傾斜地住宅の基礎について
傾斜地では平坦な敷地に比べて基礎の費用が割高になります。
「どれくらい割高になりますか?」
と聞かれることもありますが、基礎の費用を算出するには、下記のような事項が影響してくるので一概には言えません。
・上にどんな建物が載るのか?
・敷地の傾斜角度
・地盤の強度
・工事車両が乗り入れできるか?
・大木などが生えていないか?
・生コン車・ポンプ車などを停めるスペースがあるか?
傾斜地の場合、総額に影響が大きいのは基礎工事よりも大掛かりな擁壁工事・造成工事・地盤改良・杭工事などが必要になる場合です。
多少、基礎工事に費用がかかっても擁壁工事や造成工事・地盤改良・杭工事などを出来るだけ必要最小限にするように設計することが必要です。
もし、擁壁が必要になる場合でも
・基礎と擁壁を兼ねるような設計にしてできるだけ費用を節約する
・一部、傾斜地を残してでも擁壁を小さくする
などの設計の工夫が必要です。
造成工事も傾斜角度が30度以下の場合は、できるだけそのままの地形を活かして造成工事を必要最小限にすることで費用を節約できます。
地盤改良・杭工事などは元の地盤の強度が十分であれば必要ない工事ですが、造成工事などで盛土を行うと必要になってくることもあります。
不要な造成工事(特に盛土)はできるだけ減らすことが大切です。
ハウスメーカーに依頼した場合、まずは擁壁を作って、盛土工事で地盤を平坦にしてから、標準仕様の基礎の住宅を建てる場合が多いようです。
そうすると、擁壁工事・造成工事(盛土)・地盤改良工事などの費用がかかってしまいます。
傾斜地の得意な建築家に依頼すると建物の設計を工夫することで擁壁工事・造成工事(盛土)・地盤改良工事などの費用が不要になる場合があります。
多少、設計料を支払ってもそちらのほうが割安になる場合もあります。
建築家に依頼すると設計料の分だけ割高になると思っている方がいらっしゃいますが、実際にはどこに依頼しても工事費の中に設計にかかる費用は含まれています。
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