私たちの最も身近な環境である「建築環境」は都市環境や地球環境の内側にあります。都市環境が人工物で埋められてゆく中、緑の役割は欠かせないものになっています。緑との関わりを新しい視点でとらえた建築作品について設計者のお話を伺い、市民・専門家を問わず皆さんで楽しみ、活き活きした環境配慮社会を探ります。JIA関東甲信越支部に発足した新生・環境委員会のシリーズ企画「建築とつながる緑」第1回目は中村拓志氏をお招きします。
日時:2014年6月26日(木) 講演会16:00〜18:00 懇親会18:20〜20:00会場:建築家会館 本館ホール(東京都渋谷区神宮前2-3-16)参加費:講演会:無料/懇親会:1000円定員:100名(申込先着順)申込方法:「懇親会:参加・不参加、氏名、所属、TEL、FAX、E-mail」を明記の上、メール又はFAXにてお申し込み下さい。
詳しくはこちらをご覧下さい。http://www.jia-kanto.org/members/event/event_m/lecture/kankyo20140626.html
お申込・お問合せ先:公益社団法人日本建築家協会 関東甲信越支部担当:大西(mail:mohnishi@jia.or.jp)〒150-0001東京都渋谷区神宮前2-3-18JIA館4FTEL:03-3408-8219、FAX:03-3408-8294
車好きの方に人気のあるガレージハウス。ガレージハウスを得意としている岡本光利一級建築士事務所 岡本光利さんにガレージハウスについて伺ってみました。
もともと建物だけでなく、周辺環境、植栽計画、外構エクステリアなどの全体で調和した空間づくり、その場で暮らす生活シーン(風景)を思い浮かべデザインするといったポリシーがあり、絶えずトータルコーディネートを考えていますのでビルトインガレージはなるべく採用してプランニングしています。 また、私に設計依頼して下さるクライアントは車好きの方が多く、住まいの建物だけでなく建物に調和したビルトインガレージにこだわりをもった方が多いということもあり多く手掛けるきっかけとなっています。
ガレージとリビングなどの居室が隣接する場合は音、振動の問題、排気ガスが部屋に流出しないよう防音材や換気扇などの対策を考慮したいところです。 シャッターで閉鎖するガレージ内にはある程、採光と換気を考慮した窓の設置をおすすめします。シャッターとは別に外部への出入口があると便利です。 ガレージ面に面する部屋内の壁、天井の断熱性には十分に気をつける点です。
ガレージと隣接する場合の寝室は特に排気ガスの流出、音、振動の問題に気をつけて計画すべきところです。 近隣の玄関、車庫などの位置を把握し、周辺の人や車の動きを考え安全性に気をつけたガレージの位置を決めたいところです。
狭小住宅でのガレージハウスは上階に居室が重なるため搭状になりやすく、下階のガレージが空洞なので特に構造的に不安定になりやすいので十分な強度を確保した構造体を検討すべきところです。 敷地が狭いため車と人の動線が交錯しやすく、なるべく動線が重ならないよう安全性を考慮した動線計画を考えたいところです。特に道路までのアプローチは車による死角が生じやすいので視覚的妨げに注意した計画が必要です。 また玄関からの人の出入り、物の出し入れなどストレスが感じられない寸法を十分に確保したいところです。
ガレージの広さ、シャッター、床、壁、天井の仕上げ、仕様によっても異なりますが一般的な住宅に比べて割高となりますが日常生活の快適性、愛車の耐久性などのメリットを考慮すると満足できる空間になるかと思います。
車のメンテナンス道具の確保、位置や洗車する時の位置を想定して、水栓や排水、コンセントの設置位置など使いやすい位置を考えたいところです。また、将来的にハイブリット電気自動車などの購入をお考えならば200Vの電源の位置も使いやすいところに確保したいところです。 現在、使用している車だけでなくある程度、将来を見据えて自分及び家族が乗るであろうという車の車種、高さ、幅など考慮して建物と調和しバランスのとれたデザインの検討や車の出入り、乗り降りがストレスに感じないような位置、サイズを確保してつくるのもビルトインガレージを建てる上での大きなポイントになるかと思います。 予算的にもウエイトをしめるところでもありますのでガレージ内の仕様、シャッターの使い勝手、スピード、必要性など様々なことを考慮しての採用をオススメします。 ビルトインガレージを採用する上で必ずコストの壁に直面します。最初からすべて理想とするガレージをつくるのではなく、将来的にシャッターを設置出来るようにプランする工夫などの手段もひとつの手段になるかと思います。身の丈にあったガレージづくりも建物とのバランスのいいガレージハウスになるかと思います。
現在、マイホームを考える上で車を所有している方が大半かと思います。大半がガレージ、外構は建物の後で考えるケースが多いように思います。 住まいだけではなくガレージ、外構エクステリア、植栽計画をトータルでコーディネートすることは街並みの景観を向上させ魅力ある街づくりになり、社会貢献につながると考えます。是非、トータルコーディネートした魅力ある自分らしいガレージハウスをつくっていきましょう。
白を基調にしたシンプルでモダンな住まい。白の色合い、素材感などサンプルを十分に吟味しながらこだわって
造りました。植栽も白い花が咲くもので構成しています。白い塗料も汚れにくい塗料を採用。リゾートホテルのような非日常的な空間、遊び心をもった設計を心掛けました。
時代の流行にとらわれずシンプルであきのこない白い箱の住まいです。
適度にプライバシーを確保し、家族の気配が感じられる明るく開放的なコートハウス形式の住まいです。2台分のビルトインガレージを確保し、車からの買い物の搬入が雨にぬれず出入りすることができます。
外観は防犯上も考慮した間取りがわかりづらい閉鎖的なデザインで構成し、内部は程よくプライバシーを確保しながら明るく開放的な空間が広がります。
建築家自ら一年間に渡り、設計は基より基礎工事、大工工事、内装、塗装、タイル工事等の職人として手造りで造り上げた住まいです。なるべくコストを抑えた工夫、廃材の利用、自力施工、実験的な要素を取り入れました。
弊社は、創業3年の会社ですが、当社は中古住宅をリフォームして販売すのが目的でしたが、中古市場が高騰してきたため、現在は、建売および注文住宅を手掛けています。設計は一括外注下請けの会社で設計してもらっていますが、どうしても、工務店の設計ではデザイン性に乏しく、満足していません。これからは、有名ハウスメーカーなどの、モデルハウスのようであり、価格も手ごろな建売を目指したくて、新進の建築家とコラボ出来たらと考えております。出来ましたら九州管内の設計士を探しています。
このページでは狭小住宅というタグのついた設計事例を一覧で表示しています。
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開催期間:2014年5月22日~2014年6月3日 当選者の決定方法:抽選 当選者数:図書カード:1名様住まいの進路相談室:1名様 当選発表:2014年6月10日 当選者の発表方法:当選者に直接、twitterのDMでお知らせします。
家を新築したことが原因でシックハウスに症候群という病気になる方がいるそうです。自然素材を使うことでシックハウス症候群を防ぐことが可能になります。自然素材を使った建築を得意としている建築家の環境創作室杉の 杉 匠一さんにお話を伺いました。
もともと自然素材固有の優しい質感、風合い、手触りなどがシックリときて、ビニルや樹脂のペカペカというかベタッとした感じは好きではなかったのです。両親の田舎の家などが好きでした。同じ家をとは思いませんが、その良さは継承すべきだと思っています。
メリットとしてよく言われる点は、地球と身体に優しい事です。将来廃棄する際まで含めて環境への負荷が少なく、密閉された空間で直接触れても身体への負担が少ないと言えます。 建材としての性能面で特筆すべきは、呼吸に似た様な働きをする事でしょう。建物内部、特に住宅では家電や機器からの排気・排熱、人やペットからの二酸化炭素などにより、思いのほか汚染されたり湿気にさらされています。そのコントロールは通気・換気計画と合せて内装材の選択も大きく影響します。高気密化が進んだ中では尚の事です。 加えてメリットを挙げると、建材としての実績ではないでしょうか。木材にしても紙や石にしても、数百年前から使われきた材料なわけですから、施工上もメンテナンス上も先人による膨大なノウハウが蓄積されており、正しい知識と認識さえあれば問題が発生した際も安心だと思います。 デメリットを挙げるとすれば変化です。新築時と同じ状態を維持することは出来ません。これは当然のことだし新建材でも同じですが、自然素材の場合は、より顕著に早期に実感すると思います。例えば、木や紙は季節の変わり目、湿度の違いで伸びたり縮んだりします。フローリングの継ぎ目が広がったり縮まったり、壁の和紙が弛んだりピンと張ったり・・・ また、床や壁など直射光が当たらずとも焼けて濃く変色してきます。アルカリ分と木材に含まれるタンニンが反応して黒ずんだりすることもあります。柔らかい床材の場合は直ぐに傷もつくでしょう。簡単に緩和出来る事もあれば、特性として上手に対処していくしかない事柄もあります。 メリットに戻ってしまいますが、新建材と比較して年数が経ってからの方が良い意味での違いが出てくると思います。新建材の多くがピカピカの状態から少しずつ曇っていき見苦しく朽ちていくの対して、自然の素材はハッキリと変化を感じながら、将来「大分良い味が出てきたなぁ」と永く付き合っていけると思います。
仕上げ材として検討する場合は、実物か出来るだけ近いサイズや条件でのサンプルを用意してもらうと良いでしょう。小さなサンプルや異なった方法や職人が作成すると、実物とは全く違って感じることも多いと思います。 もう一点は、掃除やお手入れの方法だと思います。暮らしの一部分ですよね。先のメリットとデメリット、その他の特性も理解した上での設計や施工である事と、それらを住まい手として共感出来ていれば心配無いかと思います。
自然系まで含めれば沢山あると思いますが、選択はなかなか難しいですね。100%自然素材が多いのはウールや炭化コルクが代表的ですが、価格面で見送ることが多いです。以前は樹皮をコーンスターチで固めた物に興味があって使用法の詳細を検討したのですが、色々と不安の方が多くてあきらめました。そもそも断熱材自体が比較的新しい概念・部位なので、先にメリットとして挙げた建材としての実績は新建材も含めて浅いものしかありません。 私はポリエステル繊維の物を採用することが多いです。自然素材ではありませんが、ポリエステル繊維同士を熱融着しているので、虫害の不安が少なく、防虫剤や接着剤など不安な成分が不要な事、透湿性が高く通気性が良い事・・・などが採用理由です。チョイと面倒なペットボトル(PET繊維になる)のリサイクルもヤル気が湧いてきます。断熱材に関しては無理に自然素材を使う必要は感じていません。
まず先に、クロスという事であれば、貼る際に裏面にベッタリ糊というか接着剤を使いますので、化学物質に過敏な方はその影響の方を重視すべきだと思います。当事務所で超ローコスト設計の場合は、土佐和紙という商品をクロス屋さんに貼ってもらうことが多いです。普通のクロス貼りに近い作業で貼れるのでリーズナブルです。 クロスとは言えませんが、和室などで予算が許せば、気に入った和紙を買ってきて、経師や表具の職人さんに重ね張りしてもらうこともあります。上張りが透けて下地の和紙がうっすら感じたり、障子と揃えて一体的したり、適度な透け感が魅力的です。重ねた継ぎ目も水筆で喰い裂きながら張ってもらうと美しく仕上がります。
良い職人さんが手配出来れば、漆喰などをベースにオリジナル配合した左官壁がお勧めです。独創性に富み暮し始めてから高い充足感が得られると思います。自宅内壁は貝灰漆喰と砂と土などを混ぜて、表情を付けながら仕上げてもらいました。左官は良い職人さんが特に減ってしまっているようです。 あとは杉の赤身部分の縁甲板も良く使います。杉は日本を代表する木で豊富です。節を気にしなければ長くて厚い材料も比較的安価です。温かくてサラッとしていて、冬でも夏でも素足が気持ち良いです。 木にとっても人肌にとっても木材は素地のままが一番かと思いますが、防汚や色合わせの為にブレーマー社の自然素材100%の木材用オイルを塗ることが多いです。全成分が安心できる塗料の中では大変リーズナブルです。将来の塗り重ねなど、子供さんでも安心して簡単に出来るのでお勧めです。
日本の風土には木材や紙、土などが適しており、本来は建材のスタンダードです。反面、扱いが楽で施工手間が掛からず大量生産も容易な建材が多用され過ぎてきました。いつしかこれらがスタンダードのようになってしまいました。 確かに新建材による恩恵に浴した面も多いのですが、少なくとも住宅内部空間に於いては自然素材の方が適していると思います。是非その良さを体験して頂ければと思います!
この敷地の難点は接する道路の交通量の多さ。そこで道路側は格子や塀で囲み開口も控えめに、反面隣地側は中庭や緑化テラスを緩衝帯として大きく開放して明るく広々とした空間としました。
風致地区の厳しい法的条件もギリギリの検討をすることで様々な要望・要件をクリアしています。1階~吹抜~2階~小屋裏まで縦空間のつながりをプランの軸にしています。床下~全館暖房システムも採用しています。造園・外構デザインまで手掛けました。
のどかな風景と心地良い自然風を各室から楽しめるプランです。隣宅が迫る南側の開口は最小限にして、東の田園側を全面ガラスにする事で十分な明るさを確保しています。温水ファンコイル一台で床下から家中を暖める暖房システムを採用していますが、その存在を感じさせない納まりにしています。
建主ご夫妻はアメリカでの暮らしを経験されており、そこでの生活感は独自のものがありました。昔ながらの日本の家の良さにも共感をもたれ、それでいて自分たちにとって暮らし易いスタイルを取り入れる!コンパクトにローコストで!これらが今回の家造りの主題となりました。
落ち着いた居間の空間に吹抜けと立体的に楽しめる動線を造り、光や風と共に子供の声が降り注ぐイメージを取り入れています。オリジナル左官、秋田杉、和紙などで仕上げています。温水暖房機による床下暖房は堀炬燵の熱源として使う事もできます。
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建築家の設計事例
建築家・設計事務所の選び方建築家への問い合わせ
建物外観 片流れの大屋根と切妻屋根の組み合わせが,和でありながらモダンなファサードを形成しています.
建物の内と外を分断するのではなく,内部に外部空間を取り込み,また反対に,外部に内部空間を押し広げ,境界をあいまいにすることで,季節の移ろいや自然を積極的に楽しめる住まいにしたいと思い計画しました.
濡れ縁の列柱
玄関を貫通する通り土間
勝手口から玄関を望む
二間続きの和室
和室から階段方向を望む
暖炉のあるダイニング
1階 寝室
書斎
明るい浴室
耐震改修をした築約100年の木造住宅のファサード 建具から漏れる光がキレイです.
家族みんなの思い出の詰まった築約100年の木造住宅を,半分は建て替え,残りの半分を離れとして保存・再生してほしいと依頼がありました.
既存の意匠をそのままに,現行の耐震基準を満たすよう,基礎・軸組等を一新し,区の耐震改修助成金を利用して改修工事を行いました.
母屋から見る建物外観
建物外観
1F廊下
1階 畳の間 建具などは既存のまま再利用
2階 廊下から母屋を望む
2階 畳の間
お手洗い
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
お仕事を依頼した建築家: 佐野修 建築家相談依頼サービスに投稿する前にどんなことで悩んでいましたか?:...
こちらのサイトに登録なさっていらした設計士様からご連絡をいただき、依頼を受けていただけることになりました。最初の連絡には、こちらのサイトの管理者の方もご確認いただいていましたので...
今回予想以上の4人の方からコメントいただきまして、驚いております。昨日二人の方に現地でお会いして、どちらも魅力のあるアイデアを出していただき、とりあえず、...