自然環境に建つ週末住宅は、本来、人間のもっている気持ちが生き生きとした場づくりが大切です。 週末住宅についてピーエイチ一級建築士事務所 桑田浩光さんに伺いました。
知り合いの紹介です。施主の方は以前にも同様な計画を考えていたそうですが、その時は縁がなかったと言われています。 また、当方は、話をいただく1年ほど前に、建設場所の岡山県落合町近く、蒜山高原にて、週末住宅の設計依頼を受けていました。敷地を見学し、基本案を作成しましたが、先方の勤め先の関係で話は流れてしまっていました。 ご縁があったようです。
週末住宅を設計した上で、都市型住宅を設計すると、近隣や建築基準法の制約が大きく、やりずらいと思ったこともあります。これは、逆に自然環境に建つ週末住宅は、そうしたことにとらわれず、本来、人間のもっている気持ちが生き生きとした場づくりができるということかもと考えています。 星が手のとどくところにあるのを寝る前に見たり、風を体感できたり、そうした環境がごく、当たり前にあります。そうした中で生活すると、人との関係もフランクになります。 とはいえ、新しく建てる以上、今の時代の建築観も体感できるような、都会的なスタイリッシュな要素も併せ持つことが必要と思っています。そうしたバランス感覚をもって設計させていただくのがよいかと。
外部空間を感じられる開放的な部屋。閉じてはいるが、小さな窓だけでも、自然を感じることのできる部屋。無理なく、自然なバランスで、五感で自然を感じられる空間づくりを計画します。 古来日本の古建築も、南の明るい庭に面した室、北側の落ち着いた庭を静かに愛でる室、様々な場が用意されていました。
ハウスイン落合では、2階レベルよりやや下がった位置に、インナーバルコニー(屋根付きテラス)を設けています。 防犯を考慮し、週末以外は、可動の折りたたみ建具で閉鎖できるようにしています。
上記にあげさせていただいた、バランス感覚。
1階には車を止めたり、薪割りができるピロティがあります。現しの柱を外周部から中の方に入れることで雨が当たらず、ペンキの再塗装の必要性を減らすなど、メンテランスフリーにしています。これはデザイン的な要素も大きいです。 また、周辺に木々があるのは、気持ち良いのですが、落ち葉などで雨樋が詰まることを考慮し、庇の寸法、ディテール(納まり)を検討した上で、雨樋を省いています。
敷地は、丘の斜面地を造成して造られていましたが、本来の丘の高さに床を設定するのが、自然な考え方だと気付きました。結果、メインフロアを地面から高さ2mほど上げています。ピロティとして成立させるため、構造、基礎を工夫しています。
人間に戻る時間と場所。
建築家村野藤吾さんの建築にご縁があり、先般は、改修工事の現場監理に関わらせていただきました。建築デザインの考え方、生き方に共鳴しています。
もともとの造成された土地の高さに居室を設定することで、日照、通風に配慮すると同時に、気の流れにもそった建物を提案しました。
DIY平屋30-40平米2x4方式を考えたいる。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
昨日は、朝から夕方まで、現場デイでした。
私は、週に一度は、必ず現場へ行くようにしています。
決まった曜日+時間に。
現場の進捗確認はもちろんしますが、
現場監督とも予定合わせて、しっかり打ち合わせします。
当たり前でしょう?
と思われた方には、申し訳ないのですが、
実は結構珍しいそうです。
どれだけ詳細に図面を作図しても、現場でうまく納まらないことも
あったりします。
その辺は、しっかりと状況を見ながら、
お客様にとって最善がなんなのかを見極めて、判断します。
今日も。。
とある部分の納まりについて、打ち合わせがありました。
目立つ場所なので、スッキリ見せたい。
しかも。
長い目で見て、無理がなくて、機能的でありたい。
その納め方って、実は結構たくさんありました。
アルミのアングルを使う。
樹脂の見切りを使う。
木を使う。
くぼませる。
出っ張らせる。
いろんな納め方を書き出して、その一長一短を考えます。
これのこれは好ましくない。
でも。ここはいい。
どの方法でも、間違いではありません。
その中から、お客様が求めている方向性に
一番合致するものを冷静に判断していきました。
実は。この打ち合わせだけで。。。
30分以上かかってしまいました。
だって。
どれも可能性があるんですから。
しかも、大事で目立つ場所ですしね。
結果、納得のカタチになったので、気持ちはスッキリ。
そうそう。話は変わりますが。。
わかりにくいんですが、L字型の板。
なんだとおもいますか??
タモという堅い集成材でできています。
ちなみに、タモって、野球のバットによく使われますほど堅いです(笑)
何かって?
これ。
書斎のカウンターなんですよね。
L字型で、結構大きめ。
最近、在宅の機会も増えてきているので、
これくらいの大きさあると、資料も含めて、
大きく広げて、仕事できそうです。
大工さんは、結構苦労していましたが。。
もちろん、しっかりと作りこんでくれてましたよ。
こちらは、ずいぶんと仕上がってきましたね。
月末には建物が竣工予定です。
こちらは、別の現場。
先日、上棟した家なんですよ。
大工さんが別の現場に行っているようで、閑散としていました。
立ち上がるまでは、一気なんですが、
これからは、大工さんが、コツコツと進めていきます。
しかし。
改めてみて、再確認できたのですが、
この家は、LDKがすんごく広くてゆったり。
視線がアチコチに抜けていくので、
床面積以上の広がりを感じることができます。
今からワクワクしてきます。
このワクワク。
早く、お客様にも見える形で示して、共有していただきたいです。
といっても、一歩ずつなので、気が逸ります。。
でも。楽しみにとっておきます。
都市計画区域外は確認申請不要です、問題は都市計画区域内なら新築の場合、確認申請はすべて必要です。ただし10㎡未満で増築のみならば確認申請は不要となります。
一級建築士 南俊治
古材の壁面とアーチ
お店のようなオフィス
田んぼの真ん中にある珈琲屋さん
ガルバリウム鋼板一文字葺きの外観
名古屋市内の昔からある住宅街に建っています。
ご家族はご夫婦と愛猫で、ご夫婦の共通の趣味が音楽で住宅街の中心でも友人たちと音楽ができる家をご希望されていましたが、敷地は密集地であることと予算の壁もありました。
以前にご両親の住宅を設計させて頂いており、ご両親からのご紹介です。
音楽ができることと、ご夫婦ともお仕事を持っておられますので、猫ちゃんがお留守番できるお住まいをご希望でした。木造、吹き抜け、住宅街で近隣は住宅密集地であること、また予算もありました。プランは、箱型の住宅の中に小さな箱を作ることで、中心の箱で演奏を行い、スタジオを囲んだ吹き抜けを愛猫は回遊しています。
スタジオを作りたい希望がありましたが、予算のこともあり半分あきらめていました。結果的には、スタジオを外装の中に作り、ダブルスキンという形でかなえて頂きました。猫も吹き抜けと家中が回遊できるため、縦にも横にも移動し、私たちの帰りを吹き抜けの窓から待っていてくれます。また、外からは見えないようにデッキテラスも設けられましたので演奏の合間に友人たちとテラスで過ごしています。
玄関からリビング。スタジオと寝室がBOXとなり、廻りを回遊しながら、リビング、ダイニング、洗面へと続いていく
リビング
ダイニングからリビング、デッキテラスを見ています
回遊しながらキッチンにつながっています
吹き抜けの窓から主の帰りを待ってくれます。
リビングにつながるデッキテラス
中心のBOXとして存在するスタジオ
木造ドームハウスの構造計算をお願いしたい。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
車庫、中庭付 木造2階建住宅
中庭を設けたい、部屋から車庫を見れるようにしたいとの要望がありました。
庭を中心に緩やかにつながりどこにいても自然が感じられる居心地の良いプランと、自然のエネルギーを活かし、採光・通気・断熱を意識した計画が気に入っていただけました。
玄関ホールから中庭が見えるよう計画し、吹抜に階段を設けることで、空間的に広く、明るい玄関としました。ガレージに面してメゾネットタイプの趣味の部屋をつくり愛車を眺められるように配慮しました。
吹抜け階段
和室前廊下
和室
寝室
昨日、アチコチへ移動している最中に、
近くを通りかかったので、チラッと立ち寄りました。
黒いガルバ。
コンクリート打放し。
レッドシダー。
その組み合わせが、とても印象的だった、こちらの家。
竣工してから、数年になりますね。
当然ですが、コンクリートやガルバに変化はありません。
ただ。
レッドシダーは、表情がずいぶんと変化してきていました。
こちらは、敢えて着色せず、レッドシダーそのままの風合いを
楽しんでいるのですが。。
少し色あせた感じになっていましたね。
もう数年すると、グレイッシュに変化していって、
とってもいい表情になる予定なんです。
レッドシダーに限らずですが、外部に木を採用する際、
悩ましいのは、この風合いの変化の過程ですね。
全てがグレイッシュになってしまえば、それはそれでいいのですが、
一部グレイになっている感じは、皆さまどうもお好きでない様子。
だからといって、促進させるわけにもいかないので、
その過程の混ざりあった感じを楽しんでいただくしかありません。
ちなみに。
その辺をしっかりと説明せずに、流行りというだけで、
外壁全面にレッドシダーを採用するケースもあるそうです。
経年の変化を楽しめる方限定の仕上げなのかなと思います。
こちらの家は、これからが楽しみですね。
昨日は、二つの敷地を見に行ってきました。
その一つがこちら。
といいつつ、個人情報のこともあって、土地は写っていませんが(笑)
建て替えを検討されているお客様なのですが、
事情があって、急遽決定されました。
その辺の状況と合わせて、周辺環境の閣員や、
インフラの堪忍も含めて、しっかりと見てきました。
想像していた以上に、閑静な住宅街という印象でよかったです。
(用途地域が、準工業地域でしたしね)
今私が考えているプランで、いい感じになりそうなのが
わかってよかったです。
こちらは、別の敷地の視察になります。
現在、土地探しをご一緒させていただいているお客様が
結構多くて、いろんな場所に、いろんな予算で、
土地を探していて、いろんな情報が入ってきます。
その中でも、すごくドンピシャな印象の土地があったので、
早速見てきたんです。
南側に道路があって、その先に、公園!!
実施に見てみると。。。
ものすごくいい。
価格が、少し予算オーバーしていますが、
その辺は交渉も含めて、いけばよいかも。
早速お客様にも、メール差し上げて、
早々に見学していただくことにしました。
このあたりの意思決定は、スピードが勝負なので。
いい流れになるとよいのですが。。
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この度は良いサイトに巡り会えて本当に良かったです。たくさんの問い合わせが来て、まだ全ての方とお話しできてないのですが、良い建物ができそうな予感がしています。 ...
新規事業の立ち上げに際して、建築家紹介センターのサービスを利用させていただきました。経験も豊富な建築士の方々より多くの反響を頂き、現在お話を進めさせて頂いている方も含め...
福岡の人が立ち上げたサイトのようで、県外の建築士等は相手にしてないかな?福岡県内限定のレベルだと思う