フレキシブル性のある公民館・有限会社 山梨一正建築設計事務所 山梨一正さん


 
公民館はフレキシブル性を持たせる事が大切です。
例えば会議室一つにしても、可動間仕切りやパーティションを上手に取り入れることによって、大会議室が中会議室になったり小会議室になったりして、利用効率が向上します。
 
公民館について有限会社 山梨一正建築設計事務所 山梨一正さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

 

公民館には設置基準があるのでしょうか?

  
一般的に、「公民館は、市町村が設置する」とされています。
 
この市町村が設置する公民館のほかに、住民たちがお金を出し合って、集落ごとに公民館に似た機能を持つ施設を設置・運営している場合があります。
このような公民館を「自治公民館」といい、調査によると、全国で約7万の自治公民館の設置が報告されています。
 

公民館の補助金の手続きなども手伝っていただけますか?

 
公民館の建設にあたり、多くの自治体において補助金の制度を設けています。
設計監理業務だけでなく、各種申請業務及び届出等も通常の委託業務の一部としてお手伝いさせて頂いております。
 
 

公民館の設計で注意している点を教えてください

 
近年においては、人々の多様化・高度化する学習ニーズや生涯学習社会の進展等、新たな状況が生じており、これからの公民館においては、こうした社会の変化に対応出来る施設が求められると思います。
 

  1. 地域の人々に開放された、コミュニティ-を育む憩いの場としての施設
  2. 生涯学習社会における多様な学習機会の提供や、学習活動の援助の場としての施設
  3. 希薄になりつつある縦の繋がりを培う場所として、老若男女が健やかに暮らせる高齢化社会に対応出来る施設
  4. 防災の拠点となる、地域の中心的施設

 

公民館の平面計画で注意している点を教えてください

 
フレキシブル性を持たせる事だと思います。
例えば会議室一つにしても、可動間仕切りやパーティションを上手に取り入れることによって、大会議室が中会議室になったり小会議室になったりして、利用効率が向上します。
 
エントランスホール部分にゆったりとしたスペースを設ける事によって、ギャラリースペースやコミュニティースペースとなり、多目的な利用が可能となります。
 
また、誰もが利用しやすい施設とするために、多目的トイレ(車椅子対応)、授乳室、EV、スロープ等の設備を充実させる事が必要だと思います。
 

 

公民館の外観デザインで注意している点を教えてください

 
外観のデザインに関しては、敷地の持つポテンシャルや施主からの要望等により様々ですが、一番大事なのは、公民館とうい特色上、子供からお年寄りまで、みんなが集まりたくなるような、親しみの持てるデザインにする事だと考えています。
 

公民館は特殊建築物に該当するのでしょうか?

 
一般的に公民館(集会場)は、不特定多数の人が利用する場合、建築基準法の特殊建築物に該当します。しかし、「自治公民館」のようなものは、地域の特定された人が利用する施設となるため、「地区集会所」として扱われます。
そのため建築基準法及び消防法等において、緩和される基準等もあります。
 

「宿場町に建つ公民館」で工夫した点を教えてください

 
『三嶋大社』という、源頼朝をはじめとする武将から東海道を行き来する旅人まで、たくさんの人々に信仰されてきた歴史ある神社の路地裏に建つ公民館であったため、外観は当時の名残を残しつつも、現在の街並みに溶け込むように計画しました。
 

「宿場町に建つ公民館」は新築ですが、増改築なども引き受けていただけますか?

 
勿論、依頼があれば引受させて頂きます。お気軽にご相談ください。
 

有限会社 山梨一正建築設計事務所 山梨一正さんの旅館・設計事例

 

画像 建物の名称 紹介文
宿場町に建つ公民館

町内会長様から、ご相談を頂きました。公民館という公の建築物の為公平性を重んじプロポーザル方式を採用し、弊社の案に決定致しました。老若男女の住民が使用するので、バリアフリー、自然素材等の取り入れ、採光、通風にも配慮しました。

 

湯楽里ゲストハウス

●設計事例の所在地: 
熊本県球磨郡湯前町
●面積(坪): 
48
●建物の種類(大分類): 
その他
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

球磨川の上流にある温泉施設のゲストハウスです。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

地元の球磨杉をPRすることが一番の目的のプロジェクトでした。限られた予算でいかに「球磨杉」を体験してもらえるかということがご希望でした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

普段から球磨材を使って設計しており、その特徴を知っているから。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

球磨杉を生産する地元の関係者と、球磨杉をプロデュースしているSSDプロジェクトと協議しながら設計しました。
SSD球磨杉は、天然無垢材でありながら工学的に確かなものにするという主旨で商品開発しており、構造材は燻煙処理をしたうえで全品強度試験をおこなっています。外部の外壁や窓に使用する部材はスーパーサーモ処理で劣化を抑えています。
構造的には、門形フレームや合板を使わない床剛性など、熊本県とも連携して技術試験もおこなっています。
単に木の良さだけでなく、そうした様々な特徴を見せる。なおかつ、温泉に来たお客さんに気持ちよく宿泊してもらう。
そんなテーマの建物です。

その他の画像: 

外観はかなり簡素ですが、内部は木の家です。
7寸の大黒柱を使い、迫力もあります。

大きな窓は球磨杉の木製サッシです。耐久性を確保するために、スーパーサーモ処理をしています。
構造的にも門形フレームを使ったり、無垢材で合板なみの床倍率をとったり、様々な見どころがあります。

球磨川鉄道の終点からさらに車で10分くらい。かなりの奥座敷ですが、本当にいいところです。

ユーザー 木の家プロデュース 明月社 山岸飛鳥 の写真

これまで設計させてもらったほとんどの家で、お施主さんの協力をいただいてオープンハウスは実施してきました。
が、いかんせん広報手段が限られているので、ほとんどが知人や設計中のお客さんばかりというのが実情です。

それでも、現在設計進行中のお客さんに実物を見てもらう効果は大きく、お客さんにとっては何よりの安心材料です。モデルハウスなど持てない個人の建築家にとって、オープンハウスは大切な機会になっています。(これをお読みになった方も、もし設計者に依頼されたらぜひともご協力をお願いします。)

とにかくたくさんの方に来ていただくには、本当は近所にチラシをまくのが一番です。以前工務店に勤めていたときは、そういうやり方もやっていました。
しかし、わさわさと興味本位で見学者は来るのですが、その興味はご近所の噂話的なもので、本気で家のことを考えてきてくれる方はほとんどおられませんでした。また、お施主さんによっては近所の方や不特定多数の方に家の中を見られるのは、プライバシーの意味でも防犯の意味でも嫌なものです。

ですから、自分の事務所で仕事をするようになってからは、日時とだいたいの場所だけ公開して、詳細はどこのどちら様か分かってからお教えするようにしています。
また、何時から何時の間ずっと開けておいて三々五々来ていただくのでは、来られた方全員に家の特徴などを説明することができません。私の場合は1日に3回くらい開始時間をきめて、ちゃんと説明をするようにしています。

そんなわけで、来ていただく人数はいつも少ないのですが、それでも当日はあたふたと時間が過ぎ去ってしまいます。
オープンハウスで「あ、この建築はフィーリングが合うかも」と思われたら、とりあえず後日のアポイントを取って、ゆっくりできる時にお話しを聞いた方がいいかもしれません。建築家は得てして営業はできませんから、それからもし断ってもしつこく電話されるとかはないと思いますので。

私の設計する家のオープンハウスは、たぶん次回は夏くらいになると思います。
もしお知らせを見かけたら、ぜひともお出かけ下さい。

これまで最大の方に来ていただいたのは、この古民家再生のオープンハウスでした。
奈良県の東の端で不便なところだったんですが。
やはり、古民家への憧れはみなさんお持ちなんですね。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、新しく家創りを考えている御家族と

お話してきました。

実は、少し前にもお会いしたのですが、

土地のことや予算のことが決まっていなかったので、

そちらをしっかり押さえましょう!ということでした。

ただ。

そこから、あれよあれよという間に、

土地が決まって、銀行と相談して

予算も決められて、あっという間に

お会いすることになりました。

ビックリするほと、スムーズな流れでした。

決まる時には、決まるもんですよね。

写真は、昨日のヒアリングのなかで

拝見した、資料のひとつです。

家創りで、何にこだわりがあるのか。

どんな要望があるのか。

いきなり聞かれても、パッと思いつきません。

そこで。

前回お会いした時に、お願しておいたんです

思い付いたご要望をメモしておいていただくこと。

気になる写真や画像があったら、

収集しておいていただくこと。

こちらのお客様は、端的に、しかも要点をまとめて

しっかりとまとめてくれていました。

言葉だけでなくて、

文章だけでなくて、

こういった画像を介して伝わることって

とても多いんです。

ですので。

家創りのパートナーへ要望を伝える時は、

お気に入りの画像を、見せるといいですよ。

想いを共有してもらいやすくなりますので。

ヒアリングは、いろんな想いを伺えるので

大好きです。

伺った想いを踏まえて、

最善のご提案ができるよう考えます!!

S.S.K.邸

●設計事例の所在地: 
札幌市
●面積(坪): 
150.77m2(45.61坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

中庭を持つ二世帯住宅

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

東側は住宅密集地、南側・西側は交通量の多い道路と敷地条件は良くなく、外には開かず内に開くプラン。親世帯の居住スペースとダイニングキッチン及び水廻りを1階に配した。

その他の画像: 

エントランス廻り

外観

玄関ホールから親子共有のダイニングを見る

キッチン

2階リビングとの繋がりを持つダイニング

吹抜上から降り注ぐ光のダイニング

2階リビング

可動間仕切りの子供室

2階廊下

主寝室

N建設モデルハウスⅤ

●設計事例の所在地: 
北海道
●面積(坪): 
107.65m2(32.56)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

建設会社とのコラボレーション 玄関土間と繋がるキッチン

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

シンプル・コンパクト・ご主人主導の家づくり・男の子のいる家をテーマ

その他の画像: 

N建設モデルハウスⅣ-typeB

●設計事例の所在地: 
北海道
●面積(坪): 
105.58m2(31.94坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

建設会社とのコラボレーション モデルルーム

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

シンプル・コンパクト・ご主人主導の家づくり・男の子のいる家をテーマ

その他の画像: 

N建設モデルハウスⅣ-typeA

●設計事例の所在地: 
北海道
●面積(坪): 
98.54m2(29.81坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

建設会社とのコラボレーション モデルルーム

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

シンプル・コンパクト・奥様主導の家づくり・女の子のいる家をテーマ

その他の画像: 

リビング

ダイニングキッチン

階段から玄関を見下ろす

2階階段と和室

和紙と格子の壁から柔らかな光が入る和室

2階廊下

ウォークインクロゼット付きの主寝室

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とてもかわいらしい玄関周りですよね。

以前、リノベーションに関わらせていただいたんです。

床を見ると、昔の感じが残ってますよね?

よくあるのですが、ビフォアアフターでいうと

こんな感じです。

どうですか???

当初は、完全に和風な雰囲気だったんですよね。

でも。

よく見ていただくと、玄関の形やデザインは変わってませんよね?

実は、玄関ドアが、とってもいい素材で

しっかりした創りになっていたので、

残して採用しよう!ということになったんです。

ただ。

この和風な雰囲気を、かわいらしくできるのか。

そこで、

和風な雰囲気を醸し出している、

木目を思い切って消してしまうことにしました。

さらに、よく見てみたら、ドアノブ等の金物が

とってもレトロでいい感じ。

色の変化と金物のもつ装飾的な雰囲気のおかげで、

洋風なかわいらしさを実現できました。

さらに。

アイアンの表札や、鳥かごをあしらった照明器具を

採用して、さらにかわいらしさをプラス。

実は、外壁のクリームは塗り替えしていないんですよ!!

それで、こんなに変化できると

ビックリしますよね。

リノベーション前の家の中に、こんな取っ手はありませんか?

古臭い??

いやいや。

最近ではこういった装飾的なデザインが、ありません。

こういった金物等を生かして、取り入れると、

他にはない、素敵な家に大変身させることができますよ。

その返信ぶりが、リノベーションの醍醐味ですね。

そういったリノベーションも、サポートしています。

I-1674、木造2階建て個人住宅の監理のアシスタント(滋賀県在住・現場は埼玉県)

ユーザー うえちゃん の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
滋賀県
現住所‐郡市区町村: 
彦根市
依頼内容: 

設計事務所を経営しております***********と申します。
 
埼玉県さいたま市内で、木造2階建て個人住宅の、設計監理を請け負ったため、
監理のアシスタントをしてくださる建築士さまを探しております。
 
現場は、JR大宮駅の近くです。
現場まで、車で1時間以内の設計事務所様ならOKです。
 
資格は1級建築士が必要ですが、
業務経験が多ければ、2級でもOKです。
 
工事中7~8回、現地に行っていただき、
施工状況をチェックし、弊社に報告をしていただきます。
費用は、1回1万円+税です。
 
業務内容は、弊社の監理報告書に沿って監理いただき、写真を撮影し弊社にメール送付いただきます。
「現場チェック+写真撮影+御事務所で報告書を作成+メール送付」で、1回2時間くらいの業務です。
 
施工その他に問題があれば、弊社から施工会社に指示しますので、何かを考えることはありませんし、現場スタッフや施主様と話すことはありません(会えば、挨拶くらいで良いです)
難しい業務ではないので、低価になります。
 
全国各地で同様の業務をお願いしており、みなさま請けてくださっています。
よろしくお願い申し上げます。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





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