●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
長屋の切り離しに際しては充分に調査を行いました。
棟の掛かり方によっては補強が必要になるからです。幸いこちらを切っても隣家に影響しない形状でした。
14坪の敷地な上に、切り離した隣家が境界線を越境している状態なため18坪程に収める必要がありました。本棚と設備とを納めるために図面上でミリ単位で調整を行い、無事プランが出来あがりました。
当初提示された予算はかなり厳しいものでしたので、当事務所としても新築では初めての分離発注で進めることになりました。幸い良い職人さんに恵まれ、大きなトラブルもなく、大幅にコストダウンすることができました。