明申請における耐震調査など(東京都)
I-2367、古民家のリノベーション(栃木県)
I-2282、古民家リノベーション、再築(新潟県)
I-2255、賃貸マンション、ワンフロアのリノベーションの間取り図作成(大阪府)
I-2216、中古住宅を購入しリノベーションしたい(京都府)
I-2106、既存建物の味わいを生かした倉庫カフェ(兵庫県)
I-2094、オフィスビルを簡易宿泊所にリノベーション(東京都)
I-2050、150F号以上の絵が描けるようなアトリエ付きの家(千葉県)
I-2037、シェアハウス用にリノベーション(東京都)
I-2013、築年数不明、再建築不可の平屋物件について(神奈川県)

ページ

I-5136、住宅兼事務所に用途変更したい(埼玉県)

ユーザー 哀愁観光 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
埼玉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

埼玉県入間市**で現在店舗として許可されている建物を住宅兼事務所にお用途変更したいです。
市役所での事前相談は完了しましたが、予定建物等以外の建築許可の申請を今後どうやって進めたらよいかわからず困っています。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

音楽と聞くと、どこか「特別なもの」という印象を持たれる方が多いかもしれません。

発表会やコンクール、上達の成果が見える瞬間──。
もちろん、それらも音楽の大切な一面です。

けれど、ご家庭で音楽に向き合う時間の多くは、
もっと静かで、もっと日常的なものではないでしょうか。

何気ない平日の夕方、
宿題を終えたあとに自然と楽器に向かう時間。

誰かに聴かせるためではなく、
自分の気持ちを整えるために音を出すひととき。

音楽が“当たり前にそこにある”暮らしには、
数字や成果では測れない価値があります。

■ 1. 音楽は、心のリズムを整える存在
一日の中で、気持ちが落ち着かない瞬間は誰にでもあります。

そんなとき、音楽は言葉よりも先に
心のリズムを整えてくれることがあります。

音を出すこと、
耳を澄ますこと、
繰り返し指を動かすこと。

これらの行為は、
知らず知らずのうちに呼吸を深くし、
気持ちを今この瞬間に戻してくれます。

音楽が日常にあるということは、
心をリセットできる場所が家の中にある
ということなのかもしれません。

■ 2. 上手になること以上に、大切なもの
音楽教育というと、
どうしても「どれくらい上達したか」に目が向きがちです。

けれど、長く音楽に親しんでいるご家庭ほど、
続けられることそのものを大切にされています。

・疲れている日は短く
・気分が乗らない日は音を出すだけ
・調子の良い日は少し長めに

こうした“揺らぎ”を許せるのは、
音楽が特別なイベントではなく、
日常の一部として存在しているからです。

■ 3. 家族の中に生まれる、さりげないつながり
音楽が当たり前にある家では、
家族の関係にも小さな変化が生まれます。

・練習をしている音を聞きながら家事をする
・曲が終わると、自然と声をかける
・うまくいかない日も、そっと見守る

そこには、
「評価する」「干渉する」ではない、穏やかな関わりがあります。

音楽が、家族をつなぐ会話のきっかけになる。
それはとても静かで、やさしい価値です。

■ 4. 音のある環境が育てる、感性の土台
毎日の暮らしの中で音に触れていると、音楽は“技術”よりも先に
感性として体に染み込んでいきます。

音の強弱、間の取り方、余韻。

それらを自然に感じ取る力は、将来どんな道に進んだとしても、
人の話を聞く力や、表現する力につながっていきます。

音楽が当たり前にある暮らしは、目には見えないけれど、
確かな“感覚の土台”を育ててくれるのです。

■ 5. 最後に──
音楽のある暮らしは、
特別な家庭だけのものではありません。

高い目標や明確な成果がなくても、
音に向き合う時間が自然に流れていること。

それだけで、暮らしの質は少しずつ変わっていきます。

音楽が日常に溶け込むことで、
家はただ過ごす場所ではなく、
気持ちを整え、家族の時間を育てる場所になる。

そんな価値を、
これからの家づくりの中で
大切にしていけたらと思います。

お子さまの音楽と家族の暮らし、まとめて考える家づくり。
防音室を“つくる”だけじゃない。
音楽のプロと建築のプロが一緒だからできる、新しい住まいの形。

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