ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

ブルーシートに囲まれている、この期間は

短いのですが、家はブルーの世界。

わずかな期間ですが、私個人的には、とても好きです。

開放感のあるリビングです。

勾配天井と登り梁が、印象的。

平屋なのでできるこの開放感。

たまらないです。

外部はこんな感じ。

何でもなさそうですが、実は、この軒先。

とてもシャープに仕上げています。

細い軒先にすることで、

モダンな感じになるのと同時に、

軽やかさを演出してくれます。

こちらは別の現場です。

ちょうど床を張り始めていました。

白い床、壁天井に、ブラックのキッチン!!

スタイリッシュですよね。

現場には、電気屋さんもいて、配線工事の最中。

先日立ち会って決めていただいた配線をしてくれています。

昨日は、一日現場のはしごでした。

行く先々で、現場監督をはじめ、

大工さんや電気屋さん、建材屋さん等

関係者に囲まれながら、打ち合わせでした。

設計内容の確認だったり、

詳細な納まりの確認だったり、

色や柄の確認だったり。

質疑回答はもちろんですが、

工程の調整や変更や増減のチェック

施工状況の確認等々、いろいろあります。

さすがに連続で一日ともなると、

夜には、くたくたです。

でも。

現場がスムーズに動いていくためには

こういったプロセスはとても大事なので、

現場サイドとしっかり向き合って調整します。

こういった打ち合わせを毎週しっかり行います。

考えてみると、建築家による工事監理のない現場って、

どうなっちゃってるのか。。。。。

とても不思議です。

道路より低い土地のメリット・デメリット

「道路より低い土地」と書くと、デメリットが多く、メリットが全く無いように思います。
確かに道路より低い土地はデメリットが多く敬遠されがちです。
 
そのため、利便性のよい地域にある土地でも周りより安い価格が設定されている場合が多いです。
デメリットを克服できれば、安くて利便性の高い土地を手に入れることができる可能性があります。
 
このページでは「道路より低い土地」のメリット・デメリットについてできるだけわかりやすく説明いたします。
安くて利便性の良い土地をお探しの方や、親から受け継いだ土地が道路より低い土地であるという方はぜひ、お読みください。
 
わかりやすくするために最初はデメリットから説明いたします。
 

道路より低い土地のデメリット

 

排水に注意が必要

道路より低い土地の場合、排水に苦労することがあります。
周囲の土地よりも低い場合は周囲からの雨水が流れ込んでくる場合もあります。
 
雨水・汚水などの排水管が土地よりも高い位置にある場合は、ポンプアップする必要があります。
購入する前に雨水・汚水などの排水がどの様になっているかを確認することをオススメします。
 
特に台風やゲリラ豪雨などの場合は短時間に大量の雨が降る場合があります。
その場合でも排水できるような設計が必要になります。

道路より低い土地の排水

プライバシーに注意

道路より低いということは道路から自分の敷地の中が見えやすいということになります。
プライバシーを保つために設計の工夫が必要になります。

道路や隣地からの雨水の流入に注意が必要

道路より低い土地の場合、道路や隣地から雨水が流入してくる場合があります。
外構の設計で道路や隣地からの雨水の流入を防ぐ工夫が必要になります。

日当りの問題

道路より低い土地の場合、土地が低い分日当りが悪くなる可能性があります。
住宅の設計を工夫して、日当りを確保する必要があります。

湿気の問題

道路より低い土地の場合、湿気が多い可能性があります。
土が露出している部分からはできるだけ離す、風通しを良くするなど、湿気に悩まされないためにも充分な湿気対策が必要です。

バリアフリーの問題

道路より低い土地の場合、そのまま家を建てると敷地に降りていくための外階段が必要になります。
将来、足腰が弱ってきた場合・車椅子などでの生活になった場合に困ることになります。
バリアフリーの家を建てたい場合は何らかの工夫をする必要があります。

隣地との高低差に注意が必要

敷地が隣地よりも低くなっている場合は、隣地の擁壁に問題がないかどうかなどをチェックする必要があります。

工事費が高くなる

下記のような理由で工事費が高くなる可能性があります。
 

盛土

道路の高さまで敷地を嵩上げする場合、盛土の費用が必要になります。
 

擁壁

道路の高さまで盛土をする場合、敷地の状況によって擁壁が必要になる場合があります。
 

地盤改良

盛土した部分は地盤の強度が充分ではありません。必要に応じて地盤改良を行う費用が必要になります。
 

外階段

道路より低い土地の場合、敷地まで降りていくための外階段が必要になる場合があります。
一般的には鉄筋コンクリート製の階段が多いようです。
 

排水

道路には雨水・汚水などを流すための側溝や排水管があります。
道路より低い土地の場合、その側溝・排水管よりも土地のほうが低い場合があります。
その場合、ポンプで側溝・排水管の高さまで水をあげる必要があります。
一般的な排水設備より多くの費用がかかることがあります。
 

駐車場

駐車場を作るために盛土・擁壁などが必要になる場合があります。
 

道路より低い土地のメリット

 

価格が安い

道路より低い土地の場合、上記のようなデメリットがあります。
そのため価格が安く設定されている場合が多いです。
上記のようなデメリットを理由に価格交渉すればさらに安くなる可能性もあります。
 

利便性の高い土地が売れ残っている可能性もある

利便性の高い地域の土地は売り出されてもすぐに売れてしまう場合が多いです。
しかし、道路より低い土地は上記のようなデメリットがあるため、売れ残りやすく、利便性の高い地域の土地でも7売れ残っている場合があります。
 
以上のように、道路より低い土地は売れ残ってしまう場合が多いようです。
利便性の高い土地に住みたい方でも買うことが可能な金額で売られている場合があります。
 
次のページでは道路より低い土地に建つ家の事例を紹介します。
 
利便性の高い地域に住みたいと考えている方や、親から受け継いだ土地が道路より低い土地だったという方はぜひ次のページをお読みください。
 

道路より低い土地と建築基準法

建築基準法第19条では建築物の敷地は「これに接する道の境より高くなければならず、建築物の地盤面は、これに接する周囲の土地より高くなければならない」としています。

「ただし、敷地内の排水に支障がない場合又は建築物の用途により防湿の必要がない場合においては、この限りでない」
とも明記しています。

実際には道路より低い敷地に家が建っている事例はたくさんあります。

第十九条 建築物の敷地は、これに接する道の境より高くなければならず、建築物の地盤面は、これに接する周囲の土地より高くなければならない。ただし、敷地内の排水に支障がない場合又は建築物の用途により防湿の必要がない場合においては、この限りでない。

 
道路より低い土地にはそれなりにデメリットもありますが、それを克服するような設計をすれば、住みやすい家を建てることは可能です。
 

第四章・道路より低い土地

道路より低い土地

道路より低い土地はデメリットが多く、割安な価格で売られている場合があります。
しかし、そのデメリットを克服すれば利便性の高い土地を低価格で入手することも可能です。
この章では道路より低い土地のデメリットを克服して、住みやすい家を建てる方法を紹介します

車が傷みにくく防犯上も安心なガレージハウス・堺武治建築事務所 堺 武治さん


 
ガレージハウスにすると雨に濡れずに車から乗り降りすることができます。
屋根があると鳥の糞や風雨に晒されませんので車が傷みにくく、防犯上も安心できます。
 
ガレージハウスについて堺武治建築事務所 堺 武治さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー 堺武治建築事務所 堺 武治 の写真
熊本市南区近見2丁目13-29
096-353-0805

 

貴社がガレージハウスをてがけたきっかけを教えてください

 
私も元々車好きで、いつかはガレージ付住宅を設計したいし、自分でもそんな住宅に住みたいとと常々思っていたところに、たまたま設計の依頼が来たのがきっかけです。
木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、混構造など構造形式は問わず、どんな形態でも設計できる事がご依頼につながっていると思います。
 
これまで何棟もガレージ付住宅を設計させていただき、ありがたいと思っています。
 

 

ガレージハウスのメリット・デメリットを教えてください

 
まずメリットですが、雨に濡れずに車から乗り降りできる事が一番のメリットではないでしょうか!
荷物を出し入れする時や小さいお子様をチャイルドシートに乗せる時など雨に濡れないのは凄く便利です。
 
また、屋根があると鳥の糞や風雨に晒されませんので車が傷みにくい事、防犯上も安心できる事があると思います。
さらには、車を移動させれば、屋根付のスペースになりますので、BBQや趣味のスペースにも利用可能だと思います。
 
デメリットとしては、ガレージの無い住宅に比べれば、やはり建設コストが掛かるという事でしょうか!
奥様のご理解が必要です^^。
コストは、構造形式やプランにもよりますので一概には言えませんので、詳しくお知りになりたい方はお問合せください。
 
またガレージを作る分だけ1階の室内の広さが制限されてきますので、敷地の広さや道路の位置にもよりますが、バランスのよい計画を作る為に設計に時間が掛かるという事でしょうか!
 
この点は、経験豊富な建築家にご要望をお伝えしてプラン検討をしてもらってください。
 

 

ガレージハウスを建てる費用はどれくらいでしょうか?

 
構造を、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造のどれにするのかでも違ってきますし、ガレージの上に住宅を載せるのか、ガレージ部分は平屋のままとするのかでもコストが違ってきますので、一概には言えません。
 
ガレージと住宅を含めた全体計画次第ですので、詳しくはお問合せください。
一般的には、木造が一番安く、鉄骨造→鉄筋コンクリート造と高くなっていきます。
 
また、ガレージにシャッターを設置するかどうかでもコストが違ってきます。
私がよく採用するオーバースライダーは、約幅5m×高さ2.3mの大きさで、約150万前後すると思います
 

ガレージハウスで注意している点を教えてください

  
ガレージを設計する場合に注意している事は、まず一番に車の出し入れがしやすいかどうかという点です。
当たり前の事ですが、毎日車に乗る方にとっては、とても重要な事だと思います。
 
次に、ガレージと住宅との関係性です。
依頼主のご要望によりますが、ガレージを単に車庫としてだけの機能を求めていらっしゃる方もいれば、リビングとつながってて、いつも車を眺められる様にしたいという方もいらっしゃいます。
 
住宅の間取りを考えながら、さらにガレージをどう関連付けた方がご家族にとって一番暮らしやすくなるのかという点をいつも考えています。
 
その他、構造の安定性や照明・換気など設備の配慮などにも、常々注意を払っています。
 

 

GarageHouseの設計で工夫した点を教えてください

 
この家の敷地は、全面道路が袋小路の先端部分にありましたので、ガレージの位置をどこに配置すれば車庫入れが一番スムーズに出来て、さらに住宅部分とどう関係性を持たせれば、このご家族が幸せに暮らせる家になるのかを考えるのが難しかった部分ですが、リビングやキッチンからいつも愛車を眺められるように出来たので、ご要望にお答えできたと思っています。
 
プライバシーを保つ為に、道路側(西側)は開口部を減らして閉鎖的にし、逆に南側は開口部を多く取り採光を確保したり、玄関には窓が無い代わりに階段をストリップにして2階からの採光を確保したり、リビングの天井を一部上げてハイサイドライトを設けたりして住宅内の明るさを確保しています。
 
ガレージ部分で工夫した点は、床にライトを埋め込んでバックする時の目印にしたり、室内を広く見せる為に壁の一部にガラスを張ったり、タイヤの後が付き難くする為に塗り床仕上げにしたり、車の排気ガスを集める床下ファンを設置したり、センサーライトにしたりと車好きには羨ましい空間になっています。
 

ガレージハウスの賃貸住宅も設計していただけますか?

 
もちろん、喜んで設計します。
ガレージ付の賃貸住宅も設計してみたいと思っています。
車やバイク好き集まる賃貸住宅なんて、ワクワクしますね。
 

ガレージハウスの中古住宅のリフォームもやっていただけますか?

  
もちろん、設計します。
最近は、中古住宅のリフォーム・リノベーションの設計も増えて来ましたので、喜んで設計させていただきます。
 

狭小ガレージハウスの設計もやっていただけますか?

  
もちろん、設計します。
私の設計事例として、間口7.9m×奥行31mのうなぎの寝床のような土地にガレージ付住宅を設計しました。
狭小の場合は設計が難しいですが、腕の見せ所だと思いますので、お気軽にご相談ください。
 

ガレージハウスを建てたいと思っている方に なにかアドバイスをお願いします

 
なぜガレージハウスを建てたいのか、もう一度よく考えてみてください。
ガレージハウスは、建設コストも掛かりますし、設計の時間も掛かります。
 
熟考の上で建てたいと思われた場合は、私たち建築家にその想いをぶつけてみて下さい。
想いが伝われば、夢が叶うと思いますよ^^
 

ハウスメーカーではなく、貴社にガレージハウスを依頼するメリットを教えて下さい

 
ハウスメーカーの場合は、構造形式や使用材料などが決まっていて融通が利かない場合が多いと思っていますが、弊社の場合は何の制限もありません。
構造形式も材料も自由に選択可能です。
 
依頼主のご要望や想いをお聞きして、予算もお聞きして、最適だと思われる計画案を提示できます。
 
さらには、設計だけでなく、工務店さんから提出された見積書のチェックや価格交渉、着工後に工事監理を行い、完成までしっかり見届けますので、安心だと思います。
 

堺武治建築事務所 堺 武治さんのガレージハウス設計事例

 

画像 建物の名称 紹介文
GarageHouse

この住宅は「GarageHouse」という名前の通り、ガレージと家が一体となった住宅です。
車を愛するご夫婦が愛車(旧車)と共に暮らす為に、3人の男の子達の為に住宅の新築を考えられました。

 

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、用事があって、アクタスへ行ってきました。

実は。。

GW中に行ったのですが、すんごくたくさんの人がいて、

じっくり見たりできなかったんですよね。

そのリベンジ(笑)です。

家具屋さんって、いいですよね。

ショールームに行っても、リアリティが持てて

ワクワクしてきますが、家具はもっと身近なものなので

イメージがどんどん広がっていきます。

いろんな家具が置いてあるので、

目移りしながら楽しめます(笑)

実際に、家のために家具をセレクトする場合は、

事前にしっかり大きさを調べていくことをオススメします。

家具屋さんでは、ゆったりとした空間の中に

見栄えのよい家具が置いてあることも多いので、

気に入っても、サイズがフィットしないこともあります。

その部屋の大きさに最適なサイズってあるので、

家創りのパートナーに確認するのもよいですね。

そうそう。

漠然と見に行ったわけではないんです。

実は、お客様が、こちらでソファをセレクトされたそうで、

どんなカタチで、どんな布地だったのか、実物を

確認するために行ってきました。

担当していただいた方の案内のもと、

候補になった布地を眺めます。

見た目も大事なのですが、ソファは

肌に触れるので、肌触りがとっても重要です。

布地で、ずいぶんと違うので、

しっかり体感して、好きなものを選ぶといいですよ。

こちらのお客様は、優しい肌触りの布地。

ごろっと寝ころびたくなるような感じですかね。

クッション性もしっかり体感してきました。

家も大事なのですが、もっと身近になる家具も

家の中では、とっても大事な要素です。

自分に最適な家具を、しっかり比較しながら

決めていきましょう。

フレンチレストラン エスキス

●設計事例の所在地: 
東京都中央区銀座
●面積(坪): 
80坪
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

新宿トロワグロのシェフとして顧客の味覚をつかんだリオネル・ベカのシェフ・エグゼクティブとしてのミシュラン二つ星のフレンチレストラン。日本の文化に触れ、日本の食材に触れ、素材そのものを生かしたフレンチというブランニューなステージを築き上げたリオネルの想いは、「食とは、はかないもの。そのはかなさの中で、どこまで想いと感動を表現できるか」でした。ゆえに、空間創りにおいても、はかなさと感動、静と動を表現してみました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

リオネルのイメージの中には、常にコペンハーゲンのノーマとスペインのエルブジがありました。天井が高く開放的、アースリーでコージーな空間。しかし、銀座でそれを求めたとき、物件自体に限界があります。この限られた空間で、むなしさと感動が表現できるのか!と、不安を口にしていました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

リオネルの要望や不安に対して「できない」と言ったことは無い気がします。私の諦めない姿勢を買ってくれたのではないでしょうか。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

極力デザインを省き、極力障害物を省き、最小限のボリュームで最大限の効果を引き出すよう努力しました。

依頼者の声: 

リオネルは「Thanks」とは言いますが、多くを語りません。顧客からは、トータルマッチングについて、賞賛をいただいています。それがリオネルの声なのだろうと思っています。

その他の画像: 

フロント
アンティークとモダンの融合によって、懐かしさと期待感と安心感をもたらしています。

東側客席群
天井高を誇張するため、最小限の下がり天井と十分な間接照明を配置しています。

便所入り口
全体のイメージを完全に延長して、便所という概念をラグジュアリーという概念に置き換えました。

オリジナルバゲージラック
このクラスのレストランを利用する顧客の中型バッグをリサーチして設計しました。

ユーザー アトリエそらまめ 落合晋也 の写真

一般的な建物の床スラブ厚さ200mm前後です。
ボイドスラブ工法では、コンクリート床スラブに筒状に穴をあけて中空にして計画します。
穴をあけるため床スラブの厚さは250~350㎜ほどになります。
この結果、
① 床スラブ自体の剛性・強度が優れたものになります。
② スラブ全体が主梁の役目を担うため、主梁以外の小梁を無くすことができ、室内空間の天井面がフラットに仕上ること。
が大きな利点と言えます。
③ スラブ厚さが出るため、遮音性も高くなります。
マンションの計画に採用すると、より利点を生かした計画につながります。

住吉町の家

●設計事例の所在地: 
愛知県安城市
●面積(坪): 
53.7坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

デッキを囲む二世帯住宅。
南面より平屋の親世帯の住まい、中庭をはさんで奥に2階建ての子世帯と共有リビング。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

建築主の友人の家を設計させていただきました。その友人の家を見て、依頼いただきました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

自然素材を生かしたシンプルなデザインの二世帯住宅。
屋外動線計画を工夫し、玄関までのアプローチ庭と中庭が一体となるよう計画してあります。
広々としたLDKは家具の配置により、開放感に変化をつけ、視線を旨く処理できるようにプランしてあります。
収納は各所にゆったり確保できました。
デッキを囲み、二世帯が心地よく生活できる家です。

依頼者の声: 

いただいた年賀状のお言葉です
「この家が建ち、早10年となりました。この時間が過ぎても、色あせないデザイン性には敬服します。・・・」とのこと。家の設計をさせていただき、このような言葉をいただき、嬉しい限りです。

その他の画像: 

2階ベランダよりバーゴラ越しに見るデッキ

東面 玄関へのアプローチと中庭デッキを見る

大黒柱のあるリビング

キッチンを見る

ロフトのある寝室

中庭デッキを見る

玄関アプロ-チ
レンガと緑の植物が調和しています

ユーザー アトリエそらまめ 落合晋也 の写真

ロフトを計画に含めた住宅は何件も経験がありますが、計画の仕方によって部屋の活用法が大きく変わる面白い要素の一つだと受け止めています。
計画する建物がコンパクトなお家であればなお一層のことで。
ロフトは天井の高さが1400㎜以下、下階の2分の1以下までの広さであれば法的に計画できます。そのような制約の中でもうまく生かして生活面積の手助けになる提案ができます。
一般的には収納として使い、居室として使用することは認められていません。
しかし、一時的に居室として使用するような計画であれば、住まい手の考え方次第で収納以外の用途としても受け止められるのではないでしょうか。
そのあたりはいろいろな提案を添え、理解いただければ住み手の自由と受け止めてもいます。
計画によっては、下階の居室と含抜け越しに続くロフト空間を計画し、近くに天窓を設け、風の通り道として計画したり、逆に光を天窓より迎えロフト・居室を明るく演出したり。秘密基地のようなとらえ方をする子どもたちは、そこから下の親御さんに手を振る。
上手く空間をつなげることで新たな生活のシーンを生み出すこともできる要素だと考えもします。

赤松町の家

●設計事例の所在地: 
愛知県安城市
●面積(坪): 
40.08坪+小屋裏物入3坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

建物を東より見る
杉の香りのする家・・・杉の柱・杉の梁・杉の壁板
北に張り出した部分は2階浴室のベランダです

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

市街化調整区域に建つ4人家族(夫婦、子供2人)の家。
木造在来工法で柱・梁すべて杉で造った家です。
広いダイニングキッチン&リビングで家族のコミュニケーションをはかれます。
リビングとなりにスタディスペースをおき、子供の気配もわかります。
杉の香りに包まれた家です。
数年後に再び、増築設計を依頼されました。

依頼者の声: 

新しい建築主にこの家を参考に案内した時のお言葉です。「いつもいい家だなあと話しながらお茶しています」とのこと。
7年後に増築を依頼されました。増築設計を依頼されることは、設計者として大きな喜びです。

その他の画像: 

リビングの一角の畳コーナーよりダイニングを見る

ダイニングより障子奥のスタディコーナーを見る
手前に畳コーナー・杉板張りの部分に洗面台があります

畳コーナーを中心に一回りできるプランになっています
玄関・階段・スタディコーナー・リビングが繋がっています

家族のスタディコーナー

7年後の増築。黒い平屋部分を増築しました

増築部分の入口。車椅子対応のスロープになっています

増築したお父様の部屋
壁は珪藻土塗り、床はナラのムク板、柱・梁は杉材

増築したサニタリー
車椅子対応の洗面。浴室・トイレに手すり取付ました。

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