農家住宅・分家住宅を一般住宅に変更したいあなたへ

農家住宅・文化住宅

市街化調整区域内の農家住宅・分家住宅を売却したいあなたへ

 
市街化調整区域内の農家住宅・分家住宅は一般的な住宅に比べて売却することが難しいです。
農家住宅・分家住宅を売りたいと思っている方は、ぜひ下記をお読みください。
農家住宅・分家住宅を売却する方法がわかります。
 

市街化調整区域とは?

 
都市計画法では無秩序な市街化を防止し、計画的な市街化を図るために「市街化区域」と「市街化調整区域」という区域を定めています。
 
市街化区域とは「すでに市街地を形成している区域及びおおむね十年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域」のことです。
わかりやすく言うと、「建物などを建てて、どんどん便利な都市にしていこうと決めた区域」のことです。
もちろん、確認申請などを提出する必要はありますが、割と建物を建てやすい地域です。
 
それに対して、市街化調整区域とは、「市街化を抑制すべき区域」のことです。
わかりやすく言うと
「あまり建物などを建てられない区域」
と思っていただければいいと思います。
 
ただし、いくつかの例外があります。
その中に農家住宅・分家住宅も含まれています。
 

農家住宅とは?

 
市街化調整区域の中に田畑などを所有していて農業を営んでいる方が住む住宅まで建てることを制限してしまうと不便です。
そのため、市街化調整区域内でも農家を営んでいる方の住宅は割と建てやすくなっています。
 
都市計画法第29条の中で
「農業、林業若しくは漁業の用に供する政令で定める建築物又はこれらの業務を営む者の居住の用に供する建築物の建築の用に供する目的で行うもの」
と明記されています。
(農家住宅というのは法律などで定義された言葉ではなのですが、一般的にそのような呼ばれ方をしています)
 

分家住宅とは

農家住宅に住んでいた子供が独立して、家を建てる場合も市街化調整区域への建築を認められることが多いそうです。
そのような住宅を分家住宅といいます。

農家住宅・分家住宅のデメリット

 
ただし、農家住宅・分家住宅にはデメリットがあります。
それは売却しにくいといううことです。
 
例えば、あなたが農家を営んでいて農家住宅を建てた、と仮定します。
何らかの事情で家を売りたくなりました。
 
しかし、農家住宅は農業を営んでいるあなたが居住することを条件に建てることを許可されたものです。
他の方が住むことは都市計画法上、違法になる可能性があります。
また農家を営んでいない場合、市街化調整区域内に家を建てることはできない可能性が高いです。

そのため、なかなか売却しにくいのです。

農家住宅・分家住宅の売却

農家住宅・分家住宅を売却するには?

 
それでは、「農家住宅・分家住宅は永久に売ることができないのか」というとそうでもありません。
いろいろと条件はありますが、農家住宅・分家住宅を一般住宅に用途変更することで普通に売買できるようになります。
(一般住宅というのは法律などで定義された言葉ではないのですが、今回の場合は農家住宅・分家住宅に対して誰でも住める住宅という意味で使っています)
 
条件は地域によって違います。
・10年以上、その家に住んでいた
・やむを得ない事情がある
などが条件になる場合が多いようです。
お近くの建築家に事情をお話しして、調べてもらうことをおすすめします。
 

市街化調整区域の農家住宅・分家住宅を購入したいあなたへ

 
この記事は主に農家住宅・分家住宅を売りたい所有者を対象に執筆しました。
 
もし、あなたが市街化調整区域の農家住宅・分家住宅を購入したいと検討している購入希望者の場合は、あまり購入をおすすめしません。
中には「農家住宅・分家住宅でも所有権の移転もできるし、普通に住める」とそそのかして購入をすすめる不動産業者もいるようです。
 
実際に、役所が居住者を調べて回るわけではないので、ばれない可能性もあります。
しかし、将来的に建て替えできない可能性が高いです。
もし、どうしても購入したい場合は「農家住宅・分家住宅を一般住宅に用途変更してください」と売主側に要求してください。
誰が住んでも違法でない建物にしてもらってから、購入することをおすすめします。
 

農家住宅・分家住宅を一般住宅に変更したい方は建築家依頼サービスをご利用ください

 
当サイトでは「農家住宅・分家住宅を一般住宅に変更したい」という方のために建築家依頼サービスを提供しています。
建築家依頼サービスに投稿すると農家住宅・分家住宅・用途変更に詳しい建築家から返信をもらうことができます。
まずは気軽な相談からでも結構です。
農家住宅・分家住宅を一般住宅に変更したい方はぜひ投稿をお願いします。

建築家相談依頼サービスの流れ

 
建築家相談依頼サービスの流れ
 
相談・依頼を引き受けてくれる建築家を探すまでたったの2ステップ 
相談・依頼したい仕事の内容を書きこむだけで 
相談・依頼を引き受けてくれる建築家を探すことが出来ます 
  

  1. 相談・依頼を記入する
    下記のフォームに建築家に相談・依頼したい仕事の内容を書いて下さい。
  2.  

  3. 返信がメールで届く
    あなたの依頼を引き受けたい建築家から返信がサイトに掲載され、メールで届きます。
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    連絡をとりあってください。
    お断りする場合もお断りのメッセージを送っていただければ幸いです。

 

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なので、参加していただいた建築家には誠実な対応をお願いいたします。 
 

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建築家相談依頼サービスは一般の方は無料で利用できますが、下記の点にご注意ください。 
  

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ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日の朝は、モーニングからスタート。

奥に見えてる飲み物は、ココアです!

ここのココアは、甘さが全くないんですよね。

なので、苦みがあって、とても好きです。

(お好みで砂糖を入れるそうです)

といっても、一人ではありませんよ。

お客様と一緒だったんです。

こちらの喫茶店で集合して、打ち合わせだったんです。

せっかくなので、モーニングをご一緒することに。

10分ほど、雑談しながら、モーニングを満喫。

打ち合わせは、もちろん大事なんですが、

こういった雑談の時間も、お互いを知るという意味では、

とっても大事にしています。

モーニングのおかげで(笑)

その後の打ち合わせは、しっかりとスムーズに進みました。

ウォルナットの床の木目が、とても美しい!!

午後は、こちらの家へ。

目的は。。。

全館空調の体感なんです。

全館空調の導入を検討されているお客様がいらして、

数か月前に竣工したお客様の家へ一緒にうかがったんです。

全館空調を導入されて、どうなのか。

どんな生活が実現できているのか。

光熱費はどうなのか。

乾燥は大丈夫なのか。

といった、全館空調にまつわる、リアルな話を聞けました。

ネットに掲載されている情報もいいのですが、

やはり、リアルに聞く情報って、真実味がありますから。

実際。

数時間滞在させていただいたのですが、

暑すぎず、寒く無くて、ぬるくて、ほど暖かい。

無理のない自然感じなんですよね。

そう。

これこそ、心地いいって感じなんだと思いました。

(あくまで、私の主観ですよ)

モデルハウスでなく、そういったリアルな場所で

体感できるって、とっても貴重です。

体感のため、、お邪魔させていただくことを

快く引き受けてくださった、お客様に感謝です。

そうそう。

お客様同士で、お互いの家づくりについての話を

されてる姿を拝見して、とっても嬉しくて、

幸せな気分になれました。

こんな風に、和が広がっていくといいな

なんて妄想していました(笑)

なにはともあれ、ほんといい機会をいただいて、

感謝です!

夕方というか、夜は、とあるご夫婦と面談でした。

とある工務店からのご紹介です。

土地探しから検討されているご夫婦。

笑顔が素敵で、さわやかな雰囲気。

いい場所に、土地を発見されて、買い付けを入れてます。

実際、その土地に、家が建つのか??

そんなお話からスタートでした。

間口の狭い、狭小な敷地。

しかも途中でくびれていたりします。

その辺を含めて、どうなんだろうって。

買ったはいいけど、立たないではいけませんからね。

いろいろお話した結果。。

狭小ゆえに、敷地の測量が必要だということに。

来週早々に測量に入って、実際の敷地をもとに、

検討を進めることになりました。

ご夫婦のように、さわやかな空気の流れる家にできれば

と思っています。

という感じで、一日、たっぷりと家づくりの時間となりました。

ほんと毎日楽しませていただいて、感謝ですね。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある展示会へ行ってきました。

複数のメーカーが集まって開催してる
コラボレーション展示会です。

一気に、いろんなモノを見れるので、
ちょっと得した感じです(笑)

その中でも、印象的だったのは、こちら。

何だと思いますか?

オブジェ?アート?
確かに、見た目はアートみたい。

それだって言っちゃってもいいかも(笑)

実は、これ。
スピーカーなんですって。

六角形の一つ一つがそうなんですよ。

最低6個は必要なんですが、
それ以上であれば、いくつでも組み合わせできます。

色もヴェリエーションがあるので、
自分の好みの合わせていけます。

多ければ、多いなりに、見た目の美しさだけでなく、音の幅も違ってきます。

ほんと面白いなと思いました。

さらに。

こちらも、スピーカーなんですよ。
形がユニークで、細かなデザインが美しい。

音も、相当クリアで迫力ありました。

面白かったのは、スピーカーを転がすと。。。
音量が強弱になるんです。

これって、ちょっとした遊び心と思います。

カチカチにかっこいいのもいいのですが、
ちょっと遊び心があると、愛着もわきますね。

最後に。
イベントを主催した、アルフレックス。
数ある家具の中でも惹かれたのは、こちら。

ひとり掛けのソファ。

曲線を主としたデザインがキュート。
でも。
見た目だけじゃないんです。

見た目からは想像できないのですが、
個人的には、一番の座り心地。

見た目だけじゃなくて、機能的にも最高って、
素敵だと思いました。

こういった新しい出会いは、刺激的です。

常にいろんな情報が入ってくるよう、
しっかりとアンテナを立てておきます。

烏山の住宅

●設計事例の所在地: 
東京都世田谷区
●面積(坪): 
33
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

セミプライベートバルコニー

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

デザイン会社に勤務するご主人の、4人家族のご自宅です。
提案段階から設計に至るまで大きな部分から細かい部分までかなりデザインの打合せをしました。特に外壁の紺色は繰り返しサンプルを作りイメージを共有していきました。

その他の画像: 

LDK

ユーザー プライム一級建築士事務所 西島正樹 の写真

homifyのマガジン欄に
【スキップテラスの家】が掲載されました。
https://www.homify.jp/ideabooks/622722/

「高低差のある土地に建つスキップテラスの家」がテーマの特集です。
解説としては、
『立ち壁によってセミオープンキッチンにしており、程よい区分により機能性を高めつつコミュニケーションの向上を図ったデザインです。造作家具がダイニングエリアより続き、生活感を感じさせないキッチンです。ダウンライトとペンダントライトの組み合わせたシンプルかつ演出度の高い照明計画が素敵ですね。 』
など紹介されています。

【スキップテラスの家】の魅力が存分に紹介されています。
よろしかったら、ご覧下さい。

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西 島 正 樹

株式会社プライム一級建築士事務所
PRIME INC.ARCHITECTURE AND PLANNING
〒160−0022 東京都新宿区新宿5−10−10−4F
TEL : 03-3354-8204 FAX : 03-3354-3745  
e-mail : prime@a.email.ne.jp 
http://www.prime-arc.com   
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ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

ツヤのあるブラックの洗面台。

引き出しだけでなくて、天板までも。

ちなみに天板は、天然石だったりします。

ホテルのような洗面スペースに仕上がってます。

洗面脇には、収納棚。

私が用意したのは、可動棚だけ。

中に入っている引き出しボックスは、

お客様がインテリアに合わせて購入していただいたもの。

タオルやお子様の肌着、洗剤等のストックまで、

全く見えずに、すっきりと収納されて、きれいです。

実は。

この家の浴室は、こんな感じ。

ブラックとホワイトで統一されてます。

洗面の雰囲気とフィットしてますね。

ブラックの浴槽も素敵ですが、

横長の鏡が、スタイリッシュさを引き立ててくれてます。

こちらは、同じ家のトイレです。

手洗い、そして便器、紙巻やリモコンまで

ブラックで統一されています。

家全体が、モノトーンで統一された、

スタイリッシュなデザインです。

単純に真っ黒にするのではなくて、

白をベースにして、アクセントでブラックを取り入れてます。

その使い方が、絶妙だったりします。

ここまでご覧になって、どう感じましたか?

スタイリッシュでかっこいい感じ。

ホテルのような空気感ですよね。

高級感すら感じます。

でも。。

ご紹介した中で、通常より割高になっているのは。。。

トイレだけだったりします。

コストもしっかりと抑えながらも、

高級感溢れる家は、実現できたりします。

アイデアしだいですけどね。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

小屋裏部屋にトップライト。

こんな画像を見ていると、夢広がりますよね。

書斎とか、秘密基地とか。

ロフトの狭苦しい印象が、一気に開放感に満たされます!

ただし。

画像のような場合は、小屋裏収納という扱いにはなりませんので、

小屋裏部屋(床面積に入ります)になりますね。

トップライトって、とても、たくさんの光を取り入れることができます。

法的には、壁につく窓の3倍の明るさ!

でも。

実際は、もっと明るくなるのかなと思います。

例えばこちら。

昨日、行ってきた、とある家づくりの現場です。

周辺が住宅で囲まれている住宅密集地の1階になります。

正面の部屋。

明るさって、すごくないですか??

正面に見えてるのは、70cm角ほどのトップライトからの光

なんですよ!

これだけでも、昼間は、明るくて、照明いらないほど。

ついつい住宅密集地にいることを忘れてしまいそうです。

ちなみに。

壁紙で仕上がっていない、石膏ボードの状態で

この明るさですので、白くなったら、すごいですよ。

楽しみにしててくださいね。

トップライトを使う場合の注意点。

やはり、屋根に穴をあけることになるので、雨漏れには

意識を向けましょう。

建築家は、オリジナルでトップライトを使ったりするケースもありますが、

率直には、雨漏れの原因になると思います。

トップライト専門のメーカーの既製品を使って、

組み合わせることが賢明ですよ。

しっかり相談して決めてくださいね。

それと。。

ちなみに、昨日の現場には、中庭(光庭)があるんです。

こちらはその写真。

ビックリするほど明るい!!

こちらも、外壁を白くするので、拡散して、

もっと、すごい明るい空間になりそうです。

ほんと。

住宅密集地とは思えない、光あふれる家になりそう。

今からたのしみです。

安土の住宅

●設計事例の所在地: 
滋賀県近江八幡市
●面積(坪): 
30
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

日当たりが悪く結露が多いというLDKを日当たり のいい和室と一室に したL字の回廊のように展開するLDKにし、可能な限り既設の窓をLDK にとりいれることで一日中どこかに光が差し込むようにした。室内窓は 階段踊り場の窓から差す明かりを取り込むためのもので冬になるほど 深く差し込んできます。窓や扉のスケール感はDKは小さめでこじんま りとした落ち着きのある雰囲気になり、それによってリビングでは伸び やかで開放的な雰囲気になるようにしました。さらに構造補強の梁や 低く長いテレビ台により空間を伸びやかにしています。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

建築家による相談会に来ていただき「作品の雰囲気がよい」のと気が合ったとのことで決めて頂きました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

窓が北側にしかなく冬は寒く結露がひどいのをなんとかしたいとのことで西側にある和室をLDKと一体にして明るさを増した。ご主人の仕事が大阪ガスということで床暖房を設置し、希望である濃い色のフローリングであるウォールナットのフローリングにし、梁や家具も色調を合わせたものとした。

依頼者の声: 

窓にカーテンをしないで通りがかりの人に中を見て欲しいと言われたのはうれしかったです。
家族みんなが満足できる家になって良かったとのことでした。

その他の画像: 

ダイニングキッチン。左側の棚と机はど主人の書斎。キッチンの食器棚がハイカウンターになっており子供の勉強を見たりできる。柱を抜いて補強した梁組みがみえるようにしたいという要望がありスポットライトを付けたりして梁の雰囲気が空間を作ってる感じを出そうとしました。

個性のある扉と窓。窓は階段の窓から降りてくる光をLDKに取り込む。左のアーチ状の戸は奥さんがちょうど入れる大きさにしてるので小さいのですが、その小ささがコンパクトな空間をより広く感じさせる効果を生み出すのではないかと考えました。

洗面所のアーチ状の開口から見たキッチン。カウンター上のペンダントライトが梁の雰囲気と相まって和のテイストをかもし出している。

キッチン。食器棚のカウンターは2段になっておりダイニング側からとキッチン側からの両側から使える。

洗面所。カウンター式で洗面器はオーバル型の大きめのもの。側面には壁埋込み式の棚がある。写真には出てないがタオル置き場や下着を収納できる棚も設けている。

廊下。

大津の住宅

●設計事例の所在地: 
滋賀県大津市
●面積(坪): 
40
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

敷地のすぐ傍らに長沢川があり、その両側には桜並 木を形成している。 この住宅はその桜を見ながら生活できるように設計されたため居室は すべて川に面した窓が設けられている。外観は桜並木の雰囲気を共 有するように境内のような柵や手摺の格子がシンプルな建物に並木の リズムを引き込む。二世帯が同居する計画であるため親世帯が不自由なく生活できるよう にLDKと親の個室と水廻りスペースが1階で完結するようになっている。 2階は子世帯が子供の成長に応じて臨機応変に生活できるようなスペ ースとした。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

桜が眺められるようにしたいのと通行人からは家の中が見えないようにしてほしいとのことでした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

建築家の相談会に来られてその中でも「収納が一番うまい」とのことでした。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

桜を眺められるようにしたいが人から中を見られたくないとのことだったので窓の位置を高くした。収納が多く欲しいとのことだったのでデザインに収納を取り入れた空間とした。

依頼者の声: 

壁付型のテレビの予定だったのですがもったいないとのことで床置き型のテレビを使用しているそうで空間の雰囲気を大事にして住んでくださっているようでうれしかったです。快適に過ごしていただいているとのことです。

その他の画像: 

外観。道路側。玄関は木製の窓のような感じにしている。

外観。桜並木を堪能できる。

玄関木製ガラス戸として明るい空間とした。

リビング。梁をあらわしにして桜並木と空間の雰囲気がマッチするようにした。窓辺にはベンチを設けた。

リビングベンチ。エアコンは埋込みにしている。

キッチンと階段。階段は収納も兼ねて箱階段とした。ダイニングから利用できる。

和室。堀ごたつ。外に出られる窓は和の雰囲気を出すために腰をかがめて出入りする高さにした。

2階子供室。2室に区切れる。パノラマビュー。傾斜天井ロフト付。今はお子さんが小さいので子世帯のセカンドリビングとして使用されている。

ロフト。子供室は梁のところで2室に仕切れるようにした。

寝室。ロフト収納とクローゼット。可動棚とテレビ台と収納を充実させた。

下之郷の住宅

●設計事例の所在地: 
滋賀県守山市
●面積(坪): 
25
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

この住宅は残りの人生を快適に暮らしたいクライア ントの終の棲家である。そのため段差のない平屋建てで住人の最低限のスペースと娘さん家族息子さん家族が泊まることのできる和室という構成になっている。屋根勾配を緩くして水平の広がりを強調した日本的な外観である。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

建築家の相談会に来ていただき模型で置いていた平屋の家を気に入っていただけたようでした。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

バリアフリーにすること、車を4台止められること。車が止められるように砕石敷きの庭にした。堀ごたつをリビングと寝室に設置したいとのことだったので最低限のスペースで済むようにLDは堀ごたつのみとした。

その他の画像: 

玄関とキッチン。キッチンは隠せるように。リビングには堀ごたつでダイニングと兼用している。写真は玄関を開けたところ。

こじんまりとしたリビングと和室。

リビングから和室を見る。仕切りを開けると窓が連続して大開口のようになる。

和室からリビングを見る。

引き戸で仕切った和室。右に小さなギャラリーがある。

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